JPH04369124A - 軟判定ビタビ復号方法 - Google Patents

軟判定ビタビ復号方法

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JPH04369124A
JPH04369124A JP14489291A JP14489291A JPH04369124A JP H04369124 A JPH04369124 A JP H04369124A JP 14489291 A JP14489291 A JP 14489291A JP 14489291 A JP14489291 A JP 14489291A JP H04369124 A JPH04369124 A JP H04369124A
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Masami Abe
阿部 政美
Haruhiro Shiino
椎野 玄博
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、差動型位相シフトキー
イング(Phase  Shift  Keying;
PSK)変調方式を採用するセルラ移動通信等の無線通
信における、たたみこみ符号の軟判定ビタビ復号方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
次のような文献に記載されるものがあった。
【0003】文献1;アイ  イー  イー  イー 
 トランスアクションズ  オン  コミニケーション
ズ  テクノロジィ(IEEE Transactio
ns on Communications Tech
nology)、COM−19[5](1971−10
)(米)A.J.VITERBI“カンバルーショナル
  コードス  アンド  ゼア  パフォーマンス 
 イン  コミニケーション  シンテムズ(Conv
olutional Codes and Their
Performance in Communicat
ion Systems)”P.751−772 文献2;B.SKLAR“ディジタル  コミニケーシ
ョンズ(DIGITALCOMMUNICATIONS
)”(1988)PRENTICE  HALL(米)
sec.6.3.4,P.333−337一般に、移動
通信、衛星通信等の無線通信においては、無線回線にお
ける信号の品質劣化を改善するため、種々のダイバーシ
チ受信、等化、符号誤り制御等の対策が施される。符号
誤り制御の一種であるたたみこみ符号化は、符号化レー
ト、拘束長、生成多項式により一意に決まるたたみ込み
符号生成規則に基づいて行われる。この生成規則を図形
化したものがトレリス図形と呼ばれる一種の状態遷移図
である。たたみこみ符号は、その復号の際、受信信号と
トレリス図形上の可能な経路(パス)を照らし合わせ、
最もそれらしいパス(最適パス)を選択することで、受
信信号のビット誤りを訂正することが可能である。ビタ
ビ復号は、たたみこみ符号の復号法として最も一般的な
方法であり、信号値そのものによりトレリス図形の選択
可能な信号系列と比較する硬判定と、信号値がその値を
とる確からしさ(尤度)により比較する軟判定とがある
【0004】ディジタル変調方式の一つであるPSK変
調方式は、搬送波の位相にビット値を割り当てる。例え
ば、4相PSK(QPSK)の場合、1位相に対し、2
ビットが割り当てられ、位相π/4の時(0,0)、3
π/4の時(0,1)、5π/4の時(1,1)、7π
/4の時(1,0)が得られる。しかし、受信信号の絶
対位相の確定は、一般に困難であるから、時間的に連続
して送信される位相の差をとり、この差に割り当てられ
たビット値により送信信号を再生する、差動のPSK方
式がより現実的である。
【0005】従来、提案されている軟判定ビタビ復号方
法については、前記文献1に記載されており、その方法
を図2及び図3を参照しつつ説明する。
【0006】図2は、たたみこみ符号化説明図である。
【0007】たたみこみ符号化を行う場合、入力mビッ
トに対し、出力nビットが生成されるとき、符号化レー
トはm/nとなる。最新の入力ビットを含めて過去のk
ビットから出力を生成する時、拘束長kという。この場
合、長さkの生成多項式がn個必要となる。図2は符号
