JPH0442926Y2 - - Google Patents

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JPH0442926Y2
JPH0442926Y2 JP1986026175U JP2617586U JPH0442926Y2 JP H0442926 Y2 JPH0442926 Y2 JP H0442926Y2 JP 1986026175 U JP1986026175 U JP 1986026175U JP 2617586 U JP2617586 U JP 2617586U JP H0442926 Y2 JPH0442926 Y2 JP H0442926Y2
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heat dissipation
integrated circuit
dissipation block
heat
flat
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/26Layer connectors, e.g. plate connectors, solder or adhesive layers; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/31Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process
    • H01L2224/32Structure, shape, material or disposition of the layer connectors after the connecting process of an individual layer connector
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/30Technical effects
    • H01L2924/35Mechanical effects
    • H01L2924/351Thermal stress
    • H01L2924/3511Warping

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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、集積回路の冷却構造に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来この種の冷却構造としては、たとえば特開
昭52−8776に開示されているものがあつた。すな
わち第13図および第14図に示すように基板8
2に集積回路を複数搭載したマイクロパツケージ
81をコネクタ88に実装し、基板82の集積回
路の搭載面とは反対の面に熱交換器86をあて
て、熱交換器86の内部に水等の冷媒液を流して
冷却する構成であつた。熱交換器86の底面には
薄い化撓性壁94が配設されていた。マイクロパ
ツケージ81の集積回路搭載面とは反対の面であ
る放熱面83は、基板82上に多層の印刷配線の
形成時や集積回路チツプ取付け時に加わる熱によ
り必ずしも平坦ではなくなつていた。しかし集積
回路にて発生した熱を効率良く移送するためには
熱交換器86の可撓性壁94を放熱面83に密着
させ両者の間〓を小さくすることが必要であり、
ソリウネリ変形等の平坦性の欠如は好ましくなか
つた。そのため、熱交換器86の内部を流れる水
の圧力により可撓性壁94を一点鎖線で示すよう
に変形せしめ放熱面に水圧にて押しつけることで
解決を図らんとしていた。
またたとえばIEEE ICCD′83にて報告された論
文“空冷IBM4381 モジユール用内的、外的冷
却増強”(NEW INTERNAL AND
EXTERNAL COOLING ENHANCEMENTS
FOR THE AIR−COOLED IBM 4381
