JP3827588B2 - 軟判定復号装置及び無線通信装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、多相位相変調方式の移動体通信などの無線通信における軟判定復号装置及び無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような分野の技術としては、次のような文献に記載されるものがあった。
(1)文献1:IEEE Transactions on Communications Technology)、COM‐19[5](1971−10)、A. J.VITERBI“Convolutional Codes and Their Performance in Communication Systems)”P.751-772
(2)文献2;B.SKLAR“DIGITAL COMMUNICATIONS”(1988)PRENTICE HALL sec. 6.3.4、 P.333−337
(3)文献3;特許番号 第2710696号
【0003】
一般に、移動通信、衛星通信などの無線通信においては、無線回線におけるマルチパスフェージングなどの影響による受信信号の品質劣化を改善するため、種々のダイバーシチ受信、等化、符号誤り制御などの対策が施される。符号誤り制御の一種である畳み込み符号化は、符号化レート、拘束長、生成多項式により一意に決まる畳み込み符号生成規則に基づいて行われる。この生成規則を図形化したものがトレリス図形と呼ばれる一種の状態遷移図である。畳み込み符号は、その復号の際、受信信号とトレリス図形上の可能な経路(パス)を照らし合わせ、最もそれらしいパス(最適パス)を選択することで、受信信号のビット誤りを訂正することが可能である。ビタビ復号は、畳み込み符号の復号法として最も一般的な方法であり、信号値そのものによりトレリス図形の選択可能な信号系列と比較する硬判定と、信号値がその値をとる確からしさ(尤度)により比較する軟判定とがある。
【0004】
ディジタル変調方式の一つであるPSK変調方式は、搬送波の位相にビット値を割り当てる。例えば、4相PSK(QPSK)の場合、4つの位相=π/4、3π/4、5π/4、7π/4のそれぞれに対して2ビットが割り当てられ、
位相=π/4の時 →(0、0)、
3π/4の時→(0、1)、
5π/4の時→(1、1)、
7π/4の時→(1、0)
が得られる。しかし、受信信号の絶対位相の確定は、一般に困難であるから、時間的に連続して送信される位相の差をとり、この差に割り当てられたビット値により送信信号を再生する差動のPSK方式がより現実的である。
【0005】
従来、提案されている軟判定ビタビ復号方法については、文献1に記載されており、その方法を図7及び図8を参照しつつ説明する。図7は、畳み込み符号化の説明図である。畳み込み符号化を行う場合、入力mビットに対し、出力nビットが生成されるとき、符号化レートはm/nとなる。最新の入力ビットを含めて過去のkビットから出力を生成する時、拘束長kという。この場合、長さkの生成多項式がn個必要となる。図7は符号化レート=1/2、拘束長=3、生成多項式=111、101の場合を示す。
【0006】
図7では、最新入力ビットを含む3ビットがバッファに蓄えられ、畳み込みにより2ビットの出力が得られる。生成多項式は111と101であるから、出力の一方はバッファの全ビットの論理和となり、もう一方はバッファの1番目と3番目のビットの論理和となる。
【0007】
図8は図7の畳み込み符号化の生成規則を状態遷移図化したトレリス図形である。この図8の縦方向は最新ビットを含まないバッファ内の状態を示し、2k−1の状態が生じる。例では4となる。各状態において、0が入力された場合は、実線に沿って次の状態に移り、実線上の2ビットが出力される。また、1が入力された場合は、破線に沿って次の状態に移り、破線上の2ビットが出力される。
【0008】
図8を参照しつつ、畳み込み符号化された符号を復号する方法として、最も一般的なビタビアルゴリズムについて説明する。復号側では、トレリス図上の実線、あるいは破線上のビット列に相当する信号を受信し、トレリス図上での経路を予測することで、原信号を再生する。ただし、後述するように、パスメモリ長分の遅延(ディレイ)が生じる。トレリス図にあるように、各状態に入力される経路(ブランチ)は、それぞれ2本ずつあり、各ブランチには符号化と同じ規則に基づいた2ビットのブランチシンボルが割り当てられている。
【0009】
