JPH04371998A - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JPH04371998A
JPH04371998A JP3150320A JP15032091A JPH04371998A JP H04371998 A JPH04371998 A JP H04371998A JP 3150320 A JP3150320 A JP 3150320A JP 15032091 A JP15032091 A JP 15032091A JP H04371998 A JPH04371998 A JP H04371998A
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JP
Japan
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signal
image information
period
drive
timing
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JP3150320A
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English (en)
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Katsuhiro Miyamoto
勝弘 宮本
Yuji Inoue
裕司 井上
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Canon Inc
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Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH04371998A publication Critical patent/JPH04371998A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示システム、特にメ
モリー性を持つ強誘電性液晶を用いた表示システムにお
ける画像情報制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、パーソナルコンピュータ(PC)
やワークステション(WS)などで要求される液晶表示
システムは、年々大画面、高解像度化しており、在来の
PCやWSとの互換性も要求されている。
【0003】例えば、一般的に広く使用されているIB
M社製PC/AT機を例に挙げると、表示システムに利
用される表示モードとしては、IBM社製CGA(Co
lor  Graphics  Array)、EGA
(Enhanced  Graphics  Arra
y)、VGA(Video  Graphics  A
rray)や8514/Aなどの画像用アダプタ仕様が
あり、それぞれ解像度や表示可能な色の数が相違してい
る。
【0004】この様な表示モードを1つの表示システム
で表示可能にしたものとしては、例えばCRT(Cat
hode  Ray  Tube)表示システムである
。NEC社製“Multisync  II”、“Mu
ltisync  3D”、“Multisync  
4D”や“Multisync  5D”などが知られ
ているが、ラップ・トップ型のPCやWSを実現し得る
液晶表示システムにおいては、多種の表示モードを1つ
の表示システムで表示可能とするには難しい問題点があ
った。
【0005】特に、表示画面の大画面化と高解像度化に
適したメモリー性をもつ強誘電性液晶を用いた表示シス
テムでは、特開昭63−65494号公報や特願昭63
−285141号明細書に記載された様に、低フレーム
周波数駆動(5〜20Hz)によって高解像度表示のた
めの走査を実現していた。この低フレーム周波数駆動は
、画像情報の通信と同期させて実施される。
【0006】この時、表示モードが変化すると、低フレ
ーム周波数駆動と画像情報通信との間での同期関係が変
化し、このため不都合を生じることになる。
【0007】また、強誘電性液晶を用いた表示システム
では、強誘電性液晶固有の閾値特性に対する温度依存性
を補償するために外部温度変化に応じて駆動周波数が変
化し、これに応じて1ライン分の書き込みに必要な時間
が変化する。このため、この表示システムでは低フレー
