JPH044480Y2 - - Google Patents

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JPH044480Y2
JPH044480Y2 JP10640085U JP10640085U JPH044480Y2 JP H044480 Y2 JPH044480 Y2 JP H044480Y2 JP 10640085 U JP10640085 U JP 10640085U JP 10640085 U JP10640085 U JP 10640085U JP H044480 Y2 JPH044480 Y2 JP H044480Y2
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  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、防虫のために住宅等の窓に設けられ
る横引き式網戸に関する。
(従来の技術) 近年、住宅建築は技術の進歩に伴つて年々その
質が向上しており、特に寒冷地における住宅にあ
つては、高断熱化、高気密化が進められている。
そこでは熱損失の最も大きい窓の対策が重点にな
つており、冷幅射及び結露のしにくいプラスチツ
ク製の窓枠が一般に使用されている。
そして、従来の木製或はアルミニウム製引き違
い窓枠と異なつて、上述したプラスチツク製窓枠
には熱損失をできる限り抑えるために、観音開き
式又は片開き式の構造が多く採用されている。こ
のため、従来の外付け網戸の使用は不可能にな
り、室内側から窓枠に設けるロール式網戸が開発
され、使用されている。
この種のロール式網戸を第10図ないし第14
図を参照しつつ説明する。図において51は窓の
上部に取り付けられる合成樹脂のロールボツクス
を示し、該ロールボツクス51内にはロール軸5
2が設けられている。ロール軸52の一側軸端に
はチエンホイル53が取着されており、このチエ
ンホイル53にはチエン54が巻装してある。ま
た、前記ロールボツクス51の長さ方向両端下側
には合成樹脂製の一対のガイドレール55,55
が両面接着テープを介して窓枠に対向して貼着さ
れている。56はロール軸52に巻回される防虫
用網で、該網56の幅方向両側下端部には各ガイ
ドレール55の溝内を摺動する係合片57が両面
接着テープ58を介して設けられている(第12
図及び第13図参照)。また、網56の下端部に
は網56を挟んだ2枚の帯鉄を鋲で固着し、その
表面を合成樹脂で被覆した構造からなるアンダー
バー59が設けられており、該アンダーバー59
の重さによつて網56を伸張させるようになつて
いる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、上述したロール式網戸には、次のよ
うな欠点がある。
第1に、網56を巻き上げ或は巻き下げする操
作中に係合片57,57がガイドレール55,5
5から外れる場合があることである。これは、ガ
イドレール55,55に対する係合片57,57
の摩擦抵抗を大きくすると、アンダーバー59の
重量だけでは網56が円滑に伸張しないことにな
る。一方、アンダーバー59を重くすると網56
は伸張するが、網56を巻き上げる操作性が損な
われることになる。そこで、各ガイドレール55
の溝と係合片57との〓間A(第14図参照)を
大きく設定する必要があるためである。
第2に、少し強い風が吹くと、風圧で網56が
膨らんで網56の下端部が上昇してしまい、防虫
の役目が果たせないことである(第11図参照)。
この問題を解消するためにはアンダーバー59の
重量を増すことが考えられるが、ロール式網戸の
構造では巻き上げ時の操作性が損なわれるという
矛盾が生じる。
第3に、網56の両側下端部側がガイドレール
55,55の溝に引掛かり、網56の昇降操作が
円滑にできない場合があることである。これは、
各係合片57は両面接着テープ58を用いて網5
6に接着しているが、両面接着テープ58の接着
剤58Aが日中の暑い陽射しによつて融け、網5
6の目に滲み出てガイドレール55の溝面に付着
するためである(第13図参照)。
第4に、ガイドレール55の溝に嵌入している
網56の両側端部が係合片57との境目の部分で
擦り切れて破れることである(第14図参照)。
これは、網56が昇降する際にガイドレール55
と接触するが、特にこの接触部分を保護する構造
になつていないためである。
本考案は上述した従来技術の欠点に鑑みなされ
たもので、開閉操作が簡単であり、故障も少ない
