JPH04399Y2 - - Google Patents

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JPH04399Y2
JPH04399Y2 JP1985128507U JP12850785U JPH04399Y2 JP H04399 Y2 JPH04399 Y2 JP H04399Y2 JP 1985128507 U JP1985128507 U JP 1985128507U JP 12850785 U JP12850785 U JP 12850785U JP H04399 Y2 JPH04399 Y2 JP H04399Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、測定対象上の任意の部位の経時的温
度変化を把握する際に用いて好適な時系列画像デ
ータのグラフ表示装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第4図及び第5図はサーモグラフイ装置の従来
の表示画面を説明するための図である。
測定対象の温度分布像を取得する装置としてサ
ーモグラフイ装置が知られている。このサーモグ
ラフイ装置では、測定対象物から放射される赤外
線を走査、集光して赤外線検出器で検出し、得ら
れた赤外線映像信号を直接又は画像メモリを介し
て表示装置に送り、例えば第4図に示すように温
度分布像Zを表示するようにしている。第4図に
おいて、HC,VCはそれぞれ移動可能な水平カ
ーソル、垂直カーソルであり、この表示装置で
は、水平カーソルHCに沿つた温度が波形Whとし
て像Zの下方に、又、垂直カーソルVCに沿つた
温度が波形Wvとして像Zの左方にそれぞれ表示
され、更にこのカーソルの交点CPの温度値がサ
ンプルされ、その温度値が像Zの上方に数値で表
示される。この像Zは、例えば、1秒に1回程度
の周期で行われる画面走査毎に書き換えられてい
くので、カーソル交点CPの温度値を監視すれば
温度変化を把握することができる。
実際にこのカーソル交点CPの温度値の経時的
変化を記憶しようとする場合には、特開昭59−
75785号公報(特願昭57−186917号)に提案され
ているように像Zと同一画面に順次温度値を数値
で表示していくことが考えられる。また、本考案
者が先に別途提案し出願したものであるが、温度
分布像の任意の位置の温度変化を第5図に示すよ
うにグラフとして表示するのも有効な方法であ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような各測定時点での温度
を数値で表示したり、グラフで表示したりするだ
けでは不都合が生じる場合がある。例えばICや
プリント基板での温度変化を調べる場合、通電し
てから温度が最も急激に変化するのはいつ頃か、
あるいはいつ頃安定するかということを知る必要
があるが、従来のように単に温度を数値で表示し
たり温度のグラフを表示しただけではその個所の
温度がいつどれだけ変化したかを直読できないた
めに非常に不便であつた。
本考案は上述した点に鑑みてなされたものであ
り、温度分布の任意の点の温度変化が時間軸上で
どのように変化したかを直読できるようにした微
分グラフ表示装置を提供することを目的とするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため本考案の時系列画像データの微分グラ
フ表示装置は、測定値からなる複数枚の分布像デ
ータを時系列に記憶するメモリ、検出した分布像
データ又はメモリに記憶した分布像データを表示
する第1の表示制御手段、表示された分布像上で
指定された位置の測定値データをメモリから時系
列にしたがつて順次読み出して測定値データの微
分値を求める演算手段、及び該演算手段により求
めた微分値をグラフ表示する第2の表示制御手段
を備えたことを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案の時系列画像データの微分グラフ表示装
置では、時系列画像データがメモリを記憶してお
き所定の位置を指定することによつて、その位置
の時系列画像データ間の差が演算され、グラフと
して表示されるので、任意の点における温度が時
間軸上でどのように変化したかを直読できる。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本考案の1実施例を説明するためのサ
ーモグラフイ装置のブロツク構成図、第2図はメ
モリの記憶エリアを説明するための図、第3図は
グラフ表示用メモリへのグラフパターンの書き込
みを説明するための図であり、1はカメラ部、2
はA−D変換器、3は切換スイツチ、4は書込み
