JPH0444478Y2 - - Google Patents

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JPH0444478Y2
JPH0444478Y2 JP1988083441U JP8344188U JPH0444478Y2 JP H0444478 Y2 JPH0444478 Y2 JP H0444478Y2 JP 1988083441 U JP1988083441 U JP 1988083441U JP 8344188 U JP8344188 U JP 8344188U JP H0444478 Y2 JPH0444478 Y2 JP H0444478Y2
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JP
Japan
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housing
base machine
attached
working device
machine according
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JP1988083441U
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JPH027098U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は停泊中の自航船、作業船、はしけ等の
水上浮体構造物及び水中構造物並びに陸上構造物
の外面に付着した、海草類、藻類、貝類及び錆び
等の海洋生物、陸水生物等の除去、該外面等の作
業環境の清掃又は計測、メンテナンス、塗装等の
ためのベースマシンに関する。
(従来の技術) 従来この種の作業は水上浮体構造物をドツグに
引き入れて作業員が作業目的に応じて各種の作業
装置を手動操作して行つていた。しかしこのよう
な方法では水上浮体構造物を一旦ドツグに引き入
れない限りは不可能なので、作業足場を必要と
し、水上浮体構造物の稼働率の点からも作業員に
よる作業量の点からも著しく時間とコストが嵩む
ことが欠点であつた。
(考案の課題) 本考案は水上浮体構造物、水中構造物及び陸上
構造物の外面に付着した貝類等の除去、外面の清
掃、錆の除去又は計測、メンテナンス、塗装等を
目的としかつこれらの作業を無人化しかつ水上浮
体構造物を必ずしもドツグ入りさせる必要なしに
従つて作業足場を必要とすることなしに、また水
中構造物にはダイバーを必要とすることなしに該
作業を行えるようにすることにより該作業におけ
る大幅な改良を図ることを目的とする。
(課題の解決のための手段) 本考案の課題は実用新案登録請求の範囲1〜8
項に記載された構成によつて解決される。
(考案の効果) 本考案によれば水上浮体構造物及び水中構造物
並びに陸上構造物の外面に付着した貝類の除去作
業、錆除去作業、清掃、メンテナンス、塗装等が
作業装置の交換により選択的に実施可能であり、
かつ該作業が無人化され、かつ水上浮体構造物を
ドツク入りさせる必要がなく従つてこれらの作業
のための作業足場が不要とされ、水中でも作業が
行なえることにより該作業のトータルコストが著
しく低減されることができるのである。
(実施例) (構成) 第1図〜第3図に基づき本考案を説明する。
第1図においてベースマシンのハウジング1内
に原動機2が格納され、これに外部から導線3が
接続している。導線に接続する電源は図示しない
作業対象物としての水上浮体構造物に設置される
ことができる。ベースマシンのハウジング1内で
は変速装置4が原動機2と駆動連結されており、
その出力軸5はハウジング1の外方に突出する。
ハウジング1内には第1図の上方半分と対象的に
別の原動機2′から同様に変速装置4′を介してそ
の出力軸5′がハウジング1の外方へ、出力軸5
とは反対側に突出する。原動機2は左右の変速装
置4,4′に共通して1個だけ設けられることも
できる。出力軸5はハウジング1の前方でハウジ
ング1に対して緊塞されたフランジ6によつて保
持される。出力軸5には歯付プーリ7がシールリ
ング8を介して固定ナツト9によつて回転不能に
固定される。
一方ハウジング1の後方でハウジング1の側壁
に固定された固定軸10に歯付プーリ11が軸受
12、シールリング13、ナツト14を介して回
転可能に支承されている。両プーリ7と11とに
渡つて歯付ベルト15が巻掛られている。歯付ベ
ルト15の緩み側においてテンシヨンローラ16
が当接しており、テンションローラ16は軸受1
7を介してボルト18に対して回転可能に支承さ
れて、ボルト・ナツト18,19によつてアーム
20に固定されており、アーム20は図示しない
つる巻きばねによつてハウジング1の側面に付設
された支軸21のまわりに歯付ベルト15を張る
方向に付勢される。
歯付プーリ7′の側でもハウジング1の後方で
ハウジング1の側壁に固定された固定軸10′に
歯付プーリ11′が軸受12′、シール13′、ナ
ツト14′を介して回転可能に支承されており、
両プーリ7′と11′とに渡つて歯付ベルト15′
が巻掛られている歯付ベルト15,15′は一定
ピツチの歯15a(図示せず)、15′aを有する
(第1図)。第1図の上側、従つてベースマシンの
走行方向にみて左側の巻掛伝導装置のみを示す第
2図によれば、歯付ベルト15の緩み側において
テンションローラ16が当接しており、テンショ
ンローラ16は軸受17(第1図)を介してボル
ト18、ナツト19にを介してボルト18に回転
可能にアーム20に固定されており、アーム20
はハウジング1の側面に付設された支軸21のま
わりに歯付ベルト15を張る方向に図示しないつ
る巻きばねによつて付勢されている。1の左右に
はベルト案内22,22′が固定されている。一
方の側(例えばベースマシンの前進方向にみて左
側)の巻掛伝導装置5,7,10,11,15の
みを駆動すれば右に、右側の巻掛伝導装置5′,
7′,10′,11′,15′のみを駆動すればベー
スマシン全体は左旋回されることができる。
ハウジング1の前方には作業装置として作用す
るカツタ装置又は清掃装置又は塗装装置25がそ
の軸26をブラケツト27,28によつて回転可
能に支承され、ブラケツト27,28はハウジン
グ1の前面に固定されている。水上浮体構造物の
外面40と作業装置25との間にはカツタ装置等
25の作業中水上浮体構造物の外面を傷つけない
