JPH08209667A - 取水口へのクラゲ侵入防止方法 - Google Patents
取水口へのクラゲ侵入防止方法Info
- Publication number
- JPH08209667A JPH08209667A JP7039181A JP3918195A JPH08209667A JP H08209667 A JPH08209667 A JP H08209667A JP 7039181 A JP7039181 A JP 7039181A JP 3918195 A JP3918195 A JP 3918195A JP H08209667 A JPH08209667 A JP H08209667A
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- JP
- Japan
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- net
- jellyfish
- jelly fish
- water
- intake
- Prior art date
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- Withdrawn
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クラゲの大挙襲来時にもネットに付着したク
ラゲの排除能率がよく、取水量低下の懸念がなく、又ビ
ニール、貝等が付着してもそれらの清掃補修等が容易
で、労力と時間を要しないクラゲ侵入防止方法を提供す
るにある。 【構成】 クラゲ来襲時、格納庫４に収納されているク
ラゲ侵入防止ネット３を取水口１を囲うように設けられ
たガイドレール２に沿わせて張設し、クラゲが大量発生
時にはネット回転モータ９により前記ネット３を回転さ
せ前記ネットに付着したクラゲを取水口１の外周の岸壁
に運び、水流発生装置１２によってはぎ取ることにより
前記ネット３の目詰りを防止し取水量を確保する取水口
１へのクラゲ侵入防止方法。
ラゲの排除能率がよく、取水量低下の懸念がなく、又ビ
ニール、貝等が付着してもそれらの清掃補修等が容易
で、労力と時間を要しないクラゲ侵入防止方法を提供す
るにある。 【構成】 クラゲ来襲時、格納庫４に収納されているク
ラゲ侵入防止ネット３を取水口１を囲うように設けられ
たガイドレール２に沿わせて張設し、クラゲが大量発生
時にはネット回転モータ９により前記ネット３を回転さ
せ前記ネットに付着したクラゲを取水口１の外周の岸壁
に運び、水流発生装置１２によってはぎ取ることにより
前記ネット３の目詰りを防止し取水量を確保する取水口
１へのクラゲ侵入防止方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は取水口へのクラゲ侵入防
止方法に関する。
止方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】火力及び原子力発電等のプラント装置に
設置される冷却水の取入口において、クラゲが大量に来
襲した場合でもその侵入を防止し、冷却水量を確保しプ
ラントのトラブルを阻止するとともに、クラゲの侵入防
止ネットの補修、管理が容易であることが切望されてい
る。従来形のクラゲ侵入防止ネットについてはその形式
には色々のものがあるが、本発明に関係が深いものとし
ては、取水口を包囲するように設置された固定式ネット
と、該ネット下部より気泡を立てて網目を清掃するエア
カーテンを併設したものがある。
設置される冷却水の取入口において、クラゲが大量に来
襲した場合でもその侵入を防止し、冷却水量を確保しプ
ラントのトラブルを阻止するとともに、クラゲの侵入防
止ネットの補修、管理が容易であることが切望されてい
る。従来形のクラゲ侵入防止ネットについてはその形式
には色々のものがあるが、本発明に関係が深いものとし
ては、取水口を包囲するように設置された固定式ネット
と、該ネット下部より気泡を立てて網目を清掃するエア
カーテンを併設したものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来技
術では、クラゲ防止ネットが固定式であることからクラ
ゲが大挙来襲した時には、前記ネットに付着したクラゲ
の排除能率が悪く、取水量低下の懸念がある。また海中
に放棄されたビニール、貝等が付着し、その清掃、補修
等に当っては、クレーン作業を余儀なくされるなど、著
しい労力と時間を要する問題点がある。
術では、クラゲ防止ネットが固定式であることからクラ
ゲが大挙来襲した時には、前記ネットに付着したクラゲ
の排除能率が悪く、取水量低下の懸念がある。また海中
に放棄されたビニール、貝等が付着し、その清掃、補修
等に当っては、クレーン作業を余儀なくされるなど、著
しい労力と時間を要する問題点がある。
【０００４】本発明の目的は、前記従来装置の問題点を
解消し、クラゲ等の排除効率がよく前記ネットの補修、
管理が容易な取水口へのクラゲ侵入防止法を提供するに
ある。
解消し、クラゲ等の排除効率がよく前記ネットの補修、
管理が容易な取水口へのクラゲ侵入防止法を提供するに
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明に係る取水口への
クラゲ侵入防止方法はクラゲ来襲時、格納庫に収納され
ているクラゲ侵入防止ネットを取水口を囲うように設け
られたガイドレールに沿わせて張設し、クラゲの大量発
生時には前記ネットを回転モータにより回転させて前記