化レート1/2、拘束長3、生成多項式111、101
の場合を示す。
【0008】図2では、最新入力ビットを含む3ビット
がバッファ10に蓄えられ、たたみこみにより、2ビッ
トの出力が得られる。生成多項式は111と101であ
るから、出力の一方はバッファ10の全ビットの論理和
となり、もう一方はバッファ10の1番目と3番目のビ
ットの論理和となる。
【0009】図3は、図2のたたみこみ符号化の生成規
則を状態遷移図化したトレリス図形である。
【0010】この図3の縦方向は最新ビットを含まない
バッファ10内の状態を示し、2k−1の状態が生じる
。例では4となる。各状態において、0が入力された場
合は、実線に沿って次の状態に移り、線上の2ビットが
出力される。また、1が入力された場合は、破線に沿っ
て次の状態に移り、線上の2ビットが出力される。
【0011】図3を参照しつつ、たたみこみ符号化され
た符号を復号する方法として、最も一般的なビタビアル
ゴリズムについて説明する。
【0012】復号側では、トレリス図上の実線あるいは
破線上のビット列に相当する信号を受信し、トレリス図
上での経路を予測することで、原信号を再生する。ただ
し、後述するように、パスメモリ長分の遅延(ディレイ
)が生じる。トレリス図にあるように、各状態に入力さ
れる経路(ブランチ)は、それぞれ2本ずつあり、各ブ
ランチには符号化と同じ規則に基づいた2ビットのブラ
ンチシンボルが割り当てられている。
【0013】まず、2ビットが入力されると、各状態へ
の入力ブランチについて、それぞれ入力ビットとのブラ
ンチメトリック(metric、規準)を計算し、該ブ
ランチメトリックのまさる方を選択する。選択されたブ
ランチがつながる前の状態におけるブランチメトリック
の累積(パスメトリック)と、選択されたブランチのメ
トリックの和を取り、各状態における新たなパスメトリ
ックとする。こうして、各状態につながるブランチが求
まる毎に、各状態に至る経路(パス)情報をメモリ(パ
スメモリ)に蓄えておく。ここで、ブランチを選択して
いく結果の累積がパスになる。あるいは、パスの最小単
位がブランチである。
【0014】2ビット入力毎に前記処理を繰り返すと、
前記文献2に記載されたパス絞り込みの過程に従い、や
がて過去のパスは一つに絞られていくので、求められた
パスから、たたみこみ符号化前の信号が求められる。実
際の装置のパスメモリ長は有限となるので、パスメモリ
長を越えてもパスが収束しない場合は、その時点でパス
メトリック最良の経路を選択することになる。
【0015】次に、硬判定と軟判定の違いについて説明
する。
【0016】入力ビット値そのものを使用して、トレリ
ス図上の可能なパスとのメトリックを計算する方法が硬
判定と呼ばれる。一方、入力ビット値がその値をとる確
からしさ(尤度)を使用する方法が軟判定と呼ばれる。 軟判定の方が、硬判定より、メトリック計算の精度が高
くなり、ビットエラー訂正能力は高くなる。
【0017】例えば、無線に限らず、ディジタル信号伝
送において、硬判定の場合は、ある受信レベルを閾値と
し、受信信号のレベルが閾値より大きい場合は、入力ビ
ットを1とし、小さい場合は0とすることで信号値を決
定する。これに対し、軟判定の場合は、まず、7値の閾
値を設定し、受信信号のレベルに応じ、8通りの領域に
分割し、それぞれに0〜7の値Nsを与える。即ち、1
であることが確実な領域、0であることが確実な領域、
0でも1てもどちらでもとれる領域、どちらかといえば
1に近い領域等に分ける。ここで、図3のトレリス図上
のブランチシンボル0、1を−1、1とし、0〜7の値
Nsを(2×Ns−7)に変換することで、入力ビット
とブランチシンボルの積和(相関)が大きいブランチを
選択していくビタビアルゴリズムが可能となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、軟判定ビタビ復号法で差動型PSK変調方式
における使用を考慮したものはなかった。
【0019】例えば、π/4シフト差動型4相PSK変
調方式(π/4シフトDQPSK変調方式)では、(2
n+1)番目に送信される位相は(0、π/2、π、3
π/2)のいずれかをとり、2n番目に送信される位相
は(π/4、3π/4、5π/4、7π/4)のいずれ
かをとるが、検出された位相は受信状態に応じ、0〜2