ム周波数駆動と画像情報通信とを同期させるために、1
ライン情報の書き込み終了時点で、画像情報(ホストC
PUがVRAMに書き込んだ情報)の転送・通信を管理
するグラフィック・コントローラに、HSYNC信号(
水平同期信号)によって、1ライン情報の書き込み終了
を知らせる。この書き込み終了の知らせを受けたグラフ
ィック・コントローラは、表示システムの駆動装置側に
1ライン分の画像情報を転送する。
【0008】上述した様な通信方式(外部同期方式とい
う)を採用するには、グラフィック・コントローラ内に
備えたBIOS(Basic  Input  Out
putSystem)と呼ばれる画像情報を管理してい
るソフトウェアーを変更する必要性が生じる。
【0009】このことは、CRT用に書かれたアプリケ
ーションソフトウェアーに対し互換性を失うことになる
という問題を起こし始める。例えば、グラフィック・コ
ントローラ内に存在するパレット(画像情報を色情報に
変換する機能を有した素子)は、CRTの垂直帰線期間
にアクセスされ、色情報をホストCPUの命令に従って
変更する。このため、外部同期方式で、このパレットの
アクセスを行うと、垂直帰線期間(フレームごとの期間
)が強誘電性液晶パネルのフレーム周期に依存している
ため、CRT表示システムで表示されている場合と比較
して、色を変換するタイミングに差を生じてしまう。 このことは、画面の色変換を頻繁に行うアプリケーショ
ンソフトウェアーを実行させた時、その変換速度がCR
T表示システムと異なり、そのアプリケーションソフト
ウェアーにおいてCRT表示システムとの互換性がなく
なってしまうことになる。また、アプリケーションソフ
トウェアーによっては、フレーム回数をカウントして、
次の処理を行うものもある。この場合も、上述と同様の
理由で、次回の処理を行うまでの時間に差を生じてしま
い、その処理速度において、CRT表示システムとの互
換性を困難なものにしていた。
【0010】また、強誘電性液晶を用いた表示システム
では、インターレース駆動走査を実施するために、VR
AMにおける画像情報の出力手順が決められており、特
にこの出力手順が駆動温度に応じて変化させる必要があ
り、これに係る情報をグラフィック・コントローラに知
らせていた。この際、グラフィック・コントローラは、
その情報を受けた時、VRAMへのアクセス手順を変更
するために、ある時間だけ、VRAMのアクセスを止め
なくてはならなくなる。このことも、CRT表示システ
ムとの互換性を難しいものにしていた。
【0011】一方、強誘電液晶は温度特性を有しており
、環境温度に応じて、その駆動波形の幅(書き込みを行
うために必要な時間)1Hまたは駆動電圧を制御しなけ
ればならない。特に1Hの制御には工夫を要する。なぜ
ならば、CRT表示システムの1ライン分の画像情報を
転送する周期は固定であるにもかかわらず、強誘電性液
晶は、1ラインの画像情報を書き込む時間(画像情報を
受け取れる周期)が、環境温度により変化しCRT表示
システム(例えばVGA)の転送周期より2倍から8倍
程度の範囲で遅くなっている。
【0012】この問題を解決するためには、1HをCR
T表示システムの画像情報転送周期の整数倍と規定し画
像情報は1水平ライン走査ごとに間引いて受け取る方法
があり、また規定された1H内での温度特性の補償は駆
動電圧で行う方法を宮本らの特願平1−225380号
(1989年8月31日出願)明細書に記載した。
【0013】しかしながら、上記方式はCRT表示シス
テムにより1Hが規定されるため、CRT表示システム
の1水平走査時間が長くなればなるほど、環境温度によ
る1Hの時間変化幅が長くなり、その間駆動電圧のみで
温度補償を行うと駆動電圧振幅値が高くなってしまうこ
とになる。このことは、強誘電性液晶を駆動するドライ
バー回路の耐圧仕様を高くしなければならないといった
問題を生じる。図5に環境温度に対する1Hと駆動電圧
の関係を示す。
【0014】また、環境温度により1Hの変化するポイ
ントで駆動電圧を急激に変化させる必要がある。しかし
ながら駆動電圧を急激に変化させる電圧源は、強誘電性
液晶が、高い容量性を持っていることから所定の値に達
するまで時間を要する。したがって、駆動電圧が本来の
値に追従するまでの時間、書き込みが行われないという
問題を生じる。
【0015】[発明の概要]本発明の目的は、CRT表
示システムとの互換性を向上させた液晶表示システムを
提供することにある。
