JPH0440773Y2 - - Google Patents

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JPH0440773Y2
JPH0440773Y2 JP1986016270U JP1627086U JPH0440773Y2 JP H0440773 Y2 JPH0440773 Y2 JP H0440773Y2 JP 1986016270 U JP1986016270 U JP 1986016270U JP 1627086 U JP1627086 U JP 1627086U JP H0440773 Y2 JPH0440773 Y2 JP H0440773Y2
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paint supply
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、塗料供給源から供給される塗料を一
旦貯留したのち、塗装機に供給するようにした塗
料供給装置に関するものである。
(従来の技術) 従来の塗装装置の塗料供給装置においては、第
2図に示すように、一端が塗料供給源1に挿入さ
れた供給通路2の他端が、補給ポンプ3を経由し
て塗料タンク4内のフイルタ5の上方に開口して
いる。塗料タンク4は、上部にアジテータ6が装
着されるとともに、底部に塗装機用塗料供給通路
7の一端が接続されている。この供給通路7には
圧送ポンプ8が設けられていて、フイルタを経由
して塗装ブース内の塗装機に塗料を供給し、ま
た、塗装機側からは戻し通路16を介して余剰塗
料を塗料タンク4に戻すようになつている。この
塗料供給装置においては、塗料の使用により、塗
料タンク4内の塗料の液面が予め設定された下
限値まで下がると、補給ポンプ3が自動的に運転
され、塗料供給源1内の塗料が供給通路2を介し
て塗料タンク4内に補給される。液面が予め設
定された上限値に達すると、補給ポンプ3が自動
的に停止され、補給が終わる。アジテータ6は、
塗料タンク4内に塗料が貯留されている間は常時
運転され、塗料を攪拌してその液面が固形化す
るのを防止する。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記のような構成によれば、塗料タン
ク4内の液面がその上限値と下限値との間を間
欠的に変動するため、塗料タンク4の側壁内面が
ぬれたり乾いたりする。そのため、該塗料タンク
4の側壁内面に半固形化した塗料が生じ、それが
剥離して塗料に混入する。この半固形化物は、軟
らかいのでそれ自体が変形して塗装機用塗料供給
通路のフイルタを通過し、塗装機に達して塗装面
に吹き付けられ、塗装を駄目にするという問題が
ある。なお、半固形化物の通過を防止するため塗
装機用塗料供給通路7のフイルタのメツシユをよ
り細かくすることが考えられるが、そうすると圧
送ポンプ8等の塗装機用塗料供給通路7における
機器の能力をより大きくする必要が生ずる。
すなわち、本考案の課題は、上記従来技術の問
題点を解決することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案は、上記課題を解決するために、塗料供
給源から塗料タンクに塗料を供給する供給通路の
途中にフイルタを介設し、このフイルタを通るよ
うに塗料タンク内の塗料を循環させるものであ
る。
すなわち、具体的に、本考案の解決手段は、一
端が塗料供給源21に、他端が塗料タンク22に
それぞれ接続され、該塗料供給源21の塗料を塗
料タンク22に供給するためのタンク用塗料供給
通路23と、該タンク用塗料供給通路23に介設
された塗料供給ポンプ25と、一端が上記塗料タ
ンク22の底部に、他端が塗装機38にそれぞれ
接続され、該塗料タンク22内の塗料を塗装機3
8に供給するための塗装機用塗料供給通路30
と、該塗装機用塗料供給通路30に介設され、塗
料を上記塗装機38に圧送せしめる圧送ポンプ3
1と、上記塗装機用塗料供給通路30に介設され
た塗装機用フイルタ32と、一端が上記塗装機3
8側に、他端が上記塗料タンク22にそれぞれ接
続され、該塗装機38側から余剰塗料を塗料タン
ク22に戻すための塗料戻し通路39とを備え
る。さらに、一端が上記塗料タンク22の底部
に、他端が上記タンク用塗料供給通路23におけ
る上記塗料供給ポンプ25よりも上流側の部位に
それぞれ接続され、上記塗料タンク22内の塗料
を上記タンク用塗料供給通路23に送り該タンク
用塗料供給通路23を介して上記塗料タンク22
に戻す塗料循環系を形成するための循環用通路2
7と、上記タンク用塗料供給通路23と循環用通
路27との接続部に設けられ、上記塗料タンク2
2内の塗料の液面が所定の下限値になつたときに
上記塗料供給源21から所定量の塗料を上記塗料
供給ポンプ25によつて上記塗料タンク22に補
給するように上記塗料供給源21を連通せしめる
状態と、上記塗料タンク22内の塗料を上記塗料
循環系を介して上記塗料供給ポンプ25によつて
循環せしめるように上記塗料供給ポンプ25に対
して循環用通路27を連通せしめる状態との間で
切換わる三方弁24と、上記タンク用塗料供給通
路23における上記三方弁24よりも下流側に介
設され、上記塗料タンク22へ供給される塗料中
の異物を除去するためのタンク用フイルタ26と
を備えたものとする。
(作用) 上記塗料供給装置においては、三方弁によつて
塗料供給ポンプに対し塗料供給源を連通させれ
