JPH0444209Y2 - - Google Patents

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JPH0444209Y2
JPH0444209Y2 JP4159587U JP4159587U JPH0444209Y2 JP H0444209 Y2 JPH0444209 Y2 JP H0444209Y2 JP 4159587 U JP4159587 U JP 4159587U JP 4159587 U JP4159587 U JP 4159587U JP H0444209 Y2 JPH0444209 Y2 JP H0444209Y2
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JP
Japan
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blower
sprayer
duct hose
air
frost damage
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JP4159587U
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JPS63149269U (ja
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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は上空大気利用の霜害防止機にスプレ
ーヤを兼ねさせる機種において、空気吸入条件が
用途に応じて相違するのに対処しうるようにした
送風機に関する。
〔従来の技術〕
上空の比較的温度の高い空気を利用する霜害防
止機は基本的にスプレーヤと共通する構成部分を
有するため、装置の稼働率を高めるという目的か
らも、これら両者の兼用機の開発が進められてい
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで霜害防止機が上空大気利用のため、ブ
ームにアコーデオンダクトホースを取り付け、こ
のアコーデオンダクトホースを垂直に立て、送風
機の吸引力で上空大気を吸い込ませている関係
上、霜害防止機としての機能を主体として構成す
ると、送風機が吸い込む空気をアコーデオンダク
トホースから多く取り入れる必要があり、この状
態でスプレーヤとして使用すると、アコーデオン
ダクトホースからの吸い込みでは、吸入抵抗が大
きいため、スプレーヤとして必要な空気量が吸い
込めず、散布能力が低下するという問題がある。
一方、スプレーヤを主体とした場合は、吸入抵抗
を少なくするためにアコーデオンダクトホースか
らの吸い込み量を減らし、地表近くの外気を、直
接吸入する量を多くする必要がある。この場合は
温度の低い外気を多く吸い込んでしまうため、霜
害防止の能力が低下することは避けられない。こ
のようにどちらか一方を主体とした場合におい
て、他方に不具合が生じてしまうという欠点があ
る。
〔課題を解決するための手段〕
ここにおいてこの考案は、トラクタに牽引され
る台車上に送風機と、この送風機の吸入口に基端
開口を臨ませたアコーデオンダクトホースと、こ
のアコーデオンダクトホースを支持するブーム
と、送風機の吐出側に配設するノズルと、このノ
ズルに噴霧用ポンプを介して連通される薬液タン
クとを載設される霜害防止機兼用スプレーヤであ
つて、前記吸入口の前面に前記基端開口と同径の
中心孔を形成する空気吸入口切換板を装脱自由に
配設される霜害防止機兼用スプレーヤの送風機を
提供して、前記問題点の解決を図つたものであ
る。
〔実施例〕
次にこの考案を図面にしたがつて説明する。
第1図はトラクタ1により、この考案の装置を
備えた霜害防止機兼用スプレーヤを牽引して使用
する状態を示すもので、車輪2とフレーム3とか
ら成る台車4が前記トラクタ1に牽引手段5によ
つて連結されている。
前記フレーム3上には、ブーム6と、このブー
ム6に接続されて伸縮自在なアコーデオンダクト
ホース7と、前記ブーム6を起伏作動させる起伏
シリンダ8と、前記アコーデオンダクトホース7
の基端の吸い込み広がり管9に吸入口24(第2
図)が対向する送風機10と、多数のノズル11
を備える噴頭12と、薬液タンク13と、噴霧用
ポンプ14と、油圧ポンプ15と、油圧モータ1
6、油タンク17とが主として搭載されている。
前記送風機10の回転駆動は、前記トラクタ1
のPTO、ユニバーサルジヨイント(共に図示せ
ず)から、メインシヤフト18を介して、油圧ポ
ンプ15をベルト駆動させ、油タンク17からの
油を油圧ホース19を介して油圧モータ16を回
転させることによつて行なう。また、前記油圧ポ
ンプ15は、前記ブーム6の伸縮及び起伏動作を
行なうシリンダ8に油圧を供給してそれぞれの動
作を行なわせるものである。また噴霧用ポンプ1
4の駆動も、前述と同様にメインシヤフト18か
らのベルト駆動により行なう。
次に第2図において、送風機10のフアンケー
ス20の吸入口24の前方すなわち前記吸込み広
がり管9に対向する側に、防塵網21と、空気吸
入口切換板22が配設されている態様が示されて
おり、これを第3図a,b及び第4図a,bによ
つて説明すると、第3図a,bでは、防塵網21
の前面に環状の空気吸入口切換板22がフアンケ
ース20に対してボルト止めして固定されている
状態で、この空気吸入口切換板22の中心孔23
の直径は前記吸込み広がり管9の口径にほぼ対応
させてある。この状態では、アコーデオンダクト
ホース7からの上空の空気が空気吸入口切換板2
