JPH0438727B2 - - Google Patents

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JPH0438727B2
JPH0438727B2 JP61254552A JP25455286A JPH0438727B2 JP H0438727 B2 JPH0438727 B2 JP H0438727B2 JP 61254552 A JP61254552 A JP 61254552A JP 25455286 A JP25455286 A JP 25455286A JP H0438727 B2 JPH0438727 B2 JP H0438727B2
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は抗レトロウイルス剤に関するものであ
る。 〔従来の技術〕 レトロウイルスの感染によつて発症する後天性
免疫不全症候群(AIDS)や成人T細胞白血病
(ATL)は最近ようやくその発症原因が究明され
たばかりである。すなわち、AIDSの場合は
AIDSの原因であるヒト免疫不全ウイルス
(HIV)がヒトのリンパ球のT細胞に好んで感染
し、選択的にT細胞を殺すという細胞変性を起こ
して免疫不全になると考えられている(医学のあ
ゆみ、第137巻、第12号、973頁(1986))。 AIDSに対しては有効な治療法はまだ確立され
ていないが、その対策が種々検討され、現在治療
に関しては3つの方面から考えられている(月刊
薬事、第28巻、3月号、第61〜65頁(1986))。 A HIVに対する抗ウイルス剤による治療 HIVに対する抗ウイルス剤としては、スラ
ミン、リバビリン、HPA−23、アジドチミジ
ン、インターフエロンが現在最も研究されてい
る。しかしながら、いずれも薬効が十分ではな
いか、または副作用のために使用に問題がある
ものが多い。 B 免疫増強剤による治療 本治療法は、ウイルスにより低下した免疫機
能を免疫増強剤により正常化する方法である。
インターロイキン、イソプリノシンなどの適
用が研究されているが、この方法は対症療法で
あるので前記の抗ウイルス剤との併用が必要と
される。 C ワクチン 過去において多くのウイルス疾患がワクチン
により絶滅ないし、著しく軽減されてきた。し
かしHIVは変異が頻発し、AIDSのワクチンの
開発は著しく困難と考えられている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 前記のとおり、抗HIV作用を有する数種の化
合物が報告されているが、すぐれた抗レトロウイ
ルス作用を有し、しかも毒性や副作用が少なくて
長期の連用に付することができる抗ウイルス剤の
開発が強く望まれているのが現状である。 しかして、本発明の目的は、すぐれた抗レトロ
ウイルス作用を有し、かつ安全性の高い薬剤を提
供するところにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、新規な抗レトロウイルス剤とし
て有用なピリミジンヌクレオシド誘導体を開発す
べく研究を重ねた結果、2′,3′−ジデヒドロピリ
ミジンヌクレオシドが抗レトロウイルス剤として
すぐれた特性を示すことを見い出し、本発明を完
成した。 すなわち、本発明は、一般式〔〕 〔式中、Xはアミノ基または水酸基を示し、Yは
Xがアミノ基のとき水素原子、Xが水酸基のとき
メチル基を示す。〕で表わされる2′,3′−ジデヒ
ドロピリミジンヌクレオシドを有効成分として含
有することを特徴とする抗レトロウイルス剤を提
供するものである。 本発明薬剤の有効成分である一般式〔〕で表
わされる2′,3′−ジデヒドロピリミジンヌクレオ
シドは具体的には2′,3′−ジデオキシ−2′,3′−
ジデヒドロシチジン(以下「dd−Cyd」と略記す
る。)または3′−デオキシ−2′,3′−ジデヒドロチ
ミジン(以下、「dd−Thd」と略記する。)であ
る。またこれらの塩酸塩、硫酸塩などの任意の薬
学的に許容される塩としての使用も包含する。こ
れら化合物は公知化合物であり、たとえば一般式
〔〕 〔式中、X、Yは前記と同意義。〕で表わされる
3′,5′−アンヒドロピリミジンヌクレオシドをジ
メチルスルホキシド中、カリウムt−ブトキシド
で処理することにより合成することができる(J.
Org.Chem.、Vol.31、p205(1966))、J.Org.
