JPH0442861Y2 - - Google Patents

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JPH0442861Y2
JPH0442861Y2 JP1706586U JP1706586U JPH0442861Y2 JP H0442861 Y2 JPH0442861 Y2 JP H0442861Y2 JP 1706586 U JP1706586 U JP 1706586U JP 1706586 U JP1706586 U JP 1706586U JP H0442861 Y2 JPH0442861 Y2 JP H0442861Y2
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numerical control
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wiring
control learning
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は数値制御学習装置に関し、特に離散形
の数値制御学習装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般に、実際の数値制御回路は、出力側が機械
的実負荷に接続されており、且つ多くの負荷機能
を伴つている。その為、この数値制御回路につい
て正確なシミユレーシヨンを行なうことは、難し
いとされている。また、ブロツク線図を用いて定
量的に表わすことも必ずしも容易ではない。
更に重要なことは、実際の数値制御回路の動特
性にあつては、アナログ的にもデイジタル的にも
高速で動作しているため、系の動作状態を正しく
計測することが極めて難しいということにある。
このようなことから、現場の技術者は当面の制
御装置がどのような基本特性をもつているか納得
できないまま仕事を進めることも多々あり、技術
の壁が生じるのも係る場合に多いことも否めな
い。
一方、従来の離散形の数値制御学習装置は、デ
イジタルコンピユータによつてシミユレーシヨン
するものである。この場合には比較的大きな演算
処理能力を有するシステムを採用したときに限
り、高精度にシミユレーシヨンすることができ
る。
しかし、数値制御学習する場所全てに上記シス
テムを採用することは、立地条件並びに経済的観
点等から実状にそぐわないこともある。
こうした現状に鑑み、本願考案者は、サーボ技
術の殆んどの問題が自動制御の基本回路、即ち、
(離散+線形)形制御回路に帰着することに着目
して、本考案を完成するに至つた。
〔考案の目的〕
即ち、本考案の目的は、(離散+線形)形制御
回路の構成でシミユレーシヨンを行なう際に、シ
ミユレーシヨン操作がし易い数値制御学習装置を
提供することにある。
〔考案の概要〕
上記の目的を達成するため、本考案の数値制御
学習装置は実系のシステムフローに従つて半固定
式に基幹配線が施され、且つパツチコードにより
結線状態を適宜変更し得るように前記基幹配線の
各部に案内孔が形成されたパツチボードを有する
ことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第2図は本考案が適用された数値制御学習装置
の要部外観を示す斜視図であり、第3図はその上
面図である。
図示のように、シミユレータ本体101の全面
には、パツチボード103が設けられている。
パツチボード103は、実系のシステムフロー
に従つた第4図に示すような回路構成を実現する
ために、そのシステムに従つて半固定式に基幹配
線が施されている。そして、図示のように表面に
は基幹配線を示す配線図105が印刷等によつて
施されている。
また、配線図105で示す基幹配線の各部に
は、案内孔107が形成されている。この各案内
孔107のうち選択された案内孔107相互間
を、第1図に示すようにパツチボード109で電
気的に接続すると、例えば第4図に示すように実
系に従つたシステムフローが完成される。
また、第1図に示すようにシミユレータ本体1
01はレコーダ111と電気的に接続される。
また、113は可変ボリユームであり、この可
変ボリユーム113は第4図に示す回路構成の各
パラメータを連続可変するものである。
次に上述した第4図に示す回路構成について説
明する。
図中、1はアナログ部、3はデイジタル部であ
る。アナログ部1、置数器11、同13、同1
5、同17、同19、同21、同23、同25及
び同27と、比較器29、同31、同33及び同
35とを備えており、それ等の結線構成で、実系
のアナログ各部に相当する各伝達関数がパラメー
タとして与えられたものとされる。
即ち、置数器11、同17及び同23は遅れ
(1/S)置数用、置数器13はループゲイン
(KG)用、置数器15はモータのトルク定数
(KT)用、置数器19はモータの逆起電力定数
(KE)用、置数器21はモータの速度基幹
(Kω)用、置数器25はモータから戻るエンコ
ーダのパルス密度(KENC)用、27は機械負
荷用(D:摩擦定数、JL:機械の慣性モーメント
用であり、アナログ部1はこれ等置数器11〜2
