JPH0442987Y2 - - Google Patents

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JPH0442987Y2
JPH0442987Y2 JP1986139166U JP13916686U JPH0442987Y2 JP H0442987 Y2 JPH0442987 Y2 JP H0442987Y2 JP 1986139166 U JP1986139166 U JP 1986139166U JP 13916686 U JP13916686 U JP 13916686U JP H0442987 Y2 JPH0442987 Y2 JP H0442987Y2
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JP
Japan
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cutting blade
blade casing
bumper
casing
sled body
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JP1986139166U
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JPS6345137U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は草刈機における刈刃ケーシング保護装
置に関する。
(ロ) 従来の技術 回転刈刃とその側方を包囲する刈刃ケーシング
とを地上に沿つて移動させることにより、刈刃ケ
ーシングの前部下縁から潜入する草を回転刈刃で
順次刈り取るように構成した草刈機は知られてい
る。
この種の草刈機においては、その刈取性能を維
持する上に、刈刃ケーシングの損傷を防止する必
要があり、そのために、出願人は先の出願(実願
昭61−24360号)において、刈刃ケーシングから
離れた前方位置に、刈刃ケーシング保護装置とし
て、直状のバンパーを横設することを提案してい
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、上記した従来のバンパーは、前方に
石、木材等の障害物が散在する場合に、バンパー
と障害物が衝接することにより刈刃ケーシングの
損傷を防止する働きはするものの、機体の進行に
伴う刈刃ケーシングの移動予定軌跡から、人為作
業を要することなく障害物を排除する機能は持た
ない。そのため、障害物がバンパーに衝接した場
合、その都度、機体の走行を停止して障害物を取
り除いてやる必要があつた。
また、従来のバンパーは、その下端を潜り抜け
るような小さな障害物に対しては、刈刃ケーシン
グの保護装置として機能しなかつた。
この考案は主として上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、機体の進行に伴う刈刃ケーシング
の移動予定軌跡から石、木材等の障害物を人為作
業を要することなく排除することができ、且つ、
小さな障害物にも対しても有効に機能する草刈機
における刈刃ケーシング保護装置を提供すること
を目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は次のような
手段を採る。
すなわち、実施例に対応する第1,2図に示す
ように、回転刈刃4と、この側方を包囲する刈刃
ケーシング6とを、地上に沿つて移動させること
により、刈刃ケーシング6の前部下縁から潜入す
る草を回転刈刃4で刈り取るようにした草刈機に
おいて、刈刃ケーシング6の前部位置に、後端底
部11aを刈刃ケーシング6の下縁6aと略々同
一高さに、そして後端11c全幅が刈刃ケーシン
グ6全幅の大部分を占めるように設定した前縁部
の始端から後端底部にかけて舳先形状のソリ体1
1を設け、更に、このソリ体11の前縁11bに
沿うバンパー12を設けたものである。
(ホ) 作用 刈刃ケーシング6の移動予定軌跡にある障害物
は刈刃ケーシング6がその位置に達する前にバン
パー12に衝接する。バンパー12に衝接した障
害物は、バンパー12が舳先形状のソリ体11の
前縁11bに沿つていることから、機体の進行に
伴つて、水が舳先により左右に排除されるが如き
態様でバンパー12の左右に排除される。この場
合、バンパー12の後端全幅は刈刃ケーシング6
全幅の大部分を占めることから、障害物は刈刃ケ
ーシング6の移動予定軌跡の外に排除されること
となる。
また、バンパー12に続くソリ体11があるこ
とから、仮にバンパー12の下方を潜り抜ける障
害物があつたとしても、その障害物はソリ体11
と接触して左右に排除されるか、または、障害物
がソリ体11と地面に挟まれて機体にシヨツクを
与えるため、作業者はそのシヨツクから障害物の
存在を知ることができ、刈刃ケーシング6が損傷
を受ける前に適当な処置をとり得る。
(ヘ) 実施例 以下、本考案の具体的な実施例を図面に基づい
て説明する。
第1図〜第3図は本考案を実施された乗用型草
刈機を示し、1は前輪2と後輪3の中間に位置す
る刈取装置である。この刈取装置1は起風部を設
けた回転刈刃4、この回転刈刃4を回転させる刈
刃軸5、回転刈刃4の上方及び側方を包囲する刈
刃ケーシング6、及び刈取装置1の地上高さを保
持する支持輪7,7等から成つていて、リンク機
構8,8により、機体に対し上下動自在に装着さ
れている。したがつて、機体が進行すれば、回転
刈刃4と刈刃ケーシング6とは地上に沿つて同体
状に移動することになる。
前記回転刈刃4は、機体に設けた図示のないエ
ンジンからベルト9、プーリ10、及び刈刃軸5
等を経て動力を伝達され、機体の進行に伴つて刈
刃ケーシング6の前方下端から潜入した草を順次
に刈り取る。刈り取られた草は回転刈刃4の衝撃
作用、起風部で発生した風、及び刈刃ケーシング
6の案内作用等によつて、勢い良く外方へ放出さ
れる。
11は前記刈刃ケーシング6の前部位置に設け
たソリ体で、舳先における舟底及び舟側の形状を
真似た舳先形状としてあり、その後端底部11a
の高さを刈刃ケーシング6の下縁6aと概略一致
させ、且つ後端11cの全幅を、刈刃ケーシング
6全幅の大部分を占めるように設定する。なお本
例では、ソリ体11の後端底部11aと刈刃ケー
