JPH044027B2 - - Google Patents
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- JPH044027B2 JPH044027B2 JP59191857A JP19185784A JPH044027B2 JP H044027 B2 JPH044027 B2 JP H044027B2 JP 59191857 A JP59191857 A JP 59191857A JP 19185784 A JP19185784 A JP 19185784A JP H044027 B2 JPH044027 B2 JP H044027B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B02—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
- B02C18/00—Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments
- B02C18/0084—Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments specially adapted for disintegrating garbage, waste or sewage
- B02C18/0092—Disintegrating by knives or other cutting or tearing members which chop material into fragments specially adapted for disintegrating garbage, waste or sewage for waste water or for garbage
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Sewage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<発明の背景>
本発明はパイプラインシステム内に組込まれ
た、下水などの流体によつて搬送される含有固形
物を粉砕するための装置に関する。本発明は主と
して改良された静止ケージ構造と改良された回転
自在な切断・細分用部材に関する。従来技術にか
かる粉砕装置は粉砕される下水物質の通路となる
溝を形成する軸方向に間隔をおいて配置された複
数の区域によつて形成された固定ケージを有し、
この装置はまた一般的にカツタバーと云われるケ
ージに接続された別個の静止の切断・細分用バー
を具え、該バーの先端部には歯が形成され、該歯
は固形ケージに形成された溝の対応する区域と軸
方向に一線上に並んでいる。この粉砕装置は更に
固定ケージとカツタバーに近接して設けられた相
互に係合して粉砕作用をなす手段を具えている。
た、下水などの流体によつて搬送される含有固形
物を粉砕するための装置に関する。本発明は主と
して改良された静止ケージ構造と改良された回転
自在な切断・細分用部材に関する。従来技術にか
かる粉砕装置は粉砕される下水物質の通路となる
溝を形成する軸方向に間隔をおいて配置された複
数の区域によつて形成された固定ケージを有し、
この装置はまた一般的にカツタバーと云われるケ
ージに接続された別個の静止の切断・細分用バー
を具え、該バーの先端部には歯が形成され、該歯
は固形ケージに形成された溝の対応する区域と軸
方向に一線上に並んでいる。この粉砕装置は更に
固定ケージとカツタバーに近接して設けられた相
互に係合して粉砕作用をなす手段を具えている。
叙上のタイプの粉砕装置はたとえば1942年12月
22日に発行されたジヨージ・エル・ソン
(George L.Thon)に付与された米国特許第
2305935号などの先行技術によつて公知である。
この装置においては下水中に含まれた固形物の粉
砕は静止又は回転のいずれかの溝付き過部材に
よつて行なわれ、該部材は過溝を通過するには
大き過ぎる物質の塊を阻止し、又一つ以上の切欠
き切断バーと協働して阻止された固形物が溝を通
過するのに充分な程小さい粒子に分断する切断歯
を有している。その作用の際、固形物の粉砕はバ
ーの回転軸のまわりに配置された一つ又はそれ以
上の切断用バー内の切欠きからなる走行経路内に
配置された複数の歯を具えた過器の凸面上にお
いて行なわれ、それによつて切断用バーと切断歯
との間に捕捉された固形物から細片が分断され
る。
22日に発行されたジヨージ・エル・ソン
(George L.Thon)に付与された米国特許第
2305935号などの先行技術によつて公知である。
この装置においては下水中に含まれた固形物の粉
砕は静止又は回転のいずれかの溝付き過部材に
よつて行なわれ、該部材は過溝を通過するには
大き過ぎる物質の塊を阻止し、又一つ以上の切欠
き切断バーと協働して阻止された固形物が溝を通
過するのに充分な程小さい粒子に分断する切断歯
を有している。その作用の際、固形物の粉砕はバ
ーの回転軸のまわりに配置された一つ又はそれ以
上の切断用バー内の切欠きからなる走行経路内に
配置された複数の歯を具えた過器の凸面上にお
いて行なわれ、それによつて切断用バーと切断歯
との間に捕捉された固形物から細片が分断され
る。
1945年11月20日発行のウオルタ・エイチ・グリ
ーン(Walter H.Green)に付与された米国特許
第2389309号はその好適実施例として固定の半円
筒型グリツドが該グリツドの円周方向に延在する
複数の水平溝を形成し、周縁に切断歯を有する回
転自在な複数の円形デイスクがグリツドの溝を通
つて延在し、又垂直なカツタバーが回転自在なデ
イスクの周縁に沿つて垂直に延びた導管の壁内に
セツトされている装置を開示している。これが作
動すると下水中の大きな固形物が先ず固定グリツ
ドのバーを越えて外方へ延びている回転プレート
の上流側セグメントによつて捕捉、保持され、次
