JPH0444183Y2 - - Google Patents

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JPH0444183Y2
JPH0444183Y2 JP8394988U JP8394988U JPH0444183Y2 JP H0444183 Y2 JPH0444183 Y2 JP H0444183Y2 JP 8394988 U JP8394988 U JP 8394988U JP 8394988 U JP8394988 U JP 8394988U JP H0444183 Y2 JPH0444183 Y2 JP H0444183Y2
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lower casing
fixed
casing
main shaft
vertical main
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JP8394988U
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JPH028553U (ja
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  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 [産業上の利用分野] 本案は、サラダ、ギヨウザ、シユウマイ等のあ
らゆる野菜類、漬物、天ぷら揚げ玉、魚介類、わ
かめ、こんぶ等の水産物、魚肉畜肉等の脱水、軽
金属類の脱脂その他に供せられる遠心分離機の改
良に関する。
[従来の技術] この種従来の遠心分離機に掛ける際各種被処理
物を内容する入れ物として布袋やステンレス金網
を使用していたが、使用を繰り返す内に布袋や網
が摩耗して来ると糸くず又は針金等の異物が混入
し、製品に対し思わぬ事態となる。特に食品関係
を扱う場合には重大問題を惹起する。
また従来の遠心分離機の構造は一枚板構成のケ
ーシング内に垂直メイン軸を支承するスラスト軸
受機構や垂直メイン軸上端に固着する有底円筒ロ
ータリーケージを一体閉鎖内蔵し、ケーシング天
蓋のみを開閉して前記ロータリーケージ内に各種
処理物を内容する前記布袋製やステンレス網製の
入れ物を出し入れすることが出来るだけでは内部
は当該ケーシングで完全防護閉鎖されてオーバー
ホールや故障修理のように部材の完全分解を行う
以外は一般的には外部から手が届かなかつた。
しかしながら脱水、脱油作業後、ロータリーケ
ージとケーシングの間〓及び底部等に付着する脱
水、微細破片や脱油物の破砕屑が堆積し不潔、不
衛生となり、特に食品関係では各種雑菌は腐敗
菌、黴等が蔓延り汚物化し悪臭を発生する弊害が
あり、前記入れ物の問題と絡んで当局の抜打ち検
査を受けた時不合格、不適格と認定される危険を
孕んでいた。
[考案が解決しようとする問題点] 本案は前記従来の欠点に鑑み異物の混入の恐れ
なく取扱い至便な形体の入れ物を適用しかつ内部
の洗浄掃除が容易な遠心分離機を提供せんとする
ものである。
(2) 考案の構成 [問題点を解決するための手段] 本案の遠心分離機は、ベース上に設けた下部ケ
ーシングと上部ケーシングを分離自在に適宜拘止
具にて一体連結して内部に形成した下部ケーシン
グ室と上部ケーシング室を、当該下部ケーシング
室内上部を仕切つた仕切板の中央筒部を介して相
互に連通する一方、前記下部ケーシングに回転自
在に内設するとともに外部動力を導入自在かつフ
ライホイールを固着した垂直メイン軸の上端を前
記中央筒部に貫通臨ませ、他方天端開口を天蓋に
て開閉自在とする前記上部ケーシングに内設する
とともに逆円錐台形プラスチツクバスケツトを収
容して蓋板にて密閉固定するロータリーケージの
底板中央を前記垂直メイン軸の上端に固着し前記
フライホイールを制動操作するブレーキペダルを
前記下部ケーシング外に突出してなる [実施例] 本案の第1実施例を第1図乃至第2図について
説明する。
本案の遠心分離機Aは、ベース1上にステンレ
ススチール製円筒下部ケーシング2とステンレス
スチール製円筒上部ケーシング3とを外周境界線
Lを中に挟んで等間隔に対応対向に取付けた拘止
具たる雌雄留金4により分離自在に一体連結して
