JPH04371565A - 小物物品のガス窒化方法 - Google Patents
小物物品のガス窒化方法Info
- Publication number
- JPH04371565A JPH04371565A JP17575191A JP17575191A JPH04371565A JP H04371565 A JPH04371565 A JP H04371565A JP 17575191 A JP17575191 A JP 17575191A JP 17575191 A JP17575191 A JP 17575191A JP H04371565 A JPH04371565 A JP H04371565A
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- JP
- Japan
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- gas
- nitriding
- vertical
- small article
- article
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005121 nitriding Methods 0.000 title claims abstract description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 18
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 18
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000005480 shot peening Methods 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ショットピーニング用
ショット等の小物物品を品質よくガス窒化する方法に関
する。
ショット等の小物物品を品質よくガス窒化する方法に関
する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】各種機械部品等において
、それらの耐久性向上のためガス窒化処理を施すことが
周知である。しかし、ガス窒化は処理条件に敏感な処理
であるために、ショットピーニング用ショット、ボルト
あるいはバネのような小物物品を一様に処理することは
難しい。
、それらの耐久性向上のためガス窒化処理を施すことが
周知である。しかし、ガス窒化は処理条件に敏感な処理
であるために、ショットピーニング用ショット、ボルト
あるいはバネのような小物物品を一様に処理することは
難しい。
【0003】そのため、上記のような小物物品をガス窒
化するには、これら小物物品を被処理物挿入皿に整列さ
せるか、ハンガーに吊るすようにして、被処理物が互い
に極端に接触しないようにレトルト内にセットしてガス
窒化されている。これは、被処理物の外表面全体が一様
に窒化ガスに晒されるように配慮したものであり、ガス
窒化処理中、これらの被処理物は一般に静置したままで
ある。このようなガス窒化処理はいかにも能率が悪いも
のであった。
化するには、これら小物物品を被処理物挿入皿に整列さ
せるか、ハンガーに吊るすようにして、被処理物が互い
に極端に接触しないようにレトルト内にセットしてガス
窒化されている。これは、被処理物の外表面全体が一様
に窒化ガスに晒されるように配慮したものであり、ガス
窒化処理中、これらの被処理物は一般に静置したままで
ある。このようなガス窒化処理はいかにも能率が悪いも
のであった。
【0004】本発明は、小物物品を効率良くガス窒化し
得る方法を提供することを目的とするものである。
得る方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、竪型ガス窒
化炉における円筒状レトルトの中央に設けた垂直回転軸
に60〜85度傾斜して円形の被処理物挿入皿を配置し
、この皿の上に小物物品を載置し、垂直回転軸の回転と
ともに被処理物挿入皿を回転しあるいは回転させること
なく上下に波状的に動揺させつつ被処理物をガス窒化す
ることにより、前記問題点を解決したものである。
化炉における円筒状レトルトの中央に設けた垂直回転軸
に60〜85度傾斜して円形の被処理物挿入皿を配置し
、この皿の上に小物物品を載置し、垂直回転軸の回転と
ともに被処理物挿入皿を回転しあるいは回転させること
なく上下に波状的に動揺させつつ被処理物をガス窒化す
ることにより、前記問題点を解決したものである。
【0006】このような本発明では、小物の被処理物は
被処理物挿入皿内で積極的上下に波状的に動揺されなが
ら被処理物の全表面が一様に窒化ガスに晒されるように
なり、効率の良いガス窒化が行える。
被処理物挿入皿内で積極的上下に波状的に動揺されなが
ら被処理物の全表面が一様に窒化ガスに晒されるように
なり、効率の良いガス窒化が行える。
【0007】そのためには、被処理物挿入皿の設置角度
を垂直回転軸に対して、60〜85度とすることが必要
である。すなわち、被処理物挿入皿の設置角度が垂直回
転軸に対して60度未満では、被処理物挿入皿に入れら
れる被処理物の量が少なくなり、処理能率が低下する。 逆に、被処理物挿入皿の設置角度が垂直回転軸に対して
85度を超えると、被処理物の挿入量は多くなるが、被
処理物が運動しにくくなる。
を垂直回転軸に対して、60〜85度とすることが必要
である。すなわち、被処理物挿入皿の設置角度が垂直回
転軸に対して60度未満では、被処理物挿入皿に入れら
れる被処理物の量が少なくなり、処理能率が低下する。 逆に、被処理物挿入皿の設置角度が垂直回転軸に対して
85度を超えると、被処理物の挿入量は多くなるが、被
処理物が運動しにくくなる。
【0008】軸の回転速度は特に限定するものではない
が、遅すぎると被処理物の運動が十分でなく、また早す
ぎると遠心力によって被処理物が被処理物挿入皿の外に
投げ出されることにもなる。望ましくは1〜10RPM
程度である。
が、遅すぎると被処理物の運動が十分でなく、また早す
ぎると遠心力によって被処理物が被処理物挿入皿の外に
投げ出されることにもなる。望ましくは1〜10RPM
程度である。
【0009】以下に、本発明方法により実際に小物物品
をガス窒化する場合の一例を添付図面を参照して説明す
る。
をガス窒化する場合の一例を添付図面を参照して説明す
る。
【0010】図1において、1は窒化炉を構成する炉壁
、2はヒーターを示し、その内側に円筒状レトルト3が
挿入されている。円筒状レトルト3の中心には回転軸4
が軸受5で保持され、軸継手6及び回転継手7を介して
回転軸4が回転するようになっている。この回転軸4に
は、直角に車軸8が接続され、その車軸8の両端にはそ
れぞれ直径の異なるカム車9が設けられ、回転軸4の回
転に伴ってカム車9が敷板10上を転がるようになって
いる。カム車9上には、補強板11を介してドーナツ状
の被処理物挿入皿12が配置されている。これにより、
回転軸4の回転とともにカム車9の作用により被処理物
挿入皿12が波状的に上下動する。カム車9の左右のバ
ランスを代えることによって、被処理物挿入皿12の最
大傾斜角が調整できる。14及び15はそれぞれガスの
出入口であり、16は炉蓋である。
、2はヒーターを示し、その内側に円筒状レトルト3が
挿入されている。円筒状レトルト3の中心には回転軸4
が軸受5で保持され、軸継手6及び回転継手7を介して
回転軸4が回転するようになっている。この回転軸4に
は、直角に車軸8が接続され、その車軸8の両端にはそ
れぞれ直径の異なるカム車9が設けられ、回転軸4の回
転に伴ってカム車9が敷板10上を転がるようになって
いる。カム車9上には、補強板11を介してドーナツ状
の被処理物挿入皿12が配置されている。これにより、
回転軸4の回転とともにカム車9の作用により被処理物
挿入皿12が波状的に上下動する。カム車9の左右のバ
ランスを代えることによって、被処理物挿入皿12の最
大傾斜角が調整できる。14及び15はそれぞれガスの
出入口であり、16は炉蓋である。
【0011】また、処理能力を高めるために、被処理物
挿入皿12を多段に配置することが望ましく、その場合
は各段の被処理物挿入皿12をジョイント板13で連結
することにより、最下段の被処理物挿入皿12の運動を
上の各被処理物挿入皿12に伝えるようにする。
挿入皿12を多段に配置することが望ましく、その場合
は各段の被処理物挿入皿12をジョイント板13で連結
することにより、最下段の被処理物挿入皿12の運動を
上の各被処理物挿入皿12に伝えるようにする。
【0012】図1に示した装置(被処理物挿入皿の大き
さ、外径800、深さ100)を用いて、SUS420
相当素材からなる0.8mmφのショット5kgを窒化
処理した。その結果は、一様な窒化処理ができ、満足の
いくものであった。
さ、外径800、深さ100)を用いて、SUS420
相当素材からなる0.8mmφのショット5kgを窒化
処理した。その結果は、一様な窒化処理ができ、満足の
いくものであった。
【0013】
【発明の効果】以上のような本発明によれば、従来、窒
化処理が困難とされていたショットピーニング用ショッ
トやOA機器関連の小物物品の窒化処理が簡単に、しか
も効率的に実施できる。
化処理が困難とされていたショットピーニング用ショッ
トやOA機器関連の小物物品の窒化処理が簡単に、しか
も効率的に実施できる。
【図1】本発明を実施するための装置の一例を示す概略
説明図である。
説明図である。
1 炉壁
2 ヒーター
3 レトルト
4 回転軸
5 軸受
6 軸継手
7 回転継手
8 車軸
9 カム車
10 敷板
11 補強板
12 被処理物挿入皿
13 ジョイント板
14 ガス出入り口
15 ガス出入り口
16 炉蓋
Claims (1)
- 【請求項1】 竪型ガス窒化炉における円筒状レトル
トの中央に設けた垂直回転軸に60〜85度傾斜して円
形の被処理物挿入皿を配置し、この皿の上に小物物品を
載置し、垂直回転軸の回転とともに被処理物挿入皿を回
転しあるいは回転させることなく上下に波状的に動揺さ
せつつ被処理物をガス窒化することを特徴とする小物物
品のガス窒化方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17575191A JPH04371565A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 小物物品のガス窒化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17575191A JPH04371565A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 小物物品のガス窒化方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04371565A true JPH04371565A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=16001619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17575191A Pending JPH04371565A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | 小物物品のガス窒化方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04371565A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013125197A1 (ja) | 2012-02-20 | 2013-08-29 | パナソニック株式会社 | 摺動部材およびこれを用いた冷媒圧縮機、並びに、冷蔵庫およびエアーコンディショナー |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP17575191A patent/JPH04371565A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013125197A1 (ja) | 2012-02-20 | 2013-08-29 | パナソニック株式会社 | 摺動部材およびこれを用いた冷媒圧縮機、並びに、冷蔵庫およびエアーコンディショナー |
EP3176436A1 (en) | 2012-02-20 | 2017-06-07 | Panasonic Corporation | Slide member, refrigerant compressor incorporating slide member, refrigerator and air conditioner |
EP3176435A1 (en) | 2012-02-20 | 2017-06-07 | Panasonic Corporation | Slide member, refrigerant compressor incorporating slide member, refrigerator and air conditioner |
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