に回転によつて少しづつかじり取られ、洗い流さ
れ、又はカツタバーの方へ搬送される。このよう
にして固形物は切断バーの間に捕捉されそして下
水の下流側に流される。
ーン(Walter H.Green)に付与された米国特許
第2389309号はその好適実施例として固定の半円
筒型グリツドが該グリツドの円周方向に延在する
複数の水平溝を形成し、周縁に切断歯を有する回
転自在な複数の円形デイスクがグリツドの溝を通
つて延在し、又垂直なカツタバーが回転自在なデ
イスクの周縁に沿つて垂直に延びた導管の壁内に
セツトされている装置を開示している。これが作
動すると下水中の大きな固形物が先ず固定グリツ
ドのバーを越えて外方へ延びている回転プレート
の上流側セグメントによつて捕捉、保持され、次
に回転によつて少しづつかじり取られ、洗い流さ
れ、又はカツタバーの方へ搬送される。このよう
にして固形物は切断バーの間に捕捉されそして下
水の下流側に流される。
1952年4月29日発行のハーバート・ジエイ・ミ
ーカ(Harbert J.Meeker)に付与された米国特
許第2594785号は多数の過用開口を有する垂直
な静止の半円筒型バーケージ及び一又はそれ以上
の内蔵された振動カツタアームと該カツタアーム
をケージの凹面上を前後に振動させるための手段
とを具えた粉砕装置を開示している。各カツタア
ームはバーケージに取外し可能に担持された細分
歯と協働して半円筒型ケージの過開口に集積さ
れた固形物を切断・細分化する歯を具えている。
振動カツタアームに取付けられた該カツタバーは
所望の剪断作用が好適に得られるように半円筒型
ケージの内部凹面と鋭角で交差して垂直に延びて
いる。
ーカ(Harbert J.Meeker)に付与された米国特
許第2594785号は多数の過用開口を有する垂直
な静止の半円筒型バーケージ及び一又はそれ以上
の内蔵された振動カツタアームと該カツタアーム
をケージの凹面上を前後に振動させるための手段
とを具えた粉砕装置を開示している。各カツタア
ームはバーケージに取外し可能に担持された細分
歯と協働して半円筒型ケージの過開口に集積さ
れた固形物を切断・細分化する歯を具えている。
振動カツタアームに取付けられた該カツタバーは
所望の剪断作用が好適に得られるように半円筒型
ケージの内部凹面と鋭角で交差して垂直に延びて
いる。
1980年2月5日発行の本発明者ウイリアム・ビ
ー・ガランテイ(Welliam B.Galanty)に付与
された米国特許第4186888号は主として下水流を
搬送するチヤンネル用の粉砕装置を開示し、該装
置は相互に円弧状及び軸方向に接続された円弧状
リング又はバーからなる多数の軸方向に間隔をお
いて配置された区域によつて形成された静止の半
円筒型凹面ケージを具えている。分離した多数の
櫛状部材が半円筒型凹面ケージ部材の内側面に沿
つて所定の間隔で垂直に取付けられており、その
櫛状部材の歯はケージ部材を形成するリング又は
バーの対応する区域と軸方向に一線に並んでい
る。複数の回転自在な切断・細分アームが軸方向
に配置されたシヤフトから半径方向に延在する螺
旋状経路に沿つて軸方向に取付けられ、ケージ部
材及び複数の櫛状部材と間隔をおいて配列され、
それの各歯の半径方向に張出した部分と相互に係
合して粉砕作用を行なう。切断・細分アームの歯
は該アームの各回転の間に少なくとも一回櫛状部
材の各歯とケージ部材の各溝付き開口と係合す
る。
ー・ガランテイ(Welliam B.Galanty)に付与
された米国特許第4186888号は主として下水流を
搬送するチヤンネル用の粉砕装置を開示し、該装
置は相互に円弧状及び軸方向に接続された円弧状
リング又はバーからなる多数の軸方向に間隔をお
いて配置された区域によつて形成された静止の半
円筒型凹面ケージを具えている。分離した多数の
櫛状部材が半円筒型凹面ケージ部材の内側面に沿
つて所定の間隔で垂直に取付けられており、その
櫛状部材の歯はケージ部材を形成するリング又は
バーの対応する区域と軸方向に一線に並んでい
る。複数の回転自在な切断・細分アームが軸方向
に配置されたシヤフトから半径方向に延在する螺
旋状経路に沿つて軸方向に取付けられ、ケージ部
材及び複数の櫛状部材と間隔をおいて配列され、
それの各歯の半径方向に張出した部分と相互に係
合して粉砕作用を行なう。切断・細分アームの歯
は該アームの各回転の間に少なくとも一回櫛状部
材の各歯とケージ部材の各溝付き開口と係合す
る。
<発明の概要>
本発明はカツタ歯を一体的に組込まれ又は包含
する一体物の改良された静止の半球型溝付きケー
ジと、作動中に装置を通過する下水流に対して構
造的な妨害物となることが少なく、円滑な振動の
ない粉砕作用を提供するように相互に若干の間隙
を以つて配列された改良された一体物の回転自在
な切断・細分機構とを具えた改良された粉砕装置
に関する。この装置の新規性は第一に一体的に組
込まれたカツタ歯を具えた一体物の溝付きケージ
と一体物の回転自在な切断・細分機構とに存し、
両者共各構成部品を製作し、集合しそして組立て
ると云う従来技術に比して鋳造又は鍛造などの大
量生産技術に容易に適応し得る。本発明によれ
ば、ケージはたとえば40Cステンレス鋼によつて
鋳造され、そしてそのまゝ使用し得る。回転自在
な切断・細分機構もたとえば40Cステンレス鋼で
鋳造され、切断・細分歯に対してほんの少しの機
械加工、研削又はやすり掛けを必要とするのみ
で、静止ケージのカツタ歯と円滑な振動のない相
互係合作用をすることができる。それ以外にもこ
れらの要素はステンレス鋼で鋳造され、そして硼
化クロームによる溶融コーテイングで仕上げられ
高い耐摩耗性を付与されることもある。
する一体物の改良された静止の半球型溝付きケー
ジと、作動中に装置を通過する下水流に対して構
造的な妨害物となることが少なく、円滑な振動の
ない粉砕作用を提供するように相互に若干の間隙
を以つて配列された改良された一体物の回転自在