Chem.、Vol.32、p817(1967))。 該反応は、反応溶媒としてジメチルスルホキシ
ド以外にジメチルアセトアミド、ジメチルホルム
アミド、ヘキサメチルりん酸トリアミドなどの非
プロトン性極性溶媒、また反応試薬としてカリウ
ムt−ブトキシド以外にナトリウムメトキシド、
ナトリウムイソプロポキシド、ジアザビシクロウ
ンデセン、n−ブチルリチウムなどの強塩基を適
用して行うことができる。反応条件は、0〜100
℃で数時間である。 反応生成物の単離は常法によればよく、たとえ
ば抽出、再結晶、吸着クロマトグラフイー、イオ
ン交換クロマトグラフイーなどを適宜に選択、採
用して行うことができる。 本発明薬剤は、レトロウイルス感染症の治療の
場で用いられる。 本発明薬剤の有効成分である2′,3′−デヒドロ
ピリミジンヌクレオシドの投与量は、患者の重篤
度、薬物に対する忍容性などにより異なり、最終
的には医師の判断により決定されるべきものであ
るが、通常成人1日あたり0.1〜10g、好ましく
は0.2〜5gであり、これを1回または分割して
投与する。投与方法は投与ルートに適した任意の
形態をとることができる。 本発明薬剤は任意慣用の製剤方法により投与用
に調製することができる。したがつて、本発明は
人体医薬として好適な一般式〔〕で表わされる
2′,3′−デヒドロピリミジンヌクレオシドを含有
する製剤組成物を包含するものである。 このような組成物は任意所要の製薬用担体また
は補助剤により慣用の方法で投与に供される。 たとえば経口投与用の組成物製剤である場合に
は、消化管からの吸収に好適な形態で提供され、
錠剤、カプセル剤、散剤、糖衣錠、顆粒剤など固
型剤、シロツプ剤、懸濁剤、エリキシル剤などの
液剤として調製すればよい。固型剤の場合、シロ
ツプ、アラビアゴム、ゼラチン、ソルビツト、ト
ラガカント、ポリビニルピロリドンなどの結合
剤、乳糖、砂糖、コーンスターチ、りん酸カルシ
ウム、ソルビツト、グリシンなどの賦形剤、ステ
アリン酸マグネシウム、タルク、ポピエチレング
リコール、シリカなどの潤滑剤、馬鈴薯でんぷん
などの崩壊剤、湿潤剤、安定化剤、矯味剤などの
補助剤を製剤学的配慮により適宜に選択使用して
製剤化することができる。液剤の場合は、補助剤
として、必要に応じてソルビツトシロツプ、メチ
ルセルロース、グルコース/糖シロツプ、ゼラチ
ン、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメ
チルセルロース、ステアリン酸アルミニウムゲ
ル、水素化食用脂などの懸濁化剤、乳化剤、p−
ヒドロキシ安息香酸メチル、p−ヒドロキシ安息
香酸プロピル、ソルビン酸などの防腐剤を用いる
ことができる。 また、注射投与用の組成物製剤を調製する場合
は、本発明の有効成分である2′,3′−ジデヒドロ
ピリミジンヌクレオシドに必要によりPH調整剤、
緩衝剤、安定化剤、保存剤、可溶性化剤などを添
加し、常法により、皮下、筋肉内、静脈内注射剤
とする。 〔発明の効果〕 以下に、本発明薬剤の有効成分である2′,3′−
ジデヒドロピリミジンヌクレオシドの抗HIV作
用についての試験結果を示す。 試験例 1 細胞の増殖率測定による薬剤の抗HIV活性の
測定 本試験には、成人T細胞白血病ウイルス型
(HTLV−)陽性の樹立されたヒトT細胞株
MT−4細胞(Gann monogr.、Vol.28、pp219
〜228(1982))とHIVの一種であるHTL−型ウ
イルスを使用した。 HTL−型ウイルス感染MT−4細胞を、各
種濃度の薬剤を添加した補体除去牛胎児血清10
%、ペニシリン100IU/mlおよびストレプトマイ
シン100μg/mlを含むRPMI1640培地中に、30万
個/ml播き、37℃で炭酸ガスインキユベーター内
で培養した。3日後に培養物半分を分取し、それ
ぞれの生細胞数(×104/ml)および生存率(%)