MODULE)に開示されているものがあつた。す
なわち第15図に示す様に基板101に集積回路
102を複数搭載した組立品の集積回路102の
搭載面側に冷却板104を取付け、冷却板104
と集積回路102の間に生じる間〓110に熱伝
導性コンパウンド108を充填して構成してい
た。冷却板104には放熱フイン117が取付け
られており、集積回路102にて発生した熱は熱
伝導性コンパウンド108を伝わり冷却板104
から放熱フイン117へと移動し外気に放散、集
積回路102が規定温度以下に冷却されていた。
更に第16図に示すように圧接コネクタ121
に実装される複数の集積回路124を搭載したマ
イクロパツケージ125を冷却するための手段と
して前記マイクロパツケージ125の集積回路1
24搭載面と反対の放熱面131に両面が平坦に
加工された放熱板126を固着し更にその面と同
等の平坦面をもち、内部は水流を可能とした流路
を設けてある冷却板127をボルト130で密着
固定してあり集積回路124からの発熱を放熱板
126→冷却板127→冷媒といつた熱バスで構
成されている。
〔解決すべき問題点〕
上述した従来の第1の冷却構造においては、熱
交換器86の底面に設けられた可撓性壁94が可
撓性を持たせるために特に薄い(たとえば0.05mm
〜0.25mm)銅等より成る板材を使用して作成され
ていたので、熱抵抗を決定する一要因である熱交
換器86への押圧力すなわち水圧を大きくでき
ず、基板82と熱交換器86との間の低熱抵抗化
の妨げとなる欠点があつた。また熱交換器86は
マイクロパツケージ81を交換する際操作するも
ので、薄板部すなわち可撓性壁94の強度が弱い
ため取扱いに十分注意する必要があり、誤れば水
漏れという重大事故を招く欠点があつた。
また上述した従来の第2の冷却構造においては
基板101上に実装された集積回路102と集積
回路102に対向する冷却板104との間には微
小な間〓が存在し、この微小間〓をいかに小さく
できるかが冷却性能を左右していた。上記の例で
も微小間〓を0.2mmに保つてギヤツプに熱伝導性
コンパウンド108を充填することにより集積回
路102と冷却板104間の熱抵抗は9℃/Wと
報告されていた。この値を決定する支配的要素は
微小間〓の大きさであり、間〓を狭くすることが
熱抵抗の低下につながつていた。しかしながら基
板101集積回路102冷却板104その他構造
を構成する部品には寸法誤差があり、また組立て
においても組立誤差が生じその累積値は100〜
200μmに達していた。この誤差の累積値よりもギ
ヤツプの間隔を狭くすると集積回路102と冷却
板104が接触し、力が加わり破損してしまう欠
点があつた。従つて従来技術においては微小間〓
を狭ばめて熱抵抗の改善を図ることが困難であつ
た。
上述した従来の第3の冷却構造は、圧接コネク
タ121に複数の集積回路124を搭載したマイ
クロパツケージ125が実装されていた。更に集
積回路124が搭載される面の反対側の放熱面に
接着もしくは半田付等で放熱板126と熱的に接
続すると共に機械的な固定をも兼ねる様にされて
いた。したがつて前記放熱板126にボルト13
0にて密着固定される冷却板127等の重量が全
てその面に加わることになり信頼性を損なる問題
があつた。更には上記問題を解決するために冷却
板127等を上からボルト等でプリント配線板1
22と固定する方法があるが、これについても不
用意に締め過ぎると全体が沈み込んでしまいコネ
クタの接点を破損させたり、プリント配線板のた
わみを生じさせるといつた欠点があつた。
〔問題点の解決手段〕
上述した従来の問題点を解決すべく本考案は、
固着面とは反対面側が平坦に加工された放熱ブロ
ツクを基板の放熱面に固着し、さらに底面を平坦
に加工した水冷ジヤケツトにネジを貫通させて放
熱ブロツクに複数設けられたタツプ穴に締め付け
て放熱ブロツクの平坦面と水冷ジヤケツトの底面
とを強固に密着させてなる冷却構造を提供せんと
するものである。
そのために本考案は、基板と、前記基板上に実