まず、2ビットが入力されると、各状態への入力ブランチについて、それぞれ入力ビットとのブランチメトリック(metric、規準)を計算し、このブランチメトリックの優る方を選択する。選択されたブランチがつながる前の状態におけるブランチメトリックの累積(パスメトリック)と、選択されたブランチのメトリックの和を取り、各状態における新たなパスメトリックとする。こうして、各状態につながるブランチが求まる毎に、各状態に至る経路(パス)情報をメモリ(パスメモリ)に蓄えておく。ここで、ブランチを選択していく結果の累積がパスになる。あるいは、パスの最小単位がブランチである。
【0010】
2ビット入力毎に前記処理を繰り返すと、文献2に記載されたパス絞り込みの過程に従い、やがて過去のパスは一つに絞られていくので、求められたパスから、畳み込み符号化前の信号が求められる。実際の装置のパスメモリ長は有限となるので、パスメモリ長を超えてもパスが収束しない場合は、その時点でパスメトリックが最良の経路を選択することになる。
【0011】
次に、硬判定と軟判定の違いについて説明する。
入力ビット値そのものを使用して、トレリス図上の可能なパスとのメトリックを計算する方法が硬判定と呼ばれる。一方、入力ビット値がその値をとる確からしさ(尤度)を使用する方法が軟判定と呼ばれる。軟判定の方が硬判定より、メトリック計算の精度が高くなり、ビットエラー訂正能力は高くなる。
【0012】
例えば、無線に限らずディジタル信号伝送において、硬判定の場合は、ある受信レベルを閾値とし、受信信号のレベルが閾値より大きい場合は、入力ビットを1とし、小さい場合は0とすることで信号値を決定する。これに対し、軟判定の場合は、まず、7値の閾値を設定し、受信信号のレベルに応じ、8通りの領域に分割し、それぞれに0〜7の値Nsを与える。すなわち、
・1であることが確実な領域、
・0であることが確実な領域、
・0でも1でもどちらでもとれる領域、
・どちらかといえば1に近い領域
などに分ける。ここで、図8のトレリス図上のブランチシンボル0、1を−1、1とし、0〜7の値Nsを(2×Ns−7)に変換することで、入力ビットとブランチシンボルの積和(相関)が大きいブランチを選択していくビタビアルゴリズムが可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術では、軟判定復号装置で多相相位相変調方式における使用は複雑な演算処理が必要であった。そのためにLSIなどで回路を実現する場合、演算処理用の回路が大きくなり、チップサイズが増大するという問題があった。また演算処理回路が大きくなると、それに比例して回路で使用される消費電力が大きくなり、長時間通話、長時間待受けという点で携帯端末に不向きであった。
【0014】
本発明は、このような従来の問題点を解決するものであり、小規模な演算処理回路でビット尤度の算出が容易となり、ビット誤り率特性のよい再生信号を得ることができる軟判定復号装置及び無線通信装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、多相位相変調方式の受信搬送波を位相信号に変換する位相変換手段と、
前記位相変換手段により変換された位相信号を情報位相データと既知位相データに振り分けるデータ判定手段と、
前記データ判定手段により振り分けられた情報位相データと前記多相位相変調方式のそれぞれの固有の位相データとを比較し、位相差が最も小さくなる固有の位相データを選択する位相選択手段と、
グレイ符号化の性質を利用して、前記データ判定手段により振り分けられた情報位相データに対するビット重み付け係数を算出するビット重み付け手段と、
位相差の大きさに対して単調減少し、位相差の絶対値が0のときはシンボル尤度の最大値をとり、位相差が多値変調で送信する固有の隣り合う2つの位相の中間となる位相のとき位相尤度の最小値をとる関数により、前記データ判定手段により振り分けられた情報位相データの位相尤度を算出する第1の位相尤度生成手段と、
前記第1の位相尤度生成手段により算出された情報位相データの位相尤度と、前記ビット重み付け手段により算出されたビット重み付け係数と、前記位相選択手段により選択された固有の位相データから軟判定ビットデータを生成するビット尤度生成手段と、
前記データ判定手段により振り分けられた既知位相データの位相尤度を算出する第2の位相尤度生成手段と、
前記第2の位相尤度生成手段により算出された既知位相データの位相尤度からフレームに対する尤度を算出するフレーム尤度算出手段と、
前記ビット尤度生成手段により生成された軟判定データビットと、前記フレーム尤度算出手段により算出されたフレーム尤度データとを乗算することにより、フレーム尤度付き軟判定データを算出する乗算手段と、
前記乗算手段により算出されたフレーム尤度付き軟判定ビットデータを軟判定復号する復号手段とを、
有することを特徴とする。
このように構成したことにより、小規模な演算処理回路でビット誤り率特性のよい再生信号を得ることができる。
【0016】