7と比較器29、同31、同33及び35とで帰
還回路が形成されたものとされている。
この数値制御学習装置のアナログ部1では、比
較器29においてモータの速度帰還(Kω)信号
を置数器21から受ける一方、後述する位置偏差
(Ei=E0)を受けて、その偏差を求める。
比較器31においては、モータの逆起電力定数
KEが与えられた帰還信号を置数器19から受け
る一方、比較器29の偏差を置数器11の遅れ
(1/S)及び置数器13のループゲイン(KG
を介して受けて、その偏差を求める。
サ−ボモータを示す比較器33においては、サ
ーボモータ駆動による置数器17の遅れ(1/
SJ11)が与えられたモータ軸出力(ω)で稼働さ
れる置数器27の機械負荷(D+SJL)と反力TL
との比較器35による総和を受ける一方、比較器
31の偏差を置数器15のモータトルク定数
(KT)を介して受けて、その偏差を求める。
こうして上記モータ軸出力(ω)が置数器25
のパルス密度(KENC)及び置数器23の遅れ
(1/S)を介してデイジタル部3へ帰還信号と
して送出される。
一方デイジタル部3では、アナログ部1からの
帰還信号をサンプルホールド回路37で受ける。
このサンプルホールド回路37は推定されたタイ
ミングで帰還信号をサンプリングホールドし、こ
れが目標値E0として比較器41へ送出される。
比較器41は上記目標値E0を受け、求めた偏
差Ei−E0をアナログ部1の比較器29へ送出す
る。ここでサンプルホールド回路39は、設定す
べきモータ回転数の繰返し周期とされたアナログ
電圧又は同様繰返し周期のパーソナルコンピユー
タからの連続パターンを、推定されたタイミング
でサンプリングホールドして指令値Eiを得る。
このようなことから、デイジタル部3で得られ
た指令値Eiと目標値E0との偏差Ei−E0に応答し
て、アナログ部1の各部は実系の数値制御回路に
対応するように模式成業状況を示すことになる。
従つて、アナログ部1の模式制御状況を示すア
ナログデータをレコーダで記録することができる
ようにしておけば、実系の数値制御回路を理解
し、且つ制御数理に従い、定量的に解析するため
の基本制御回路が実現される。
特に、置数器11〜27の所定の入力操作で連
続可変とする構成を有するものとしておけば、第
5図に示す実系のアナログ各部に相当する各伝達
関数のパラメータを種々変更してシミユレーシヨ
ンすることができる。
但し、第5図において、第4図と同一記号で示
す部分は、第4図のそれに対応しており、また、
現在地カウンタとDAとの組み合せは、サンプル
ホールド回路37に相当し、位置指令カウンタと
DAとの組み合せは、サンプルホールド回路39
に相当する。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案が適用された数値
制御学習装置であれば、学習の為にシミユレーシ
ヨンする対象のプログラムを簡単操作で変更し得
る等実用上多大なる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の適用された数値制御学習装置
の使用状態を示す図、第2図はその数値制御学習
装置の斜視図、第3図はその数値制御学習装置の
上面図、第4図はその数値制御学習装置の回路構
成を示すブロツク線図、第5図は実系の数値制御
回路のブロツク線図である。 101……シミユレータ本体、103……パツ
チボード、105……配線図、107……案内
孔、109……パツチコード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 指令値に対応した模式制御状況を示すデータ
    を図式表示手段で表示させる数値制御学習装置
    において、 実系のシステムフローに従つて半固定式に基
    幹配線が施され、且つパツチコードにより結線
    状態を適宜変更し得るように前記基幹配線の各
    部に案内孔が形成されたパツチボードを有する
    ことを特徴とする数値制御学習装置。 (2) 前記パツチボードは、表面に前記基幹配線を
    示す配線図が施されていることを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の数値制御学
    習装置。
JP1706586U 1986-02-08 1986-02-08 Expired JPH0442861Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1706586U JPH0442861Y2 (ja) 1986-02-08 1986-02-08

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JP1706586U JPH0442861Y2 (ja) 1986-02-08 1986-02-08

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JPS62129571U JPS62129571U (ja) 1987-08-15
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