JPH0441181Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0441181Y2 JPH0441181Y2 JP1983170035U JP17003583U JPH0441181Y2 JP H0441181 Y2 JPH0441181 Y2 JP H0441181Y2 JP 1983170035 U JP1983170035 U JP 1983170035U JP 17003583 U JP17003583 U JP 17003583U JP H0441181 Y2 JPH0441181 Y2 JP H0441181Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolytic cell
- exchange membrane
- electrolyte
- bag
- molded body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003792 electrolyte Substances 0.000 claims description 18
- 238000005341 cation exchange Methods 0.000 claims description 7
- 239000012528 membrane Substances 0.000 claims description 7
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 6
- 239000003014 ion exchange membrane Substances 0.000 claims description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 210000004027 cell Anatomy 0.000 description 14
- 210000005056 cell body Anatomy 0.000 description 6
- 239000008151 electrolyte solution Substances 0.000 description 6
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 2
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、電解液の供給及び取出用のマニホー
ルドを2本以上設け、電解液を円滑に循環させる
ようにしたイオン交換膜法電解槽に関する。
ルドを2本以上設け、電解液を円滑に循環させる
ようにしたイオン交換膜法電解槽に関する。
陽イオン交換膜から成る袋状成型体に陽極を収
容し、電解槽本体を複数の陽極室と複数の陰極室
とに区画してなるイオン交換膜法電解槽に、マニ
ホールドにより電解液を供給し、又、他のマニホ
ールドから電解液を取出すようにすることは公知
である(特開昭58−91179号)。また、同様の電解
槽に、電解供給及び取出機能を有する1本のマニ
ホールドを設けることについても既に本出願人に
より出願済である(実願昭57−110300号(実開昭
59−17761号)、特願昭58−164195号(特開昭60−
56083号))。
容し、電解槽本体を複数の陽極室と複数の陰極室
とに区画してなるイオン交換膜法電解槽に、マニ
ホールドにより電解液を供給し、又、他のマニホ
ールドから電解液を取出すようにすることは公知
である(特開昭58−91179号)。また、同様の電解
槽に、電解供給及び取出機能を有する1本のマニ
ホールドを設けることについても既に本出願人に
より出願済である(実願昭57−110300号(実開昭
59−17761号)、特願昭58−164195号(特開昭60−
56083号))。
しかし、これらの電解槽では、電解液の供給及
び取出容量が一定であるため、電解槽の容量が大
きくなると、電解液の循環が不十分となる欠点が
ある。
び取出容量が一定であるため、電解槽の容量が大
きくなると、電解液の循環が不十分となる欠点が
ある。
本考案は電解槽に電解液を供給し、かつ電解液
を取出すようにしたマニホールドを複数本設け
て、電解液を円滑に循環させるようにしたもので
ある。
を取出すようにしたマニホールドを複数本設け
て、電解液を円滑に循環させるようにしたもので
ある。
即ち本考案は、複数の陽極を収容し、陽イオン
交換膜から成る袋状成型体により、電解槽本体を
複数の陽極室と複数の陰極室とに区画してなるイ
オン交換膜法電解槽において、電解槽本体の上方
に、電解液供給及び取出機能を有するマニホール
ドを2本以上設けたイオン交換膜法電解槽であ
る。
交換膜から成る袋状成型体により、電解槽本体を
複数の陽極室と複数の陰極室とに区画してなるイ
オン交換膜法電解槽において、電解槽本体の上方
に、電解液供給及び取出機能を有するマニホール
ドを2本以上設けたイオン交換膜法電解槽であ
る。
以下、添付図面に示す本考案の一実施例に基い
て本考案をより詳細に説明する。
て本考案をより詳細に説明する。
第1図は、本考案の一実施例を示す縦断正面
図、第2図は、第1図の−線横断平面図であ
る。
図、第2図は、第1図の−線横断平面図であ
る。
電解槽本体1の内部には、複数の多孔かつ中空
状の陰極2が電解槽本体1の1つの内部側壁3か
らこれと相対する内部側壁3′に延びている。電
解槽底板4の隣り合う2つの陰極2の中間位置に
は、給電棒5の下部が貫通する孔6が穿孔され、
該給電棒5は、下端をナツト7で締め付けること
により、電解槽底板4の上に立設されている。
状の陰極2が電解槽本体1の1つの内部側壁3か
らこれと相対する内部側壁3′に延びている。電
解槽底板4の隣り合う2つの陰極2の中間位置に
は、給電棒5の下部が貫通する孔6が穿孔され、
該給電棒5は、下端をナツト7で締め付けること
により、電解槽底板4の上に立設されている。
給電棒5の両面の上下両端近傍を除いた部分に
は、上下両面が開口する多孔かつ角筒状の陽極構
成体8の内面が密着して固着されている。陽極構
成体8の内部の左右両端近傍には、陽極構成体8
の両内面間にまたがる補助板9が設置され、かつ
該補助板9と前記給電棒5と陽極構成体8の両内
面間には電解液の導管10が設置されている。な
お、給電棒5、陽極構成体8、補助板9及び導管
10により陽極11が構成されている。
は、上下両面が開口する多孔かつ角筒状の陽極構
成体8の内面が密着して固着されている。陽極構
成体8の内部の左右両端近傍には、陽極構成体8
の両内面間にまたがる補助板9が設置され、かつ
該補助板9と前記給電棒5と陽極構成体8の両内
面間には電解液の導管10が設置されている。な
お、給電棒5、陽極構成体8、補助板9及び導管
10により陽極11が構成されている。
本実施例では4個の陽極11が、上面が開口す
る陽イオン交換膜で形成された袋状成型体12に
密接状態で収容され、袋状成型体12内に陽極室
が形成されている。また、陽極11の下端と、電
解槽底板4に接する部分の袋状成型体12内面間
には、ボート状の袋状成型体12の左右1対の保
護枠13が設置されている。
る陽イオン交換膜で形成された袋状成型体12に
密接状態で収容され、袋状成型体12内に陽極室
が形成されている。また、陽極11の下端と、電