πの任意の値をとる。そこで、復調部で検出された位相
の順番とその値に応じて、4位相の内の一つを選択する
。選択された位相は、相対的な位相なので、連続して検
出された位相の差を求める。位相差は(π/4、3π/
4、5π/4、7π/4)のいずれかとなる。位相差に
はそれぞれ(0、0)、(0、1)、(1、1)、(1
、0)が対応しており、位相差を算出することで、送ら
れたビットを求めることができる。
【0020】硬判定ビタビ復号の場合は、得られたビッ
ト列をそのまま使用すれば良いが、軟判定ビタビ復号の
場合、ビット値そのものではなく、そのビット値をとる
確からしさ(尤度)を、トレリス図上の最適パス決定に
使用することを特徴とするので、受信された搬送波の位
相検出からビット列を求める過程で、そのビット列をと
る尤度を算出する処理が必要となる。差動型の場合は、
ビット尤度は、連続して受信された位相のそれぞれの尤
度により、影響を受けるため、これをいかに算出するか
が重要な課題であり、これらを解決することが困難であ
った。
【0021】本発明は前記従来技術が持っていた課題と
して、軟判定ビタビ復号法で差動型PSK変調方式にお
ける使用を考慮する場合、ビット尤度の算出が困難であ
るという点について解決した軟判定ビタビ復号方法を提
供するものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】第1の発明は前記課題を
解決するために、搬送波の時間的に連続して受信される
位相の差に対し、グレイ(Gray)符号化に基づいて
、ビット列を割り当てるDQPSK方式により、たたみ
こみ符号を変調する場合、受信側で検出された搬送波の
検出位相を軟判定データ算出処理によってビット尤度に
変換し、このビット尤度を軟判定ビタビ復号に使用する
ことを特徴としている。
【0023】即ち、軟判定データ算出処理では、受信側
で検出された搬送波の検出位相を、差動型PSK方式で
送信する固有の位相と比較し、位相ずれの絶対値が小さ
い該固有の位相を2つ選択する位相選択処理と、前記位
相ずれの大きさに対し単調減少し、かつ位相ずれの絶対
値が0のときは尤度の最大値をとり、位相ずれの絶対値
が(2π/差動型PSK方式で送信する固有の位相の数
)のときは尤度の最小値をとる関数により、位相尤度を
それぞれ演算する位相尤度演算処理と、前記位相尤度演
算処理結果に基づき、時間的に連続して選択されたそれ
ぞれ2つの位相の組み合わせにより、4通りの位相を算
出する位相差演算処理とを、実行する。さらに、前記各
位相差の位相差尤度を、その位相差を計算するのに使用
した位相の尤度の相乗平均あるいは積を算出する位相尤
度乗算処理と、前記位相差尤度が最大の第1の位相差と
、該第1の位相差と異なる位相差の中で位相差尤度が最
大の第2の位相差とを選択する位相差選択処理と、前記
第1の位相差に対応するビット列の複数のビットを読み
出し、その各ビットの尤度を前記第1の位相差の尤度と
等しいものとしてビット尤度を算出する対応ビット読み
出し・ビット尤度演算処理と、前記第1の位相差に対応
するビット列のビットの内、前記第2の位相差に対応す
るビット列のビットと等しいビットの尤度を最大値とす
るビット尤度の補正を行うビット尤度補正処理とを、実
行する。そして、前記ビット尤度補正処理結果を、ビタ
ビアルゴリズムにおけるメトリックの演算に使用するよ
うにしている。
【0024】第2の発明では、第1の発明の位相尤度乗
算処理に代えて、前記各位相差の位相差尤度を、その位
相差を計算するのに使用した位相の尤度の相加平均とし
て算出する相加平均演算処理を行うようにしている。
【0025】
【作用】第1の発明によれば、以上のように軟判定ビタ
ビ復号方法を構成したので、受信された搬送波の位相を
ビット尤度に変換する際、まず、位相選択処理により、
その位相信号の入力順に応じ、π/4シフトDQPSK
方式で送信される所定の位相のうち、近いものを2つ選
択する。位相尤度演算処理により、所定の位相からの位
相ずれの絶対値に応じ、位相尤度を計算する。次に、位
相差演算処理により、時間的に連続して選択されたそれ
ぞれ2つの位相から、位相差を求める。位相差尤度は、
位相尤度乗算処理により、その位相差を求めるのに使用
した位相の尤度の相乗平均あるいは積とする。位相差選
択処理により、位相差尤度の大きい方から2つの位相差