【0016】その中でも特に、環境温度に応じて駆動波
形による温度補償方式を提供することにある。
【0017】本発明は、a.所定の周期で転送されてく
る画像情報転送タイミング信号を環境温度に応じて間引
いて入力する手段と、b.前記手段により、入力された
転送タイミング信号により駆動波形生成を行う制御手段
と、c.駆動波形生成後、前記a.の手段により入力さ
れる次の画像情報転送タイミング信号まで、駆動波形を
一定電位に保つ手段を有することを特徴とする。
【0018】
【発明の態様の詳細な説明】
図1は、本発明の表示システムを示すブロック図である
。図中101は強誘電性液晶(FLC)パネル、102
は走査アドレスを指定することにより、そのアドレスに
より任意のラインをアクセスできるコモン(走査線)ド
ライバ回路、103は画像情報に応じた情報信号を所定
のラインにアクセスするセグメント(情報線)ドライバ
回路、104は制御回路、105はIBM社製PC/A
T機などのホストCPU(Central  Proc
essing  Unit)、106はホストCPU1
05の表示制御部分を担当するVGAなどのグラフィッ
ク・コントローラ、107は制御回路104の動作手順
を制御する動作手順制御部、108はグラフィック・コ
ントローラ106からの画像情報を1ライン単位で間引
く画像情報の1ライン単位での間引き制御部、109は
グラフィック・コントローラ106から転送される画像
情報をセグメントドライバ回路103に適した転送速度
とタイミングに変換する画像情報タイミング変換制御部
、110は所定周期で転送可能な画像情報ID1、ID
2、…に変換制御する画像情報制御部、111はセグメ
ントドライバ回路103の転送用クロック発生部、11
2はコモンドライバ回路102とセグメントドライバ回
路103に適切な駆動波形を形成するための制御信号を
出力する駆動制御回路(FLCパネル101の1ライン
に対する書き込みタイミングを制御する)、113はH
SYNC信号(水平同期信号)の周期を検出するため、
そして駆動波形周期の基準信号を作り出すために用いる
基準クロックを発生する基準クロック発生部、114は
FLCパネル101の環境温度を検知する温度センサー
である。
【0019】(信号名)図1において、制御回路104
とグラフィック・コントローラ106との間に設けられ
た信号線の機能について説明する。これらの信号は、標
準的なグラフィック・コントローラであるVGAなどか
ら出力されている信号である。
【0020】(1)VSYNC−垂直同期信号:1フレ
ームのタイミングを決定する同期信号である。
【0021】VGAの場合この周期は1/70・sec
または1/60・secである。
【0022】(2)HSYNC−水平同期信号:1ライ
ンのタイミングを決定する同期信号である。
【0023】VGAの場合この周期は31.8μsec
である。
【0024】(3)BLANK−ブランク信号:この信
号レベルが“H”の時、画像情報がPIXDATAに乗
せられる。“L”レベルのときはボーダ部画像情報が乗
せられる。
【0025】(4)PIX  DATA−画像情報信号
:ホストCPU105がグラフィック・コントローラ1
06内のVRAM(画像情報格納用メモリ)に書き込ん
だ情報が出力される信号ライン上の画像情報信号である
【0026】(5)DCLK−ドットクロック信号:P
IX  DATAの1ドットタイミングを決定するタイ
ミング信号である。
【0027】(基本動作)図2に制御回路104の基本
動作フローチャートを示す。また図3に、本発明で用い
た画像情報の1ライン単位での間引き制御回路部108
のブロック図を示し、図4にそのタイミングチャートを
示す。
【0028】以下、図1、図3、及び図4と照らし合わ
せながら、図2の基本動作について詳細に説明する。な
お、説明中に記されている動作期間ごとの番号は、図2
及び図4と一致したものである。まず、画像情報を発生
する側であるホストCPU105から、グラフィック・
コントローラ106内に存在するBIOSと呼ばれるV
RAMを管理するソフトウェアーにより、グラフィック
・コントローラ106は、CRT表示システムにおける
場合と同じタイミング、手順で上記信号を出力している
とする。
【0029】■制御回路104は、電源が投入されると
、まず図3に示した水平同期周期検出部301において
、基準クロック発生部113からの基準クロックとHS