ために僅かな間隔が存在する。この際カツタ装置
25としてはドラムにチエンソーを巻付けたも
の、ドラム表面に突起を配設したもの等々水上浮
体構造物及び水中構造物並びに陸上構造物の外面
に付着した貝殻の除去のために好適な各種の構成
を備えることができる。作業装置を清掃装置又は
塗装装置とする場合には空気等による吹きつけが
可能にされることができる。作業装置25の駆動
装置としては作業装置25に直接原動部が付設さ
れることも、巻掛伝導装置のための原動部2,
2′と共用されることもできる。
ベースマシンのハウジング1の底部はマグネツ
ト収容部30として形成されており、これはハウ
ジング1と接続されており、永久磁石収容部30
内には多数の永久磁石31が敷設されている。ハ
ウジング1の下方は蓋板32がボルト・ナツト3
3,34によつてハウジング1に固定されること
によつて閉鎖されている。蓋板32には詳しく説
明しないビデオカメラ35が取りつけられてお
り、ビデオカメラ35によつて水上浮体構造物の
外面の状態の観察、作業状況の観察、仕上がり状
態の観察等が行われ、作業装置による貝類の除去
作業、錆除去作業、清掃、メンテナンス、塗装等
の管理及び制御に利用される。
永久磁石収容部30の外面上には進行方向の前
後端にそれぞれローラ36,37が回転可能に支
承されており、前後のローラ36,37に渡つて
無端ベルト38が巻掛けられている。このベルト
38は固定軸10上のスプロケツト39からチエ
ン35を介してローラ37が駆動されることによ
つて駆動されて水上浮体構造物の外面から除去さ
れた付着物が万一水上浮体構造物の外面と永久磁
石収容部30との間に介在する場合にこれを排除
するために役立つ。
(考案の作用) 本考案によれば、水上浮体構造物の外面に付着
した海洋生物の除去、該外面の清掃又は塗装のた
めの作業装置25を搭載した自動走行台車として
形成された本考案によるベースマシンは歯付ベル
ト15,15′が永久磁石31の磁力の作用と共
働して水上浮体構造物の外面40上を摩擦しなが
ら走行し作業装置25によつて水上浮体構造物の
外面に付着した貝類を外面に対して僅かな間隙を
残して除去し、その際左右の歯付ベルト15,1
5′の何れか一方の走行速度を変えることによつ
て自動走行台車の方向転向が可能となる。水上浮
体構造物の外面の状態及び作業状況の観察のため
にアタツチメントとしてビデオカメラ35が利用
されることができる。これにより外面に付着した
貝類除去作業、外面の清掃または塗装等の作業の
無人化、高速化が水上浮体構造物をドツグに引き
入れる必要なしに、作業足場を必要とすることな
しに行われることにより該作業の経済性が著しく
高められる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるベースマシンの底面図、
第2図は本考案によるベースマシンの側面図、第
3図は本考案によるベースマシンの前面図を示
す。 図中符号、1……ハウジング、4,4′……伝
導装置、5,7,10,11,15……巻掛伝導
装置、5′,7′,10′,11′,15′……巻掛
伝導装置、25……作業装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 停泊中の水上浮体構造物及び水中構造物並び
    に陸上構造物の外面の付着物を除去し、清浄化
    し又は該外面を計測、メンテナンス、及び塗装
    するためのベースマシンにおいて、 ハウジング1内に緊塞されて装着された原動
    機2,2′によつて伝導装置4,4′を介して駆
    動され、ハウジング1の両側に配設された巻掛
    伝導装置5,7,10,11,15;5′,
    7′,10′,11′,15′と該両側の巻掛伝導
    装置5,7,10,11,15;5′,7′,1
    0′,11′,15′の間においてハウジング1
    内に敷設された複数の永久磁石31との協働の
    下に巻掛伝導装置による摩擦伝導により前記外
    面に沿つて走行可能にされておりかつハウジン
    グ1の前部又は後部に作業装置25が付設され
    ておりそしてハウジング1の底部外面に掃除用
    コンベヤベルト38が付設されておりかつハウ
    ジング1に監視装置35が装着可能であること
    を特徴とする前記ベースマシン。 2 巻掛伝導装置が歯付ベルト15;15′を備
    えている、請求項1記載のベースマシン。 3 作業装置25の回転軌道円が水上浮体構造物
    の外面40から僅かな間隔を保持している、請
    求項1記載のベースマシン。 4 作業装置25が水上浮体構造物の外面に付着
    した海洋生物の除去装置である請求項1から3
    までのうちのいずれか一記載のベースマシン。 5 作業装置25が清掃装置である請求項1から
    3までのうちのいずれか一記載のベースマシ
    ン。 6 作業装置25が塗装装置である請求項1から
    3までのうちのいずれか一記載のベースマシ
    ン。
JP1988083441U 1988-06-25 1988-06-25 Expired JPH0444478Y2 (ja)

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JP1988083441U JPH0444478Y2 (ja) 1988-06-25 1988-06-25

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JPH027098U JPH027098U (ja) 1990-01-17
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5636322Y2 (ja) * 1977-06-20 1981-08-27

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5042598A (ja) * 1973-08-25 1975-04-17
JPS60219194A (ja) * 1984-04-13 1985-11-01 Hitachi Zosen Corp 船底表面処理装置

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JPS5042598A (ja) * 1973-08-25 1975-04-17
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