JPH044402Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH044402Y2 JPH044402Y2 JP1986077652U JP7765286U JPH044402Y2 JP H044402 Y2 JPH044402 Y2 JP H044402Y2 JP 1986077652 U JP1986077652 U JP 1986077652U JP 7765286 U JP7765286 U JP 7765286U JP H044402 Y2 JPH044402 Y2 JP H044402Y2
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- JP
- Japan
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- floor
- room
- cold
- cold room
- joint
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- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 239000000565 sealant Substances 0.000 claims 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 6
- 239000010426 asphalt Substances 0.000 description 4
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 4
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 3
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- 239000011491 glass wool Substances 0.000 description 2
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- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は室温の異なる低温室床部と常温室床
部の伸縮目地構造に関するものである。
部の伸縮目地構造に関するものである。
冷凍室、定温室等の室温が低い低温室と常温の
常温室が隣接している場合、低温室側の床が収縮
して低温室床部と常温室床部間に亀裂が生じたり
する。また、多層階をなす建物物では低温室の上
層に位置する低温室は、下層階の壁が収縮して低
温室と常温室の間に亀裂を発生し、亀裂を境に段
差状となることがある。
常温室が隣接している場合、低温室側の床が収縮
して低温室床部と常温室床部間に亀裂が生じたり
する。また、多層階をなす建物物では低温室の上
層に位置する低温室は、下層階の壁が収縮して低
温室と常温室の間に亀裂を発生し、亀裂を境に段
差状となることがある。
このような亀裂や段差はフオークリフト等の荷
物搬送気の走行に支障となり、搬送中に荷物が落
下することがある。
物搬送気の走行に支障となり、搬送中に荷物が落
下することがある。
この考案にかかる低温室床部と常温室床部間の
伸縮目地構造は、多層階をなす建物物の低温室床
部と常温室床部を切り離して目地とし、両床部の
目地隅角部にアングル材を固定するとともに両床
部間にシーリング材を充填し、低温室上層に位置
する低温室床部を常温室床部よりも若干高く形成
するものである。
伸縮目地構造は、多層階をなす建物物の低温室床
部と常温室床部を切り離して目地とし、両床部の
目地隅角部にアングル材を固定するとともに両床
部間にシーリング材を充填し、低温室上層に位置
する低温室床部を常温室床部よりも若干高く形成
するものである。
目地にて両床部が切り離されれおり床部に亀裂
が入ることがない。
が入ることがない。
目地隅角部にはアングル材が固定されており、
目地部の破損を防ぐことができる。
目地部の破損を防ぐことができる。
低温室床部を支える壁が収縮して低温室床部が
下つても、低温室床部は予め常温室床部よりも高
いため、段差は小さくなる。
下つても、低温室床部は予め常温室床部よりも高
いため、段差は小さくなる。
以下、図に示す一実施例に基づきこの考案を詳
細に説明する。
細に説明する。
図においてＡは多層階をなす冷凍庫等の低温室
であり、荷捌前室やプラツトホーム等の常温室Ｂ
と隣り合つている。
であり、荷捌前室やプラツトホーム等の常温室Ｂ
と隣り合つている。
まず第２図に示す１階の低温室床部１は、階下
が低温室Ａでないためにグラスウール等の床断熱
材２が収納されている。低温室床部１はスラブの
凹部３内に載置されており、低温室床部１下に床
断熱材２が収納されている。スラブ凹部３にはア
スフアルト防湿層４が敷設されている。低温室床
部１と常温室床部５は切離されており、目地Ｃと
なつている。低温室床部１と常温室床部５の各目
地隅角部にはアングル材６，６が各々固定されて
おり、両床部１，５の端部に平行に突き合わされ
ている。両床部１，５間には伸縮シーリング材７
が充填されている。シーリング材７は低温室床部
１が完全に冷却し温度収縮により目地が開ききつ
た状態で充填し、床部１の伸縮に追随できるよう
にしてある。目地Ｃは防熱扉８から外側に20cm程
度の位置に形成し、常温で確実なシーリング材７
の充填が可能となるようにしてある。
が低温室Ａでないためにグラスウール等の床断熱
材２が収納されている。低温室床部１はスラブの
凹部３内に載置されており、低温室床部１下に床
断熱材２が収納されている。スラブ凹部３にはア
スフアルト防湿層４が敷設されている。低温室床
部１と常温室床部５は切離されており、目地Ｃと
なつている。低温室床部１と常温室床部５の各目
地隅角部にはアングル材６，６が各々固定されて
おり、両床部１，５の端部に平行に突き合わされ
ている。両床部１，５間には伸縮シーリング材７
が充填されている。シーリング材７は低温室床部