ので信頼性が高く、風圧によつて防虫用網が開く
ことも防止できる横引き式網戸を提供するもので
ある。
(課題を解決するための手段) 上述した課題を解決するために本考案は、建物
の窓部に嵌着される網戸枠と、該網戸枠の横方向
一側に可動可能に設けられた垂直の巻取りロール
と、前記網戸枠内に設けられ、該巻取りロールを
回転駆動させるロール回動手段と、該ロール回動
手段の操作によつて前記巻取りロールに巻回さ
れ、また繰り出される防虫用網と、前記網戸枠内
に上、下に位置して設けられ、該防虫用網の上、
下両側縁に係合するストツパ手段とからなる横引
き式網戸であつて、前記網戸枠は下向きに開口し
たスリツトを有す上カバー、上向きに開口したス
リツトを有する下カバー、前記上カバーと下カバ
ーの幅方向一端側に上、下両端部がそれぞれ接続
され、縦方向にスリツトを有すロールカバー及び
該ロールカバーと対向して前記上カバーと下カバ
ーの幅方向他端側に上、下両端部が接続された竪
框とから構成し、前記巻取りロールは前記ロール
カバー内に位置して前記網戸枠に垂直に設けられ
た回動支持軸と、該回動支持軸に回動自在に設け
られた上、下一対のスペーサと、軸方向両端側が
該スペーサに嵌着された円筒状のロール本体とか
ら構成し、前記ロール回動手段は前記ロール本体
と回動支持軸との間に張設され、該ロール本体に
所定方向の回動力を常時付与するぜんまいと、前
記回動支持軸の軸方向両端側に設けられ、該回動
支持軸と一体回転する駆動輪と、該駆動輪に対向
して前記網戸枠の幅方向他側に回動自在に設けら
れた上、下一対のアイドラと、該アイドラと駆動
輪との間に巻装された上、下一対の駆動ベルト
と、両端側が該一対の駆動ベルトにそれぞれ連結
された開閉操作棒とから構成し、前記防虫用網は
係止孔の形成された上、下両側縁が前記各スリツ
トを介して上カバー及び下カバーに遊嵌されてお
り、横幅方向一側端が前記ロール本体に固着さ
れ、途中は前記ロールカバーのスリツトに挿通さ
れ、横幅方向他側端が前記開閉操作棒に固着され
た構成からなり、前記上、下一対のストツパ手段
は、前記防虫用網の係止孔に係合する係合起突が
前側縁に形成された板状体からなり、前記開閉操
作棒に押動されたとき前方に進出するよに前記上
カバー及び下カバー内に設けられた上、下一対の
ストツパ材と、該各ストツパ材と上カバー及び下
カバーとの間に張設され、該各ストツパ材を後退
する方向に常時付勢しているばねとから構成した
ものからなる。
(作用) 防虫用網を閉めるために、開閉操作棒を所定方
向に押動すると、駆動ベルトが同方向に回転し、
駆動軸が回転する。これにより、ロール本体が回
転し、巻回されている網が繰り出される。開閉操
作棒が竪框の直近に来るとばねのばね力に抗して
ストツパ材が前方に進出し、係合突起が網の係止
孔に嵌入し、網は上カバー及び下カバーとストツ
パ材との間に挟持される。
一方、閉じている網戸を開くときには、開閉操
作棒を逆方向に押動すると、ストツパ材がばねの
ばね力によつて後退し、係合突起は網の係止孔か
ら離間する。更に開閉操作棒を同方向に押動する
と、駆動ベルトの回転に伴つて駆動輪も回転し、
網がロール本体に巻き取られる。そして、回動支
持軸とロール本体との間に張設されたぜんまいの
ばね力により、網は常に張つた状態に保たれる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図ないし第9図に
基づき詳述する。
第1図において、1は合成樹脂製の網戸枠を示
し、該網戸枠1は上カバー2と、後述する下カバ
ー6、ロールカバー10及び竪框12とから構成
されている。2は上カバーを示し、該上カバー2
は下方が開口した〓状の上カバー本体2Aと、該
上カバー本体2Aの開口を施蓋するように設けら
れ、上カバー本体2Aとの間に下向きに開口した
スリツト3を形成する上蓋2Bとから構成されて
いる。そして上カバー2には内側上面にガイド溝
4が形成され、スリツト3の近傍に受孔5,5,
……(図示せず)が形成されている。
6は前記上カバー2に対向した下カバーを示
し、該下カバー6は上方が開口した〓状の下カバ
ー本体6Aと、該下カバー本体6Aの開口を施蓋
するように設けられ、下カバー本体6Aとの間に
上向きのスリツト7を形成する下蓋6Bとから構
成されている。そして、下カバー6は内側下面に
ガイド溝8が形成され、スリツト7の近傍には受
孔9が形成されている。
10は前記上カバー2と下カバー6の幅方向一
側端に上、下両端部がそれぞれ接続されたロール
カバーを示す。該ロールカバー10は合成樹脂に