を選択する。
【0026】そして、対応ビット読み出し・ビット尤度
演算処理により、選択された位相差に対応するビット列
の尤度を選択された位相差の尤度とした後、ビット尤度
補正処理により、選択された位相差の第1候補と第2候
補の値に応じて計算する。この補正したビット尤度を、
ビタビアルゴリズムにおけるメトリックの演算に使用す
れば、的確な再生信号が得られる。
【0027】第2の発明によれば、第1の発明の位相尤
度乗算処理に代えて、相加平均演算処理により、位相差
尤度を、位相差演算処理で位相差を求めるのに使用した
位相の尤度の相加平均とする。これにより、第1の発明
と同様に、的確な再生信号が得られる。従って、前記課
題を解決できるのである。
【0028】
【実施例】第1の実施例 図1は本発明の第1の実施例を示す軟判定ビタビ復号方
法の処理ステップのフローチャート、及び図4はその軟
判定ビタビ復号方法を実行するための軟判定ビタビ復号
装置の構成ブロック図である。
【0029】まず、図4の軟判定ビタビ復号装置につい
て説明する。
【0030】図4は、無線信号送受信装置の受信部を示
している。この受信部は、無線回線におけるマルチパス
フェージング等の影響を受けた無線周波数帯信号(RF
帯信号)aを復調し、ベースバンド信号のビットエラー
を修正して再生信号Cを得るもので、RF帯受信信号a
の位相を検出する復調部20と、軟判定ビタビ復号装置
30とを、備えている。
【0031】なお、無線信号送受信装置に設けられる送
信部の図は省略するが、該送信部では、原信号をたたみ
こみ符号化、及びインタリーブ(interleave
、交錯)変換し、π/4シフトDQPSK方式で変調す
る。一例として、たたみこみ符号化の符号化レート1/
2、拘束長3、生成多項式111、101とする。イン
タリーブ変換とは、メモリに入力した信号ビットを、並
べ変えて出力する変換で、連続して発生するビットエラ
ーをランダムエラーに置き換える効果がある。復調部2
0の出力側に設けられた軟判定ビタビ復号装置30は、
該復調部20で検出された位相bから軟判定データを算
出するメモリ内蔵の軟判定データ算出部31を有し、そ
の出力側にはデインタリーブ用メモリ32が接続されて
いる。デインタリーブ用メモリ32は、軟判定データ算
出部31で算出された軟判定データを記憶する機能を有
している。
【0032】デインタリーブ用メモリ32と、最適パス
を求める過程で候補となるパスを記憶しておくパスメモ
リ33とには、ビタビアルゴリズム実施部34が接続さ
れている。デインタリーブ用メモリ32に記憶されたデ
ータは送信時に並べ変えられたビット順序をもとに戻し
ながら、ビタビアリゴリズム実施部34に読み出される
ので、該ビタビアルゴリズム実施部34では、読み出さ
れた軟判定データを使用してトレリス図上の最適パスを
求め、再生信号Cを出力する機能を有している。
【0033】この軟判定ビタビ復号装置30は、大規模
集積回路(LSI)等を用いた個別回路、あるいはプロ
セッサを用いたプログラム制御等で構成される。
【0034】次に、本実施例の軟判定ビタビ復号方法を
、図1を参照しつつ説明する。
【0035】RF帯受信信号aが入力されると、図4の
復調部20では、ステップS40において、該RF帯受
信信号aの位相bを検出し、その検出した位相bを軟判
定ビタビ復号装置30内の軟判定データ算出部31へ送
る。
【0036】軟判定データ算出部31では、ステップS
51〜S59に従い、軟判定データ算出処理S50を行
う。
【0037】即ち、位相bが入力されると、ステップS
51で位相選択が行われる。復調部20において検出さ
れる位相bは0〜2πの任意の値をとるので、その位相
信号が奇数番目に入力された場合は、(0、π/2、π
、3π/2)の4位相の内の1つを選択し、偶数番目に
入力された場合は、(π/4、3π/4、5π/4、7
π/4)の4位相の内の1を選択する。t番目に入力さ
れた位相の選択値irad(1,t)は、(1)式に示
すように、検出された位相ziradと候補となる位相
kπ/4の差の絶対値θ(k)が最小となる位相とする
。       irad(1,t)=kπ/4|θ(k)
が最小になるk      …(1)        
    但し、                  
                         