YNC信号とを比較し、HSYNC信号の間に基準クロ
ックが何回カウントされるかを検出する事によりHSY
NC信号の周期を検出する。そして、その情報を水平同
期情報として動作手順制御部107に入力する。
【0030】■温度センサー114により、FLCパネ
ル103の環境温度情報をセンスし、その温度情報であ
るTempを動作手順制御部107に入力する。
【0031】■期間■で得られたTemp情報から、F
LCパネル101の1ライン分の書き込みに必要な書き
込み期間(1H=一水平走査期間)と駆動電圧Vを決定
する。この決定方法の詳細は後述する。ここで、決めら
れた1Hに基づいて、画像情報が1ライン単位で間引か
れる。さらに、この間引き単位数に従って、1垂直走査
における飛び越し本数が決まる。例えば、間引き値(N
−1)はインターレース走査における飛び越し本数に相
当し、これが2の時、最初のフィールド走査における走
査線の順番は、1番目、4番目、7番目、…3F−2番
目、続く第2回のフィールド走査における走査線の順番
は、2番目、5番目、8番目、…3F−1番目、第3回
目のフィールド走査における走査線の順番は、3番目、
6番目、9番目、…3F番目(F=1、2、3…整数)
となったインターレース走査が行われる。
【0032】また、本発明では、1回目〜3回目のフィ
ールド走査の順番を前述のごとく第1回目、第2回目と
第3回目の順とすることに限らず、例えば第2回目のフ
ィールド走査を最初のフィールド走査とし、続いて第1
回目のものを第2回目でフィールド走査する様なランダ
ムインターレース方式を用いることが可能である。かか
る走査方式は、特開昭63−65494号公報や特願昭
63−285141(1988.11.11出願)号明
細書に開示されており、本発明でもかかるマルチインタ
ーレース走査方式を用いることができる。
【0033】■動作手順制御部107は、1Hと駆動電
圧、間引き値を算出すると、グラフィック・コントロー
ラ106から出力されるVSYNC信号がアクティブに
なるのを待つ。
【0034】■VSYNC信号がアクティブになったこ
とを認識すると、動作手順制御部107は期間■で検出
したHSYNC信号周期と比較しHSYNC信号周期の
変更がないかをチェックするため、再びHSYNC信号
周期を検出する。この動作を行う理由はグラフィック・
コントローラ106によっては、HSYNC信号周期が
ホストCPU105により変化するものがあるためであ
る。もし変化があった場合は、再び期間■に戻り、1H
と駆動電圧を変更する手順を繰り返す。この動作は、V
SYNC信号がアクティブになる毎に行う。
【0035】■動作手順107は、あらかじめグラフィ
ック・コントローラ106との間で決められた画像情報
が出力されるタイミング(VSYNC信号がアクティブ
になってから何回目のHSYNC信号から画像情報が送
られるか)に合った初期入力ライン情報mを入力ライン
レジスタ302にセットする。一方HSYNCカウンタ
303は、VSYNC信号によりリセットされHSYN
C信号が入力される毎にカウントアップされる。
【0036】そしてこのカウント値は、比較器304に
常に入力され、入力ラインレジスタ302の値と常に比
較される。この2つの値が一致した時比較器304は次
のHSYNC信号が立ち下がるまでの期間“H”レベル
を出力する(DGATE信号)。
【0037】また、このDGATE信号は、割り込み信
号発生部305に入力され、そして割り込み信号発生部
305はDGATE信号の立ち上がりで制御部107、
駆動制御回路112へ入力するための割り込み信号IR
Q1信号を発生する。
【0038】■動作手順107は、IRQ1信号を認識
すると、入力ラインレジスタ302に設定した1ライン
分の画像情報が転送されてきたことを認識できる。そし
て次に必要な入力ライン情報を入力ラインレジスタ30
2にセットする。この情報のカウント値は、入力ライン
レジスタ302の前の値ILD(=m)に間引き値N−
1に1を加算した値Nを加算した値である。図4の例で
は、間引き値N−1=2の場合のタイミングチャートを
示しているので、入力ラインレジスタ302に設定する
カウント値は、ILD+3(m+3、m+6、m+9、
…)となる。
【0039】一方、PIX  DATA信号ラインに出
力される画像情報は、この期間に画像情報転送タイミン
グ変換制御部109に一度入力される。
【0040】■動作手順制御部107は、FLCパネル