解槽底板4に接する部分の袋状成型体12内面間
には、ボート状の袋状成型体12の左右1対の保
護枠13が設置されている。
電解槽本体1の上面には、スポンジガスケツト
14を介して、袋状成型体12の上面開口部に対
応する長孔15が穿孔された分離板16が載置さ
れ、袋状成型体12の上端開口部は、分離板16
の長孔15に当接された弾性シート17と、左右
方向に3個の孔18を有し、周縁が上向きに折曲
された蓋体19に挾持され、電解槽本体1内に固
定されている。
14を介して、袋状成型体12の上面開口部に対
応する長孔15が穿孔された分離板16が載置さ
れ、袋状成型体12の上端開口部は、分離板16
の長孔15に当接された弾性シート17と、左右
方向に3個の孔18を有し、周縁が上向きに折曲
された蓋体19に挾持され、電解槽本体1内に固
定されている。
電解槽本体1の上方には、下向きの1本の電解
液取出管20と、斜め下方向を向く左右1対の電
解液供給管21を有する1対のマニホールド22
が配設されている。マニホールド22の電解液取
出管20は前記蓋体19の中央の孔18に嵌合
し、1対の電解液供給管21は、それぞれ蓋体1
9の両側の孔18を貫通し、その下端は陽極室内
に達している。
液取出管20と、斜め下方向を向く左右1対の電
解液供給管21を有する1対のマニホールド22
が配設されている。マニホールド22の電解液取
出管20は前記蓋体19の中央の孔18に嵌合
し、1対の電解液供給管21は、それぞれ蓋体1
9の両側の孔18を貫通し、その下端は陽極室内
に達している。
このような構成から成る本実施例装置に、2本
のマニホールド22の4本の電解液供給管21か
ら電解液を供給すると、電解液は陽極室の最外方
の給電棒5より外側の区域と中間領域に供給さ
れ、第1図矢印に示すように、当域区域を循環し
た後、給電棒5の上下両端に近傍部分を通つて、
給電棒5の内側区域に移動し、該区域を循環した
後、電解液取出管20からマニホールド22取出
される。
のマニホールド22の4本の電解液供給管21か
ら電解液を供給すると、電解液は陽極室の最外方
の給電棒5より外側の区域と中間領域に供給さ
れ、第1図矢印に示すように、当域区域を循環し
た後、給電棒5の上下両端に近傍部分を通つて、
給電棒5の内側区域に移動し、該区域を循環した
後、電解液取出管20からマニホールド22取出
される。
本実施例では、1個の袋状成型体12に4個の
陽極11を収容する態様としたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、1個の袋状成型体に
2個、3個あるいは4個以上の陽極を収容するよ
うにしてもよい。また、袋状成型体もその全てが
陽イオン交換膜で形成されている必要はなく、少
なくとも陽極及び陰極に面する部分が陽イオン交
換膜で形成されていればよい。
陽極11を収容する態様としたが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、1個の袋状成型体に
2個、3個あるいは4個以上の陽極を収容するよ
うにしてもよい。また、袋状成型体もその全てが
陽イオン交換膜で形成されている必要はなく、少
なくとも陽極及び陰極に面する部分が陽イオン交
換膜で形成されていればよい。
本考案は、陽イオン交換膜から成る袋状成型体
に複数の陽極を収容し、容量の大きくなつた電解
槽の上方にマニホールドを2本以上設けてあるた
め、電解液が円滑に循環する。また、電解槽の容
量がさらに増大する場合にも、それに従つてマニ
ホールドの数を増やして、電解液の円滑な循環を
確保することができるので便利である。
に複数の陽極を収容し、容量の大きくなつた電解
槽の上方にマニホールドを2本以上設けてあるた
め、電解液が円滑に循環する。また、電解槽の容
量がさらに増大する場合にも、それに従つてマニ
ホールドの数を増やして、電解液の円滑な循環を
確保することができるので便利である。
第1図は、本考案の一実施例を示す縦断正面
図、第2図は、第1図の−線横断平面図であ
る。 1……電解槽本体、11……陽極、12……袋
状成型体、20……電解液取出管、21……電解
液供給管、22……マニホールド。
図、第2図は、第1図の−線横断平面図であ
る。 1……電解槽本体、11……陽極、12……袋
状成型体、20……電解液取出管、21……電解
液供給管、22……マニホールド。
Claims (1)
- 複数の陽極を収容し、陽イオン交換膜から成る
袋状成型体により、電解槽本体を複数の陽極室と
複数の陰極室とに区画してなるイオン交換膜法電
解槽において、電解槽本体の上方に、電解液供給
及び取出機能を有するマニホールドを2本以上設
けたことを特徴とするイオン交換膜法電解槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983170035U JPS6078873U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | イオン交換膜法電解槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983170035U JPS6078873U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | イオン交換膜法電解槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6078873U JPS6078873U (ja) | 1985-06-01 |
JPH0441181Y2 true JPH0441181Y2 (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=30371305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983170035U Granted JPS6078873U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | イオン交換膜法電解槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6078873U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014093933A (ja) | 2012-11-01 | 2014-05-19 | Samsung Electro-Mechanics Co Ltd | モータ駆動装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5991366U (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-21 | 株式会社トクヤマ | 電解槽用マニホルド |
-
1983
- 1983-11-04 JP JP1983170035U patent/JPS6078873U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6078873U (ja) | 1985-06-01 |
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