JPH0445002Y2 - - Google Patents

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JPH0445002Y2
JPH0445002Y2 JP1984142059U JP14205984U JPH0445002Y2 JP H0445002 Y2 JPH0445002 Y2 JP H0445002Y2 JP 1984142059 U JP1984142059 U JP 1984142059U JP 14205984 U JP14205984 U JP 14205984U JP H0445002 Y2 JPH0445002 Y2 JP H0445002Y2
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compressed air
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temperature
container
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JP1984142059U
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、農業用のビニールハウス、ガラス温
室その他の室内などを暖房するのに使用する装置
に関するものである。
従来の暖房装置には、温湯またはスチームの熱
エネルギーを使用するように構成されたものや、
空気を単に加熱し、その熱エネルギーを使用する
ように構成されたものはあるが、圧縮エアーを加
熱し、その熱エネルギーを使用するように構成さ
れたものは未だない。
本考案は、圧縮エアーを加熱し、その熱エネル
ギーを暖房に使用することにより、安全で、従来
装置に比し効率がよく、省エネルギー化できる暖
房装置を提供しようとするものである。
以下図面にもとずいて本考案の実施例を説明す
ると、1はコンプレツサーで、3相、200V、
7.5KW、10馬力の性能を有するもので、屋外に
設置される。2はコンプレツサー1の吐出口で、
この吐出口2には、3相、200V、外径22m/m
ガス鋼管用の電磁弁3が取付けられている。4は
圧縮エアー加熱昇温器で、上、中、下3段の容器
5,6,7がジヨイント8,9で結合されてな
る。下段容器7は、例えば内径340mm、高さ400mm
の有底円筒形の容器からなり、その側壁の底部寄
りには、圧縮エアーの流入口10が設けられてい
る。中段容器6は、下段容器7と同じ寸法を有す
る円筒形の容器からなる。上段容器5は、内径
340mm、高さ200mmの円筒形の容器の上端から内径
が徐々に狭まる円錐形の容器が一体に連なり、上
端には圧縮エアー流出口11が設けられている。
ジヨイント8は、下段容器7と中段容器6の開口
端面を被う隔壁12の周縁に下段容器7と中段容
器6の外側面にそれぞれ接するフランジ13,1
4を設け、隔壁12には、複数の通気孔15(孔
径の合計が約50mm2)を設けてなり、フランジ13
と下段容器7の上端部とをパツキンを介してボル
トとナツトなどにより分離可能に結合するととも
に、フランジ14と中段容器6の上端部とをパツ
キンを介してボルトとナツトなどにより分離可能
に結合している。ジヨイント9は、中段容器6と
上段容器5の開口端面を被う隔壁16の周縁に中
段容器6と上段容器5の外側面にそれぞれ接する
フランジ17,18を設け、隔壁16には、複数
の通気孔19(孔径の合計が約50mm2)を設けてな
り、フランジ17と中段容器6の上端部とをパツ
キンを介してボルトとナツトなどにより分離可能
に結合するとともに、フランジ18と上段容器5
の上段部とをパツキンを介してボルトとナツトな
どにより分離可能に結合している。20,21,
22は各段の容器5,6,7の中空部に3本ずつ
合計9本設置したパイプ式フイン付きの電気ヒー
ターで、これらのヒーターは、1本当り3相、
200V、600Wの性能、全部で5.4KWの性能を有す
る。23はコンプレツサー1の吐出口2と加熱昇
温器4の圧縮エアー流入口10とを接続したパイ
プ、24はパイプ23に接続したオイル、ウオー
ター抜取付の圧力調節器で、エアー圧力2.5気圧
の性能を有する。25は漏電遮断器付きの操作盤
で、コンプレツサー1及び電気ヒーター20,2
1,22の電源操作と、電磁弁3の開閉操作がで
き、かつサーモスタツトにて操作指令を受けるよ
うに構成されている。26は垂直方向に屈折し、
その一端が加熱昇温器4の圧縮エアー流出口11
と接続した屈折鋼管で、全長約6m外径22m/m
の直状のガス鋼管を鋼管の表面積増大及び摩擦抵