101に書き込むための初期の走査アドレスラッチデー
タSAを駆動制御回路112にセットする。そして、コ
モンドライバ回路102とセグメントドライバ回路10
3を駆動するために駆動イネーブル信号DEを駆動制御
回路112に出力する。この駆動イネーブル信号DEは
、“H”レベルの時駆動制御回路112が出力するSD
I信号(セグメントドライバ回路103に画像情報転送
するトリガ信号)及びパネル1Hタイミング信号HT(
FLCパネル101の1H周期を決定する)がアクティ
ブとなる。
【0041】■動作手順制御部107は、入力ラインレ
ジスタ302のカウント値(ILD+3:m+3、m+
6、m+9、…)に対応する画像情報に対する転送認識
信号として機能する制御部割り込み信号IRQ1を受信
し、この信号の受信が認識されると、動作手順制御部1
07は、対応する画像情報を入力ラインレジスタ302
にセットし、駆動制御回路112に転送する。また、I
RQ1の受信を動作手順制御部107が認識すると、こ
の制御部107は、走査アドレスデータ(SA+N)を
入力ラインレジスタ302にセットし、駆動制御回路1
12に転送する。
【0042】また、駆動制御回路112は、IRQ1信
号により期間■でセットした走査アドレスラッチデータ
SAをコモンドライバ回路102にセットする。同時に
パネル1Hタイミング信号HTを作り出し、コモンドラ
イバ回路102とセグメントドライバ回路103にそれ
ぞれ出力する。この動作によりコモンドライバ回路10
2は、アドレスされた走査ラインの消去を行う。このア
ドレスされた走査ラインに対応したデータ書き込みは、
次のパネル1H期間にセグメントドライバ回路103に
転送されている画像情報に基づき書き込まれる。
【0043】また、この期間に駆動制御回路112から
SDI信号が出力され、同時に画像情報転送タイミング
変換制御部109から期間■のタイミングに入力された
画像情報DATAがコモンドライバ回路102とセグメ
ントドライバ回路103の転送速度に適合した速度で画
像データ制御110を介してセグメントドライバ回路1
03に出力される。図4の例ではセグメントドライバ回
路103に2560ドット(面積諧調を行うために1画
素を4ドットで構成した場合)の画像情報IDを100
nsec周期で8ビットパラレル転送した場合のタイミ
ングを記している。パネル1Hがこのスピードより遅い
場合は、その差分時間の間、セグメントドライバ回路1
03は転送を終了した後待機状態となる。
【0044】
【外1】 動作手順制御部107は、FLCパネル101にとって
の1フィールド(グラフィック・コントローラ106か
ら見ると1フレーム)が終了したかどうかを判断する。 例えば、グラフィック・コントローラ106から転送さ
れる走査ラインの数をカウントを行い、そのカウント値
が現在の入力データILDにnを加算した結果がカウン
ト値をオーバーした場合は、1フィールド終了したこと
になるため期間■に戻りVSYNC信号を待ち、次のフ
ィールドデータを入力し始める。もしまだそのカウント
値より加算結果が小さい場合は再び期間■に戻りそれ以
降の動作を繰り返す。
【0045】
【外2】 動作手順制御部107は、期間
【0046】
【外3】 のフィールド終了がN回繰り返されたかを判断する。も
しN回繰り返されていた場合は、FLCパネル101に
とって、1フレーム分の画像情報を受け取ったことにな
る。N回以下であれば期間■の処理を行い、これ以降の
動作を繰り返す。このとき、初期入力ラインデータmは
、次のフィールドデータを受け取るため1つインクリメ
ントされる。もし、ここで1つのインクリメントではな
く1からNまでの数値の内から、ある手順でランダムに
選択すれば、ランダムインターレースが可能となる。
【0047】
【外4】 の処理で、1フレームの書き込みが終了した場合、制御
回路104はFLCパネル101の温度補償を行うタイ
ミングがどうかを判断する。このタイミングの基準は、
フレームの回数によって行う。
【0048】(1Hと駆動電圧の決定)本発明のポイン
トである駆動電圧を一定電位に保つ時間を制御して温度
補償を行う方法を説明する。
【0049】まず、環境温度に対する1Hは、そのFL
Cパネル101に最適な1Hに決定する(基本動作■)
。このとき駆動電圧(コモン駆動波形−セグメント駆動
波形の最大値)は、ある固定値で良い。
【0050】まず、画像情報をライン毎に間引く時の間
引き本数(N−1)は、下記式により決められる。この