本発明はまた、検出された位相と、検出された位相と多相位相変調方式で送信する固有の位相との位相差と、外部から設定されるパラメータからグレイ符号化の性質を利用して、ビット重み付け係数を算出することを特徴とする。
また、フレーム尤度付き軟判定ビットデータを軟判定ビタビ復号又はブロック復号することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の軟判定復号装置を示し、この軟判定復号装置は無線回線におけるマルチパスフェージングなどの影響を受けた受信信号1に対してビットエラーを訂正して再生信号7を生成する。次に、本実施形態の軟判定復号装置を図1〜図3を参照しつつ説明する。受信信号1が入力されると位相変換部2では受信信号1を位相信号22に変換する。位相信号22はデータ判定部10により、ユーザが必要な情報データ11と、軟判定復号装置において既にデータパターンが知られている既知データ12とに分類される。情報データ11は位相選択部8と、ビット重み付け部9と情報データ位相尤度生成部4に印加され、既知データ12は既知データ位相尤度生成部18に印加される。
【0018】
図2は一例として、8値位相変調の場合の位相と割当てデータ(3ビット)を示している。この位相と割当てデータの関係を以下に示す。
0 :(1,1,1)
π/4 :(0,1,1)
π/2 :(0,1,0)
3π/4:(0,0,0)
π :(0,0,1)
5π/4:(1,0,1)
3π/2:(1,0,0)
7π/4:(1,1,0)
【0019】
位相選択部8では、情報データ11が例えば、図2の□印で示すように位相φ(π/4≦φ≦3π/8)のとき、π/4とπ/2の間の位相に存在しているので、固有の位相=π/4と検出位相φとの位相差をθ1=φ−π/4とし、固有の位相=π/2と検出位相φとの位相ずれをθ2=π/2−φとし、θ1≦θ2の場合では、位相差の小さくなる固有の位相pbit=π/4を選択する。
【0020】
また、情報データ位相尤度生成部4には、位相変換部2の出力として位相差の小さいθ1の値を入力し、情報データ位相尤度生成部4は位相差θ1から情報データの位相尤度iphsを次式(1)の関数より算出する。
iphs=(cos4θ1+1)/2 …(1)
ただし、0≦θ1≦π/8
(8相位相変調の場合、位相差θ1の最大値はπ/8である。)
【0021】
また、ビット重み付け部9では、情報データ11の位相をもとに、ビット重み付け係数kを算出する。図3はビット重み付け係数kの大小関係を示した図である。この図はグレイ符号が互いに隣り合う位相において変化ビットが1ビットであり、他のビットは変化しないことを利用している。例えば、図2に示すような検出位相φ(π/4≦φ≦3π/8)のとき、位相の正方向で最も近い位相はπ/2であり、位相の負方向で最も近い位相はπ/4である。位相π/2、π/4ともシンボルの第1番目のビットは「0」であり、第2番目のビットは「1」であり、それぞれ同一値となっている。しかし、第3番目のビットは位相π/2では「0」であり、位相π/4では「1」となっておりそれぞれ異なる。検出位相φが無線回線の影響によりπ/4≦φ≦π/2であったとしても第1番目のビットと第2番目のビットは同一の値をとるので、第3番目のビットより重み付け係数kを大きくしている。
【0022】
さらに第1番目のビットと、第2番目のビットの重み付けについて述べる。図3のように検出位相φ(π/4≦φ≦3π/8)のとき、位相選択部8で選択された位相はπ/4=pbit=(0,1,0)であり、第2番目のビットは「1」である。また、φ(π/4≦φ≦3π/8)から位相の負方向側に選択位相π/4が存在し、さらにその負方向側に隣り合う位相0におけるシンボルの第2番目のビットは「1」である。検出位相φが無線回線の影響により0≦φ≦3π/8であったとしても位相π/4の第2番目のビットと位相0の第2番目のビットは同一であることから、第1番目のビットより、第2番目のビットの重み付け係数kを大きくしている。
【0023】
よって検出位相φ(π/4≦φ≦3π/8)のときは、図2において、π/4≦φ≦3π/8の範囲に存在し、そのシンボルのビット重み付け係数kは、第1ビットが「中」の大きさの重み付け係数、第2ビットが「大」の大きさの重み付け係数、第3ビットが「小」の大きさの重み付け係数となっている。同様な論理で、検出位相の位相範囲により、ビットの重み付け係数kを図3のように定めている。
【0024】