な切断・細分機構とを具えた改良された粉砕装置
に関する。この装置の新規性は第一に一体的に組
込まれたカツタ歯を具えた一体物の溝付きケージ
と一体物の回転自在な切断・細分機構とに存し、
両者共各構成部品を製作し、集合しそして組立て
ると云う従来技術に比して鋳造又は鍛造などの大
量生産技術に容易に適応し得る。本発明によれ
ば、ケージはたとえば40Cステンレス鋼によつて
鋳造され、そしてそのまゝ使用し得る。回転自在
な切断・細分機構もたとえば40Cステンレス鋼で
鋳造され、切断・細分歯に対してほんの少しの機
械加工、研削又はやすり掛けを必要とするのみ
で、静止ケージのカツタ歯と円滑な振動のない相
互係合作用をすることができる。それ以外にもこ
れらの要素はステンレス鋼で鋳造され、そして硼
化クロームによる溶融コーテイングで仕上げられ
高い耐摩耗性を付与されることもある。
主としてパイプライン内に組込まれて粉砕装置
が使用される場合には該装置及び各部品に接近し
難いので、一旦作動状動状態に入ると該装置は非
常に高い信頼性と耐久性が要求される。このよう
な装置は寸法的な関係を良好に制御し得るので、
装置の信頼性はシステム内で用いられる部品点数
を減少することによつてかなり向上し且つ大巾に
改善されるだろうと云うことは粉砕装置の業界で
は以前から予想されていたが未だに実現されてい
なかつた。本発明の一体物の鋳造構造の使用はラ
イン内に組込まれて作動する粉砕装置の信頼性耐
久性及びエネルギ効率を実質的に改善し、それに
よつて業界の積年の問題を解決することが判明し
た。信頼性を向上させるばかりでなく、本発明は
付随的な多くの利点をもたらす。これらの利点の
中には多くの従来技術の装置において回転自在な
切断・細分部材を駆動するのに必要とされた軸方
向の駆動シヤフトの省略が含まれている。軸方向
シヤフトの省略によつて下水中の固形物の流れに
対する妨害物が無くなるか又は減少せしめられ
る。溝付きケージと回転自在な部材とが共に一体
構造になつていることは各部材の強度及び剛性を
大巾に向上し又改善する。このことは特に薄い要
素が大きい円弧上に延在している溝付きケージの
場合にあてはまる。
が使用される場合には該装置及び各部品に接近し
難いので、一旦作動状動状態に入ると該装置は非
常に高い信頼性と耐久性が要求される。このよう
な装置は寸法的な関係を良好に制御し得るので、
装置の信頼性はシステム内で用いられる部品点数
を減少することによつてかなり向上し且つ大巾に
改善されるだろうと云うことは粉砕装置の業界で
は以前から予想されていたが未だに実現されてい
なかつた。本発明の一体物の鋳造構造の使用はラ
イン内に組込まれて作動する粉砕装置の信頼性耐
久性及びエネルギ効率を実質的に改善し、それに
よつて業界の積年の問題を解決することが判明し
た。信頼性を向上させるばかりでなく、本発明は
付随的な多くの利点をもたらす。これらの利点の
中には多くの従来技術の装置において回転自在な
切断・細分部材を駆動するのに必要とされた軸方
向の駆動シヤフトの省略が含まれている。軸方向
シヤフトの省略によつて下水中の固形物の流れに
対する妨害物が無くなるか又は減少せしめられ
る。溝付きケージと回転自在な部材とが共に一体
構造になつていることは各部材の強度及び剛性を
大巾に向上し又改善する。このことは特に薄い要
素が大きい円弧上に延在している溝付きケージの
場合にあてはまる。
更に詳しく云うと、ケージの円弧状要素はその
直径方向端部に設けられたカツタ歯区域の一体化
部分を構成している。両部材の一体的な構造は各
構造の寸法の均一性を向上せしめ、作動中にこれ
ら二つの主たる協働部品間のシステム内に生ずる
振動を小さくすることができ、そしていつでも必
要なときにこれを取替えることができる。回転自
在な部材の一つの例においては切断・細分歯は隣
接する歯との間の間隙と共に非常に薄くすること
ができる。このような形態によればこの装置の回
転自在な部材はより細かい分断作用をするように
構成することができ、それによつてケージを通過
する下水の処理を更に向上することができる。
直径方向端部に設けられたカツタ歯区域の一体化
部分を構成している。両部材の一体的な構造は各
構造の寸法の均一性を向上せしめ、作動中にこれ
ら二つの主たる協働部品間のシステム内に生ずる
振動を小さくすることができ、そしていつでも必
要なときにこれを取替えることができる。回転自
在な部材の一つの例においては切断・細分歯は隣
接する歯との間の間隙と共に非常に薄くすること
ができる。このような形態によればこの装置の回
転自在な部材はより細かい分断作用をするように
構成することができ、それによつてケージを通過
する下水の処理を更に向上することができる。
本発明の一つの目的は一旦そのシステムが作動
状態に入ると補修、部品交換又は詰まりの除去な
どの作業のためにそれに接近することが実際上不
可能か高くつく閉鎖型のライン内パイプシステム
を流れる下水流体内の固形物を粉砕する改良され
たシステムを提供することにある。
状態に入ると補修、部品交換又は詰まりの除去な
どの作業のためにそれに接近することが実際上不
可能か高くつく閉鎖型のライン内パイプシステム
を流れる下水流体内の固形物を粉砕する改良され
たシステムを提供することにある。
本発明の他の目的は装置内の部品が従来型の装
置の同種の部品よりも構造的に又機械的に頑丈
で、耐久性に富み且つ信頼性の高い装置を提供す
ることにある。
置の同種の部品よりも構造的に又機械的に頑丈
で、耐久性に富み且つ信頼性の高い装置を提供す
ることにある。
本発明の更に別の目的は作動中の静止部品と可
動部品との間の振動を解消するか又は最小になす
装置を提供することにある。
動部品との間の振動を解消するか又は最小になす
装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は従来型の装置に用いら
れて下水流の障害物となり、所望の背圧よりも高
い背圧を生ずる原因となつていた軸方向の駆動シ
