JPH043758Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH043758Y2 JPH043758Y2 JP1983004315U JP431583U JPH043758Y2 JP H043758 Y2 JPH043758 Y2 JP H043758Y2 JP 1983004315 U JP1983004315 U JP 1983004315U JP 431583 U JP431583 U JP 431583U JP H043758 Y2 JPH043758 Y2 JP H043758Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic cylinder
- switching valve
- blade
- hydraulic
- pressure oil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003754 machining Methods 0.000 claims description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 5
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 2
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
- Presses And Accessory Devices Thereof (AREA)
- Control Of Presses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はプレス機の安全装置に関するものであ
る。
る。
プレス機、殊に折曲機においては上、下刃の開
き量が大きく、板金の位置決めのために手先が刃
内に入り易く非常に危険である。そのため従来で
は刃の両側端部位に光電管装置を設置し、刃内に
手先が入つたときには異常信号を発信し、刃を作
動させる油圧シリンダの油圧源すなわち油圧ポン
プの駆動モータの電源を切つて駆動モータを停止
させる安全装置が装備されている。この場合、駆
動モータが停止しても油圧シリンダ回路の残圧に
より油圧シリンダが作動することがあり必ずしも
安全であるという保証はないし、駆動モータの電
源を切ると、再び入接する場合は配電盤を操作し
なければならない面倒な問題があった。
き量が大きく、板金の位置決めのために手先が刃
内に入り易く非常に危険である。そのため従来で
は刃の両側端部位に光電管装置を設置し、刃内に
手先が入つたときには異常信号を発信し、刃を作
動させる油圧シリンダの油圧源すなわち油圧ポン
プの駆動モータの電源を切つて駆動モータを停止
させる安全装置が装備されている。この場合、駆
動モータが停止しても油圧シリンダ回路の残圧に
より油圧シリンダが作動することがあり必ずしも
安全であるという保証はないし、駆動モータの電
源を切ると、再び入接する場合は配電盤を操作し
なければならない面倒な問題があった。
本考案は上記従来の問題を解消した安全装置を
提供するもので、その特長は、光電管装置による
異常信号で油圧源と油圧シリンダとを結ぶ油圧回
路中の油圧をタンクに還流させ、油圧シリンダへ
の油圧の供給を中断し、かつ油圧ポンプの駆動モ
ータは電源を切ることなく運転を続行させるよう
にした構造の極めて安全性の高い装置に係るもの
である。
提供するもので、その特長は、光電管装置による
異常信号で油圧源と油圧シリンダとを結ぶ油圧回
路中の油圧をタンクに還流させ、油圧シリンダへ
の油圧の供給を中断し、かつ油圧ポンプの駆動モ
ータは電源を切ることなく運転を続行させるよう
にした構造の極めて安全性の高い装置に係るもの
である。
以下本考案の実施例を図面によつて説明する。
図例は本考案を折曲機に応用したもので、１は固
定の上刃、２は油圧シリンダ３によつて昇降動す
る可動の下刃である。４は油圧ポンプであり、駆
動モータ５の作動によりタンク６内の油を汲み揚
げて所要の油圧を油圧シリンダ３に供給する。７
は下刃２の昇降用ペダルであり、切換弁８を作動
する。すなわち、ペダル７を踏み込まないときに
は開弁８ａして油圧ポンプ４から油圧シリンダ３
に供給される油圧をタンク６に全て還流し油圧シ
リンダ３を作動させないが、ペダル７を踏み込む
と閉弁８ｂによりタンク６への還流を閉止し、油
圧は油圧シリンダ３に供給され下刃２を上昇して
プレス加工を行うのである。
図例は本考案を折曲機に応用したもので、１は固
定の上刃、２は油圧シリンダ３によつて昇降動す
る可動の下刃である。４は油圧ポンプであり、駆
動モータ５の作動によりタンク６内の油を汲み揚
げて所要の油圧を油圧シリンダ３に供給する。７
は下刃２の昇降用ペダルであり、切換弁８を作動
する。すなわち、ペダル７を踏み込まないときに
は開弁８ａして油圧ポンプ４から油圧シリンダ３
に供給される油圧をタンク６に全て還流し油圧シ
リンダ３を作動させないが、ペダル７を踏み込む
と閉弁８ｂによりタンク６への還流を閉止し、油
圧は油圧シリンダ３に供給され下刃２を上昇して
プレス加工を行うのである。
９ａ，９ｂは上下刃１，２の両側端に設置した
光電管装置である。
光電管装置である。
本考案は上記の構成において、油圧ポンプ４と
油圧シリンダ３との配管途中にタンク６に通じる
電磁切換弁１０を設け、前記光電管装置９ａ，９
ｂの異常信号により瞬時に前記電磁切換弁１０を
開弁１０ｂ側に切換えるようにしたものである。
油圧シリンダ３との配管途中にタンク６に通じる
電磁切換弁１０を設け、前記光電管装置９ａ，９
ｂの異常信号により瞬時に前記電磁切換弁１０を
開弁１０ｂ側に切換えるようにしたものである。
この電磁切換弁１０は通常の運転中はソレノイ
ド１１によつて閉弁１０ａ側に切換えられている
が、光電管装置９ａ，９ｂの異常信号によりソレ
ノイド１１は無勢されスプリング１２によつて開
弁１０ｂ側に切換えるものである。
ド１１によつて閉弁１０ａ側に切換えられている
が、光電管装置９ａ，９ｂの異常信号によりソレ
ノイド１１は無勢されスプリング１２によつて開
弁１０ｂ側に切換えるものである。
上記本考案によると、手先が上、下刃１，２間