よつて成型された断面L形の2つのカバー構成片
10A,10Aを組み合わせることにより中空角
筒状をなしており、縦方向に内向きのスリツト1
1が形成されている。
一方、12は前記ロールカバー10に対向して
上カバー2と下カバー6の幅方向他側に上、下両
端部がそれぞれ接続された竪框を示し、該堅框1
2は合成樹脂材によつて中空角筒状に成型されて
いる。
次に、13は前記網戸枠1に設けられて巻取り
ロールを示す。該巻取りロール13はボス14,
14を介して軸方向両端側15A,15Bが上カ
バー2と下カバー6との間に回動自在に支持され
た金属製の中空シヤフト15と、該シヤフト15
の両端側15A,15Bにカラー16を介して回
動自在に支持され、外周面に蟻溝17Aが形成さ
れている上、下一対の合成樹脂製スペーサ17,
17と、外周面に軸方向に沿つて蟻溝18Aが形
成された金属製又は合成樹脂製の円筒体からな
り、軸方向両端側が該一対のスペーサ17,17
に嵌着されたロール本体18とから構成されてい
る。
そして、上述した巻取りロール13は軸方向両
端側を上カバー2及び下カバー6に嵌入させた状
態でロールカバー10内に挿装されている。
19は前記巻取りロール13のロール本体18
を回転駆動するロール回動手段を示す。20は該
ロール回動手段19を構成するぜんまいで、該せ
んまい20は下側スペーサ17の下方に位置して
内端部がシヤフト15に固着され、約4〜5回巻
き上げた状態にして外端部がロール本体18に固
着されており、ロール本体18に常時一定方向の
回転力を与えるようになつている。
21,21は上カバー2及び下カバー6内に位
置してシヤフト15の上、下両端部15A,15
Bに嵌着され、シヤフト15と一体回転する上、
下一対のスプロケツト、22,22はブラケツト
23,23を介して上ケース2及び下ケース6の
幅方向他端側に回動自在に設けられたアイドラを
示す。そして、上、下に位置する各一対のスプロ
ケツト21とアイドラ22との間には両端部がビ
ス24によつて連結された合成繊維又はグラスフ
アイバ製の孔あきベルト25が巻装されている。
また、26は上、下一対の孔あきベルト25,
25にビス24を介して上、下両端側が接続さ
れ、上端部及び下端部が上カバー2及び下カバー
6の各ガイド溝4,8内を摺動するようになつた
金属製又は合成樹脂製の開閉操作棒26である。
そして、該閉操作棒26の上、下両端近傍に位置
して一対のストツパ材押動ピン27,27が孔あ
きベルト25,25の内周側に向けて突設されて
いる。
28は横幅方向一端側がロール本体18の蟻溝
18Aに係着され、途中がロールカバー10のス
リツト11に挿通され、他端側が開閉操作棒26
に係着された合成繊維、グラスフアイバ等からな
る防虫用網を示す。該網28上、下両側縁には透
明の合成樹脂材からなり、一定幅と厚さを有する
補強用フイルム29,29が網28の両面を被覆
するように熱溶着されている。そして、該各フイ
ルム29を貫通して網28には複数の係止孔3
0,30,……が隔設されている。
31,31は上カバー2及び下カバー6内にそ
れぞれ配設されたストツパ手段を示す。なお、両
ストツパ手段31,31は同一の構成要素からな
るので、上側のストツパ手段31のみを説明して
下側のストツパ手段31にはその符号を援用する
ものとする。そこで、第3図ないし第5図に示す
ように、該ストツパ手段31は、前縁に前記係止
孔30,30,……と等間隔で係合突起32A,
32A,……が突出形成されている平板状のスト
ツパ材32と、該ストツパ材32を上蓋2Bに揺
動可能に取着している複数の揺動支持片33,3
3,……と、ストツパ材32の長手方向一側端と
上蓋2Bとの間に張設された引張りばね34と、
ストツパ材32の長手方向他側端に立設された作
動桿35とから構成されている。
本実施例は上述の構成からなるが、次にその作
動について説明する。第8図及び第9図は本実施
例による横引き式網戸を建物のテラス戸Bに嵌装
した状態を示す。網戸が開いている第8図の状態
では、ぜんまい20の巻き込む方向の力によつて
ロール本体18が付勢されており、開閉操作棒2
6はスリツト11を塞ぐようにしてロールカバー
10に当接している。上述の状態から網戸を閉め
る場合は、開閉操作棒26を図中左方向に押動す
ると、開閉操作棒26は上カバー2と下カバー6
のガイド溝4,8内を摺動する。これに伴つて孔
あきベルト25が同方向に回転し、回動力はスプ
ロケツト21、シヤフト15、ぜんまい20を介
してロール本体18に伝えられる結果、該ロール
本体18に巻回されていた防虫用網28はスリツ