                       θ(
k)=|zirad−kπ/4|          
                         
         k=0,2,4,6       
 t=2n+1                  
                k=1,3,5,7
        t=2n             
       この(1)式を満足するkに対し、θ(
k)は、0≦θ(k)≦(π/差動型PSK方式で送信
する固有の位相の数)を満たす。π/4シフトDQPS
K方式で送信する固有の位相の数は4である。
【0038】また、(2)式に示すように、選択値の第
2候補として、検出された位相ziradと候補となる
位相kπ/4の差の絶対値が2番目に小さい位相をir
ad(2,t)とする。       irad(2,t)=kaπ/4|θ(k
a)が2番目に小さくなるKa           
                         
                         
 …(2)            但し、     
                         
                         
           θ(ka)=|zirad−k
aπ/4|                    
                    ka=0,
2,4,6      t=2n+1        
                         
 ka=1,3,5,7      t=2n    
                  この(2)式を
満足するkaに対し、θ(ka)は(π/差動型PSK
方式で送信する固有の位相の数)≦θ(ka)≦(2π
/差動型PSK方式で送信する固有の位相の数)を満た
す。
【0039】これらの検出位相zirad、選択される
位相irad(1,t)、irad(2,t)、位相ず
れの絶対値θ(k)、θ(ka)の関係を図5に示す。 図5はt=2n+1の場合で、検出位相ziradの値
から、irad(1,t)=0、irad(2,t)=
π/2となる。なお、検出位相が同じ値で、t=2nの
場合は、irad(1,t)=π/4、irad(2,
t)=7π/4となる。
【0040】次に、図1のステップS52では、ステッ
プS51で選択した位相をとる確からしさ(尤度)を算
出する。尤度は選択された位相kπ/4と検出位相zi
radの位相ずれθ(k)の関数とし、次式(3),(
4)のように表す。第1候補irad(1,t)をとる
尤度をprad(1,t)とし、第2候補irad(2
,t)をとる尤度をprad(2,t)とする。尤度は
0〜1で考えた。
【0041】         prad(1,t)=(cos2θ(
k)+1)/2        …(3)      
  prad(2,t)=1−prad(1,t)  
            …(4)ステップS53では
、S51で選択された位相と、1つ前に選択された位相
の位相差を算出する。1つ前に選択された位相とその尤
度は、軟判定データ算出部31内のメモリに、第2候補
まで保存されている。選択された位相がそれぞれ第2候
補まであるので、位相差の取り方は4通りある。そこで
、次の式(5)により、4通りの位相差を計算する。       idif(a)=irad(1,t)−i
rad(1,t−1)      idif(b)=i
rad(1,t)−irad(2,t−1)     
         idif(c)=irad(2,t
)−irad(1,t−1)            
  idif(d)=irad(2,t)−irad(
2,t−1)                   
                         
                         
   …(5)但し、(5)式を計算すると、4通りの
位相の内の2つは必ず一致するので、実際の位相差は3
通りしかない。 これは、ある時点で選択される位相の第1候補と第2候
補の位相差の絶対値が、常にπ/2だからである。
【0042】ステップS53で求めた位相差の尤度をス
テップS54で算出する。位相差尤度は次式(6)のよ
うに、連続する時点の位相尤度の相乗平均とする。
【0043】
【数1】
【0044】あるいは、位相差尤度として、次式(7)
のように、連続する時点の位相尤度の積をとする。     pdif(a)={ 2×prad(1,t)
×prad(1 ,t −1)+1 }/3     
pdif(b)={ 2×prad(1,t)×pra
d(2 ,t −1)+1 }/3     pdif
(c)={ 2×prad(2,t)×prad(1 
,t −1)+1 }/3     pdif(d)=
{ 2×prad(2,t)×prad(2 ,t −
1)+1 }/3                 
                         
