JPH04371202A - 泥水の浄化方法 - Google Patents

泥水の浄化方法

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JPH04371202A
JPH04371202A JP3240146A JP24014691A JPH04371202A JP H04371202 A JPH04371202 A JP H04371202A JP 3240146 A JP3240146 A JP 3240146A JP 24014691 A JP24014691 A JP 24014691A JP H04371202 A JPH04371202 A JP H04371202A
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JP
Japan
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water
muddy water
permeable material
sheet
muddy
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JP3240146A
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Hiroshi Endo
遠藤 紘
Tokiji Imamura
今村 時次
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Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
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Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
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  • Filtration Of Liquid (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、砂利採石場、河川の流
域を広げる浚渫工事、港湾の浚渫工事等で生じる土砂粒
を含む泥水、山地の宅地造成、ゴルフ場造成時に降った
雨や涌き水により発生した泥水(濁水)を沈澱池を通し
て浄化する泥水の浄化方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】河川の
拡張工事やゴルフ場の造成工事のような土木・建設工事
等で発生した泥水を一時的に沈澱池に溜め、泥水中に含
まれている土砂等を除去する方法として、石、土砂等の
比較的重いものを沈澱させた後、化学凝集剤を散布して
粘土等の浮遊粒子を沈澱させる方法が行われているが、
浄化した水を河川等に戻した際、河川の生態系が破壊さ
れて魚介類に悪影響を与えるといった懸念がある。一方
、沈澱池のせき上に濾過材を設置して浮遊物を除去する
方法も知られているが、目詰まりが生じ易い等効果が十
分でない。
【0003】本発明はこのような問題を解決したもので
あって、その目的は濾過材の早期目詰まりを防止し、濾
過の効果を高めることができる泥水の浄化方法を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特徴とする泥水の浄化方法は泥水を沈澱池
に導き、該沈澱池の底面に敷設した非透水性シート上に
断面形状がほぼ下向きのコの字形である通水材が設置さ
れ、この通水材を透水性シートにより覆って形成された
濾過部に上記泥水を通過させることによって、その泥水
中の浮遊物を除去するものである。
【0005】上記構成において、非透水性シートにはポ
リエチレンシートやゴムシート等が用いられており、こ
れによって、通水材を通過した水により池底の土が削ら
れることを防止しているので、通水材が陥没するとか、
土が舞い上がることがない。この非透水性シートは通水
材の下に敷設されるものであり、通水材の底部開口部分
に設けられていればよいが、底面より大きめに、或いは
通水材の下部側面を覆うように敷設してもよい。そして
、通水材の下部側面を覆うように敷設した場合、通水材
と該非透水性シートの間からの土砂等の侵入を完全に防
止できる。また、透水性シートには防砂ネット、ウレタ
ンシート、合成繊維シート、植物繊維シート、不織布等
が用いられ、通水材の目詰まりを防止する。
【0006】通水材には、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン等の粒子径が1〜45mm、密度が0
.008〜0.2g/cm3の独立気泡の発泡樹脂粒子
がアスファルト、石油樹脂、アクリル系樹脂、SBR、
エポキシ樹脂、ポリオレフィン系樹脂等の溶剤型接着剤
やエマルジョン等の接着剤で粒子間隙が10〜50容量
%になるように互いに接着されたものや、接着剤を用い
ずに相互に融着されたものが用いられる。
【0007】通水材の肉厚は除去したい浮遊物の量等を
考慮して20〜500mmにする。また、これら通水材
のコの字形内に径が2〜30mmの孔(周壁に穿設され
ている)を有するポリ塩化ビニル製の通水パイプを組付
けてもよい。そして、上記発泡樹脂粒子の5〜60容量
%をパーライト、ひる石、ゼオライト、軽石等の無機軽
量骨材と置き換えてもよく、また、馬の鞍状に形成した
樹脂発泡体製のチップを上記発泡樹脂粒子に代えて用い
ることもできる。
【0008】
【実施例】先ず、本発明方法を実施する浄化設備を説明
する。図1及び図2に示すように、沈澱池1を構設し、
この沈澱池1の底には土手2に向かって溝3を掘り、こ
の溝3に非透水性シート4を敷設する。非透水性シート
4上に断面形状が下向きのコの字形である通水材5を設
置し、この通水材5を透水性シート6により覆って溝3
に濾過部を形成し、土手2の外と連通できるようにする
【0009】そして、通水材5内には端部寄りに集水パ