ネットに付着したクラゲを取水口外周の岸壁に運ぶとと
もに、水流発生装置によってはぎ取ることにより前記ネ
ットの目詰りを防止し、取水量を確保することを特徴と
している。
クラゲ侵入防止方法はクラゲ来襲時、格納庫に収納され
ているクラゲ侵入防止ネットを取水口を囲うように設け
られたガイドレールに沿わせて張設し、クラゲの大量発
生時には前記ネットを回転モータにより回転させて前記
ネットに付着したクラゲを取水口外周の岸壁に運ぶとと
もに、水流発生装置によってはぎ取ることにより前記ネ
ットの目詰りを防止し、取水量を確保することを特徴と
している。
【０００６】
【作用】前記のような構成としたので、クラゲの大量発
生時クラゲ侵入防止ネット３に張り付いたクラゲ及び水
中浮遊物は前記ネットの潮流方向への移動（走行）によ
り進路が変更されて、取水口１より遠方の岸壁に導かれ
るとともに、前記ネットの反転時、水流発生装置１２に
よりクラゲ等がはがされて排除される。また出入クレー
ン５、昇降クレーン６の併設により、容易に前記ネット
の展張と格納庫への収納が可能であり、補修、管理の簡
素化が図られる。
生時クラゲ侵入防止ネット３に張り付いたクラゲ及び水
中浮遊物は前記ネットの潮流方向への移動（走行）によ
り進路が変更されて、取水口１より遠方の岸壁に導かれ
るとともに、前記ネットの反転時、水流発生装置１２に
よりクラゲ等がはがされて排除される。また出入クレー
ン５、昇降クレーン６の併設により、容易に前記ネット
の展張と格納庫への収納が可能であり、補修、管理の簡
素化が図られる。
【０００７】
【実施例】以下図１〜４を参照して本発明の第１実施例
について説明する。図１は前記第１実施例の断面正面
図、図２は同断面平面図、図３は同斜視図、図４は前記
ネット３の格納及びガイドレール２への装着についての
斜視図である。図に示すように取水口１の前方にはクラ
ゲ侵入防止ネット３の拡張用ガイドレール２が配設さ
れ、又クラゲ侵入防止ネットは陸上格納庫４に収納され
ている。クラゲ発生時には、出入クレーン５、昇降クレ
ーン６により可動受レール１３を介して前記ネットをガ
イドローラ７と共に拡張用ガイドレール２に導く。次に
ガイドレール７上の拡張用モータ８に連結されたけん引
機構により前記ネットが展設される。
について説明する。図１は前記第１実施例の断面正面
図、図２は同断面平面図、図３は同斜視図、図４は前記
ネット３の格納及びガイドレール２への装着についての
斜視図である。図に示すように取水口１の前方にはクラ
ゲ侵入防止ネット３の拡張用ガイドレール２が配設さ
れ、又クラゲ侵入防止ネットは陸上格納庫４に収納され
ている。クラゲ発生時には、出入クレーン５、昇降クレ
ーン６により可動受レール１３を介して前記ネットをガ
イドローラ７と共に拡張用ガイドレール２に導く。次に
ガイドレール７上の拡張用モータ８に連結されたけん引
機構により前記ネットが展設される。
【０００８】さらにクラゲが大量発生時には前記ネット
を走行させる回転モータ９とプーリ１４、ベルト１５、
ガイドローラ７、スプロケット１６チエンよりなる走行
用駆動機構によりクラゲ侵入防止ネット３は黒字矢印で
示されている潮流方向１０へ移動した後、裏側へ至り循
環する。よって前記ネット付近のクラゲは取水口１の外
周岸壁方向に導びかれ、残りの前記ネットに張り付いた
クラゲは、ジェットポンプ１１を具えた水流発生装置１
２の水流により、前記ネットからはがされる。このよう
にして排除されたクラゲは潮流１０にのって遠方に流れ
去る。なお潮流１０が白矢印のように逆向のときは、前
記ネットの回転方向も逆向きとなるとともに、水流発生
装置も対称位置のものが利用される。なお１７は前記ネ
ット用駆動ベルト１５の張りバランサで上下に２個設置
されている。
を走行させる回転モータ９とプーリ１４、ベルト１５、
ガイドローラ７、スプロケット１６チエンよりなる走行
用駆動機構によりクラゲ侵入防止ネット３は黒字矢印で
示されている潮流方向１０へ移動した後、裏側へ至り循
環する。よって前記ネット付近のクラゲは取水口１の外
周岸壁方向に導びかれ、残りの前記ネットに張り付いた
クラゲは、ジェットポンプ１１を具えた水流発生装置１
２の水流により、前記ネットからはがされる。このよう
にして排除されたクラゲは潮流１０にのって遠方に流れ
去る。なお潮流１０が白矢印のように逆向のときは、前
記ネットの回転方向も逆向きとなるとともに、水流発生
装置も対称位置のものが利用される。なお１７は前記ネ
ット用駆動ベルト１５の張りバランサで上下に２個設置
されている。
【０００９】
【発明の効果】本発明に係る取水口へのクラゲ侵入防止
方法は前記のような方法によっているので、クラゲや海
水浮遊物等は回転するクラゲ侵入防止ネットにより進路
を変更し、取水口より遠方の岸壁方向に導びかれ又前記
ネットに付着したクラゲは水流発生装置によりはがされ
て排除されるので、クラゲの大量発生時においても、前
記ネットの目詰りが解消され、冷却水の安定、確保が可
能となる。さらに前記ネットの張設、収納機構を具えて
いるので、補修管理も簡素化される。
方法は前記のような方法によっているので、クラゲや海
水浮遊物等は回転するクラゲ侵入防止ネットにより進路
を変更し、取水口より遠方の岸壁方向に導びかれ又前記
ネットに付着したクラゲは水流発生装置によりはがされ
て排除されるので、クラゲの大量発生時においても、前
記ネットの目詰りが解消され、冷却水の安定、確保が可
能となる。さらに前記ネットの張設、収納機構を具えて
いるので、補修管理も簡素化される。
