JPH0442281A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
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- JPH0442281A JPH0442281A JP15082990A JP15082990A JPH0442281A JP H0442281 A JPH0442281 A JP H0442281A JP 15082990 A JP15082990 A JP 15082990A JP 15082990 A JP15082990 A JP 15082990A JP H0442281 A JPH0442281 A JP H0442281A
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- fixing roller
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- fixing
- conductor
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- Pending
Links
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- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims 1
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、定着装置に関し、より詳しくは耐摩耗性及び
定着性能の向上を図った定着装置に関する。
定着性能の向上を図った定着装置に関する。
(従来の技術)
周面にPFA (四ふっ化エチレン−パーフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体)をコーティングした定着
ローラを有する定着装置は、従来マイナストナーを定着
する場合に一般的に使用されていた技術であり、また、
プラスドナーを定着する場合には定着ローラ周面がマイ
ナスに帯電しない様に導、電性物質を混入したPFA、
PTFA(四ふっ化エチレン−パーテトラフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体)をコーティングし、かつ
、この定着ローラの基体を導体とし、接地した構成とし
ていた。
キルビニルエーテル共重合体)をコーティングした定着
ローラを有する定着装置は、従来マイナストナーを定着
する場合に一般的に使用されていた技術であり、また、
プラスドナーを定着する場合には定着ローラ周面がマイ
ナスに帯電しない様に導、電性物質を混入したPFA、
PTFA(四ふっ化エチレン−パーテトラフルオロアル
キルビニルエーテル共重合体)をコーティングし、かつ
、この定着ローラの基体を導体とし、接地した構成とし
ていた。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、プラスドナーを定着する場合、PFAを表面
にコーティングした定着ローラでは、該定着ローラ周面
がマイナスに帯電しく−5,000乃至−10,0OO
V) 、プラスに帯電したトナーが静電的に該定着ロー
ラ表面に強固に付着してしまい、いわゆる静電的なオフ
セットを発生させるという問題があった。
にコーティングした定着ローラでは、該定着ローラ周面
がマイナスに帯電しく−5,000乃至−10,0OO
V) 、プラスに帯電したトナーが静電的に該定着ロー
ラ表面に強固に付着してしまい、いわゆる静電的なオフ
セットを発生させるという問題があった。
また、定着ローラ周面に導電性物質を混入したPTFE
をコーティングし、該定着ローラの基体を導体とし、な
おかつ基体を接地することにより該定着ローラ周面の帯
電を防止可能であるが、導電性物質を混入したPTFE
のコーテイング材はフェルトバットの様なりリーニング
材に対して非常に摩耗が激しいという問題があった。
をコーティングし、該定着ローラの基体を導体とし、な
おかつ基体を接地することにより該定着ローラ周面の帯
電を防止可能であるが、導電性物質を混入したPTFE
のコーテイング材はフェルトバットの様なりリーニング
材に対して非常に摩耗が激しいという問題があった。
そこで、本発明は、耐摩耗性に優れ、かつ、定着機能に
も優れた定着装置を提供することを目的とするものであ
る。
も優れた定着装置を提供することを目的とするものであ
る。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、加熱状態の定着ローラと、圧接ローラとの間
で被定着部材を圧接しつつこの被定着部材に対する定着
動作を行う定着装置において、前記定着ローラは接地電
位に保持される導体製の基体と、この基体周面に数十μ
mの厚さに被着したふっ素樹脂材とを具備するものであ
る。
で被定着部材を圧接しつつこの被定着部材に対する定着
動作を行う定着装置において、前記定着ローラは接地電
位に保持される導体製の基体と、この基体周面に数十μ
mの厚さに被着したふっ素樹脂材とを具備するものであ
る。
(作 用)
上述した構成によれば、定着ローラが接地電位に保持さ
れる導体製の基体を具備するので、定着ローラのマイナ
ス帯電による静電的なオフセットが無くなる。
れる導体製の基体を具備するので、定着ローラのマイナ
ス帯電による静電的なオフセットが無くなる。
また、前記基体表面に数十μmの厚さのふっ素樹脂材を
被着しているので、耐摩耗性も良好となる。
被着しているので、耐摩耗性も良好となる。
(実施例)
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本実施例の接触型の定着装置1の断面図である
。同図において、被定着部組Aは、定着前ガイド板7に
沿って矢印の方向より定着装置1に搬送され、定着ロー
ラ2と圧接ローラ3とにより圧接されながら加熱され、
該被定着部材A上に所定の画像が定着され、排紙ガイド
9に沿って排紙ローラ8により定着装置1外へ排紙され
るようになっている。
。同図において、被定着部組Aは、定着前ガイド板7に
沿って矢印の方向より定着装置1に搬送され、定着ロー
ラ2と圧接ローラ3とにより圧接されながら加熱され、
該被定着部材A上に所定の画像が定着され、排紙ガイド
9に沿って排紙ローラ8により定着装置1外へ排紙され
るようになっている。
前記定着ローラ2は、内部中心部に設置されているハロ
ゲンランプ4により加熱され、温度検出素子1−0によ
り検出された検出温度変化により前記ハロゲンランプ4
への通電を制御し、これにより定着ローラ2表面の温度
制御が行われるようになっている。
ゲンランプ4により加熱され、温度検出素子1−0によ
り検出された検出温度変化により前記ハロゲンランプ4
への通電を制御し、これにより定着ローラ2表面の温度