１が完全に冷却し温度収縮により目地が開ききつ
た状態で充填し、床部１の伸縮に追随できるよう
にしてある。目地Ｃは防熱扉８から外側に20cm程
度の位置に形成し、常温で確実なシーリング材７
の充填が可能となるようにしてある。
壁は内側コンクリート壁９の外側に複数層にグ
ラスウール等の断熱材にが張り付けられ、軽量鉄
骨を下地としてアスフアルト防湿層１０と外側壁
１１が取付けられている。
ラスウール等の断熱材にが張り付けられ、軽量鉄
骨を下地としてアスフアルト防湿層１０と外側壁
１１が取付けられている。
第３図に示す低温室の上層に位置する低温室床
部１と常温室床部５間にも目地Ｃが形成されてお
り、上記と同様にアングル材６，６が両床部１，
５の各目地隅角部に固定されている。また階下が
低温室Ａであるために、低温室床部１が常温室床
部５よりも若干高くなつている。両床部１，５間
にはエラスタイト等の目地伸縮材１２が介在され
ており、シーリング材７が目地Ｃ内に充填されて
いる。
部１と常温室床部５間にも目地Ｃが形成されてお
り、上記と同様にアングル材６，６が両床部１，
５の各目地隅角部に固定されている。また階下が
低温室Ａであるために、低温室床部１が常温室床
部５よりも若干高くなつている。両床部１，５間
にはエラスタイト等の目地伸縮材１２が介在され
ており、シーリング材７が目地Ｃ内に充填されて
いる。
外側壁１１、低温室床部１下面、常温室床部５
下面には結露防止のための断熱材１４が吹付けら
れている。
下面には結露防止のための断熱材１４が吹付けら
れている。
また低温室床部１にはフロアヒーター１５が埋
設されている。床表面の結露水、結氷等を蒸発さ
せ、フオークリフト等通行のスリツプを防止す
る。
設されている。床表面の結露水、結氷等を蒸発さ
せ、フオークリフト等通行のスリツプを防止す
る。
この考案は以上のような構成を有し、以下のよ
うな効果を得ることができる。
うな効果を得ることができる。
○イ 目地にて低温室床部と常温室床部が切離され
て目地とされているため、低温室床部が収縮し
ても亀裂が生じることがない。
て目地とされているため、低温室床部が収縮し
ても亀裂が生じることがない。
○ロ 目地隅角部にはアングル材が固定されてお
り、目地部の破損を防止する。
り、目地部の破損を防止する。
○ハ 低温室床部を支える壁が収縮して低温室床部
が下つても、低温室の上層に位置する低温室床
部は予め常温室床部よりも高くなつているた
め、略高さが同じとなり通交の支障とならな
い。
が下つても、低温室の上層に位置する低温室床
部は予め常温室床部よりも高くなつているた
め、略高さが同じとなり通交の支障とならな
い。
○ニ 目地にはシートリング材が充填されているた
め目地の間隔が大きくあいても隙間を埋め、通
交の支障とならない。
め目地の間隔が大きくあいても隙間を埋め、通
交の支障とならない。
○ホ 階下に低温室がある目地にも伸縮目地材を充
填すれば、温度差収縮や地震時の動きを吸収す
ることができる。
填すれば、温度差収縮や地震時の動きを吸収す
ることができる。
第１図はこの考案を実施した建造物の縦断面
図、第２図は第１図の部拡大図、第３図は第１
図の部拡大図である。 Ａ……低温室、Ｂ……常温室、Ｃ……目地、１
……低温室床部、２……床断熱材、３……凹部、
４……アスフアルト防湿層、５……常温室床部、
６……アングル材、７……シーリング材、８……
防熱扉、９……内側コンクリート壁、１０……ア
スフアルト防湿層、１１……外側壁、１２……目
地伸縮材、１４……断熱材、１５……フロアヒー
ター。
図、第２図は第１図の部拡大図、第３図は第１
図の部拡大図である。 Ａ……低温室、Ｂ……常温室、Ｃ……目地、１
……低温室床部、２……床断熱材、３……凹部、
４……アスフアルト防湿層、５……常温室床部、
６……アングル材、７……シーリング材、８……
防熱扉、９……内側コンクリート壁、１０……ア
スフアルト防湿層、１１……外側壁、１２……目
地伸縮材、１４……断熱材、１５……フロアヒー
ター。
Claims (1)
- 多層階をなす建築物の低温室床部と常温室床部
を切り離して目地とし、両床部の目地隅角部にア
ングル材を固定するとともに両床部間にシーリン
グ材を充填し、低温室上層に位置する低温室床部
を常温室床部よりも若干高く形成したことを特徴
とする低温室床部と常温室床部間の伸縮目地構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986077652U JPH044402Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986077652U JPH044402Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62189406U JPS62189406U (ja) | 1987-12-02 |
| JPH044402Y2 true JPH044402Y2 (ja) | 1992-02-10 |
Family
ID=30925859
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986077652U Expired JPH044402Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH044402Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6076182U (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-28 | 鹿島建設株式会社 | ボツクスカルバ−ト |
-
1986
- 1986-05-23 JP JP1986077652U patent/JPH044402Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62189406U (ja) | 1987-12-02 |
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