                     …(7)
  (7)式において、pdiff(a)=prad(
1,t)×prad(1,t−1)のように、単純な積
としなかったのは、0.5≦prad(1,t)≦1.
0,0.5≦prad(1,t−1)≦1.0であり、
0.5≦pdif(a)≦1.0 としたかったからである。使用する尤度の範囲に応じ、
(7)式の係数は変わる。
【0045】idif(a)〜idif(d)のうち2
つは一致するので、位相差idif(  )が一致する
場合は、位相差尤度pdiff(  )の大きい方をそ
の位相差の尤度とする。ステップS55では、3つに絞
られた位相差idif(  )の内、位相差尤度pdi
f(  )の大きい方から、2つを選択し、これをid
if(1)、idif(2)とし、この時の位相差尤度
をpdif(1)、pdif(2)とする。
【0046】ステップS56では、こうして得られた位
相差に対応するビット列を、軟判定データ算出部31内
のメモリから読み出す。位相差π/4の時(0、0)、
3π/4の時(0、1)、5π/4の時(1、1)、7
π/4の時(1、0)が対応する。idif(1)に対
応するビットを順にib1(1)、ib2(1)とし、
idif(2)に対応するビットを順に、ib1(2)
、ib2(2)とする。ib1(1)、ib1(2)、
ib2(1)、ib2(2)は、0あるいは1をとる。 idif(1)−−>(ib1(1)、ib2(1))
idif(2)−−>(ib1(2)、ib2(2))
ステップS57で、ビット尤度を算出する。ビット尤度
pb1(1)は次式(8),(9)により算出する。i
b1(1)=0の場合は(8)式により、ib1(1)
=1の場合は(9)式により算出する。pb2(1)も
同様である。ビット尤度は−1〜1で考えた。     pb1(1)=1−2pdif(1)    
ib1(1)=0    …(8)    pb1(1
)=2pdif(1)−1    ib1(1)=1 
   …(9)ここで、idif(1)に対応するビッ
ト列(ib1(1)、ib2(1))と、idif(2
)に対応するビット列(ib1(2)、ib2(2))
は、idif(1)とidif(2)の位相差の絶対値
が常にπ/2なので、次式(10)が成立する。     ib1(1)=ib1(2)、    ib2
(1)≠ib2(2)    又は         
                         
                         
         ib1(1)≠ib1(2)、  
  ib2(1)=ib2(2)          
                         
                         
          …(10)  これは、位相差に
対するビット列の割り当てがグレイ符号化により決定さ
れているので、ある位相差に割り当てられるビット列と
π/2ずれた位相のビット列とは、どちらか一方のビッ
トが必ず一致するということである。
【0047】(10)式の性質を利用し、図1のステッ
プS58では、次式(11)により、ステップS57で
算出したビット尤度の補正を行う。       ib1(1)=ib1(2)のとき   
       pb1(1)=1(ib1(1)=1)
                         
                       =−
1(ib1(1)=0)              
                ib2(1)=ib
2(2)のとき                  
                         
 pb2(1)=1(ib2(1)=1)      
                         