ト11を介して順次繰り出される。
開閉操作棒26が竪框12の直進に来ると、ス
トツパ材押動ピン27が作動桿35を押動し、引
張りばね34のばね力に抗してストツパ材32を
前方に進出させる。これにより、ストツパ材32
の各係合突起32Aが網28の係止孔30を挿通
し、更に上カバー2及び下カバー6の受孔5,9
に嵌入することにより、網28の上、下両端縁は
ストツパ材32と上カバー2及び下カバー6との
間にそれぞれ挟持される。なお、前記引張りばね
34はストツパ材32を復帰させるためのもの
で、そのばね力は弱く設定してあるから、開閉操
作棒26や網28側の摩擦抵抗に抗して引張りば
ね34が開閉操作棒26を引き戻すことはない。
また、ロール本体18には網28を巻き込む方
向に回転力を与えられているから、網28は開閉
操作棒26とロール本体18との間に緊張した状
態に保たれる。
そして網28の上、下側縁は補強用フイルム2
9によつて被覆してあるから、上カバー2や下カ
バー6のスリツト5,9内を摺動している間に網
28が擦り切れるのを防止できる。
一方、閉じた網戸を開く場合には、上述の説明
と逆の操作を行なえばよい。即ち、開閉操作棒2
6を図中右方向に押動すると、ストツパー材32
が開放されて引張りばね34のばね力によつて揺
動支持片33,33,……を支点に後退して、こ
れによつて係合突起32Aが網28の係止孔30
から離脱する。そのまま開閉操作棒26を押し続
けると孔あきベルト25、スプロケツト21、ぜ
んまい20を介してロール本体18に巻き取り方
向の回転力が与えられるから、網28は円滑に巻
き取られ、開閉操作棒26がロールカバー10に
当接して網28は全開状態になる。
ここで、シヤフト15とロール本体18との間
に4〜5回巻き上げた状態で張設されたぜんまい
20は次の2つの機能を持つている。第1はスプ
ロケツト21からシヤフト15に伝えられる回転
をロール本体18に伝える機能である。この場合
には、ぜんまい20のばね力は本来必要でなく、
シヤフト15の回転をロール本体18に単純に伝
達するものである。
第2の機能は、防虫用網28の張りを調節する
ことにある。これは、孔あきベルト25に対する
スプロケツト21の直径は常に一定であるのに対
し、ロール本体18に巻回される網28の直径は
次第に大きくなり、逆にロール本体28に巻装さ
れている網28の直径は繰り出されることにより
次第に小さくなり、スプロケツト21の直径とは
同じでない。このため、網28の直径が大きくな
ると張りがきつくなり、小さくなると張りが弱く
なつて緩むことになる。そこで、ぜんまい20の
変形性を利用してスプロケツト21の直径と巻回
されている網28の直径の差を吸収することによ
り、網28に一定の張りを常に与えることがで
る。
(考案の効果) 本考案は以上詳述した如くであつて、下記の諸
効果を奏する。
開閉操作棒を押動操作すると駆動ベルトを介
してロール本体が回動するように構成し、防虫
用網に掛る巻取りロール側の抵抗を少なくした
から、網の繰り出し巻き取りが円滑に行われる
ことになり、開閉操作性が良い。
開閉操作棒の上、下両端を駆動ベルトに接続
することにより、垂直の状態を保持したまま横
移動するように構成したから、開閉操作棒は上
部或は下部を押動されても傾くことがなく、防
虫用網は円滑に横移動することができる。
巻取りロールの回動支持軸とロール本体との
間にぜんまいを張設し、駆動輪とロール本体に
巻装される防虫用網の直径の差を吸収するよう
に構成したから、防虫用網を巻き取り時にも繰
り出し時にも一定の張りを与えた状態に保つこ
とができる。
網を所定の状態にまで閉めると、ストツパ材
が作動して網の上、下両側端を上カバー及び下
カバーの間にそれぞれ挟持するように構成した
から、風圧によつて網の側縁が網戸枠から外れ
たり、開いたりする事態を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第9図は本考案の実施例に係り、
第1図は横引き式網戸の全体構成を示す分解斜視
図、第2図は第1図に示すシヤフトの下端側を分
解して示す拡大斜視図、第3図はストツパ手段の
作動前の状態を示す説明図、第4図はストツパ手
段の作動後の状態を示す説明図、第5図はストツ
パの作動状態を後方から示す説明図、第6図は巻
取りロールの下端側を示す断面図、第7図は巻取
りロールの下端側を分解して示す斜視図、第8図
は建物のテラス戸に取り付けた横引き式網戸を開
いた状態にして示す斜視図、第9図は横引き式網
戸を閉じた状態にして示す斜視図、第10図ない