2の中心孔23を介して送風機10に吸引される
のである。
一方、第4図a,bは前記空気吸入切換板22
を外してスプレーヤとしての使用に供する状態を
示し、この場合は、空気の取り入れ口は送風機1
0の吸入口24全体に拡大され、アコーデオンダ
クトホース7を経ないで吸入抵抗のない外気を直
接吸い込むことが可能である。
上記構成において、霜害防止機として使用する
場合は、第1図に示すようにアコーデオンダクト
ホース7を取り付けたブーム6をシリンダ8によ
つて垂直に立て、送風機10を回転駆動すること
によつて上空の比較的温度の高い空気を吸引し、
地表近くに散布拡散させるのであつて、このとき
はもちろん第2図及び第3図a,bに示すように
空気吸入口切換板22を取り付けておいて、霜害
防止に必要な空気を吸い込ませるのである。
また、スプレーヤとして使用する場合は、第2
図に示すように、ブーム6を収縮させ、かつシリ
ンダ8の作動によりブーム6を倒すことにより、
アコーデオンダクトホース7を90°後方へ折り畳
み、第4図に示したように空気吸入口切換板22
を外した状態で、送風機10の吸入口24全体か
ら外気を直接吸引し、これに前記薬液タンク13
から噴霧用ポンプ14を介して圧送された薬液を
気流に乗せて前記ノズル11から散布させるので
ある。
第5図a,bに示すのは、空気吸入口切換板2
2の他の実施例を示し、切換板22を2つの半体
22aと22bに分割し、これらに形式したそれ
ぞれ一対の横方向の長溝28a,28bにフアン
ケース20にねじ止めされる蝶ねじ等の固定具2
9を挿通し、これら固定具29によつて、それぞ
れaの状態(霜害防止機としての使用)とbの状
態(スプレーヤとしての使用)に、切り換え使用
するものである。なお図の30は半体22a,2
2bが衝接した状態を維持するための固定ステー
を示す。
〔考案の効果〕
この考案によれば、送風機の吸入口前面にアコ
ーデオンダクトホースの基端開口と同径の中心孔
を形成する空気吸入口切換板を装脱するだけで、
霜害防止機としてもスプレーヤとしても十分にそ
れぞれの性能を発揮させることができ、したがつ
て兼用機として稼働効率を高めることができると
いう効果と相俟つて、実用上極めて有用なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の装置の全体を示す概略側面
図、第2図はその一部分の拡大図、第3図a,b
及び第4図a,bは送風機近傍部分の異なつた使
用様態の正面図、断面図で、第5図a,bは空気
吸入口切換板の実施例のそれぞれ異なつた使用様
態の正面図である。 なお図において、1……トラクタ、4……台
車、6……ブーム、7……アコーデオンダクトホ
ース、8……シリンダ、9……吸い込み広がり管
(基端開口)、10……送風機、11……ノズル、
12……噴頭、13……薬液タンク、20……フ
アンケース、21……防塵網、22……空気吸入
口切換板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクタ1に牽引される台車4上に送風機10
    と、この送風機10の吸入口24に基端開口9を
    臨ませたアコーデオンダクトホース7と、このア
    コーデオンダクトホース7を支持するブーム6
    と、前記送風機10の吐出側に配設するノズル1
    1と、このノズル11に噴霧用ポンプ14を介し
    て連通される薬液タンク13とを載設される霜害
    防止機兼用スプレーヤであつて、前記吸入口24
    の前面に前記基端開口9と同径の中心孔23を形
    成する空気吸入口切換板22を装脱自在に配設さ
    れることを特徴とする霜害防止機兼用スプレーヤ
    の送風機。
JP4159587U 1987-03-20 1987-03-20 Expired JPH0444209Y2 (ja)

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JP4159587U JPH0444209Y2 (ja) 1987-03-20 1987-03-20

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63149269U JPS63149269U (ja) 1988-09-30
JPH0444209Y2 true JPH0444209Y2 (ja) 1992-10-19

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ID=30856739

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007195408A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Fulta Electric Machinery Co Ltd 防除適期積算(予測)装置と、この防除適期積算装置を利用したクワシロカイガラムシの防除方法

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JP2007195408A (ja) * 2006-01-23 2007-08-09 Fulta Electric Machinery Co Ltd 防除適期積算(予測)装置と、この防除適期積算装置を利用したクワシロカイガラムシの防除方法

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JPS63149269U (ja) 1988-09-30

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