回路、5は画像メモリ、6は読出し回路、7は合
成回路、8は切換スイツチ、9は表示装置、10
はカーソルメモリ、11はカーソル位置指定回
路、12はカーソル書込み回路、13は読出し回
路、14は画像メモリ部、15は書込み回路、1
6は読出し回路、17は切換スイツチ、18は座
標変換回路、19は書込み回路、20はグラフ表
示メモリ、21は読出し回路、22は目盛書込み
回路、23,24はデータメモリ、25は減算回
路を示す。
第1図において、カメラ部1は、測定対象物か
ら放射される赤外線を2次元的に走査集光し、検
出して赤外線映像信号を得るものであり、該赤外
線映像信号は、A−D変換器2で例えば1画素8
ビツトのデジタル信号とされ切換スイツチ3、書
込み回路4を介して画像メモリ5に格納される。
画像メモリ5は、第2図aに示すように256ライ
ン、1ライン256画素、1画素8ビツトの容量を
持ち、カメラ部1で得られた赤外線映像信号の各
画素の温度データを8ビツトのダイナミツクレン
ジでメモリエリア内の対応する位置に格納するも
のである。そしてこのデータは、カメラ部1の画
素走査に応じて、例えば1秒に1回順次新しいデ
ータに書き換えられてゆく。カーソルメモリ10
は、第2図bに示すように256×256画素、1画素
1ビツトの容量を持ち、カーソル位置指定回路1
1で指定される水平、垂直カーソルの表示位置デ
ータに基づき、カーソル書込み回路12により水
平カーソルHCと垂直カーソルVCとからなるカ
ーソルパターンが書き込まれるものである。
画像メモリ5、カーソルメモリ10に書き込ま
れた画像データとカーソルパターンは、それぞれ
読出し回路6,13によつて表示装置9の画面走
査に同期して同時に読み出され、合成回路7で合
成される。従つて、切換スイツチ8が合成回路7
側に接続されている場合には、第4図に示すよう
な温度分布像Z、水平カーソルHC及び垂直カー
ソルVCが表示装置9に重畳表示されることにな
る。なお、水平波形、垂直波形及びカーソル交点
CPの温度値を表示するための構成は本考案に直
接関係ないので省略する。
表示装置9に表示される温度分布像は、1秒に
1回のカメラ部1の画素走査毎に書き換えられて
ゆくが、書込み回路15は、オペレータによつて
指定された時間間隔、例えば10秒毎に1画面分の
時系列温度分布像データを次々と画像メモリ部1
4に書き込んでゆく。従つて、第1図に示すよう
に画像メモリ部14が10画面分の画像メモリZ1
Z10を備えているものとすると、画像メモリ部1
4には10秒間隔で撮影された10枚の温度分布像が
格納されることになる。なお、画像メモリ部14
の各画像メモリZ1〜Z10のメモリ容量は、それぞ
れ画像メモリ5と同じである。
このようにして100秒間にわたる測定の後、切
換スイツチ3を画像メモリ部14側に、また切換
スイツチ17を画像メモリ5側にそれぞれ接続
し、オペレータが例えば1枚目の温度分布像Z1
指定すると、読出し回路6は、画像メモリZ1に格
納されているデータを読み出し、切換スイツチ1
7,3及び書込み回路4を介して画像メモリ5に
格納する。その結果、表示装置9には、この像Z1
が継続して表示される。この時水平、垂直のカー
ソルパターンHC,VCが重畳して表示されるこ
とは前述したとおりである。
次に、本考案の特徴である微分グラフ表示を行
う場合について説明する。この場合は切換スイツ
チ17をデータメモリ23又はデータメモリ24
側に、切換スイツチ8をグラフ表示メモリ20側
にそれぞれ接続する。この状態で読出し回路16
は、まずカーソル位置指定回路11からのカーソ
ル位置指定信号に基づき画像メモリ部14に格納
されている温度分布像Z1〜Z10中のカーソル交点
CPの位置にある画素温度データA1〜A10を読出
しデータメモリ23(又はデータメモリ24)に
書き込む。次いで切換スイツチ17をデータメモ
リ24(又はデータメモリ23)に接続し同じ温
度データA1〜A10を書き込む。そうすると、減算
回路25では、これら2つのデータメモリ23,
24に格納された温度データからA1−A1,A2
A1,A3−A2,A4−A3,A5−A4,……,A10
A9の10個の演算を行い、その結果を座標変換回
路18に送る。なお、ここでデータメモリ23,
24は10個の画素のデータを格納できるメモリと
して説明したが、1画素分のデータメモリとし温
度データを1個づつ書き込んで減算するようにし
ても良い。要するに上記した10個の減算が行われ
れば良いのであり、そのための構成は種々考えら
れる。
このようにして得られた10個の温度差データ、
即ち微分データは、座標変換回路18、書込み回
路19を介してグラフ表示用メモリ20に書き込
まれることになる。このグラフ表示用メモリ20
には、第3図aに示すような、横軸に時間、縦軸