                 =−1(ib2(
1)=0)            …(11)以上の
処理により得られたpb1(1),pb2(1)をビッ
ト尤度とし、ビット値が0、あるいは1である可能性を
示す。pb1(1)は−1から1の間の任意の値を取り
、pb1(1)が1に近いとき、1である可能性が高く
、pb1(1)が−1に近いとき、0である可能性が高
い。pb2(1)も同様である。軟判定データ算出処理
が終ると、ステップS59で、軟判定データを図4のビ
ダビアルゴリズム実施部34へ出力する。
【0048】ビダビアルゴリズム実施部34では、ステ
ップS60において、パスメモリ33の内容を参照し、
入力された軟判定データを使用してトレリス図上の最適
パスを求め、再生信号cを出力する。
【0049】本実施例の軟判定ビタビ復号方法によるビ
ットエラー特性のシミュレーション結果を図6に示す。 横軸は1ビットあたりの平均信号エルネギーEbと雑音
電力密度Noの比Eb/No、縦軸はビットエラーレー
トである。図中の曲線は、△がたたみこみ符号化をしな
かった場合、□が従来のたたみこみ符号を硬判定ビタビ
復号した場合、○が本実施例の軟判定ビタビ復号した場
合である。このシミュレーション結果は、位相差尤度と
して、相乗平均を使用した場合のものであるが、積を使
用した場合も、ほぼ同じ結果が得られた。
【0050】図6のシミュレーション条件について説明
する。1スロットあたり171ビットの原信号をクラス
1(89ビット)とクラス2(82ビット)に分け、ク
ラス1の信号のみ、たたみこみ符号化する。たたみこみ
符号化の符号化レート1/2、拘束長6、生成多項式1
10101、101111とする。たたみこみ符号化後
、クラス1の信号(178ビット)とクラス2の信号(
82ビット)を13×10の配列により、インタリーブ
変換し、π/4シフトDQPSK方式で変調後、位相情
報に誤りをランダムにあたえる。受信側では、位相情報
をビット情報(軟判定の場合はビット尤度)に変換後、
デインタリーブ変換し、クラス1のみビタビ復号する。 前記処理を200スロット分、実行し、クラス1とクラ
ス2のそれぞれについて、ビットエラーレートを計算す
る。
【0051】この図6から明らかなように、本実施例で
は、同じEb/Noで送信する場合、従来の硬判定ビタ
ビ復号と比較し、ビットエラーレートが小さくなる。逆
に言えば、同じビットエラーレートにしたいとき、送信
電力が少なくて済む。
【0052】第2の実施例 図7は、本発明の第2の実施例を示す軟判定ビタビ復号
方法の処理ステップのフローチャートであり、図1中の
要素と共通の要素には共通の符号か付されている。
【0053】この軟判定ビタビ復号方法では、図1の位
相尤度乗算のステップS54に代えて、相加平均演算の
ステップS54Aを設け、図4の軟判定データ算出部3
1によって軟判定データ処理S50Aを行うようにして
いる。
【0054】即ち、図7のステップS54Aでは、ステ
ップS53で求めた位相差の尤度を算出する。位相差尤
度は、前記(6)式に代えて、次式(6A)のように、
連続する時点の位相尤度の相加平均とする。     pdif(a)=(pdif(1,t)+pd
if(1,t−1))/2    pdif(b)=(
pdif(1,t)+pdif(2,t−1))/2 
   pdif(c)=(pdif(2,t)+pdi
f(1,t−1))/2    pdif(d)=(p
dif(2,t)+pdif(2,t−1))/2  
                         