ヤフトを無くすことによつて下水の流れをよくし
て低い背圧を保ち、エネルギ効率のよい装置を提
供することにある。
れて下水流の障害物となり、所望の背圧よりも高
い背圧を生ずる原因となつていた軸方向の駆動シ
ヤフトを無くすことによつて下水の流れをよくし
て低い背圧を保ち、エネルギ効率のよい装置を提
供することにある。
本発明のもう一つの目的は装置内を通過する下
水流が通常よりも厚さの薄い回転自在な部材の円
弧状アーム上に形成された切断・細分歯と円形ケ
ージ要素との間に狭い軸方向間隙を有するケージ
との協働によつてより細かい粒子サイズの固形物
に粉砕される粉砕装置を提供することにある。
水流が通常よりも厚さの薄い回転自在な部材の円
弧状アーム上に形成された切断・細分歯と円形ケ
ージ要素との間に狭い軸方向間隙を有するケージ
との協働によつてより細かい粒子サイズの固形物
に粉砕される粉砕装置を提供することにある。
本発明の更にもう一つの目的は回転自在な部材
がシステムの軸を中心に両方向、即ち時計方向又
は反時計方向のいずれにも回転し得る粉砕システ
ムを提供することにある。
がシステムの軸を中心に両方向、即ち時計方向又
は反時計方向のいずれにも回転し得る粉砕システ
ムを提供することにある。
叙上の本発明の目的は櫛状一体化区域を形成す
る半径方向に突出する複数のカツタ歯を直径方向
端部に具えた、間隔をおいて配置された複数の円
弧状要素によつて形成された一体構造の金属製の
静止のカツプ状ケージ及び流れを妨害する軸方向
シヤフトを持たない、回転作用をなす少なくとも
二つの直径方向の円弧状アーム上に切断・細分歯
を具えた一体構造のロータとを含んでなる少ない
部品からなる粉砕装置によつて達成される。
る半径方向に突出する複数のカツタ歯を直径方向
端部に具えた、間隔をおいて配置された複数の円
弧状要素によつて形成された一体構造の金属製の
静止のカツプ状ケージ及び流れを妨害する軸方向
シヤフトを持たない、回転作用をなす少なくとも
二つの直径方向の円弧状アーム上に切断・細分歯
を具えた一体構造のロータとを含んでなる少ない
部品からなる粉砕装置によつて達成される。
<実施例>
図面を参照すると、第1図には電気制御装置1
3を具えた駆動モータシステム12がモータ取付
けプレート14によつて支持されてなる改良され
たライン内粉砕システム10が示されている。
3を具えた駆動モータシステム12がモータ取付
けプレート14によつて支持されてなる改良され
たライン内粉砕システム10が示されている。
モータ取付けプレート14は円形フランジ18
の延長部である複数のパイプフランジアーム16
に複数のボルト19によつて接続され、該ボルト
19は静止の半球状粉砕ケージ20のハウジング
の一部を形成し、又回転自在に取付けられた切
断・粉砕部材22用の支持体を形成している。第
1図に示すように、駆動モータアセンブリ12は
上方からモータプレート14を介してこの改良さ
れたライン内粉砕システム10に接続されてい
る。
の延長部である複数のパイプフランジアーム16
に複数のボルト19によつて接続され、該ボルト
19は静止の半球状粉砕ケージ20のハウジング
の一部を形成し、又回転自在に取付けられた切
断・粉砕部材22用の支持体を形成している。第
1図に示すように、駆動モータアセンブリ12は
上方からモータプレート14を介してこの改良さ
れたライン内粉砕システム10に接続されてい
る。
第1図から明らかなように、回転自在な部材2
2はパイプ区域17内に駆動モータシステム12
と実質的に同軸上に支持されている。回転自在に
取付けられた切断・細分部材22はモータ取付け
プレート14を通して駆動モータシステム12と
相互連結され、モータシステムの駆動シヤフトの
延長部の一部として該モータシステムによつて回
転せしめられる。回転自在な部材22は駆動モー
タシステム12の電気制御装置13によつて反時
計方向又は時計方向に回転駆動される。
2はパイプ区域17内に駆動モータシステム12
と実質的に同軸上に支持されている。回転自在に
取付けられた切断・細分部材22はモータ取付け
プレート14を通して駆動モータシステム12と
相互連結され、モータシステムの駆動シヤフトの
延長部の一部として該モータシステムによつて回
転せしめられる。回転自在な部材22は駆動モー
タシステム12の電気制御装置13によつて反時
計方向又は時計方向に回転駆動される。
第2図には回転自在な切断・細分部材22の拡
大斜視図が示されている。これに示されているよ
うに、部材22は直径方向に相対する弧状アーム
24,26を具え、該アームは一端において円形
又はリング状支持区域28によつて相互に連結さ
れ、又他端において第2の支持区域30によつて
連結されている。これらの区域は部材22の軸3
2に沿つて配置され、部材22を粉砕装置10内
に支持するための手段として用いられる。アーム
24,26の周囲に沿つて複数の切断・細分用歯
34が間隔をおいて配置されている。第2図に示
されるように、歯34は軸から半径方向に外方に
延在してケージ20と相互に係合し且つ噛合つて
いる。
大斜視図が示されている。これに示されているよ
うに、部材22は直径方向に相対する弧状アーム
24,26を具え、該アームは一端において円形
又はリング状支持区域28によつて相互に連結さ
れ、又他端において第2の支持区域30によつて
連結されている。これらの区域は部材22の軸3
2に沿つて配置され、部材22を粉砕装置10内
に支持するための手段として用いられる。アーム
24,26の周囲に沿つて複数の切断・細分用歯
34が間隔をおいて配置されている。第2図に示
されるように、歯34は軸から半径方向に外方に
延在してケージ20と相互に係合し且つ噛合つて
いる。
第2図において、回転自在な部材22はその頂
部を区域28によつて、又下端部を区域30によ
つてケージ20に隣接支持されている。下端部に
おける回転部材22の支持手段は詳細には示され