をトリパンブルー染色法によつて測定した。残余
の培養物にそれぞれ同濃度の薬剤を含む培地を等
量添加し、さらに3日間培養を続け、同様に生細
胞数を計数した。 それぞれの測定値を第1表に示す。表中の数値
は生細胞数(×104/ml)とカツコ内に生存率
(%)を示す。
【表】 第1表から明らかなように、対照(薬剤濃度
0μg/ml)においてはウイルスの増殖のため3
日後で細胞の増殖はほとんどみられず。6日後で
大半が死滅しているのに対し、dd−Thd 0.125μ
g/ml以上およびdd−Cyd0.25μg/ml以上の存
在によつてHTL−型ウイルスによる細胞の死
滅がほぼ完全に防止できる。 試験例 2 T細胞の増殖に対する薬剤の影響 試験例1と同様にしてHTL−型ウイルス非
感染MT−4細胞の増殖に及ぼす薬剤の影響を観
察した。その結果を第2表に示す。表中の数値は
生細胞数(×104/ml)とカツコ内に生存率を示
す。
【表】 第2表から明らかなとおり、dd−Thdは10μ
g/ml、dd−Cydは2μg/ml以下の濃度ではMT
−4細胞の増殖に何ら影響しない。 試験例 3 間接蛍光抗体法による抗HIV活性の検定 試験例1で測定されたそれぞれの生細胞を、そ
れぞれ3分間固定し、1/1000に希釈したヒト抗
HTLV−陽性血清で37℃、30分間処理した。
その後、りん酸緩衝生理食塩水(PBS)で15分
間洗浄し、フルオレセイン−イソチオシアネート
の結合した抗ヒトIgGで37℃、30分間処理した。
再びPBSで洗浄後、蛍光顕微鏡で蛍光を発する
細胞数を測定した。 その結果を第3表に示す。表中の数値は、全細
胞数に対する発蛍光細胞数の割合(%)である。
【表】 第3表から明らかなように、感染6日目で薬剤
無添加の対照ではほぼ100%の細胞がウイルス抗
原陽性であつたのに対し、薬剤処理群ではdd−
Thd、dd−Cydとも0.5μg/ml以上の濃度で1%
以下の抗原陽性細胞が認められたのみで、ウイル
ス抗原の発現は有意に抑制されていた。 試験例 4 ウイルス産生抑制法による抗HIV活性の検定 試験例1と同様にHTLV−感染MT−4細
胞を種々の濃度の薬剤存在下で4日間培養し、培
養液中に放出されたウイルス量をプラークアツセ
イにより次のように測定した。 35mmプラスチツクシヤーレに50μg/mlのポリ
−L−リジン溶液1mlを滴下し、室温で1時間処
理してポリ−L−リジンで被膜したシヤーレを調
製した。各シヤーレをPBSで3回洗浄後、150×
104個/mlのMT−4細胞1.5mlを加え、室温で1
時間処理した。これをPBSで2回静かに洗浄し、
上記の薬剤存在下でのHTLV−感染細胞の培
養上清液100μを静かに加え、室温で1時間放
置してウイルスを吸着させた。各シヤーレにアガ
ロース重層培地(RPMI1640培地に10%牛胎児血
清、抗生物質および0.6%アガロースを添加した
もの)1mlを加え、炭酸ガスインキユベーター中
で37℃、3日間培養した後、ニユートラル・レツ
ドを含むアガロース重層培地1mlを加えてさらに
37℃、3日間培養し、ウイルス量を測定した。 以上の検定を3回繰り返し、その平均のウイル
ス量を算出した。 その結果を第4表に示す。表中の数値は平均ウ
イルス量(PFU/ml±S.D.、n=3)である。
【表】 第4表から明らかなように、薬剤無添加の対照
のウイルス量が25.7×104PFU/mlであつたのに
対し、薬剤処理群ではウイルス量が有意に減少し
ていた。 試験例 5 プラーク法による抗HIV活性の検定 試験例4と同様に処理したポリ−L−リジン被
膜シヤーレ中のMT−4細胞培養液中に、
2000PFU/mlのウイルス溶液100μを静かに加
え、室温で1時間放置してウイルスを吸着させ
た。各シヤーレにアガロース重層培地1mlを加
え、炭酸ガスインキユベーター中で37℃、3日間
培養した後、ニユートラル・レツドを含むアガロ
