JPH0441397B2 - - Google Patents

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JPH0441397B2
JPH0441397B2 JP58171526A JP17152683A JPH0441397B2 JP H0441397 B2 JPH0441397 B2 JP H0441397B2 JP 58171526 A JP58171526 A JP 58171526A JP 17152683 A JP17152683 A JP 17152683A JP H0441397 B2 JPH0441397 B2 JP H0441397B2
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JP
Japan
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signal
sensor
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detection
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Prior art date
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JP58171526A
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English (en)
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JPS6063697A (ja
Inventor
Toshio Imaizumi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP58171526A priority Critical patent/JPS6063697A/ja
Publication of JPS6063697A publication Critical patent/JPS6063697A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、電気的、物理的な変化を測定、監視
する監視システムに利用する故障検出回路に係
り、特に信号検出系の故障を検出する故障検出回
路に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、かかる監視システムの監視項目の1つと
して機械の振動測定があげられる。この機械振動
の測定は、第1図に示す如くサイズモ形センサー
1により検出した振動速度(振動数f×変位振幅
A)に比例した交流電圧信号vをコンデンサ2を
介して積分増幅器3に入力し、ここで変位振幅A
に比例した交流電圧信号に変換して出力してい
る。さらに、この交流電圧信号は尖頭値または平
均値整流回路4および平滑回路5により変位振幅
Aに比例した直流電圧に変換して測定値として出
力していた。
ところで、上記監視システムをオン・ライン計
器として使用する場合、センサー1の断線や地路
などの故障を検出して警報を発生させる必要があ
る。このため、上記回路のセンサー1の両端間に
新たに電流制限抵抗6と直流電源7を介挿し、セ
ンサー1へ直流電流を供給するとともに、a−b
間の直流電圧がある電圧以上のときに比較回路8
から駆動信号を出力してリレー9を駆動するよう
にしている。
従つて、センサー側(センサー1およびコネク
タ10a,10bなど)が正常な場合、a−b間
に現われる直流電圧はVab=r/R+rEとなるが、 センサー1がセンサーコイルの断線、接続不良、
コネクタ10a,10bの接続不良、接続ケーブ
ルの断線などによつて故障が生じた場合、センサ
ー1側には電流が流れなくなり、a−b間の直流
電圧はVab=Eとなり、正常なときよりも直流電
圧が上昇する。上式においてRは電流制限抵抗6
の抵抗値、rはセンサー1の純抵抗、Eは直流電
源7の電圧値を示す。
そこで、上記a−b間の電圧Vabの上昇を比較
回路8で検出し、リレー9を動作させて故障警報
接点ry1を閉成させ、外部へ故障警報信号を発生
させている。一方、センサー側の故障時、直流電
圧の変化による低周波交流成分は積分増幅器3、
整流回路4および平滑回路5を通つて、出力端に
過大出力として現われてしまうので、これを回避
するためリレー9の動作によつて接点ry2を閉成
し、出力端間の短絡によつて過大出力を抑制して
いる。
しかし、以上のような故障検出構成をとつた場
合、次のような問題がある。即ち、故障検出のた
めにセンサー1の両端間に直流電源7を介挿した
ことにより、故障時にa−b間に生ずる電圧は、 Vab=r/R+rE→Vab=E のようにステツプ状に変化する。このステツプ状
の変化によつて生ずる振幅の大きさは第2図に示
す如く低周波域において大きく、周波数が高くな
る程減少していく。一般に、測定振動の周波数は
低周波域であることを考えれば、故障時に生ずる
ステツプ状変化の低周波成分はセンサー1の交流
成分に重畳する。このため、例えばセンサー1の
断線しかかりやコネクタ10a,10bの接触不
良などによつてセンサー側にチヤタリング現象が
生じた場合、a−b間でステツプ状変化が繰返え
され、これが低周波成分であるからしてコンデン