装された複数の集積回路もしくはケース入集積回
路と、前記基板の集積回路実装面とは反対の面に
固着剤にて固着されかつ固着面とは反対の面が平
坦で複数のネジ穴を有する平板状の放熱ブロツク
と、前記ネジ穴に対応した位置に貫通穴を有し前
記貫通穴にネジを通し前記ネジ穴に締め付けるこ
とにより前記放熱ブロツクの平坦な面上に重ねて
取付けられ前記平面と接する面が平坦である熱交
換器とを具備してなることを特徴とする集積回路
の冷却構造を提供するものである。
〔実施例〕
次に本考案について図面を参照して説明する。
先ず本考案の第1図および第2図に示した実施
例について詳述する。
印刷基板2には集積回路3が多数マトリツクス
状に配置され両者は電気的・機械的に接続支持さ
れている。印刷基板2の集積回路3の搭載面とは
反対の面に放熱ブロツク5が半田または熱伝導率
の良い銀入り接着剤等の固着剤4によつて固着さ
れ、両者が一体化されモジユール1が形成され
る。半田等を使用する場合は印刷基板2固着面を
あらかじめメタライズしておく。固着することに
より、従来技術にて説明した印刷基板2のソリと
放熱ブロツク5の固着面のソリ・ウネリから生じ
る両者の間〓は固着剤4により埋められることに
なる。放熱ブロツク5は熱伝導率の良い金属で熱
膨張率が印刷基板2とほぼ等しい材料が適する。
たとえば印刷基板2がアルミナセラミツクスな
ら、モリプデン・タングステンやそれらと銅粉末
との焼結材等が選択される。また放熱ブロツク5
は固着面の反対面が特に平坦に加工され、複数の
ネジ穴5aが設けてあり、後述する水冷ジヤケツ
ト6の取付けに使用される。モジユール1はマザ
ーボード10に実装されたコネクタ8に装着さ
れ、枠状のホルダー9がモジユール1の外縁をお
さえこむことにより、コネクタ8と電気的に接続
されると共にモジユール1が保持される。さらに
モジユール1の放熱ブロツク5の上面に水冷ジヤ
ケツト6が重ねられ、複数のネジ7が貫通穴6c
を貫通してネジ穴5aに螺入されて両者が接合・
固定される。水冷ジヤケツト6の放熱ブロツク5
と接する面は特に平坦に加工されており、両者の
接合面は間〓が零であつて密着している。水が水
冷ジヤケツト6に設けられた水入口管6a、水出
口管6bにより内部に流される。集積回路3にて
発生した熱は印刷基板2に伝わり固着層を介して
放熱ブロツク5に移動する。固着層は前述した様
に印刷基板2と放熱ブロツク5間の間〓を埋め空
気層が無いので、印刷基板2のソリ・変形を吸収
して熱抵抗を小さくできる。放熱ブロツク5と水
冷ジヤケツト6の間はネジにて平坦面が互いに強
固に密着され面圧も大きいのでこの間の熱抵抗を
従来より小さくできる。この様に熱源から熱交換
をする水冷ジヤケツトまでの低熱抵抗化が可能で
ある。また水冷ジヤケツトの熱交換面は従来の様
に化撓性を持たせるために薄板である必要はなく
厚板で構成するため機械的な強度を十分とでき
る。
なお、本実施例では、水冷ジヤケツト6を搭載
した水冷方式を述べたが、フインをもつ底面が平
坦なヒートシンクを装着すれば空冷方式にても実
現できる。
第2に本考案の第3図ないし第7図に示した実
施例について詳述する。
印刷基板22には集積回路33が多数マトリツ
クス状に配置され、両者は電気的、機械的に接続
支持されている。印刷基板22の集積回路33の
搭載面とは反対の面に複数個の放熱ブロツク23
が半田または熱伝導率の良い銀入り接着剤等の固
着剤34によつて固着され、両者が一体化されモ
ジユール21が形成される。半田等を使用する場
合は印刷基板22の固着面をあらかじめメタライ
ズしておく。放熱ブロツク23は固着面の反対面
が特に平坦に加工され、またネジ穴24を有して
おり、また印刷基板22への固着には後述する方
法にて各放熱ブロツク23間の平坦度が出るよう
にして固着される。モジユール21はプリント板
32に実装されたコネクタ31に装着され枠状の
ホルダー25がモジユール21の外縁を押え込む
ことによりコネクタ31と電気的に接続されると
共にモジユール21が保持される。さらにモジユ