抗熱利用を目的として、両端間の寸法が2m位い
になるように屈折したものである。なお、この屈
折鋼管26の末端排出口27の口径はコンプレツ
サー1またはそれに代わる圧縮エアータンクの吐
出口2の口径と同一にしてある。
次に、上記の構成よりなる暖房装置の作動につ
いて説明すると、コンプレツサー1を駆動すると
ともに、電気ヒーター20,21,22に通電し
て電熱を発生させた状態において、電磁弁3を開
き、コンプレツサー1で圧縮されたエアーを圧力
調節器24で2.5気圧に調整しパイプ23を通し
て下段容器7内へ送り込む。すると、その圧縮エ
アーは、一気に中段容器6に流入することなく、
通気孔15を通つて流入量が抑制されながら流入
するので、下段容器7内を通過するのに一定の時
間を要し、その通過時間中に電気ヒーター22に
より加熱される。電気ヒーター22で加熱されな
がら中段容器6に流入した圧縮エアーも、一気に
上段容器5に流入することなく、通気孔19を通
つて流入量が抑制されながら流入するので、中段
容器6を通過するのに一定の時間を要し、その通
過時間中に電気ヒーター21によりさらに加熱さ
れる。電気ヒーター21で加熱されながら上段容
器5に流入した圧縮エアーも、上段容器5と屈折
鋼管26の口径差によつて流入量が抑制されなが
ら屈折鋼管26へ流入するので、上段容器5を通
過するのに一定の時間を要し、その通過時間中に
電気ヒーター20によつて一段と加熱される。以
上のようにして各段の容器を通過する過程で加熱
されて昇温した圧縮エアーは加熱昇温器4の上部
を加熱するとともに、屈折鋼管26へ流入して、
鋼管26を加熱しながら屈折鋼管26の末端排出
口27から暖房しようとする室内へ放出されるの
で、室内は圧縮エアー加熱昇温器4及び屈折鋼管
26の表面温度と、屈折鋼管26の末端排出口2
7から放出される圧縮エアーの蓄熱とによつて暖
房される。
室内温度が所定の温度に達すると、サーモスタ
ツトが操作盤25に操作指令の信号を発するの
で、電磁弁3が閉じられると同時にコンプレツサ
ー1及び圧縮エアー加熱昇温器4の各電気ヒータ
ー20,21,22への通電が切れる。すると屈
折鋼管26の末端排出口27からの加熱圧縮エア
ーの放出が止り、屈折鋼管26の内部には、大気
圧と同じ気圧の加熱エアーが充満した状態にな
る。この状態において加熱エアーと屈折鋼管26
は互に加熱しあつて屈折鋼管26の表面温度を高
温に保ち、室内温度が低下し始めると、熱を徐々
に発散して室内温度をできるだけ長く所定温度に
保持するように作用する。
この作用が限界を越え、室内温度が所定の温度
以下に下がると、サーモスタツトが操作盤25に
操作指令の信号を発するので、電磁弁3が開かれ
ると同時にコンプレツサー1及び各電気ヒーター
20,21,22へ通電して、再び加熱圧縮エア
ーが圧縮エアー加熱昇温器4から屈折鋼管26へ
送り込まれ、室内温度を上げるように作用する。
上記圧縮エアーは、コンプレツサー1から出て
屈折鋼管26を通過する迄は、大気と遮断されて
いるので、圧力に増減はあつても圧縮エアーであ
ることに変わりはなく、コンプレツサー1の吐出
口2と屈折鋼管26の末端排出口27の口径を同
一にしてあるので、末端排出口27からは、吐出
口2における圧力とほぼ同じ圧力の圧縮エアーが
放出される。なお、上記圧縮エアーがパイプ23
及び屈折鋼管26を通過する過程で、抵抗熱が生
ずるとともに、鋼管26の各屈折部の内壁との摩
擦によつて摩擦熱が生じ、これらの熱も圧縮エア
ー及び鋼管26の加熱に利用される。
上記の構成よりなる暖房装置を、プレハブ建築
平屋約100m2、高さ2.7m風通しのよい室内に設置
し、サーモスタツトを地上1mに設置し、かつ30
℃にセツトして、午後4時30分から午前6時30分
まで連続して暖房する実験をしたところ、パイプ
23の表面温度、屈折鋼管26の最上部の表面温
度、加熱昇温器4の最上部の表面温度は、第5図
のグラフに示すように変化し、室内と室外の温度
は、第6図のグラフに示すように変化し、室外の
温度が最低のときに室内の温度が約18℃という従
来装置では考えられない高い温度に保たれること
がわかつた。また何ら加熱装置の付設されていな
いパイプ23の温度が実験開始直後から徐々に上
昇し、6時間後から約50℃と一定の温度に保持さ
れており、このことからパイプ23に圧縮エアー
の通過による摩擦抵抗熱の生ずることが実証され
る。
上記実施例では、加熱昇温器4を一基使用して
暖房する例を示したが、暖房すべき室内が広い場
合は、第7図示のように、加熱昇温器4を複数基
適当間隔をおいて設置し、それらの間を屈折鋼管
26で接続して使用してもよい。また屈折鋼管2
6は、全体が屈折したものばかりでなく、一部が