ていない。しかしながら部材22はブツシユによ
つて、又装置を通過する下水の流路内を通る従来
型の付属駆動シヤフトのない駆動モータシステム
12によつて装置内に強固に取付けられ且つ支持
されている。この独得な構造によつて装置の作動
中に特定の利益がもたらされる。即ち下水流の通
路の軸に沿うシヤフトがなくなつたことによつて
流れに対する妨害や閉塞の起り得る原因が解消
し、この流れの背圧を減少することができる。起
り得る閉塞の解消によつてケージの球状をなす開
放領域が増加するのでヘツドの損失の減少と流量
の増加がもたらされる。
部を区域28によつて、又下端部を区域30によ
つてケージ20に隣接支持されている。下端部に
おける回転部材22の支持手段は詳細には示され
ていない。しかしながら部材22はブツシユによ
つて、又装置を通過する下水の流路内を通る従来
型の付属駆動シヤフトのない駆動モータシステム
12によつて装置内に強固に取付けられ且つ支持
されている。この独得な構造によつて装置の作動
中に特定の利益がもたらされる。即ち下水流の通
路の軸に沿うシヤフトがなくなつたことによつて
流れに対する妨害や閉塞の起り得る原因が解消
し、この流れの背圧を減少することができる。起
り得る閉塞の解消によつてケージの球状をなす開
放領域が増加するのでヘツドの損失の減少と流量
の増加がもたらされる。
第3図によれば、正面即ち上流側から見た場合
に半球状をなす静止のケージ20が、静止した軸
方向に間隔をおいて設けられた複数の弧状リング
区域38と相互に円弧状に且つ軸方向に連結され
た複数のカツタ歯40に接続された外周ライナ区
域36によつて形成されている。これらのリング
状区域38はその弧状をなす端部において外周に
沿つて配置された前記複数のカツタ歯40によつ
て支持されている。この軸方向に間隔をおいて設
けられたリング38と歯40はケージ20を装置
の軸に垂直な平面で切断する複数の溝状開口42
を形成する。リング状区域38と歯40とによつ
て形成された複数のこれらの溝状開口42は装置
の後部即ち下流位置においてケージ20の凸面に
従つた円弧形状を有している。
に半球状をなす静止のケージ20が、静止した軸
方向に間隔をおいて設けられた複数の弧状リング
区域38と相互に円弧状に且つ軸方向に連結され
た複数のカツタ歯40に接続された外周ライナ区
域36によつて形成されている。これらのリング
状区域38はその弧状をなす端部において外周に
沿つて配置された前記複数のカツタ歯40によつ
て支持されている。この軸方向に間隔をおいて設
けられたリング38と歯40はケージ20を装置
の軸に垂直な平面で切断する複数の溝状開口42
を形成する。リング状区域38と歯40とによつ
て形成された複数のこれらの溝状開口42は装置
の後部即ち下流位置においてケージ20の凸面に
従つた円弧形状を有している。
又第3図には外周のライナ区域36を画いたケ
ージ20の部分拡大斜視図が示されている。区域
36、リング38及びカツタ歯40はこれら三つ
のエレメントが会合する一つの結合点を形成して
いる。ケージ20を金属成形した結果得られるこ
の構造上の特色によつて従来の如何なるシステム
又は構造よりも機械的に頑丈で耐久性に優れたケ
ージ構造が提供され、その結果作動中の信頼性の
高い構造を得ることができる。この構造によつて
もたらされるもう一つの利点はケージが装置で直
接的に使用される前にカツタ歯40の平削り、研
削又はやすりがけ等の付加的な製作作業を行なう
必要性がなくなることである。
ージ20の部分拡大斜視図が示されている。区域
36、リング38及びカツタ歯40はこれら三つ
のエレメントが会合する一つの結合点を形成して
いる。ケージ20を金属成形した結果得られるこ
の構造上の特色によつて従来の如何なるシステム
又は構造よりも機械的に頑丈で耐久性に優れたケ
ージ構造が提供され、その結果作動中の信頼性の
高い構造を得ることができる。この構造によつて
もたらされるもう一つの利点はケージが装置で直
接的に使用される前にカツタ歯40の平削り、研
削又はやすりがけ等の付加的な製作作業を行なう
必要性がなくなることである。
この装置並びにその機能の証明を続けるに当つ
て第2図に注目されたい。ここには弧状をなす切
断・細分アーム24,26がケージ20の軸32
のまわりに配置されていることが判る。或る例に
おいてはケージ20と回転自在な部材22の間の
離間距離とサイズに応じてロータ22の軸と同軸
又は平行になされていることもある。第2図に示
すように、複数の歯34は該軸に対して実質的に
半径方向に延在し、アーム24,26が回転して
いる間溝42に入り込む。しかしながらケージ2
0のカツタ歯40と部材22の切断歯34の間の
関係は一種の相互係合の関係にある。更に詳しく
云えば、静止歯40と回転歯34の間の相互係合
作用は一種の剪断及び引裂きである。下水流中の
種々の固形物はこれらの相互に係合する部材の間
に捕捉され、部材22の回転の間にバラバラに分
断されて溝42を通過し得るサイズまで小さくさ
れケージの上流側から下流側へ流れる。
て第2図に注目されたい。ここには弧状をなす切
断・細分アーム24,26がケージ20の軸32
のまわりに配置されていることが判る。或る例に
おいてはケージ20と回転自在な部材22の間の
離間距離とサイズに応じてロータ22の軸と同軸
又は平行になされていることもある。第2図に示
すように、複数の歯34は該軸に対して実質的に
半径方向に延在し、アーム24,26が回転して
いる間溝42に入り込む。しかしながらケージ2
0のカツタ歯40と部材22の切断歯34の間の
関係は一種の相互係合の関係にある。更に詳しく
云えば、静止歯40と回転歯34の間の相互係合
作用は一種の剪断及び引裂きである。下水流中の
種々の固形物はこれらの相互に係合する部材の間
に捕捉され、部材22の回転の間にバラバラに分
断されて溝42を通過し得るサイズまで小さくさ
れケージの上流側から下流側へ流れる。
ここで円弧状アーム24,26の歯34は軸方