イプ7の一端部側を挿入する一方、この集水パイプ7の
他端部側は土手2を貫通させ、その貫通側はバルブ8を
介して系外(河川等)と連通させて成るものである。9
は濾過部が水に浮いてしまう時に用いる砕石や砂利等に
よる押え層であると同時に、濾過効果を向上させるもの
である。
【0010】土木工事や建設工事等で発生した泥水を従
来方法と同様に沈澱池に導き、泥水に含まれる比較的粒
子径の大きな砂利や小石等を沈澱させる。次いで、この
泥水を本発明方法を実施する沈澱池1に導入すると、泥
水は透水性シート6から通水材5を通って集水パイプ7
に流入し、系外へ排出されることになるが、上記透水性
シート6と通水材5を通過するときに泥水中の浮遊物を
除去し、泥水を浄化できるものである。そして、浄化さ
れた水は河川や港湾に戻される。
【0011】なお、浄化された水は集水パイプ7を用い
ないで濾過部から土手2外へ排出させることも可能であ
る。また、濾過部を通過させる工程を複数個の沈澱池を
設けて行うと、よリ浄化された水を得ることができる。 その際、第1段階では独立気泡の発泡粒子径の大きい粒
子で構成される通水材を用い、段階を追うごとに小さい
粒子で構成されるものを用いると効果的である。
【0012】実施例1 粒径が6mm、密度が0.017g/cm3の発泡ポリ
スチレン粒子をアスファルトエマルジョンで接着し、乾
燥させて空隙率(通水間隙)が37%の通水材5を縦と
横の外寸法が何れも40cm、またその内寸法が何れも
20cmである大きさに形成し、この通水材5をポリエ
チレンシート(非透水性シート4)上に設置し、その上
に不織布(透水性シート6)を被着した後、豆砂利を厚
さ40cm敷いた。
【0013】実施例2 周壁に穿設されている孔の径が10mmであるポリ塩化
ビニル製の通水パイプ(内径が20cm)を上記実施例
1の通水材5の内側に組付けた他はその実施例1と同様
に実施した。
【0014】比較例1 上記実施例1に用いられている通水材を盤状に形成し、
これを沈澱池にせき状に設置した。
【0015】比較例2 通水材5上に不織布(透水性シート6)を被着しない他
は上記実施例1と同様に実施した。
【0016】上記実施例1,2と比較例1,2による泥
水浄化の結果は下記の表に示す通りであって、本発明方
法は泥水を良好に浄化できることが確認された。なお、
表に示されている数値の単位はg/1000cm3ある
【0017】
【表1】
【0018】
【発明の効果】本発明は上記の如くであって、通水材の
上に透水性シートを被着したことで通水材の早期目詰ま
りは防止され、泥水を良好に浄化できると共に、透水性
シートを取替えることで通水材自体の持続性を高める(
20日〜90日)ことができる。したがって、通水材を
取替えるときのように砂が舞い上がって浄化された水を
汚す心配がなく、浄化作業を合理的かつ経済的に行うこ
とが可能であり、また、通水材の下に非透水性シートを
敷設したことで、池底の土の舞い上がり等が防止され、
通水材を通過した水をそのまま系外へ排出できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施した浄化設備の概略的断面図
である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1は沈澱池 2は土手 3は溝 4は非透水性シート 5は通水材 6は透水性シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  泥水を沈澱池に導き、該沈澱池の底面
    に敷設した非透水性シート上に断面形状がほぼ下向きの
    コの字形である通水材が設置され、この通水材を透水性
    シートにより覆って形成された濾過部に上記泥水を通過
    させることによって、その泥水中の浮遊物を除去するこ
    とを特徴とする泥水の浄化方法。
  2. 【請求項2】  濾過部には、空隙率が10〜50%と
    なるように独立気泡の発泡樹脂粒子が互いに接着して形
    成された通水材が用いられていることを特徴とする請求
    項1記載の泥水の浄化方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2735379A1 (fr) * 1995-06-13 1996-12-20 Morillon Corvol Courbot Procede d'extraction et de traitement de boues sedimentees hydrauliques et puits filtrant utilisable pour la mise en oeuvre d'un tel procede
KR100429768B1 (ko) * 2001-07-28 2004-05-10 최원영 하상여과에 의한 하천수질 정화장치 및 그 방법
JP2012192306A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Oishi Kensetsu Kk 海底汚泥の除去処理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2735379A1 (fr) * 1995-06-13 1996-12-20 Morillon Corvol Courbot Procede d'extraction et de traitement de boues sedimentees hydrauliques et puits filtrant utilisable pour la mise en oeuvre d'un tel procede
KR100429768B1 (ko) * 2001-07-28 2004-05-10 최원영 하상여과에 의한 하천수질 정화장치 및 그 방법
JP2012192306A (ja) * 2011-03-15 2012-10-11 Oishi Kensetsu Kk 海底汚泥の除去処理システム

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