ール21の放熱ブロツク23の上面に放熱ブロツ
ク23と接する面を特に平坦に加工した水冷ジヤ
ケツト26が重ねられ、複数のネジ27が貫通穴
28を貫通してネジ穴24に締め付けられ両者が
接合固定される。尚、ネジ27は放熱ブロツク2
3に対応してすべて取付ける必要はなく必要な部
分のみ取付ける。該水冷ジヤケツト26に設けら
れた水入口管29より水が入り水出口管30より
水が排出される。
次に放熱ブロツク23の印刷基板22への固着
方法を第5図ないし第7図を使用して説明する。
第6図は放熱ブロツク23の整列治具37を示
した斜視図であり、放熱ブロツク23は第7図に
示すように軸芯に対し垂直で、且つお互が直交す
る貫通穴BとCが設けられている。放熱ブロツク
23の貫通穴BとCには整列台36を貫通してシ
ヤフト35が挿入されている。尚、該整列台36
は非常に剛性があり、且つ、放熱ブロツク23の
隣接面側の表面は非常に平坦に仕上げられてい
る。この直交する2本のシヤフト35により放熱
ブロツク23の位置が定まりこの位置は集積回路
33の搭載位置に整合するようになつている。
次に第5図を使用して説明する。第5図aは第
6図のD−D断面図であり、前記したように放熱
ブロツク23を整列した整列治具37を第5図b
に示すように治具台38に搭載された印刷基板2
2の表面に塗布された固着剤34の上面より矢印
方向に装着し且つ押圧し、加熱することにより放
熱ブロツク23を印刷基板22に固着させる。そ
の後、第5図cに示すように整列台36、シヤフ
ト35、治具台38を取除くことによりモジユー
ル21が完成する。
前述したように整列台36は非常に剛性があり
非常に平坦に加工されていること、および放熱ブ
ロツク23の固着面の反対の面も非常に平坦に仕
上げられていることから放熱ブロツク23の上面
は平坦で且つ放熱ブロツク23間の平坦度も非常
に良く作ることが出来る。また、従来技術にて説
明した印刷基板22のソリから生じる放熱ブロツ
ク23間の〓間は固着剤34により埋められるこ
とになる。
次に固着剤34を固着させる熱により放熱ブロ
ツク23間の平坦度が出ないことが考えられるた
め整列台36、シヤフト35、治具台38の材料
は印刷基板22の熱膨張率にほぼ等しい材料が良
い。しかし放熱ブロツク23は小型であることお
よび放熱ブロツク23の保持を放熱ブロツク23
の中心に合わせ且つシヤフト35では拘束してい
ないことより放熱ブロツク23の熱膨張による平
坦度の問題は軽減される。従つて放熱ブロツク2
3は熱伝導率の良い金属を必要とするが特に印刷
基板22の熱膨張率に合わせる必要がないため非
常に安価な材料の使用が可能となる。集積回路3
3にて発生した熱は印刷基板22に伝わり固着層
を通じて放熱ブロツク23に移動する。固着層は
前述した様に印刷基板22と放熱ブロツク23間
の〓間を埋め空気層が無いので印刷基板22のソ
リ変形を吸収して熱抵抗を小さく出来る。放熱ブ
ロツク23と水冷ジヤケツト26の間はネジ7に
て平坦面が互いに強固に密着され面圧も大きいの
で、この間の熱抵抗が従来より小さく出来る。こ
の様に熱源から熱交換をする水冷ジヤケツト26
までの低熱抵抗化が可能である。また水冷ジヤケ
ツト26の熱交換面は従来の様に可撓性を持たせ
るために薄板である必要がなく厚板であるため機
械的な強度は十分にある。
尚、本実施例では水冷ジヤケツト26を搭載し
た水冷方式を述べたがフインをもつ底面が平坦な
ヒートシンクを装着すれば空冷方式でも実現可能
である。
第3に本考案の第8図ないし第11図に示した
実施例について詳述する。
基板51には集積回路52が多数マトリツクス
状に配置され両者は電気的・機械的に接続支持さ
れている。基板51はその外縁が基板枠53に強
固に固着されており、冷却板54が集積回路52
に対向して基板枠53に冷却板固定ねじ59によ
り固定される。冷却板54の集積回路52と対向
する面の外周には凸起55が設けてあり、凸起5
5上に銅箔56の外周がシール融着される。銅箔
56は基板51の垂直な方向の可動性を増すため