屈折したものを使用してもよい。
本考案は、叙上のように構成したから、圧縮エ
アー加熱昇温器の表面温度と、加熱昇温した圧縮
エアーの通過によつて加熱される鋼管の表面温度
と、鋼管の末端排出口から排出される加熱された
圧縮空気と、圧縮エアーの抵抗熱、摩擦熱とを暖
房に利用でき、しかも室内温度が所定の温度に達
すると、コンプレツサー及び圧縮エアー加熱昇温
器の作動が自動的に停止し、その後は屈折部を有
する鋼管とその内部の加熱エアーの蓄熱によつて
室内温度ができるだけ長く所定温度に保持される
ので、効率が非常によく、省エネルギー化でき、
従来装置に比し加温力が大で、暖房コストの低い
暖房装置を提供することができる。また加熱され
た圧縮エアーは、その圧力により非常に長い鋼管
を通して遠方まで送ることができ、遠方操作がで
きるばかりでなく、屈折鋼管を使用して、鋼管の
表面積を非常に多くするとともに、各屈折部に生
ずる摩擦熱を利用することができ、また複数の圧
縮エアー加熱昇温器を連結して使用することがで
きるため、暖房すべき室内の広さに応じた性能を
有する暖房装置を組立てて、狭い場所はもちろん
広い場所、例えば農業用のビニールハウス、ガラ
ス温室の内部を短時間で暖房できる。また圧縮エ
アー加熱昇温器の各段の容器に設置された電気ヒ
ーターに発生する熱はすべて圧縮エアーにうばわ
れ、電気ヒーター自体が加熱されることはなく、
また室内温度が所定温度に保持されている間は作
動が停止するため、電気ヒーターの寿命を永く保
持でき、他に故障しやすい構成もないので、耐久
性のある暖房装置を提供することができる。また
熱源に炎を使用しなくて済むので、室内が酸欠状
態になることはなく、操作盤には、漏電遮断器が
取付けられているので、電気的な事故が起るおそ
れはなく、農業用のビニールハウス、ガラス温室
の場合には、屈折部を有する鋼管の末端から放出
される加熱圧縮エアーの圧力によつて室内の圧力
が大気圧よりやや高めに保持されるので、作物の
生育に好影響を与えるなど操作上及び使用上の安
全性を有する暖房装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の側面図、第2図は圧縮エ
アー加熱昇温器の断面図、第3図はジヨイントの
平面図、第4図は屈折鋼管の側面図、第5図は本
考案装置の各部における表面温度の変化の一例を
示すグラフ、第6図は本考案装置により暖房され
た室内の温度と室外の温度の差の一例を示すグラ
フ、第7図は本考案装置の別の使用例を説明する
図である。 1……コンプレツサー、2……吐出口、3……
電磁弁、4……圧縮エアー加熱昇温器、12,1
6……隔壁、15,19……通気孔、20,2
1,22……電気ヒーター、23……パイプ、2
4……圧力調節器、25……操作盤、26……屈
折鋼管、27……屈折鋼管の末端排出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンプレツサーまたは圧縮エアータンクと、通
    気孔を有する隔壁で少なくとも3段に区分された
    中空部を有し、各段の中空部には電気ヒーターが
    設置された圧縮エアー加熱昇温器と、上記コンプ
    レツサーまたは圧縮エアータンクの吐出口と上記
    圧縮エアー加熱昇温器の一端の中空部とを電磁弁
    その他適当な弁及び圧力調節器を介して接続する
    パイプと、一方の端部が上記圧縮エアー加熱昇温
    器の他端の中空部に接続し、他方の端部が加熱圧
    縮エアーの放出口を形成した屈折部を有する鋼管
    とからなり、かつ前記コンプレツサーまたは圧縮
    エアータンクの吐出口の口径と、前記屈折鋼管の
    末端排出口の口径とを同一に形成してなることを
    特徴とする暖房装置。
JP1984142059U 1984-09-19 1984-09-19 Expired JPH0445002Y2 (ja)

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JP1984142059U JPH0445002Y2 (ja) 1984-09-19 1984-09-19

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JPS6158453U JPS6158453U (ja) 1986-04-19
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JPS5636042B2 (ja) * 1976-10-12 1981-08-21

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