ース重層培地1mlを重層した。各シヤーレをさら
に37℃、3日間培養してプラーク数を測定した。 以上の検定を3回繰り返し、その平均値を求め
た。 その結果を第5表に示す。表中の数値は平均プ
ラーク数(/dish±S.D.、n=3)である。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を示し、より具体的な
説明とする。ただし、本発明はこれらの実施例に
より限定されるものではない。 実施例 1 錠剤 dd−Thd 10g コーンスターチ 65g カルボキシセルロース 20g ポリビニルピロリドン 3gステアリン酸カルシウム 2g 全 量 100g 常法により1錠100mgの錠剤を調製する。錠剤
1錠中、dd−Thdを10mgを含有する。 実施例 2 散剤、カプセル剤 dd−Cyd 20g結晶セルロース 80g 全 量 100g 両粉末を混合して散剤とする。また散剤100mg
を5号のハードカプセルに充填してカプセル剤と
する。 合成例 1 dd−Thdの合成 カリウムt−ブトキシド3.6gをジメチルスル
ホキシド100mlに加え、さらに3′−デオキシ−3′,
5′−アンヒドロチミジン3.6gを加えて室温で2
時間撹拌した。酢酸−エタノール溶液で中和後、
約50℃で減圧濃縮乾固した。これをアセトンに懸
濁して不溶の塩を濾別し、濾液を濃縮乾固した。
残渣をエタノール50mlに溶解させ、ベンゼン250
mlを加え、この溶液を約50mlまで濃縮放置して
3.2gの結晶を得た。これをエタノール−ベンゼ
ンより再結晶してdd−Thd2.9g(収率80%)を
得た。 融点:165〜166℃ 紫外部吸収:λH2O nax 266nm(ε9910) 元素分析:C10H12N2H4として 計算値 C、53.56 H、5.40 N、12.50 実測値 C、53.39 H、5.43 N、12.38 実施例 2 dd−Cydの合成 5.3gのカリウムt−ブトキシドを含むジメチ
ルするホキシド溶液150mlに2′,3′−ジデオキシ
−3′−5′−アンヒドロシチジン4.8gを加えて溶解
させ、室温で2時間撹拌した。この反応液を約50
℃で減圧濃縮乾固し、残渣を約20mlの水に溶解さ
せ、弱酸性カチオン交換樹脂アンバーライトIRC
−50(H+型)のカラムを通過させて中和した。通
過液を濃縮乾固し、残渣を30%メタノール50mlに
溶解させ、強塩基性アニオン交換樹脂ダウエツク
ス−1(OH-型)のカラム(2×45cm)に展開
し、メタノール−水で溶出した。目的化合物を含
む画分を集め、濃縮乾固し、これをエタノールよ
り結晶化し、dd−Cyd2.9g(収率61%)を得た。 融点:160〜162℃ 紫外部吸収:λH2O nax 271nm(ε8710) 元素分析:C9H11N3O3として 計算値 C、51.67 H、5.30 N、20.09 実測値 C、51.89 H、5.41 N、19.94

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式() (式中、Xは水酸基、Yはメチル基を示す。)で
    表される3′−デオキシ−2′,3′−ジデヒドロチミ
    ジンまたはその塩を有効成分として含有すること
    を特徴とする抗レトロウイルス剤。 2 レトロウイルスがヒト免疫不全ウイルス
    (HIV)である特許請求の範囲第1項記載の抗レ
    トロウイルス剤。 3 後天性免疫不全症候群(AIDS)の患者の治
    療のために使用する、特許請求の範囲第1項記載
    の抗レトロウイルス剤。
JP25455286A 1986-10-25 1986-10-25 抗レトロウイルス剤 Granted JPS63107924A (ja)

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