に、集積回路52との対向面以外のカ所は波形に
成形してある。その様子を第9図に示す。冷却板
54に設けられた凸起55には液体を注入するた
めの孔注入口63が貫通し、さらに注入封止ねじ
61を取付けるためのネジ溝が切られている。ま
た注入口63を穿つた反対辺にも同様な孔を空気
排気口64として設け、排気封止ねじ62が取付
けられる。そして冷却板54の上面には水66を
流し冷却する水冷ジヤケツト65が搭載される。
次に本構造の特徴である集積回路52への密着
のしくみについて述べてみる。第8図、第10図
に示す様に冷却板54を基板枠53に冷却板固定
ねじ59にて固定する。組立ての前に集積回路5
2の表面に熱伝導性コンパウンド58を塗布して
おく。第10図は組立て後の縦断面図を示し、こ
の時点では銅箔56の形は何ら変化しないので、
集積回路52の表面には接触しておらず、間〓6
0が存在する。ここで二個の封止ねじ61,62
をはずした状態で注入口63より液体57を注入
する。この時液体57により冷却板54と銅箔5
6の空間の空気は排気口64より抜け、最終的に
は液体57だけで満たされる。液体57で満たさ
れた後、排気口64を排気封止ねじ62にて閉じ
る。さらに液体57を注入して加圧状態にする
と、銅箔56は集積回路52側にふくらみ熱伝導
性コンパウンド58を押しのけながら集積回路5
2の表面に接触して密着する。そして注入口63
に注入封止ねじを取付けて液体57を封じ込め加
圧状態を保つ。圧力は大きな圧力である必要はな
く大気圧より若干大きな圧力であれば密着し、基
板51集積回路52に機械的なダメージを与えな
い。第11図に液体注入後の状態を示す。集積回
路52にて発生した熱は銅箔56より液体57を
通じて冷却板54に伝わりさらに水冷ジヤケツト
65の内部を流れる水66に放散される。前述し
た様に集積回路52と銅箔56との間〓はほぼ零
であり、従来技術の欠点を完全に除去でき、大巾
な低熱抵抗化が実現できる。また、冷却板54に
衝撃が加わつても封じ込めた液体57が緩衝とな
り、外力からも保護される。
なお本実施例では水冷ジヤケツト65を搭載し
た水冷方式を示したが、冷却板54に放熱フイン
を装着すれば空冷方式にても実現できる。最後に
本考案の第12図に示した実施例について説明す
る。
圧接コネクタ71がマザーボードなるプリント
配線板72に組み込まれており、その四隅には先
端に段付部とオネジとを有した支柱73が圧接コ
ネクタのハウジングを貫いてプリント配線板72
と垂直に固定されている。圧接コネクタ71には
複数の集積回路74を搭載したマイクロパツケー
ジ75が実装されておりマイクロパツケージ75
の集積回路搭載面と逆の放熱面には放熱板76が
固着されている。放熱板76には複数のメネジが
設けてあり冷却板77を支柱73で案内してボル
トで放熱板76と密着固定される。更に冷却板7
7から突き出た支柱73に圧縮コイルバネ78を
それぞれ装着し上からトクシユナツト79を支柱
73の段付部まで規定量ねじ込まれる様になつて
おり、この時の圧縮コイルバネ78のたわみによ
り発生した反発力は、全体を押し下げて圧接コネ
クタ71の接点をいたずらに圧迫せず冷却板77
の重量を保持する圧力になる様に調整されてい
る。
〔考案の効果〕
以上述べた様に本考案は、基板の放熱面に平坦
な面を有する放熱ブロツクを固着剤により固着し
放熱ブロツクの面上に平坦な面をもつ水冷ジヤケ
ツトをネジにて密着させているので、熱抵抗を小
さくすると共に保守時操作をする熱交換器である
水冷ジヤケツトを機械的に強固にできる効果を有
する。
また本考案は、放熱ブロツクと基板との熱膨張
率を特に合わせる必要がないので、安価な材料を
使用出来るという効果も有する。
更に本考案は、集積回路から冷却板に至る熱流
路における熱抵抗を決定する支配的要素である微
小間〓を封止した液体の圧力を利用して銅箔を前
記集積回路に対し密着させることにより除去して
いるので、構成部品の寸法精度および組立誤差を
吸収して大巾に熱抵抗を低減することが可能とな