計算は動作手順制御部107で行われる(基本動作■)
【0051】1H/HSYNC信号周期=nnの小数点
以下を切り上げた整数=N
【0052】この計算により画像情報とHSYNC信号
周期が間引かれて、それぞれセグメントドライバ回路1
03と駆動制御回路112にそれぞれ入力される。この
間引きは間引き制御部108で行われる。
【0053】さて、FLCパネル101の1Hを環境温
度に対し最適に選んだ場合、HSYNC周期の整数倍の
周期で画像情報を受け取ると、1H終了後次に駆動を開
始するまでに時間の隙間を生じる。
【0054】そしてこの隙間は、環境温度の変化によっ
て0から最大HSYNC信号周期まで変化する。この隙
間の間FLCパネル101のセグメント、コモンの両端
電位をゼロに制御する事により、隙間が生じても書き込
まれた画像情報に変化を与えないように出来る。そして
、1Hが環境温度の上昇によって短くなったときは、そ
れに応じて両端電位をゼロに固定する時間を長くさせて
いく様に制御する事により、環境温度が変化して1Hが
変化しても画像情報の受取りと同期して駆動する波形を
出力する事が出来る。図6に環境温度に対する1H、一
定電圧時間、駆動電圧の関係を示す。
【0055】次に上記したFLCパネル101の両端電
位をゼロに保つ制御方法について説明する。
【0056】図7にそのブロック図、図8にタイミング
チャ−トを示す。図7、図8と照らし合わせて説明する
。図7は駆動制御回路112の一部である。
【0057】図中IRQ1信号は、1HとHSYNC信
号により算出した間引き本数によってHSYNC信号を
間引いたタイミングと同等である。従ってこのIRQ信
号の周期で画像情報を入力し、この周期で駆動を開始す
る。
【0058】まず、図7に示したように動作手順制御部
は温度センサー114からの情報によりプログラマブル
カウンタにカウント値をセットする。プログラマブルカ
ウンタはIRQ1信号が“L”になると基準クロックを
カウントし始める。カウンタは、動作手順制御部によっ
て決められた値までカウントするとリップルキャリー信
号(RCO)を出力する。そして再びカウンタはリセッ
トされ、RCO信号をある一定周期で出力する。RCO
信号は、トグルF−Fを介してTIMR信号を作り出す
(図8参照)。このTIMR信号は駆動波形制御信号発
生回路に入力されこの信号の立ち上がり毎に駆動制御信
号が切り替わるようになっている。
【0059】また、駆動制御信号発生回路はIRQ1信
号が“L”になる毎にリセットされ同じ駆動制御信号が
繰り返し出力される。
【0060】一方、タイミング発生回路はIRQ1信号
が“L”になってからTIMR信号の立ち上がりでDA
CT信号を“H”にセットする。そしてその後タイミン
グ発生回路はTIMR信号の立ち上がりをカウントし所
定カウントに達するまでの間にIRQ1信号が“L”に
ならなければDACT信号を“L”にリセットする。図
8の例ではそのカウント値は5である。
【0061】このDACT信号は駆動波形強制変更回路
に入力される。そしてこの信号が“L”の期間、駆動波
形制御信号発生回路からの信号は強制的にある値(FL
Cパネル101の両端電位がゼロになる値)に変更され
セグメント及びコモンドライバー回路に出力される。こ
の部分が本発明の重要なポイントである。
【0062】1HはこのDACT信号が“H”になって
いる期間と同じ時間である。この時間は、TIMR信号
の周期に4(本例の場合)を乗じた値になるため、TI
MR信号周期を環境温度に応じて、動作手順制御部によ
り制御すれば(プログラムカウンターのカウンタ値を制
御する)1Hを環境温度によって変化させる事が出来る
。そして、IRQ1信号周期と1Hとの差分はDACT
信号の“L”期間となるためこの間駆動波形制御信号を
パネル両端電位がゼロになるように強制的に変更させる
事によりFLCパネルをこの期間書き込んだ状態を保持
する事が出来る。
【0063】駆動波形強制信号発生回路の出力SWFD
0,1、CWFD0,1はそれぞれセグメントドライバ
ー、コモンドライバー回路の波形制御信号である。図8
中の値は、SWFD0,1、CWFD0,1のそれぞれ
の2ビット信号を16進になおしたものである。
【0064】タイミング発生回路は、DACT信号の立
ち下がりでCSCLKCLR信号を“L”にリセットし
、TIMR信号と同じパルス幅分(図8中Aの期間)経
過後再び“H”にセットする。このCSCLKCLR信