【図１】本発明の第１実施例に係わる断面正面図、
【図２】図１の水平一部断面図、
【図３】同上斜視図、
【図４】前記ネットの格納及びガイドレールへの装着方
法についての斜視図。
法についての斜視図。
１…取水口、２…（ネット拡張用）ガイドレール、３…
クラゲ侵入防止ネット、４…格納庫、５…出入クレー
ン、６…昇降クレーン、７…ガイドローラ、８…拡張用
モータ、９…ネット回転モータ、１０…潮流、１１…ジ
ェットポンプ、１２…水流発生装置、１３…可動受レー
ル、１４…プーリ、１５…ベルト、１６…スプロケッ
ト、１７…チエン。
クラゲ侵入防止ネット、４…格納庫、５…出入クレー
ン、６…昇降クレーン、７…ガイドローラ、８…拡張用
モータ、９…ネット回転モータ、１０…潮流、１１…ジ
ェットポンプ、１２…水流発生装置、１３…可動受レー
ル、１４…プーリ、１５…ベルト、１６…スプロケッ
ト、１７…チエン。
Claims (1)
- 【請求項１】 クラゲ来襲時、格納庫に収納されている
クラゲ侵入防止ネットを取水口を囲うように設けられた
ガイドレールに沿わせて張設し、クラゲの大量発生時に
は前記ネットを回転モータにより回転させて前記ネット
に付着したクラゲを取水口外周の岸壁に運ぶとともに、
水流発生装置によってはぎ取ることにより前記ネットの
目詰りを防止し、取水量を確保することを特徴とする取
水口へのクラゲ侵入を防止する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7039181A JPH08209667A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 取水口へのクラゲ侵入防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7039181A JPH08209667A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 取水口へのクラゲ侵入防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08209667A true JPH08209667A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12545952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7039181A Withdrawn JPH08209667A (ja) | 1995-02-03 | 1995-02-03 | 取水口へのクラゲ侵入防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08209667A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100806920B1 (ko) * | 2007-08-07 | 2008-02-22 | 중앙종합기계 주식회사 | 평면 수직형 스크린 장치와 이의 구동방법 |
| JP2008246427A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Asahi Breweries Ltd | 廃液処理槽 |
| CN103541333A (zh) * | 2013-11-12 | 2014-01-29 | 蒋平锁 | 矩形断面流道固定平板拦污栅移动清污装置 |
| RU180836U1 (ru) * | 2017-05-29 | 2018-06-28 | Александр Семёнович Курилов | Рыбозащитное устройство |
| CN111646121A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-09-11 | 泰富重工制造有限公司 | 一种带式输送机驱动控制方法 |
-
1995
- 1995-02-03 JP JP7039181A patent/JPH08209667A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008246427A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Asahi Breweries Ltd | 廃液処理槽 |
| KR100806920B1 (ko) * | 2007-08-07 | 2008-02-22 | 중앙종합기계 주식회사 | 평면 수직형 스크린 장치와 이의 구동방법 |
| CN103541333A (zh) * | 2013-11-12 | 2014-01-29 | 蒋平锁 | 矩形断面流道固定平板拦污栅移动清污装置 |
| RU180836U1 (ru) * | 2017-05-29 | 2018-06-28 | Александр Семёнович Курилов | Рыбозащитное устройство |
| CN111646121A (zh) * | 2019-11-27 | 2020-09-11 | 泰富重工制造有限公司 | 一种带式输送机驱动控制方法 |
| CN111646121B (zh) * | 2019-11-27 | 2021-08-24 | 泰富重工制造有限公司 | 一种带式输送机驱动控制方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |