JPH0444220Y2 - - Google Patents

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JPH0444220Y2
JPH0444220Y2 JP19058087U JP19058087U JPH0444220Y2 JP H0444220 Y2 JPH0444220 Y2 JP H0444220Y2 JP 19058087 U JP19058087 U JP 19058087U JP 19058087 U JP19058087 U JP 19058087U JP H0444220 Y2 JPH0444220 Y2 JP H0444220Y2
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JP
Japan
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sieve
powder
container
motor
upper sieve
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JP19058087U
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JPH0196150U (ja
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  • Food-Manufacturing Devices (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電動式粉ふるい器に係り、容器の内部
に2個のフルイを設けて、簡単に二度ふるいを行
えるようにしたものである。
(従来例) 電動式粉ふるい器として、実開昭52−22271号
公報に示されるように、容器にフルイを配設し、
該フルイをモータの駆動により往復動させて、容
器の内部に入れられた粉をふるうようにしたもの
が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記従来のものは、粉ふるいを行
うにあたつては、容器をボールや紙などの上方に
位置させたうえでこれに粉を投入しないと、粉を
ふるう前に粉の一部がフルイを通つて床上などに
落下してしまう問題点があつた。
ところでケーキなどを作る場合には、2度もし
くはそれ以上の回数の粉ふるいを行つて粉に空気
を十分に含ませることが望ましい。しかしながら
上記従来のものは、このように2度ふるいを行う
には、一旦ボールなどにふるわれた粉を該ボール
から再度容器に入れなおして再度2度目のふるい
を行わなければならないため、2度ふるいはきわ
めて面倒な問題点があつた。
かかる問題点を解決するために、第6図に示す
ように容器51に2個のフルイ52,53を設け
て1回で2度ふるえるようにすることが考えられ
る。しかしながらかくした場合、フルイ52でふ
るわれた粉がフルイ52とフルイ53の間の空間
部54に粉が溜つて該空間部54が満杯になりや
すく、かくなると粉ふるいを行いにくく、また粉
に空気を十分に含ませることができない問題点を
生じる。
したがつて本考案は簡単に2度ふるいを行うこ
とができ、かつ粉に十分な空気を含ませることが
できる電動式粉ふるい器を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、容器1の内部に上部フルイ2と下部
フルイ3を間隔Tをおいて配設して、上部フルイ
2の上部に上部粉溜め部S1を、また上部フルイ
2と下部フルイ3の間に下部粉溜め部S2を確保
している。そしてモータ7と該モータ7の回転運
動を往復運動にかえて上記上部フルイ2と下部フ
ルイ3を往復動させる駆動部8,9を設け、かつ
下部フルイ3の単位時間当りの粉通過量を上部フ
ルイ2のそれよりも大きくしている。
(作用効果) 上記構成において、粉ふるいを行うにあたつて
は、上部粉溜め部S1に粉を投入し、モータ7を
駆動させる。すると上部フルイ2と下部フルイ3
は駆動部8,9に駆動されて往復動し、上部粉溜
め部S1の粉は上部フルイ2にふるわれて下部フ
ルイ3上に落下し、更に下部フルイ3にふるわれ
て下方のボール内などに落下する。このようにこ
のものは簡単に2度ふるいを行うことができる
が、この場合下部フルイ3の単位時間当りの粉通
過量は上部フルイ2のそれよりも大きいので、下
部空間部S2に多量の粉が溜ることはなく、スム
ーズに2度ふるいを行つて、粉に十分な空気を含
ませることができる。
次に図面を参照しながら本考案の実施例の説明
を行う。
(実施例 1) 第1図において、1は容器であつて、この容器
1は断面台形状の上部1aと下部1bから成つて
いる。2,3は容器1の内部に間隔Tをおいて配
設されたシート状メツシユから成る上部フルイと
下部フルイであつて、上部フルイ2は上部1aと
下部1bの接合部の胴細部に配設されており、上
部フルイ2の上部には上部粉溜め部S1が、また
両フルイ2,3の間には下部粉溜め部S2が確保
されている。下部フルイ3の面積は上部フルイ2
のそれよりも大きく、したがつて下部フルイ2の
単位時間当りの粉通過量は上部フルイ3のそれよ
りも大きくなつている。4,5はフルイ2,3の
支持部であつて、フルイ2,3はその縁部を該支
持部4,5に往復動自在に遊支されている。13
は下部1bの下部に装着された底部であつて(第
2図も併せて参照)、下部フルイ3は該底部13
に配設されている。14,15は下部1bの下面
と底部13の上面に形成された係合部であつて、
両係合部14,15を摺動自在に係合させること
により、底部13は下部1bの下部に着脱自在に
装着されるものであり、容器1の内部を清掃する
ときには、底部13を下部1bから取りはずす。
16は下部フルイ3の端部に設けられた駆動部9
(後述)との係合体である。
6は容器1の側部に設けられた握り部であつ
て、その内部にはモータ7が配設されている。
8,9はモータ7の回転運動を往復運動に変換し
て上記フルイ2,3を高速にて往復動させるため
の駆動部であつて、偏心カム等から成つている。
11は握り部6の上部に設けられたスイツチ部、
12は電池から成る電源部である。このスイツチ
部11を前方へスライドさせるとモータ7は高速
にて回転し、また後方へスライドさせると低速に
て回転するものであり、かくすることによりフル
イ2,3の振動速度を多段階に設定できるように
なつている。
この粉ふるい器は上記のような構成より成り、
粉をふるうにあたつては、上部粉溜め部S1に粉
を投入し、握り部6を保持してスイツチ部11を
操作する。するとモータ7は駆動してフルイ2,
3は往復動し、粉は上部フルイ2にふるわれて下
部フルイ3上に落下し、更に下部フルイ3にふる
われて下方のボールなどに落下する。この場合、
下部フルイ3の単位時間当りの粉通過量は上部フ
ルイ2のそれよりも大きいので、下部粉溜め部S
2に粉が多量に溜ることはなく、粉は各フルイ
2,3にスムーズにふるわれて空気を十分に含む
ことができる。
(実施例 2) 第3図において、21は容器であり、その内部
に上部フルイ22と下部フルイ23が配設されて
いる。このものは下部フルイ23の目を上部フル
イ22の目よりも粗くして下部フルイ23の単位
時間当りの粉通過量を上部フルイ22のそれより
も大きくしており、したがつて上部フルイ22に
よりふるわれて下部フルイ23上に落下した粉
は、該下部フルイ23にスムーズにふるわれて下
方へ落下し、下部粉溜め部S2に粉が多量に溜る
ことはない。
(実施例 3) 第4図において32,33は容器31内に配設
された上部フルイと下部フルイ、7はモータ,3
8,39は駆動部、34は容器31の下部に着脱
自在に装着された底部である。このものは駆動部
39の駆動による下部フルイ33の振幅を、駆動
部38の駆動による上部フルイ32の振幅よりも
大きくして、下部フルイ33の単位時間当りの粉
通過量を上部フルイ32のそれよりも大きくして
あり、かくすることによりこのものも上記実施例
と同様の作用効果が得られる。
(実施例 4) 第5図において、41は断面末広がり状の容器
であり、その内部に上部フルイ42と下部フルイ
43が配設されている。下部フルイ43の面積は
上部フルイ42のそれよりも小さいが、下部フル
イ43のみがモータ7及び駆動部48により直接
駆動され、上部フルイ42は下部フルイ43の振
動に共振して弱く振動するだけであるので、下部
フルイ43の単位時間当りの粉通過量は上部フル
イ42のそれよりも大きく、したがつてこのもの
も上記実施例と同様の作用効果を有する。44は
着脱自在な底部である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであつて、第1
図は電動式粉ふるい器の断面図、第2図は部分分
解斜視図、第3図,第4図,第5図は他の実施例
の断面図、第6図は説明のための断面図である。 1,21,31,41……容器、2,22,3
2,42……上部フルイ、3,23,33,43
……下部フルイ、7……モータ、8,9,38,
39,48……駆動部、S1……上部粉溜め部、
S2……下部粉溜め部、T……間隔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器1の内部に上部フルイ2と下部フルイ3を
    間隔Tをおいて配設して、上部フルイ2の上部に
    上部粉溜め部S1を、また上部フルイ2と下部フ
    ルイ3の間に下部粉溜め部S2を確保するととも
    に、モータ7と該モータ7の回転運動を往復運動
    にかえて上記上部フルイ2と下部フルイ3を往復
    動させる駆動部8,9を設け、かつ下部フルイ3
    の単位時間当りの粉通過量を上部フルイ2のそれ
    よりも大きくしたことを特徴とする電動式粉ふる
    い器。
JP19058087U 1987-12-15 1987-12-15 Expired JPH0444220Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP19058087U JPH0444220Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

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JP19058087U JPH0444220Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0196150U JPH0196150U (ja) 1989-06-26
JPH0444220Y2 true JPH0444220Y2 (ja) 1992-10-19

Family

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JP19058087U Expired JPH0444220Y2 (ja) 1987-12-15 1987-12-15

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JPH0196150U (ja) 1989-06-26

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