内部に下部ケーシング室5と上部ケーシング室6
とを形成するとともに相互を下部ケーシング室5
内上部全域に亘り仕切つた仕切板7の中央円筒部
7aを介して連通してなる。
前記下部ケーシング室5は外周背側に上下方向
に相対並行延在した一対の「形ブラケツト8,9
に突出したアジヤストボルト10を介して渡架し
たモータベース11にモータ12を下向装着する
一方、下部ケーシング室5内においてはベース1
中央にアンカーボルト13にて定着したスラスト
軸受機構14のメタルハウジング15に垂直に回
転自在に軸支され二連形従動プーリー16及びフ
ライホイール17を軸着した垂直メイン軸18の
上端を仕切板7の中央円筒部7a中心を貫通して
臨ませ、他方前記フライホイール17の外周に捲
掛けたブレーキベルト19にピン19aにて上向
一端を連結しベース1上に定着した支点ブロツク
20の枢支ピン21に中間折曲部を梃動自在に支
承した操作レバー22の上向き他端に取付けるブ
レーキペダル23を下部ケーシング2の操作口2
aを貫通して外出し、さらに仕切板7に対応する
レベルの下部ケーシング2の片側横合いにドレー
ンパイプ24基端を貫着外突してなる。
前記上部ケーシング3は、外周背側上部に片方
並行杆25aを添着連立したヒンジ25の他片方
並行杆25b先端間に亘つて渡着した取付片26
に固着した円盤ドーム形天蓋27により上端バス
ケツト出入口3aを開閉自在とし、上部ケーシン
グ室3内においては底板28a外底面中央を垂直
メイン軸18上端に固着し第3図に示す口鍔29
a付逆円錐台形プラスチツク製ざるかご状バスケ
ツト29が嵌合収容自在かつステンレススチール
製円形蓋板30で密閉し、バスケツト収容口28
bの口鍔28c上と円形蓋板30外周縁上に亘つ
て等間隔に対応対向取付けた拘止具なる雌雄留金
31で固定自在な逆円錐台形ステンレススチール
製周面多孔28dのロータリーケージ28を内架
してなる。
図中32は天蓋27を開閉操作するためのグリ
ツプ、33はモータ12の駆動停止を操作するボ
タンスイツチ、34はモータベース11の上端を
直角水平に折曲張出したモータカバー、35はモ
ータ軸36下向外端に固着した二連形原動プーリ
ー37と垂直メイン軸18に固着した二連形従動
プーリー16間に亘り途中下部ケーシング2の貫
口2bを貫通してモータ12の駆動トルクを垂直
メイン軸18に伝達する二連式Vベルト、38は
アンカーボルト孔38aを貫設した据付片であ
る。
[作用] 本案は前記のように構成するからまず脱水又は
脱脂作業に先立つて用意した第3図のプラスチツ
クバスケツト29内に各種食品素材や各種軽金属
部品等の被処理物を内容し、グリツプ32を把持
してヒンジ25の枢支ピン39を中心に天蓋27
を回転開披されたバスケツト出入口3aから予め
蓋板30が取り外されているバスケツト収容口2
8bへプラスチツクバスケツト29を嵌入しロー
タリーケージ28内に嵌合収容後蓋板30でバス
ケツト収容口28bを密閉し雌雄留金31を施錠
して固定セツトする。
次いてグリツプ32を把持しヒンジ25の枢支
ピン39を中心に天蓋27を回転閉鎖しボタンス
イツチ33を押圧自己保持してモータ12を駆動
し、Vベルト35を介して垂直メイン軸18を高
速回転すればフライホイール17およびロータリ
ーケージ28も一体に高速回転する。
さすればバスケツト29に内容された被処理物
に付着した水、油等の液体が遠心分離されバスケ
ツト29の網目とロータリーケージ28の多孔2
8d群を通して上部ケーシング室6内に放散さ
れ、放散された液体を仕切板7に受けられドレイ
ンパイプ24を通して流出される。
所望時間経過後ボタンスイツチ33を押圧復帰
してモータ12の駆動を停止し、併せてブレーキ
ペダル23を足踏みすれば操作レバー22を介し
てブレーキベルト19をフライホイール17外周
面に押圧制動して回転慣性モーメントを消勢し垂
直メイン軸18と一体的にロータリーケージ28
をも停止せしめる。
なお図示しないタイマー等で設定した時間経過
後に自動的にモータ12を停止して行なつても良
い。
次いでグリツプ32を把持しヒンジ25の枢支
ピン39を中心に天蓋27を持ち上げ回転して開
披し雌雄留金31を解錠して蓋板30を取り去
り、バスケツト29毎バスケツト収容口28bか
ら引き出してバスケツト出入口3aより外へ取り
出し内容された被処理物の後処理が行なわれる。