向に配置された柱又はシヤフトに接続された装置
の軸から半径方向に張出しておらず、ハブ状のア
ーム24,26から張出しているのでその軸方向
の厚さは公知の先行技術にかかる装置よりも薄い
ことに注目すべきである。この構造上の特色は回
転自在な部材が単一構造体であると云う事実と共
に実質的に本発明のシステムの効率を向上させ且
つ改善し、該装置によつて下水中の物質を細かい
粒子サイズに分断することを可能にする。
向に配置された柱又はシヤフトに接続された装置
の軸から半径方向に張出しておらず、ハブ状のア
ーム24,26から張出しているのでその軸方向
の厚さは公知の先行技術にかかる装置よりも薄い
ことに注目すべきである。この構造上の特色は回
転自在な部材が単一構造体であると云う事実と共
に実質的に本発明のシステムの効率を向上させ且
つ改善し、該装置によつて下水中の物質を細かい
粒子サイズに分断することを可能にする。
本発明者は前述の彼の従前の半円筒型凹面ケー
ジ装置を本発明の機能のいくつかを具えるように
簡単且つ容易に改変することを意図した。しかし
この先行技術にかかる装置の実用的な改良は彼が
それに伴なう困難性を克服するまで容易には達成
されなかつた。最も困難な又自明でない態様は装
置をより少ない部品で構成すること及び従来型の
片持方式で軸方向に配置されたシヤフトから突出
しない切断・細分歯をもつた回転アームを設ける
ことにあつた。本発明の一体構造に到達するまで
の過程において、球形の場合には個々のアームに
大きな応力が作用するために片持ち式構造は全く
実用的でなくうまく作動しないことが広般な実験
の結果判明した。科学的な設計技術と多くの実験
によつて、この問題に対する実際的な解決は円弧
状のアームが各アームの長手方向に沿う球形の円
弧状全長にわたつて歯の荷重応力を分散して担持
する単一構造の切断・細分構造体であることが見
出された。これに加えて、この独得な設計は回転
軸に沿つて突出したシヤフトをもたない装置を提
供すると云う予期しない結果をもたらし、これに
よつて長い間懸案となつていたが未だに完全に解
決されなかつた問題である従来技術の突出シヤフ
トによる下水流の閉塞のための下水流に対する背
圧の増加の問題が解決された。
ジ装置を本発明の機能のいくつかを具えるように
簡単且つ容易に改変することを意図した。しかし
この先行技術にかかる装置の実用的な改良は彼が
それに伴なう困難性を克服するまで容易には達成
されなかつた。最も困難な又自明でない態様は装
置をより少ない部品で構成すること及び従来型の
片持方式で軸方向に配置されたシヤフトから突出
しない切断・細分歯をもつた回転アームを設ける
ことにあつた。本発明の一体構造に到達するまで
の過程において、球形の場合には個々のアームに
大きな応力が作用するために片持ち式構造は全く
実用的でなくうまく作動しないことが広般な実験
の結果判明した。科学的な設計技術と多くの実験
によつて、この問題に対する実際的な解決は円弧
状のアームが各アームの長手方向に沿う球形の円
弧状全長にわたつて歯の荷重応力を分散して担持
する単一構造の切断・細分構造体であることが見
出された。これに加えて、この独得な設計は回転
軸に沿つて突出したシヤフトをもたない装置を提
供すると云う予期しない結果をもたらし、これに
よつて長い間懸案となつていたが未だに完全に解
決されなかつた問題である従来技術の突出シヤフ
トによる下水流の閉塞のための下水流に対する背
圧の増加の問題が解決された。
<発明の効果>
このように本発明は従来技術を上廻わるいくつ
かの予期しない利点を伴なつた改良を提供する。
第1の利点は一体化されたケージが薄い円弧状リ
ング部材によつて構成され、しかも頑丈な耐久性
に富んだケージ構造をもたらすことである。更に
本発明によるケージの製造コストは経済的に有利
であり、そして静止歯と回転切断歯との間の相互
係合による分断作用の間の振動を減らすために個
個の構成部品を調整する必要はない。
かの予期しない利点を伴なつた改良を提供する。
第1の利点は一体化されたケージが薄い円弧状リ
ング部材によつて構成され、しかも頑丈な耐久性
に富んだケージ構造をもたらすことである。更に
本発明によるケージの製造コストは経済的に有利
であり、そして静止歯と回転切断歯との間の相互
係合による分断作用の間の振動を減らすために個
個の構成部品を調整する必要はない。
本発明のもう一つの利点は従来は実用上下水流
に対する閉塞の問題を回避し又は少なくするため
に直径を小さく作られていた軸方向に突出したシ
ヤフトを無くしたことによつてもたらされる。小
径のシヤフトが必要なことによつて、分断作業の
際切断歯を支持し担持するのに用いられる延在ア
ームに対する構造的な制限が生じた。本発明はこ
の制限を先端において回転自在な部材と切断歯を
支持する軸方向シヤフトを省略することによつて
解消した。回転自在な切断歯のための支持区域は
実質的に流路から取除かれているのでこの支持体
はもはや問題を生じない。実際、この支持区域は
頑丈な回転する切断・細分用円弧状アームとそれ
に設けられた切断歯を支持するために構造的に大
きなものであることが好ましい。
に対する閉塞の問題を回避し又は少なくするため
に直径を小さく作られていた軸方向に突出したシ
ヤフトを無くしたことによつてもたらされる。小
径のシヤフトが必要なことによつて、分断作業の
際切断歯を支持し担持するのに用いられる延在ア
ームに対する構造的な制限が生じた。本発明はこ
の制限を先端において回転自在な部材と切断歯を
支持する軸方向シヤフトを省略することによつて
解消した。回転自在な切断歯のための支持区域は
実質的に流路から取除かれているのでこの支持体
はもはや問題を生じない。実際、この支持区域は
頑丈な回転する切断・細分用円弧状アームとそれ
に設けられた切断歯を支持するために構造的に大
きなものであることが好ましい。
本発明の別の利点は一体化されたケージと回転
自在な部材の簡単化された構造及び製造の際の付