る効果を有する。また本考案は、集積回路に銅箔
を密着させながらも冷却板に加わる外力から集積
回路を保護できる効果も有する。
加えて本考案は、プリント配線板に固定され圧
接コネクタハウジングを貫通して先端に段付部お
よびネジを有する支柱と冷却板上に接触し前記支
柱に装着した圧縮コイルバネと前記支柱の先端に
設けられたオネジと係合し前記圧縮コイルバネの
規定量を押圧するトクシユナツトとを具備してい
るので、圧接コネクタに実装されたマイクロパツ
ケージを冷却するための冷却板の重量を放熱接触
面で支えることなく前記冷却板を保護できる効果
を有し、また圧接コネクタの接点をいたずらに圧
迫したりあるいはプリント配線板を過大にたわま
すことなく冷却板を保持できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の集積回路の冷却構造の一実施
例を示す分解斜視図、第2図は第1図実施例のA
−A断面図、第3図は本考案の集積回路の冷却構
造の他の実施例を示す分解斜視図、第4図は第3
図実施例のE−E断面図、第5図a,b,cはそ
れぞれ第3図実施例のモジユールの組立方法を示
すD−D断面図、第6図は第3図実施例の放熱ブ
ロツクの整列治具の斜視図、第7図は第3図実施
例の放熱ブロツクの斜視図、第8図は本考案の集
積回路の冷却構造の更に他の実施例を示す分解斜
視図、第9図は第8図実施例の銅箔を示す拡大断
面図、第10図は液体封止前の第8図実施例の断
面図、第11図は液体封止後の第8図実施例の断
面図、第12図は本考案の集積回路の冷却構造の
別の実施例を示す断面図、第13図は従来例の分
解斜視図、第14図は第13図従来例の部分断面
図、第15図は他の従来例の斜視図、第16図は
更に他の従来例の断面図である。 1……モジユール、2……印刷基板、3……集
積回路、4……固着剤、5……放熱ブロツク、5
a……ネジ穴、6……水冷ジヤケツト、6a……
水入口管、6b……水出口管、6c……貫通穴、
7……ネジ、8……コネクタ、9……ホルダー、
10……プリント配線板、21……モジユール、
22……印刷基板、23……放熱ブロツク、24
……ネジ穴、25……ホルダ、26……水冷ジヤ
ケツト、27……ネジ、28……貫通穴、29…
…水入口管、30……水出口管、31……コネク
タ、32……プリント板、33……集積回路、3
4……固着剤、35……シヤフト、36……整列
台、37……整列治具、38……治具台、51…
…基板、52……集積回路、53……基板枠、5
4……冷却板、55……凸起、56……銅箔、5
7……液体、58……熱伝導性コンパウンド、5
9……冷却板固定ネジ、60……間〓、61……
注入口封止ねじ、62……排気口封止ねじ、63
……注入口、64……排気口、65……水冷ジヤ
ケツト、66……水、67……放熱フイン、71
……圧接コネクタ、72……プリント配線板、7
3……支柱、74……集積回路、75……マイク
ロパツケージ、76……放熱板、77……冷却
板、78……圧縮コイルバネ、79……トクシユ
ナツト、80……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板と、前記基板上に実装された複数の集積回
    路もしくはケース入集積回路と、前記基板の集積
    回路実装面とは反対の面に固着剤にて固着されか
    つ固着面とは反対の面が平坦で複数のネジ穴を有
    する平板状の放熱ブロツクと、前記ネジ穴に対応
    した位置に貫通穴を有し前記貫通穴にネジを通し
    前記ネジ穴に締め付けることにより前記放熱ブロ
    ツクの平坦な面上に重ねて取付けられ前記平面と
    接する面が平坦である熱交換器とを具備してなる
    ことを特徴とする集積回路の冷却構造。
JP1986026175U 1986-02-25 1986-02-25 Expired JPH0442926Y2 (ja)

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