サ2を通り、測定系の出力端より過大信号として
出力されてしまう。
〔発明の目的〕
本発明は上記のような不具合をなくすためにな
されたもので、如何なる故障モードの場合でも異
常出力を生ぜしめることなく確実にセンサー側の
故障を検出する故障検出回路を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
本発明は、センサーの検出信号に高周波信号を
重畳させて出力し、信号変換測定系ではセンサー
の検出信号のみを取り出して所要の信号に変換し
て出力し、一方、故障検出系は高周波信号のみを
取り出してその信号の有無により正常、故障と判
断し、故障時に信号変換測定系の出力端を零検出
値に相応する電圧よりも低下させて出力する故障
検出回路である。
〔発明の実施例〕
第3図は本発明の一実施例を示す図であつて、
これはプロセスなどの状態変化を検出する信号検
出系20に、信号変換測定系30および故障検出
系40が接続されている。この信号検出系20
は、検出コイルを有するセンサー21の一端側に
コネクタ22aを介して信号変換測定系30の入
力端が接続され、同センサー21の他端側にはコ
ネクタ22bを介して高周波信号発生器23が接
続され、この信号発生器23の他端は接地されて
いる。この高周波信号発生器23は、センサー2
1によつて検出する例えば振動周波数の上限値の
数倍以上の周波数の交流信号を発生させるもので
ある。従つて、信号検出系20としては、センサ
ー21の検出信号vを、 v=A・f=o 〓 aosin2πfot ……(1) とし、高周波信号発生器23の高周波信号eを e=bsin2πmft ……(2) とすると、信号vに信号eを重畳してなる合成信
号v+eが得られることになる。但し、上式にお
いてAは変位振幅、fは振動周波数であり、かつ
mf>検出振動数上限値×2の関係を有するもの
とする。
次に、信号変換測定系30は従来とほぼ同様な
構成を有している。つまり、センサー21の一端
側のコネクタ22aにコンデンサ31、積分増幅
器32、整流回路33および平滑回路34の順序
で接続され、この平滑回路34から直流電圧とし
た測定値が出力されるようになつている。この信
号変換測定系30は、信号検出系20側から合成
信号v+eが入力されると、積分増幅器32が積
分動作によつて低域通過(高域しや断)フイルタ
として動作するので、高周波信号eは除去されて
変位振幅Aに比例した信号A=〓vdtのみを取り
出すことができる。
一方、故障検出系40は、信号検出系20側か
ら入力される合成信号の中から高周波信号eのみ
を通過させる帯域通過または高域通過フイルタ4
1、このフイルタ41を通過した高周波信号をレ
ベルアツプする交流増幅器42、この交流増幅器
42の出力を直流化する整流回路43を有し、こ
の整流回路43の出力端にリレー44が接続され
ている。図中、ry3は警報接点、ry4は出力端短絡
接点である。
次に、以上のように構成された回路の作用を説
明する。センサー側の正常時、センサー21で検
出した低周波の振動検出信号vに高周波信号発生
器23の高周波信号eが重畳されて、信号検出系
20の出力端c,d間に第4図aのような合成信
号つまり電圧信号が出力されている。この合成信
号は信号変換測定系30の入力端であるc点およ
びコンデンサ31を経て積分増幅器32に入力さ
れるが、ここで積分増幅を行なうことにより高周
波信号発生器23から発生せられた高周波信号e
が除去され、第4図bに示すようにセンサー21
で検出した検出信号のみが積分増幅されて出力さ
れる。従つて、この積分増幅器32の出力を整流
回路33および平滑回路34で直流変換すれば、
センサー21の検出信号に比例した直流電圧信号
を測定値として出力させることができる。なお、
センサー側の正常時、センサー21による検出値
に対し、信号変換測定系30からはDC1V〜5V
の信号が出力される。よつて、検出値が零のと
き、測定値としてはDC1Vが出力される。
一方、c−d間に現われる合成信号は故障検出
系40にも入力される。この故障検出系40で
は、フイルタ41により高周波信号発生器23か
ら発生せられた高周波信号のみを通過させ、さら
に交流増幅器42で交流増幅して出力する。従つ
て、図示h−d間或いはi−d間には第5図のよ
うな脈流が出力され、これが整流回路43で整流
されてリレー44に供給される。このリレー44
の動作によつて接点ry3が開放し、他方の接点ry4
も開放する。よつて、センサー側の正常時、故障
検出系40は信号変換測定系30から切り離さ
れ、本来の測定が行なわれる。
次に、センサー側がセンサー21の断線、コネ
クタ22a,22bの接触不良などによつて故障
すると、c−d間には合成信号が現われない。よ
つて、故障検出系40のh−d間、i−d間は第
5図のように零となり、リレー44は消磁する。
従つて、このリレー44の消磁によつて、両接点
ry3およびry4が閉成し、接点ry3からは警報信号
が出力され、接点ry4の閉成によつて信号変換測
定系30の出力端が短絡されてDC1V以下に設定
される。よつて、信号変換測定系30に接続され
る例えば指示計、記録計、コンピユータなどはそ
の直流電圧値によつてセンサー側の正常、故障を
知ることができる。しかも、センサー側の故障検
出のために高周波信号を発生させ、信号変換測定
系30で除去するようにしたので、c−d間にお
いて正常→故障または故障→復帰によつてステツ