加工程の省略による経済性、作業効率並びに装置
の保守の容易性によつてもたらされる。
自在な部材の簡単化された構造及び製造の際の付
加工程の省略による経済性、作業効率並びに装置
の保守の容易性によつてもたらされる。
更に他の利点は軸方向シヤフトの省略によつて
従来の軸方向シヤフトに付随する振動を解消しな
いまでも少なくすることによつて生じる。
従来の軸方向シヤフトに付随する振動を解消しな
いまでも少なくすることによつて生じる。
更に別の利点は軸方向シヤフトの省略によつて
エネルギ効率のよい装置を提供することにある。
エネルギ効率のよい装置を提供することにある。
本発明のその他の利点は切断・細分部材からな
るロータに大きなトルクが直接に作用することが
でき、それによつて遅い分断速度で円滑な回転作
用をすることができることにある。
るロータに大きなトルクが直接に作用することが
でき、それによつて遅い分断速度で円滑な回転作
用をすることができることにある。
又更に別の利点は回転自在な部材の切断歯を薄
く作製できると共にケージの溝を狭い間隔で設け
られるので、それによつて下水中の固形物をより
細かい粒子サイズに分断することができる点に存
する。
く作製できると共にケージの溝を狭い間隔で設け
られるので、それによつて下水中の固形物をより
細かい粒子サイズに分断することができる点に存
する。
従来はシヤフト直径を減少する必要性から分断
工程において合理的に加えられるべき回転トルク
の量に制限が加えられていた。この制限は軸方向
シヤフトの除去と切断・細分用部材からなるロー
タの両端の支持区域のサイズと強度の増加によつ
て実質的に解消され、ロータの高トルクを可能に
する。実際の感覚としてロータは駆動モータシス
テムのシヤフトの延長部となつている。
工程において合理的に加えられるべき回転トルク
の量に制限が加えられていた。この制限は軸方向
シヤフトの除去と切断・細分用部材からなるロー
タの両端の支持区域のサイズと強度の増加によつ
て実質的に解消され、ロータの高トルクを可能に
する。実際の感覚としてロータは駆動モータシス
テムのシヤフトの延長部となつている。
本発明の叙上の開示は端なる説明として意図さ
れたものであつて、本発明の精神と範囲から逸脱
することなく種々の改変を加えることが可能であ
ることを理解すべきである。
れたものであつて、本発明の精神と範囲から逸脱
することなく種々の改変を加えることが可能であ
ることを理解すべきである。
第1図は本発明にかかる粉砕装置の全体を示す
詳細な斜視図である。第2図は回転自在な切断・
細分用一体化金属構造部材と静止の半球状ケージ
部材の拡大された詳細な斜視図であつて、回転自
在な部材の軸に沿つた支持区域を含み、軸方向支
持部材間の従来の軸方向駆動シヤフトが無いもの
を示している。第3図はケージの一部と、該静止
半球ケージの外周近傍の回転自在な部材のいくつ
かのカツタ歯の部分拡大図である。 10……粉砕装置(システム)、12……駆動
モータシステム、13……電気制御装置、14…
…モータ取付けプレート、16……フランジアー
ム、18……円形フランジ、19……ボルト、2
0……ケージ、22……切断・細分部材、24,
26……弧状アーム、28,30……支持区域、
32……軸、34……回転歯、36……ライナ区
域、38……リング、40……カツタ歯、42…
…溝。
詳細な斜視図である。第2図は回転自在な切断・
細分用一体化金属構造部材と静止の半球状ケージ
部材の拡大された詳細な斜視図であつて、回転自
在な部材の軸に沿つた支持区域を含み、軸方向支
持部材間の従来の軸方向駆動シヤフトが無いもの
を示している。第3図はケージの一部と、該静止
半球ケージの外周近傍の回転自在な部材のいくつ
かのカツタ歯の部分拡大図である。 10……粉砕装置(システム)、12……駆動
モータシステム、13……電気制御装置、14…
…モータ取付けプレート、16……フランジアー
ム、18……円形フランジ、19……ボルト、2
0……ケージ、22……切断・細分部材、24,
26……弧状アーム、28,30……支持区域、
32……軸、34……回転歯、36……ライナ区
域、38……リング、40……カツタ歯、42…
…溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 a 一体物の半球状をなすカツプ状のケージ
部材が下水システムの流路に沿つて該システム
内を横切つて設置されて凹面を形成し、該ケー
ジはその軸に垂直な平面で該ケージ部材を切断
する複数の溝状開口を具え、該溝状開口はその
カツプ状凹面に沿つてシステムの流路の下流側
に向つて延在する複数の間隔をおいて配置され
た円弧状要素によつて形成され、 b 前記ケージ部材は半球状をなすカツプ状ケー
ジと一体化された部品としてその球形縁部に沿
つて形成された、間隔をおいて配置された切
断・細分歯を有する静止の円形区域を具え、前
記各歯は前記ケージの円弧状要素の対応する端
部と一線をなして配置され、且つその軸及び流
路に沿つてケージの円弧状要素よりも大きい寸
法を有し、 c 一体物の回転自在な部材が少なくとも二つの
C字型をなす直径方向に対向する所定の巾と厚
さを有する部材上に形成された複数の切断・細
分歯を有し、該回転自在な部材は前記カツプ状
ケージと同じに回転自在に回転自在に取付けら
れ且つ流路の上流側に下水流に垂直に設置さ
れ、前記C字型の回転自在な部材の夫々に設け
られた複数の歯が前記ケージの切断・細分歯の
円形区域と相互に係合し且つ前記ケージの前記
円弧状要素と噛合するように延在し、更に d 前記回転自在に取付けられたC字型をなす直
径方向に対向する部材を前記ケージの軸のまわ
りに回転して前記円形区域の歯と相互に係合し
且つ前記ケージの複数の溝状開口を通して掃引
させるように回転する駆動手段を有する 下水システム用の改良された粉砕装置。 2 a 固形物を含有する下水流を横切つて設置
されるように構成されたケージ、 b 前記ケージの全凹面に沿つてその表面に延在