プラスチツクバスケツト29は逆円錐台形を呈
するので仕分け、運搬収納にとても便利であるし
繰り返し使用しても異物の混入の惧れはなく衛生
的でかつ計量なため女性にても容易に取扱える 一日の作業が終了した段階で留金4を解錠し上
部ケーシング3を下部ケーシング2から分離取り
外して上部ケーシング3の内壁面やロータリーケ
ージ28や仕切板7等に付着する脱水、脱油物の
破砕屑を洗浄掃除を行つて殺菌消毒を行う。
またモータ12をインバータ(図示せず)制御
を行つて脱水率の異なる物に100〜1100r.p.mまで
自由に回転の選定が行えるとともに蓋リミツトス
イツチ(図示せず)を取付けて天蓋27を開けれ
ば自動的にモータ12が停止して危険防止を計る
ことも可能である。
(3) 考案の効果 かくして本案は逆円錐台形プラスチツクバスケ
ツトを使用するので従来の布袋製やステンレス金
網製の入れ物と異なり摩耗による異物の混入や汚
染の心配なく衛生的で軽量故に仕分け、運搬、収
納等の各種作業に至便である。
また上部ケーシングを分離取外し自在なので内
部を清掃消毒し得て常に清潔かつ衛生的に保てる
ので食品類の脱水には最適であり脱水脱脂の液体
や湿気に触れる部分をオールステンレス製にした
ので耐久性に富みしかもタイマー付操作盤、イン
バータ、蓋安定リミツトスイツチ等を併用すれば
搾り過ぎ、回転の速さによる野菜等の破損、回転
中の事故等によるトラブルを解消し、作業性を高
め得る等優れた実用性、有用性を具有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の実施例を示す平面図、第2図は
第1図−線視一部断面図、第3図は本案で使
用するプラスチツクバスケツトの斜視図である。 A……遠心分離機、1……ベース、2……下部
ケーシング、3……上部ケーシング、4,31…
…雌雄留金、5……下部ケーシング室、6……上
部ケーシング室、7……仕切板、7a……中央円
筒部、17……フライホイール、18……垂直メ
イン軸、23……ブレーキペダル、27……天
蓋、28……ロータリーケージ、28d……多
孔、29……プラスチツクバスケツト、30……
蓋板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース上に設けた下部ケーシングと上部ケーシ
    ングを分離自在に適宜拘止具にて一体連結して内
    部に形成した下部ケーシング室と上部ケーシング
    室を、当該下部ケーシング室内上部を仕切つた仕
    切板の中央筒部を介して相互に連通する一方、前
    記下部ケーシングに回転自在に内設するとともに
    外部動力を導入自在かつフライホイールを固着し
    た垂直メイン軸の上端を前記中央筒部に貫通臨ま
    せ、他方天端開口を天蓋にて開閉自在とする前記
    上部ケーシングに内設するとともに逆円錐台形プ
    ラスチツクバスケツトを収容して蓋板にて密閉固
    定するロータリーケージの底板中央を前記垂直メ
    イン軸の上端に固着し前記フライホイールを制動
    操作するブレーキペダルを前記下部ケーシング外
    に突出してなる遠心分離機。
JP8394988U 1988-06-27 1988-06-27 Expired JPH0444183Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8394988U JPH0444183Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

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JP8394988U JPH0444183Y2 (ja) 1988-06-27 1988-06-27

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Publication Number Publication Date
JPH028553U JPH028553U (ja) 1990-01-19
JPH0444183Y2 true JPH0444183Y2 (ja) 1992-10-19

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