に入ると電光管装置９ａ，９ｂがこれを検知し、
その異常信号によつて電磁切換弁１０を開弁１０
ｂ側に直ちに切換え油圧ポンプ４からの油圧をタ
ンク６に還流する。従つて油圧シリンダ３は瞬時
に作動を停止し、その停止位置を確保するのであ
る。
に入ると電光管装置９ａ，９ｂがこれを検知し、
その異常信号によつて電磁切換弁１０を開弁１０
ｂ側に直ちに切換え油圧ポンプ４からの油圧をタ
ンク６に還流する。従つて油圧シリンダ３は瞬時
に作動を停止し、その停止位置を確保するのであ
る。
以上のように本考案によるプレス機の安全装置
は、固定の上刃と、この固定の上刃に対して昇降
動する下刃と、この下刃を昇降動させる油圧シリ
ンダと、この油圧シリンダに圧油を供給する油圧
ポンプと、この油圧ポンプと前記油圧シリンダと
の配管途中に設けた圧油排出路と、この圧油排出
路と油タンクとの間に設けた足動切換弁並びに電
磁切換弁と、前記上刃と下刃とによる加工位置の
両側に設置され前記電磁切換弁と電気的に接続さ
れた光電管装置とから構成されたものであるか
ら、通常はペダルで操作される足動切換弁によつ
て油圧シリンダを作業者に意志により制御して加
工動作を行い、危険時には、光電管装置による異
常検出から油圧シリンダの作動停止の応答性が速
かに得られると共に、停止位置を確保するもので
あるから、従来のように残圧作動の危険性は全く
なくなり安全性を著しく向上している。また、異
常信号が出ても駆動モータの電源を切ることがな
く、運転を続行しているので、異常信号発生後の
再作業開始が速かに行うことができる利点があ
る。
は、固定の上刃と、この固定の上刃に対して昇降
動する下刃と、この下刃を昇降動させる油圧シリ
ンダと、この油圧シリンダに圧油を供給する油圧
ポンプと、この油圧ポンプと前記油圧シリンダと
の配管途中に設けた圧油排出路と、この圧油排出
路と油タンクとの間に設けた足動切換弁並びに電
磁切換弁と、前記上刃と下刃とによる加工位置の
両側に設置され前記電磁切換弁と電気的に接続さ
れた光電管装置とから構成されたものであるか
ら、通常はペダルで操作される足動切換弁によつ
て油圧シリンダを作業者に意志により制御して加
工動作を行い、危険時には、光電管装置による異
常検出から油圧シリンダの作動停止の応答性が速
かに得られると共に、停止位置を確保するもので
あるから、従来のように残圧作動の危険性は全く
なくなり安全性を著しく向上している。また、異
常信号が出ても駆動モータの電源を切ることがな
く、運転を続行しているので、異常信号発生後の
再作業開始が速かに行うことができる利点があ
る。
図面は本考案装置の回路図である。
１……上刃、２……下刃、３……油圧シリン
ダ、４……油圧ポンプ、５……駆動モータ、６…
…タンク、７……昇降用ペダル、８……切換弁、
９ａ，９ｂ……光電管装置、１０……電磁切換
弁。
ダ、４……油圧ポンプ、５……駆動モータ、６…
…タンク、７……昇降用ペダル、８……切換弁、
９ａ，９ｂ……光電管装置、１０……電磁切換
弁。
Claims (1)
- 固定の上刃と、この固定の上刃に対して昇降動
する下刃と、この下刃を昇降動させる油圧シリン
ダと、この油圧シリンダに圧油を供給する油圧ポ
ンプと、この油圧ポンプと前記油圧シリンダとの
配管途中に設けた圧油排出路と、この圧油排出路
と油タンクとの間に設けた足動切換弁並びに電磁
切換弁と、前記上刃と下刃とによる加工位置の両
側に設置され前記電磁切換弁と電気的に接続され
た光電管装置とから成るプレス機の安全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP431583U JPS59110200U (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | プレス機の安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP431583U JPS59110200U (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | プレス機の安全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59110200U JPS59110200U (ja) | 1984-07-25 |
| JPH043758Y2 true JPH043758Y2 (ja) | 1992-02-05 |
Family
ID=30135912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP431583U Granted JPS59110200U (ja) | 1983-01-18 | 1983-01-18 | プレス機の安全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59110200U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56131100A (en) * | 1980-03-18 | 1981-10-14 | Amada Co Ltd | Method and device for control over operation of movable apron of press machine |
-
1983
- 1983-01-18 JP JP431583U patent/JPS59110200U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56131100A (en) * | 1980-03-18 | 1981-10-14 | Amada Co Ltd | Method and device for control over operation of movable apron of press machine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59110200U (ja) | 1984-07-25 |
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