ば、塗料供給源内の塗料を該塗料供給ポンプによ
つてタンク用塗料供給通路から塗料タンクに補給
することができる。一方、上記三方弁によつて塗
料供給ポンプに対し循環用通路を連通させれば、
塗料タンク内の塗料を循環用通路から三方弁を経
てタンク用塗料供給通路に送り、タンク用フイル
タを経由して塗料タンク内に戻すことができる。
つまり、塗料タンク内の塗料が上記タンク用フイ
ルタを通るように塗料の循環を行なうことができ
るわけである。
従つて、塗料がタンク内壁面に付着固化してな
る半固形化物が上記塗料の補給により上記内壁面
から剥離して塗料中に混入しても、この半固形化
物を上記塗料の循環によりタンク用フイルタによ
つて除去することができる。このため、塗装機用
塗料供給通路のフイルタでは上記半固形化物を除
去する必要がなく、また、圧送ポンプの大型化を
図つたり、上記塗装機用塗料供給通路の耐圧性を
高めるという手段を別途講ずる必要もない。
さらに、上記塗料の循環のための手段として
は、従来より備えられているタンク用塗料供給通
路及び塗料供給ポンプ(補給ポンプ)を利用する
ことができるから、構造の複雑化や大きなコスト
高を招くこともない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図に基づいて説
明する。
本実施例の塗料供給装置20は、塗料供給源2
1から塗料タンク22に塗料を供給するタンク用
塗料供給通路23の途中に、上流側から下流側に
順次、三方弁24、塗料供給ポンプ25及びタン
ク用フイルタ26を備え、三方弁24と塗料タン
ク22内の底部とが循環用通路27により接続さ
れている。上記三方弁24は、塗料供給ポンプ2
5及びタンク用フイルタ26に対する塗料供給源
21側と循環用通路27側との連通を選択的に切
換えるものである。
塗料タンク22は、内部上方に設けた内部フイ
ルタ28と、上部に設けたアジテータ29とを具
備してなり、内部フイルタ28の上方にタンク用
塗料供給通路23の下流端が開口している。ま
た、塗料タンク22の底部には、塗装機用塗料供
給通路30の一端が接続され、その他端は圧送ポ
ンプ31及びカートリツジ式の塗装機用フイルタ
32を経由して分配室33に接続されている。3
4はサージタンクである。分配室33には複数個
の分岐通路35の一端が接続され、それらの他端
は塗料レギユレータ36を経由して塗装ブース3
7内の各塗装機38に接続されている。各塗装機
38側からの複数個の余剰塗料戻し通路39がバ
ツクプレツシヤレギユレータ40を経由して塗料
タンク22内の内部フイルタ28の上方に開口し
ている。塗装機用フイルタ32の下流側とタンク
用フイルタ26の上流側との間にバイパス通路4
1が着脱可能に接続されている。
上記塗料タンク構造20において、塗料タンク
22内の塗料は、圧送ポンプ31により塗装機用
塗料供給通路30を介して分配室33に供給され
たのち、各分岐通路35により分流されて各塗装
機38に供給される。各塗装機38側で余剰とな
つた塗料は、各戻し通路39を経由して塗料タン
ク22内に戻される。
一方、塗料供給ポンプ25は常時運転されてお
り、塗料の使用により、塗料タンク22内の塗料
の液面Lが予め設定された下限値まで下がると、
三方弁24が自動的に循環用通路27を遮断し、
塗料供給源21内の塗料がタンク用塗料供給通路
23を介して塗料タンク22内に補給される。こ
の補給塗料内に半固形化物が混入していれば、タ
ンク用フイルタ26により除去される。液面Lが
予め設定された上限値に達すると、三方弁24が
自動的に循環用通路27を開くとともに三方弁2
4より上流側のタンク用塗料供給通路23を遮断
する。これにより、塗料供給源21からの塗料の
補給は停止され、塗料タンク22内の底部の塗料
が循環用通路27から三方弁24より下流側のタ
ンク用塗料供給通路23及びタンク用フイルタ2
6を経由して塗料タンク22内に戻るよう循環さ
せられる。従つて、塗料タンク22内で生じて底
部に沈殿してくる半固形化物は、浮上を防止され
るとともにタンク用フイルタ26で除去され、塗
装機用塗料供給通路30によつて塗装機38に供
給される塗料内に混入するのが防止されるのであ
る。
一方、アジテータ29は、塗料タンク22内に
塗料が貯留されている間は常時運転され、塗料を
攪拌してその液面Lが固形化するのを防止する。
なお、塗装機用フイルタ32は、カートリツジを
取り替えた当初に素材ごみを発生する。そのた
め、バイパス通路41の両端のバルブ(符号省
略)を操作し、圧送ポンプ31を運転して、塗料
タンク22内の塗料を塗装機用塗料供給通路3
0、塗装機用フイルタ32、バイパス通路41、
タンク用塗料供給通路23及びタンク用フイルタ
26を経由して塗料タンク22内に戻るよう循環
させ、タンク用フイルタ26及び塗装機用フイル
タ32自体により素材ごみを除去する。
(考案の効果) 本考案は、上記のように構成されているので、
塗料タンク内で生ずる塗料の半固形化物を簡単に
除去することができ、この半固形化物が塗装機に
供給される塗料内に混入することが防止され、半
固形化物に起因する塗装の不良化が大幅に減少す
る。また、上記半固形化物を除去するための塗料
の循環量は塗装機側に対する供給量のように大流
量にする必要がなく、従つて、塗料タンクに対す
るタンク用塗料供給通路のポンプの送り能力を特
に高めずとも、タンク用フイルタのろ過能力を半
固形化物が除去できるように高めることができ、
コスト高は免れる。
また、上記半固形化物の除去のために、塗装機