し第14図は従来技術に係り、第10図はロール
式網戸の全体斜視図、第11図はロール式網戸の
網が風圧によつてガイドレールから外れた状態を
示す説明図、第12図はロール式網戸を構成する
網と係合片の接続構造を示す部分斜視図、第13
図は網に係合片を接着している両面接着テープの
接着剤が融けて網の目ににじみ出る状態を示す拡
大斜視図、第14図はロール式網戸の横断面図で
ある。 1……網戸枠、2……上カバー、3,7,11
……スリツト、6……下カバー、10……ロール
カバー、12……竪框、13……巻取りロール、
15……シヤフト、17……スペーサ、18……
ロール本体、19……ロール回動手段、20……
ぜんまい、21……スプロケツト、23……アイ
ドラ、25……孔あきベルト、26……開閉操作
棒、28……防虫用網、30……係止孔、31…
…ストツパ手段、32……ストツパ材、32A…
…係合突起、34……引張りばね。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物の窓部に嵌着される網戸枠と、該網戸枠の
    横方向一側に回動可能に設けられた垂直の巻取り
    ロールと、前記網戸枠内に設けられ、該巻取りロ
    ールを回転駆動させるロール回動手段と、該ロー
    ル回動手段の操作によつて前記巻取りロールに巻
    回され、また繰り出される防虫用網と、前記網戸
    枠内に上、下に位置して設けられ、該防虫用網の
    上、下両側縁に係合するストツパ手段とからなる
    横引き式網戸であつて、前記網戸枠は下向きに開
    口したスリツトを有する上カバー、上向きに開口
    したスリツトを有する下カバー、前記上カバーと
    下カバーの幅方向一端側に上、下両端部がそれぞ
    れ接続され、縦方向にスリツトを有するロールカ
    バー及び該ロールカバーと対向して前記上カバー
    と下カバーの幅方向他端側に上、下両端部が接続
    された竪框とから構成し、前記巻取りロールは前
    記ロールカバー内に位置して前記網戸枠に垂直に
    設けられた回動支持軸と、該回動支持軸に回動自
    在に設けられた上、下一対のスペーサと、軸方向
    両端側が該スペーサに嵌着された円筒状のロール
    本体とから構成し、前記ロール回動手段は前記ロ
    ール本体と回動支持軸との間に張設され、該ロー
    ル本体に所定方向の回転力を常時付与するぜんま
    いと、前記回動支持軸の軸方向両端側に設けら
    れ、該回動支持軸と一体回転する駆動輪と、該駆
    動輪に対向して前記網戸枠の幅方向他側に回動自
    在に設けられた上、下一対のアイドラと、該アイ
    ドラと駆動輪との間に巻装された上、下一対の駆
    動ベルトと、両端側が該一対の駆動ベルトにそれ
    ぞれ連結された開閉操作棒とから構成し、前記防
    虫用網は係止孔の形成された上、下両側縁が前記
    各スリツトを介して上カバー及び下カバーに遊嵌
    されており、横幅方向一側端が前記ロール本体に
    固着され、途中は前記ロールカバーのスリツトに
    挿通され、横幅方向他側端が前記開閉操作棒に固
    着された構成からなり、前記上、下一対のストツ
    パ手段は、前記防虫網の係止孔に係合する係合起
    突が前側縁に形成された板状体からなり、前記開
    閉操作棒に押動されたとき前方に進出するように
    前記上カバー及び下カバー内に設けられた上、下
    一対のストツパ材と、該各ストツパ材と上カバー
    及び下カバーとの間に張設され、該各ストツパ材
    を後退する方向に常時付勢しているばねとから構
    成してなる横引き式網戸。
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KR101221932B1 (ko) * 2010-06-15 2013-01-15 함석일 지지체 기립 디바이스, 그를 구비하는 레일 조립체 및 방충망 조립체
KR101261615B1 (ko) * 2010-10-20 2013-05-07 박상연 지지체 선회 모듈, 그를 구비하는 레일 어셈블리 및 롤 구동형 방충망 장치

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JPS6214094U (ja) 1987-01-28

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