プ状の変化がなく、かつ測定にも何ら影響を与え
ない。
なお、上記実施例はセンサー側の断線、接触不
良等の故障について述べたが、信号検出系20が
地経(故障の一種)した場合にもフイルタ41に
入る信号のうち高周波信号eは地絡点の接地点間
で短絡されて衰失してリレー44を消磁させるの
で、同様に警報信号を発生させることができる。
また、上記実施例ではセンサー21による検出
信号vのレベルが高周波信号発生器23のレベル
よりも大きい例について述べたが、逆の場合には
第6図に示すようにフイルタ41を省いて使用す
ることができる。また、センサー21の検出信号
および信号発生器23の出力(c−d間のレベ
ル)が大きく、特にフイルタ41および整流回路
43を用いてリレー44を駆動できるならば、第
7図のように交流増幅器42を省くことができ
る。また、サイズモ形センサー21により変位振
動を測定する場合について述べたが、第8図のよ
うに積分増幅器32を省いて速度振動を測定する
こともできる。この場合には高周波信号発生器2
3から発生された高周波を除去するため、低域ま
たは帯域通過フイルタ35を設ければよい。さら
に、リレー44の代りに半導体素子を用いるこ
と、高周波信号発生器23の出力波形として方形
波または三角波を用いてもよいものである。その
他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変
形して実施できる。
〔発明の効果〕
以上詳記したように本発明によれば、センサー
の検出信号に高周波信号を重畳させて信号検出系
の故障を検出するとともに、信号変換測定系では
前記高周波信号を除去してセンサーの検出信号の
み所定の信号に変換して出力するようにしたの
で、信号検出系が正常および断線、接触不良など
の故障を繰返しても信号変換測定系から過大信号
が出力されることはない。このことは、信号変換
測定系に接続される出力機器が誤判断したり、損
傷したりすることがなくなり、監視の正確性を期
することができ、プラントの安全性に大きく貢献
させうる故障検出回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来回路の構成図、第2図は従来回路
の不具合を説明するための図、第3図は本発明に
係る故障検出回路の一実施例を示す構成図、第4
図および第5図は本発明回路の動作を説明する波
形図、第6図ないし第8図はそれぞれ本発明の他
の実施例を示す構成図である。 20……信号検出系、21……センサー、22
a,22b……コネクタ、23……高周波信号発
生器、30……信号変換測定系、31……コンデ
ンサ、32……積分増幅器、33……整流回路、
34……平滑回路、40……故障検出系、41…
…フイルタ、43……整流回路、44……リレ
ー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 センサーによつて検出された電気的、物理的
    な検出信号に高周波信号を重畳させて出力する手
    段と、この手段によつて得られた信号のうち前記
    検出信号のみを取り込んで所要の信号に変換して
    出力する信号変換側定系と、前記センサー側の正
    常時、前記手段によつて得られた信号から前記高
    周波信号を取り込んで前記信号変換測定系の出力
    端より切離し、前記センサー側の故障時、前記高
    周波信号の断を検出して前記信号変換測定系の出
    力レベルを前記検出信号零に相応する出力レベル
    よりも低下させる故障検出系とを備えたことを特
    徴とする故障検出回路。
JP58171526A 1983-09-17 1983-09-17 故障検出回路 Granted JPS6063697A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58171526A JPS6063697A (ja) 1983-09-17 1983-09-17 故障検出回路

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JP58171526A JPS6063697A (ja) 1983-09-17 1983-09-17 故障検出回路

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JPS6063697A JPS6063697A (ja) 1985-04-12
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JP58171526A Granted JPS6063697A (ja) 1983-09-17 1983-09-17 故障検出回路

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2754700B2 (ja) * 1989-04-03 1998-05-20 オムロン株式会社 I/o装置
JP2760027B2 (ja) * 1989-04-04 1998-05-28 オムロン株式会社 I/o装置

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JPS6063697A (ja) 1985-04-12

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