する複数の溝、 c 前記ケージの内部凹面に沿つて配置され、装
置の軸に向つて内向きに延在するその縁部に沿
つて複数の歯を具えた少なくとも一つの静止の
切断・細分バー部材であつて、該バーの歯同士
の間に溝が形成され、該バーの各溝は前記ケー
ジの対応する溝と適合している切断・細分バー
部材、 d 装置の軸に設置され、それに沿つて半径方向
に前記ケージの凹面と前記切断バーに隣接する
まで延在して前記溝と噛合する少なくとも二つ
の回転自在なアーム部材であつて、該アーム部
材はその各回転毎に前記ケージの全凹面に沿つ
て前記切断バーと相互に係合し、 e 前記アームを前記ケージの溝と噛合し且つ前
記切断バーの歯と相互に係合作用をなすように
回転せしめるための駆動手段 を含んでなるライン内下水システム用の改良され
た粉砕装置において、 a 一体物の半球状をなすカツプ状のケージ部
材が下水システムの流路に沿つて該システム
内を横切つて設置されて凹面を形成し、該ケ
ージはその軸に垂直な平面で該ケージ部材を
切断する複数の溝状開口を具え、該溝状開口
はそのカツプ状凹面に沿つてシステムの流路
の下流側に向つて延在する複数の間隔をおい
て配置された円弧状要素によつて形成され、 b 前記ケージ部材は半球状をなすカツプ状ケ
ージと一体化された部品としてその球形縁部
に沿つて形成された、間隔をおいて配置され
た切断・細分歯を有する静止の円形区域を具
え、前記各歯は前記ケージの円弧状要素の対
応する端部と一線をなして配置され、且つそ
の軸及び流路に沿つてケージの円弧状要素よ
りも大きい寸法を有し、 c 前記回転自在なアーム部材が一体化された
一部品であり、少なくとも二つのC字型をな
す直径方向に対向する所定の巾と厚さを有す
る部材上に形成された複数の切断・細分歯を
有し、該回転自在な部材は前記カツプ状ケー
ジと同じに回転自在に取付けられ且つ流路の
上流側に下水流に垂直に設置され、前記C字
型の回転自在な部材の夫夫に設けられた複数
の歯が前記ケージの切断・細分歯の円形区域
と相互に係合し且つ前記ケージの前記円弧状
要素と噛合するように延在している改良装
置。 3 前記切断・細分用のC字型をなす直径方向に
対向する回転自在な部材が装置の軸から測定して
前記ケージの半径よりも小さい半径を有し、一方
該C字型をなす回転自在な部材の複数の切断・細
分歯が前記ケージのリング要素の半径よりも半径
方向に大きく延在している特許請求の範囲第1項
又は第2項に記載の粉砕装置。 4 前記C字型をなす回転自在な部材が前記ケー
ジの軸に沿つて設置されたC字形状の夫夫の端部
の間に形成された支持用のリング状部材を有し、
それによつて対向するC字型部材によつて形成さ
れる開口を通る下水流に対する構造的妨害物を解
消し且つ前記C字型部材が前記軸を中心に回転せ
しめられる手段を提供する特許請求の範囲第1項
又は第2項に記載の改良装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/575,306 US4491278A (en) | 1984-01-30 | 1984-01-30 | Comminutor for inline flow of sewage |
US575306 | 1984-01-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166047A JPS60166047A (ja) | 1985-08-29 |
JPH044027B2 true JPH044027B2 (ja) | 1992-01-27 |
Family
ID=24299775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59191857A Granted JPS60166047A (ja) | 1984-01-30 | 1984-09-14 | 下水システム用の改良された粉砕装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4491278A (ja) |
JP (1) | JPS60166047A (ja) |
DE (1) | DE3433647C2 (ja) |
FR (1) | FR2558739B1 (ja) |
GB (1) | GB2153255B (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5044809A (en) * | 1990-03-29 | 1991-09-03 | Franklin Miller, Inc. | Two part axial drive device each having self contained bearing sealing means |
US5169075A (en) * | 1991-04-01 | 1992-12-08 | Galanty William B | Crushing device |
US5302082A (en) * | 1992-07-09 | 1994-04-12 | Arde, Inc. | Improved efficiency grinding pump for slurry |
DE19503266C2 (de) * | 1995-02-02 | 2003-06-18 | Suma Sondermaschinen Gmbh | Zerkleinerungsvorrichtung zum Einbau in Rohrleitungen |
US8157014B2 (en) * | 2008-12-12 | 2012-04-17 | Hydril Usa Manufacturing Llc | Subsea solids processing apparatuses and methods |
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