用塗料供給通路の圧送ポンプの大型化を図つた
り、該通路の耐圧性を高めるという手段を別途講
ずる必要はない。さらに、従来より備えられてい
るタンク用塗料供給通路及び塗料供給ポンプ(補
給ポンプ)を利用して塗料循環手段を構成するこ
とができるから、構造の複雑化を招くことがな
く、コストの面で有利になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の塗料供給装置が使
用されている塗装装置の系統図、第2図は従来の
塗装装置の一部省略した系統図である。 20……塗料供給装置、21……塗料供給源、
22……塗料タンク、23……タンク用塗料供給
通路、24……三方弁、25……塗料供給ポン
プ、26……タンク用フイルタ、27……循環用
通路、30……塗装機用塗料供給通路、31……
圧送ポンプ、32……塗装機用フイルタ、38…
…塗装機、39……塗料戻し通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端が塗料供給源21に、他端が塗料タンク2
    2にそれぞれ接続され、該塗料供給源21の塗料
    を塗料タンク22に供給するためのタンク用塗料
    供給通路23と、 該タンク用塗料供給通路23に介設された塗料
    供給ポンプ25と、 一端が上記塗料タンク22の底部に、他端が塗
    装機38にそれぞれ接続され、該塗料タンク22
    内の塗料を塗装機38に供給するための塗装機用
    塗料供給通路30と、 該塗装機用塗料供給通路30に介設され、塗料
    を上記塗装機38に圧送せしめる圧送ポンプ31
    と、 上記塗装機用塗料供給通路30に介設された塗
    装機用フイルタ32と、 一端が上記塗装機38側に、他端が上記塗料タ
    ンク22にそれぞれ接続され、該塗装機38側か
    ら余剰塗料を塗料タンク22に戻すための塗料戻
    し通路39と、 一端が上記塗料タンク22の底部に、他端が上
    記タンク用塗料供給通路23における上記塗料供
    給ポンプ25よりも上流側の部位にそれぞれ接続
    され、上記塗料タンク22内の塗料を上記タンク
    用塗料供給通路23に送り該タンク用塗料供給通
    路23を介して上記塗料タンク22に戻す塗料循
    環系を形成するための循環用通路27と、 上記タンク用塗料供給通路23と循環用通路2
    7との接続部に設けられ、上記塗料タンク22内
    の塗料の液面が所定の下限値になつたときに上記
    塗料供給源21から所定量の塗料を上記塗料供給
    ポンプ25によつて上記塗料タンク22に補給す
    るように上記塗料供給源21を連通せしめる状態
    と、上記塗料タンク22内の塗料を上記塗料循環
    系を介して上記塗料供給ポンプ25によつて循環
    せしめるように上記塗料供給ポンプ25に対して
    循環用通路27を連通せしめる状態との間で切換
    わる三方弁24と、 上記タンク用塗料供給通路23における上記三
    方弁24よりも下流側に介設され、上記塗料タン
    ク22へ供給される塗料中の異物を除去するため
    のタンク用フイルタ26と、 を備えたことを特徴とする塗料供給装置。
JP1986016270U 1986-02-05 1986-02-05 Expired JPH0440773Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986016270U JPH0440773Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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JP1986016270U JPH0440773Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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Publication Number Publication Date
JPS62130768U JPS62130768U (ja) 1987-08-18
JPH0440773Y2 true JPH0440773Y2 (ja) 1992-09-24

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JP1986016270U Expired JPH0440773Y2 (ja) 1986-02-05 1986-02-05

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59123555A (ja) * 1982-12-30 1984-07-17 Mitsubishi Chem Ind Ltd 塗布装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59123555A (ja) * 1982-12-30 1984-07-17 Mitsubishi Chem Ind Ltd 塗布装置

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JPS62130768U (ja) 1987-08-18

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