JPH0436958Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 ゲートボールの競技は３チーム１組としてリー
グ戦を行つて勝者１チームを選び他の組の勝者と
合わせて参加チームの総数の1/3数にてトーナメ
ント戦を行つて優勝チームを決定する方法が用い
られている。ゲートボール大会には主催者側とし
ては参加チームに競技の組あわせ表を渡して競技
の進行や運営に支障のないように配布している。

しかし乍ら、いずれも在来の三角定期等を使用
してリーグ戦の三角図やトーナメント戦図を書い
ている。それで作図に大へんな労力を要し仕上り
もよくない図面が多い。これでは見た目にも見苦
しいので誰れでも早く上手に画がく事の出来るゲ
ートボール用組あわせ表早書定規が考案された。

其の構造を説明するに、 本体１の中央に同じサイズの三角形窓を２〜５
を横列に一定の間隔で複数に設け夫々の各辺の中
央外側に隣接して回戦No.記入用の小丸孔２２〜３
３を穿ち本体１の下辺６に隣接してトーナメント
戦図が画がけるように同じサイズの長方形窓７〜
１４を設ける。これは第１回戦用である。

其の上部に隣接してコートNo.を記入する小丸孔
３４〜４１を穿つ。次ぎに本体１の上辺１５に隣
接して第２回戦用のトーナメント戦図を画がく長
方形窓１６〜１９を穿つ。そして本体１の左辺２
０・右辺２１に在来あるメートル尺を設ける。図
面は省略。

そして長方形窓１６〜１９の下部に隣接してコ
ートNo.を記入する小丸孔４２〜４５を設ける。

さて下辺６の長方形窓群に対して上辺１５の長
方形の長方形窓群の寸法は筆が窓枠の内面を走る
ので其の分の「はみ出し」を考慮して下辺６の窓
群の中心を股ぎ且画がいた時中心に〓が位置しな
くてはならない。これが第２回戦のトーナメント
戦図である。以上が構造のあらましである。

次ぎに其の使用方法を説明するに、 チーム数に応じたサイズの紙面（B4が主に使
用される）に本品を当てて前後左右に余白を見て
構図をとる。そして三角形窓の内面に添つて筆を
走らせて必要な数だけの３角図を画がき付帯した
小丸孔を使用して回戦No.を書きいれる。そして３
角図と３角図の上下の間隔は左辺・右辺のメート
ル尺を使用して寸法をとるのである。これでリー
グ戦用の３角図は出来あがつた。次ぎに第１回戦
の〓図を紙面の一番下へチーム名を書きいれる余
白を見て長方形窓７〜１４を紙面に当てて〓の上
部に筆を走らせて〓図をチーム数だけ書き並べ
る。そして其の上部へ左辺・右辺のメートル尺に
て適当な間隔を見て第２回戦用の〓図を下部の２
つの〓図の中心へ画がく。そして２回戦の〓図の
上部の小丸孔４２〜４５を使用にて〓内へ○を画
がきそれへコートNo.を記入する。このようにして
第２回戦のトーナメント戦図を画がくのである。

第３回戦以上には〓図が少ないので在来の三角
定規を使用して手書する。又コートNo.の記入用の
○は第１回戦の時に使用した３４〜４１の小丸孔
を適当に使用して画がく。準優勝戦や優勝戦も同
様である。以上が使用方法の説明である。

【図面の簡単な説明】

第１図はゲートボール用組あわせ表早書定規の
平面図を示す。第２図はゲートボール用早書定規
を使用して画がいた三角図やトーナメント図へ実
際の競技成績を記録した図面である。 １……本体、２，３，４，５……３角形窓、６
……下辺、７，８，９，１０，１１，１２，１
３，１４……第１回戦用長方形窓、１５……上
辺、１６，１７，１８，１９……第２回戦用長方
形窓、２０……左辺、２１……右辺、２２，２
３，２４，２５，２６，２７，２８，２９，３
０，３１，３２，３３……回戦No.用小丸孔、３
４，３５，３６，３７，３８，３９，４０，４
１，４２，４３，４４，４５……コートNo.用小丸
孔。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 長方形の合成樹脂板の中央に同じサイズのリー
   グ戦用に三角形窓を横列に一定の間隔で複数に設
   け其の三辺の中央外側に隣接して回戦No.記入用小
   丸孔を穿ち本体下辺に第１回戦用のトーナメント
   戦図を画がく為に一定の間隔で長方形窓を横列に
   設けたるのをトーナメント戦第１回戦とし、其の
   上部中心にコートNo.を記入する小丸孔を穿ち本体
   上辺に第２回戦用のトーナメント戦図を画がく為
   に第１回戦用の長方形の窓とその隣りの窓の中心
   に股がる寸法の長方形窓を穿ちたるものを第２回
   戦用のトーナメント戦用長方形窓として其の下部
   中心にコートNo.を記入する小丸孔を設けてなるゲ
   ートボール用組あわせ表早書定規。