に温度差を採つたグラフパターンが予め書き込ま
れており、10個の微分データはそれぞれの値に対
応した縦軸位置が与えられ、横軸方向に一定間隔
離されて第3図bに示すように10個の輝点として
書き込まれる。なお、ここで座標変換回路18
は、各微分データの値を縦軸方向の位置データに
変換する役割を果たすものである。
さらに、輝点だけでは見にくいので、第3図c
に示すように各輝点の間を結ぶ線も書き込むよう
にする。この線のデータは、座標変換回路18又
は書込み回路19において10点のデータに基づい
て容易に作成することができる。また、目盛書込
み回路22は、第3図dに示すように、測定時間
間隔情報Δtに基づいてグラフパターン中の横軸
方向に1分間隔の目盛数値を書き込むと共に、温
度分布像取得時の温度測定範囲を規定する情報、
例えば中心温度TCと温度幅TW(上限温度と下限
温度あるいは下限温度と温度幅等の情報でもよ
い)に基づいてグラフパターンに縦軸方向に温度
を書き込む。この目盛りに関する情報は、オペレ
ータが指定してもよいが、測定時に画像メモリ部
14に画像データと共に格納しておき、グラフ表
示する時に読出し回路16を用いて画像データと
は別個に読み出して目盛り書込み回路22に供給
すればよい。
このようにして各情報が書き込まれたグラフパ
ターンは、読出し回路21によつて表示装置9の
画面走査に同期して読み出され、切換スイツチ8
を介して表示装置9に送られるので、その画面に
は第3図dに示されるようなグラフが表示される
ことになる。
なお、本考案は、上記の実施例に限定されるも
のではなく、種々の変形が可能である。例えば上
記の実施例では、温度分布像を観察するものとし
て説明したが、温度以外の測定値や組成・成分の
分析値等の分布像の観察にも同様に適用できるこ
とはいうまでもない。また、分布像の複数の位置
を指定し、複数の微分グラフを重畳表示するよう
にしてもよい。このようにすれば異なつた位置を
グラフで直接対比することができる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれ
ば、測定対象物のある点がどの時間にどの程度の
温度変化を生じたかが直読でき、また、急激な温
度変化があつたような場合にも見落とすようなこ
とはない。さらには、元の画像が画像メモリ部1
4に格納されているので、再測定の必要もなく位
置を変えて任意の点における温度変化を観ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例を説明するためのサ
ーモグラフイ装置のブロツク構成図、第2図はメ
モリの記憶エリアを説明するための図、第3図は
グラフ表示用メモリへのグラフパターンの書き込
みを説明するための図、第4図及び第5図はサー
モグラフイ装置の従来の表示画面を説明するため
の図である。 1……カメラ部、2……A/D変換器、3と8
と17……切換スイツチ、4と15と19……書
込み回路、5……画像メモリ、6と13と16と
21……読出し回路、7……合成回路、9……表
示装置、10……カーソルメモリ、11……カー
ソル位置指定回路、12……カーソル書込み回
路、14……画像メモリ部、18……座標変換回
路、20……グラフ表示メモリ、22……目盛書
込み回路、23,24……データメモリ、25…
…減算回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 測定対象物から一定時間毎に2次元の測定信
    号を取得して測定値の分布像を表示し、該分布
    像上で指定された位置における測定値の微分値
    をグラフ表示する時系列画像データの微分グラ
    フ表示装置であつて、測定値からなる複数枚の
    分布像データを時系列に記憶するメモリ、検出
    した分布像データ又はメモリに記憶した分布像
    データを表示する第1の表示制御手段、表示さ
    れた分布像上で指定された位置の測定値データ
    をメモリから時系列にしたがつて順次読み出し
    て測定値データの微分値を求める演算手段、及
    び該演算手段により求めた微分値をグラフ表示
    する第2の表示制御手段を備えたことを特徴と
    する時系列画像データの微分グラフ表示装置。 (2) 上記測定値は温度測定値であることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の時系
    列画像データの微分グラフ表示装置。
JP1985128507U 1985-08-23 1985-08-23 Expired JPH04399Y2 (ja)

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