号とTIMR信号の反転信号からCSCLK信号が作り
出される。HT信号は、IRQ1信号が“L”になって
から最初のTIMR信号の立ち上がりで“L”になり、
次のTIMR信号の立ち上がりで再び“H”にセットさ
れる。
【0065】上記したSWFD0,1、CWFD0,1
、CSCLK、HTの各信号によりセグメント、コモン
のドライバー回路が制御される。
【0066】以下ドライバー回路の駆動波形出力タイミ
ングについて簡単に説明する。ドライバー回路の出力波
形はHT信号が“L”になったときのCSCLK信号の
立ち上がりで開始される。そしてそのときの駆動波形の
レベルはCSCLK信号の立ち上がり時のSWFD0,
1、CWFD0,1の値によって決定される。以降、C
SCLK信号の立ち上がり時のSWFD0,1、CWF
D0,1の値によりセグメント及びコモンの駆動波形が
決定する。
【0067】
【発明の効果】以上説明したようにグラフィックコント
ローラから出力されているCRT表示システムの出力信
号を受け取りFLCパネル101に適切な画像情報を転
送し、かつ環境温度に応じてFLCパネル101の両端
電位を強制的にゼロ(一定電位)にする時間を制御する
事により、駆動電圧を変化させる事なく温度補償が行え
る。
【0068】この事はHSYNC信号周期に依存するド
ライバー回路の耐圧の問題や、1H変化時の駆動電圧追
従遅れによる書き込み不具合を解決出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動装置のブロック図である。
【図2】本発明で用いたフローのフローチャート図であ
る。
【図3】本発明で用いた動作手順制御部のブロック図で
ある。
【図4】本発明で用いた動作手順制御部のタイミングチ
ャート図である。
【図5】温度補償の環境温度、1H、駆動電圧との従来
の関係図である。
【図6】温度補償の環境温度、1H、駆動電圧との本発
明における関係図である。
【図7】本発明で用いた温度補償を行う駆動制御回路の
ブロック図である。
【図8】本発明で用いた駆動制御回路のタイミングチャ
ート図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  a.所定の周期で転送されてくる画像
    情報転送タイミング信号を、環境温度に応じて間引いて
    入力する手段と、 b.前記手段により、入力された転送タイミング信号に
    より駆動波形生成を行う制御手段と、 c.駆動波形生成後、前記a.の手段により入力される
    次の手段の画像情報転送タイミング信号まで、駆動波形
    を一定電位に保つ手段、を有することを特徴とする駆動
    装置。
JP3150320A 1990-06-18 1991-06-21 駆動装置 Pending JPH04371998A (ja)

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JP3150320A JPH04371998A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 駆動装置
DE69223283T DE69223283T2 (de) 1991-06-21 1992-06-19 Bildinformationssteuergerät und Anzeigesystem
AT92305662T ATE160641T1 (de) 1991-06-21 1992-06-19 Bildinformationssteuergerät und anzeigesystem
EP92305662A EP0519743B1 (en) 1991-06-21 1992-06-19 Image information control apparatus and display device
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EP0519743A3 (en) 1993-08-11
DE69223283D1 (de) 1998-01-08
EP0519743B1 (en) 1997-11-26
EP0519743A2 (en) 1992-12-23
DE69223283T2 (de) 1998-04-02
ATE160641T1 (de) 1997-12-15

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