シング6の下縁6aとの高さを合致させ、両者を
ボルトで結合してある。
前記ソリ体11の前縁11bすなわち舟側に相
当する部分の上縁には、その長手方向に沿つてバ
ンパー12を固着してある。このバンパー12は
本例では帯状板の幅方向を立状に配置してなる
が、障害物の衝撃に耐え得るものであればどのよ
うな断面形態のものであつても差支えない。ま
た、バンパー12の背後には、その強度を増すた
めの補強板13を水平状に固着してある。14,
14はバンパー12及びソリ体11を刈刃ケーシ
ング6に固定するための固定部であり、支持輪7
を装着した支持板15にボルトにより固定してあ
る。なお、本例ではバンパー12を支持輪7,7
の相互間に設けてあるが、要すれば支持輪7,7
から張り出す態様に設ける。
上記構成において、機体の進行中に、障害物が
バンパー12に衝接すると、固定部14,14と
ソリ体11とで支持されたバンパー12は障害物
を前方へ押しやる。これにより、障害物はバンパ
ー12の傾斜に倣つて機体後方かつ側方へ移動さ
せられ、さらに支持板15の前面を経て支持輪7
の外方側まで移動させられる。これにより、障害
物は刈刃ケーシング6の移動予定軌跡の外に出る
ことになる。
また、バンパー12を潜り抜けるような小さな
障害物はソリ体11に接触して側方へ排除される
か、または障害物がソリ体11と地面の間に挟ま
れ、刈刃ケーシング6に直接接触することなく、
また、刈取装置1及びリンク装置8,8を介して
機体にシヨツクを与えることとなり、シヨツクが
緩和される。
(ト) 考案の効果 以上のような本考案によれば、以下のような効
果がある。
1 刈刃ケーシング6の移動予定軌跡内に石や木
等の障害物がある場合、バンパー12が機体の
進行に伴つてその障害物を左右何れかの側に、
かつ刈刃ケーシング6の移動予定軌跡外に排除
することから、刈刃ケーシング6の損傷を防止
することができると共に、障害物が在るたびに
機体を停止させる必要がなくなり、作業能率が
向上する。
2 バンパー12により排除できなかつた小さな
障害物は刈刃ケーシング6に直接干渉しないで
ソリ体11と接触し、且つ側方に排除されるた
め、刈刃ケーシング6の前部を一層確実に保護
することができる。
3 場合によつて側方へ排除されなかつた小さな
障害物については、これがソリ体11と地面の
間に挟まれた際のシヨツクよつて、作業者はそ
の存在を逸早く知ることができ、刈刃ケーシン
グ6が損傷する前に適当な処置をとることが可
能になる。
4 ソリ体11はそのなだらかな底面により刈刃
ケーシング6の前方にある刈草をその後方へ好
適にかわすことができるため、機体の進行中に
刈刃ケーシング6の前部壁面で地上に散乱する
刈草を無用に掻き集める現象を防止することが
できる。
5 ソリ体11は機体進行中に刈刃ケーシング6
の前部下縁からこの内方に潜り込む草を徐々に
折り曲げるように案内するため、一層好適な刈
取が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を実施した乗用型草刈機の側面
図、第2図は同じくバンパー周辺の一部破断平面
図、第3図は第2図のA−A矢視断面図である。 4……回転刈刃、6……刈刃ケーシング、6a
……刈刃ケーシングの下縁、11……ソリ体、1
1a……ソリ体の後端底部、11b……ソリ体の
前縁、11c……ソリ体の後端、12……バンパ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転刈刃4と、この側方を包囲する刈刃ケーシ
    ング6とを、地上に沿つて移動させることによ
    り、刈刃ケーシング6の前部下縁から潜入する草
    を回転刈刃4で刈り取るようにした草刈機におい
    て、刈刃ケーシング6の前部位置に、後端底部1
    1aを刈刃ケーシング6の下縁6aと略々同一高
    さに、そして後端11c全幅が刈刃ケーシング6
    全幅の大部分を占めるように設定した前縁部の始
    端から後端底部にかけて舳先形状のソリ体11を
    設け、更に、このソリ体11の前縁11bに沿う
    バンパー12を設けたことを特徴とする草刈機に
    おける刈刃ケーシング保護装置。
JP1986139166U 1986-09-09 1986-09-09 Expired JPH0442987Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986139166U JPH0442987Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986139166U JPH0442987Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6345137U JPS6345137U (ja) 1988-03-26
JPH0442987Y2 true JPH0442987Y2 (ja) 1992-10-12

Family

ID=31044811

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JP1986139166U Expired JPH0442987Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6055324B2 (ja) * 1979-06-12 1985-12-04 株式会社クボタ 移動車における変速操作装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6055324U (ja) * 1983-09-20 1985-04-18 株式会社クボタ モア−の防石装置

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6055324B2 (ja) * 1979-06-12 1985-12-04 株式会社クボタ 移動車における変速操作装置

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Publication number Publication date
JPS6345137U (ja) 1988-03-26

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