制御が行われるようになっている。
尚、第1図中5は圧接ローラ3を定着ローラ2側へ押圧
する押圧ばねである。
する押圧ばねである。
また、第2図は前記定着ローラ2の構成図である。この
定着ローラ2の表面は、第2図に示した範囲内にPFA
を10乃至40μmの厚さにコティングし、その両端部
の範囲に導体である円柱状の基体2aが露出している。
定着ローラ2の表面は、第2図に示した範囲内にPFA
を10乃至40μmの厚さにコティングし、その両端部
の範囲に導体である円柱状の基体2aが露出している。
基体2aの露出面に接地ブラシ千1を接触させることに
より、定着ローラ2の基体2aは接地電位(0(V)
)に保たれるようになっている。
より、定着ローラ2の基体2aは接地電位(0(V)
)に保たれるようになっている。
次に、第3図、第4図をも参照し、前記定着ローラ2の
静電的なオフセットの発生状況について説明する。
静電的なオフセットの発生状況について説明する。
第3図は前記基体2aの周面に20μmの厚さのPFA
のコーティングを行った定着ローラ2を用い、かつ、標
準のプラスドナーを用いて、接地の有無による高温オフ
セットの発生状態を実験した結果を示すものである。
のコーティングを行った定着ローラ2を用い、かつ、標
準のプラスドナーを用いて、接地の有無による高温オフ
セットの発生状態を実験した結果を示すものである。
第3図に示すように、接地が有る場合には170’Cま
でオフセットが無く良好であるのに対し、接地が無い場
合には190°C以上でないと良好な状態とならず、こ
の結果、プラスドナーのオフセット防止のためには定着
ローラ2を接地すると良いことが明らかである。
でオフセットが無く良好であるのに対し、接地が無い場
合には190°C以上でないと良好な状態とならず、こ
の結果、プラスドナーのオフセット防止のためには定着
ローラ2を接地すると良いことが明らかである。
また、PFAの厚さは、フェルトバット等からなるクリ
ーニング部材との接触による摩耗を考慮すると、10乃
至40μmが良好で40μm以上になると定着ローラ2
の基体2aから接地しても定着ローラ2周面の帯電電位
が低下しなくなる。
ーニング部材との接触による摩耗を考慮すると、10乃
至40μmが良好で40μm以上になると定着ローラ2
の基体2aから接地しても定着ローラ2周面の帯電電位
が低下しなくなる。
そのため低温時のオフセットが発生しやすくなる。
また、PFAの厚さが10μm以下ではすぐ摩耗してし
まうため実用的でない。
まうため実用的でない。
PFAの厚さと、オフセット発生温度との関係を第4図
に示す。
に示す。
第4図から、10乃至40μmの厚さの場合160°C
に至るまでオフセットが発生せず、安定した動作を発揮
することが理解される。
に至るまでオフセットが発生せず、安定した動作を発揮
することが理解される。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、そ
の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
[発明の効果]
以上詳述した本発明によれば、定着ローラが導体製で接
地電位に保たれるのでマイナス帯電による静電的なオフ
セットが防止でき、かつ、耐摩耗性にも優れ、全体とし
て優れた定着性能を発揮する定着装置を提供することが
できる。
地電位に保たれるのでマイナス帯電による静電的なオフ
セットが防止でき、かつ、耐摩耗性にも優れ、全体とし
て優れた定着性能を発揮する定着装置を提供することが
できる。
第1図は本発明の実施例装置の断面図、第2図は同装置
の定着ローラの構成を示す説明図、第3図は本実施例に
おける定着ローラの制御温度とPFAコーティングの有
無によるオフセット発生状態との実験結果を示す表、第
4図は同上の定着ローラのPFAコーティング厚と、オ
フセット発生温度との関係を示す表である。 1−・・・定着装置、 2・・・定着ローラ、3・・
・圧接ローラ、11・・・接地ブラシ、A・・・被定着
部材。
の定着ローラの構成を示す説明図、第3図は本実施例に
おける定着ローラの制御温度とPFAコーティングの有
無によるオフセット発生状態との実験結果を示す表、第
4図は同上の定着ローラのPFAコーティング厚と、オ
フセット発生温度との関係を示す表である。 1−・・・定着装置、 2・・・定着ローラ、3・・
・圧接ローラ、11・・・接地ブラシ、A・・・被定着
部材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 加熱状態の定着ローラと、圧接ローラとの間で被定着部
材を圧接しつつこの被定着部材に対する定着動作を行う
定着装置において、 前記定着ローラは接地電位に保持される導体製の基体と
、この基体周面に数十μmの厚さに被着したふっ素樹脂
材とを具備することを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15082990A JPH0442281A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15082990A JPH0442281A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 定着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0442281A true JPH0442281A (ja) | 1992-02-12 |
Family
ID=15505306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15082990A Pending JPH0442281A (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0442281A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180100430A1 (en) * | 2015-06-11 | 2018-04-12 | Eaton Corporation | Supercharger having constant lead helix angle timing gears |
-
1990
- 1990-06-08 JP JP15082990A patent/JPH0442281A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20180100430A1 (en) * | 2015-06-11 | 2018-04-12 | Eaton Corporation | Supercharger having constant lead helix angle timing gears |
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