                         
          …(6A)そして、第1の実施例
と同様に、idif(a)〜idif(d)のうち2つ
は一致するので、位相差idif(  )が一致する場
合には、位相差尤度pdiff(  )の大きい方をそ
の位相差の尤度とする。以後、第1の実施例と同様に、
ステップS55において、3つに絞られた位相差idi
f(  )の内、位相差尤度pdif(  )の大きい
方から、2つを選択し、これをidif(1)、idi
f(2)とし、この時の位相差尤度をpdif(1)、
pdif(2)としてステップS56〜S60の処理を
行う。
【0055】この第2の実施例の軟判定ビダビ復号方法
によるビットエラー特性のシミュレーション結果を図8
に示す。図6と同様、横軸は1ビットあたりの平均信号
エルネギーEbと雑音電力密度Noの比Eb/No、縦
軸はビットエラーレートである。図中の曲線は、△がた
たみこみ符号化をしなかった場合、□が従来のたたみこ
み符号を硬判定ビタビ復号した場合、○が本実施例の軟
判定ビタビ復号した場合である。シミュレーション条件
は、図6と同一である。
【0056】この図8から明らかなように、この第2の
実施例では、第1の実施例と同様に、同じEb/Noで
送信する場合、従来の硬判定ビタビ復号と比較し、ビッ
トエラーレートが小さくなり、同じビットエラーレート
にしたいとき、送信電力が少なくて済む。
【0057】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば
次のようなものがある。
【0058】(1)図1及び図7のステップ52におい
て、位相尤度の計算式は、(3),(4)式に限らず、
θ(k)の大きさに対し単調減少し、かつ、θ(k)が
0の場合は尤度の最大値をとり、θ(k)が(2π/差
動型PSK方式で送信する固有の位相の数)の場合は尤
度の最小値をとる関数であれば良い。上記実施例では、
尤度を0〜1で考えたが、場合により、0〜100、あ
るいは−1〜1としても良い。
【0059】(2)図1及び図7のステップS59にお
いて、ステップS58で求めたビット尤度をそのまま軟
判定データとしても良いが、ステップS58のビット尤
度は実数なので、適当な量子化を行って、この値を軟判
定データとしても良い。また、このビット尤度は、ビタ
ビアルゴリズムのメトリック演算法として、積和演算を
行う場合は、そのまま使用でき、差分演算等の別の方法
でメトリックを計算する場合も、多少の変更で転用する
ことが可能である。
【0060】(3)図1及び図7の軟判定データ算出処
理S50,S50Aは、ブロック(Block)符号の
軟判定復号方法にも使用できる。ブロック符号の軟判定
復号の場合も、軟判定ビタビ復号の場合と同じ理由で、
ビット尤度による計算の方がビットエラー訂正能力が向
上する。また、ブロック符号の復号とビタビ復号の併用
も可能である。
【0061】(4)図1及び図7のビダビ復号は、種々
のダイバーシチ受信との併用も可能である。判定帰還型
の等化との組み合わせも可能である。ブロック符号、イ
ンタリーブの他、ARQ(AUTOMATIC  RE
PEAT  REQUEST)型の符号誤り制御(誤り
検出時、情報を再送する方式)との併用も可能である。
【0062】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1及び第
2の発明によれば、差動型PSK変調方式において、た
たみこみ符号を送信する場合、受信された搬送波の位相
検出からビット列を求める過程で、そのビット列をとる
尤度を算出し、軟判定ビタビ復号するようにしたので、
従来の硬判定ビタビ復号と比較し、原信号のビットエラ
ーレートを低くでき、高精度な復号が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す軟判定ビタビ復号
方法のフローチャートである。
【図2】たたみこみ符号化の説明図である。
【図3】トレリス図形を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例を示す軟判定ビタビ復号
装置の構成ブロック図である。
【図5】検出位相と選択される位相の関係図である。
【図6】図1のビットエラー特性図である。
【図7】本発明の第2の実施例を示す軟判定ビタビ復号
方法のフローチャートである。
【図8】図7のビットエラー特性図である。
【符号の説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  搬送波の時間的に連続して伝送される
    位相の差に対し、グレイ符号化に基づいて、ビット列を
    割り当てる差動型位相シフトキーイング方式により、た
    たみこみ符号を変調する場合、受信側で検出された搬送
    波の検出位相を、前記差動型位相シフトキーイング方式
    で送信する固有の位相と比較し、位相ずれの絶対値が小
    さい該固有の位相を2つ選択する位相選択処理と、前記
    位相ずれの大きさに対し単調減少し、かつ位相ずれの絶
    対値が0のときは尤度の最大値をとり、位相ずれの絶対
    値が(2π/前記差動型位相シフトキーイング方式で送
    信する固有の位相の数)のときは尤度の最小値をとる関
    数により、位相尤度をそれぞれ演算する位相尤度演算処
    理と、前記位相尤度演算処理結果に基づき、時間的に連
    続して選択されたそれぞれ2つの位相の組み合わせによ
    り、4通りの位相を算出する位相差演算処理と、前記各
    位相差の位相差尤度を、その位相差を計算するのに使用
    した位相の尤度の相乗平均または積として算出する位相
    尤度乗算処理と、前記位相差尤度が最大の第1の位相差
    と、該第1の位相差と異なる位相差の中で位相差尤度が
    最大の第2の位相差とを選択する位相差選択処理と、前
    記第1の位相差に対応するビット列の複数のビットを読
    み出し、その各ビットの尤度を前記第1の位相差の尤度
    と等しいものとしてビット尤度を算出する対応ビット読
    み出し・ビット尤度演算処理と、前記第1の位相差に対
    応するビット列のビットの内、前記第2の位相差に対応
    するビット列のビットと等しいビットの尤度を最大値と
    するビット尤度の補正を行うビット尤度補正処理とを実
    行し、前記ビット尤度補正処理結果を、ビタビアルゴリ
    ズムにおけるメトリックの演算に使用することを特徴と
    する軟判定ビタビ復号方法。
  2. 【請求項2】  請求項1記載の軟判定ビタビ復号方法
    において、前記位相尤度乗算処理に代えて、前記各位相
    差の位相差尤度を、その位相差を計算するのに使用した
    位相の尤度の相加平均として算出する相加平均演算処理
    を行うことを特徴とする軟判定ビタビ復号方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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