ビット尤度生成部3では、位相尤度生成部4から算出された位相尤度iphsと、ビット重み付け部9で算出されたビット重み付け係数kと、位相選択されたシンボルのビット列pbitから軟判定ビットデータbitを生成する。第1番目のビットをbit(0)、そのときのビットの重み係数をk(0)、ビット尤度をpbit(0)とし、第2番目のビットをbit(1)、そのときのビットの重み係数をk(1)、ビット尤度をpbit(1)とし、第3番目のビットをbit(2)、そのときのビットの重み係数をk(2)、ビット尤度をpbit(2)とすると、それそれの軟判定ビットデータbitは次式(2)で算出される。
bit(0)=k(0)・pbit(0)・(cos4θ1+1)/2
bit(1)=k(1)・pbit(1)・(cos4θ1+1)/2
bit(2)=k(2)・pbit(2)・(cos4θ1+1)/2
ただし、0≦θ1≦π/8 …(2)
【0025】
一方、既知データ位相尤度生成部18では、既に知っているデータの位相と、既知データ12の位相との位相差をφとすると、第i番目のシンボルの既知データの位相尤度kphs(i)を次式(3)の関数より算出する。
kphs(i)=(cos4φ+1)/2 …(3)
【0026】
フレーム尤度生成部16では、既知データ12のシンボル数をnとすると、1フレームで同一値となるフレーム尤度fkphsを次式(4)の関数より算出する。
Figure 0003827588
【0027】
乗算部13では、式(2)より算出された軟判定ビットデータbitとフレーム尤度データfkphsを次式(5)に示すように乗算することにより、第k番目のフレーム尤度付き軟判定ビットデータfbit(k)を算出する。
fbit(k)=fkphs×bit(k)
【0028】
フレーム尤度付き軟判定ビットデータfbitはメモリ部14に保存された後、デインタリーブ部15によりデインタリーブされる。以上の処理により得られたデータを軟判定ビタビ復号器6へ出力する。軟判定ビタビ復号器6では、入力された軟判定データから再生信号7を出力する。
【0029】
なお、本発明は図示の実施例に限定されておらず、種々の変形が可能である。その変形例としては、例えば、次のようなものがある。式(1)に限らず、θ1の大きさに対して単調減少し、かつθ1が0の場合は尤度の最大値をとり、θ1が多値変調方式で送信する固有の位相の場合は、尤度の最小値をとる関数であればよい。
【0030】
図4は第2の実施形態を示し、ビット重み付け部9は、検出された位相と、検出された位相と多相位相変調方式で送信する固有の位相との位相差と、外部から設定されるパラメータからグレイ符号化の性質を利用して、ビット重み付け係数kを算出するように構成されている。他の構成は図1と同じである。
【0031】
図5は第3の実施形態を示し、軟判定ビタビ復号器6の代わりに軟判定ブロック復号器200が設けられている。他の構成は図1と同じである。図6は第4の実施形態を示し、第2、第3の実施形態の組み合わせである。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、フレーム尤度付きビット尤度の算出が容易となり、ビット誤り率特性のよい再生信号を得るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の軟判定復号装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態の軟判定復号装置の位相とシンボルとの関係を示す説明図
【図3】本発明の第1の実施の形態の軟判定復号装置のビット重み付け係数を示す説明図
【図4】本発明の第2の実施の形態の軟判定復号装置の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第3の実施の形態の軟判定復号装置の構成を示すブロック図
【図6】本発明の第4の実施の形態の軟判定復号装置の構成を示すブロック図
【図7】畳み込み符号化の説明図
【図8】トレリス遷移を示す説明図
【符号の説明】
1 受信信号
2 位相変換部
3 ビット尤度生成部
4 情報データ位相尤度生成部
6 軟判定ビタビ復号器
8 位相選択部
9 ビット重み付け部
10 データ判定部
13 乗算部
14 メモリ部
15 デインタリーブ部
16 フレーム尤度生成部
18 既知データ位相尤度生成部
200 軟判定ブロック復号器

Claims (4)

  1. 多相位相変調方式の受信搬送波を位相信号に変換する位相変換手段と、
    前記位相変換手段により変換された位相信号を情報位相データと既知位相データに振り分けるデータ判定手段と、
    前記データ判定手段により振り分けられた情報位相データと前記多相位相変調方式のそれぞれの固有の位相データとを比較し、位相差が最も小さくなる固有の位相データを選択する位相選択手段と、
    グレイ符号化の性質を利用して、前記データ判定手段により振り分けられた情報位相データに対するビット重み付け係数を算出するビット重み付け手段と、
    位相差の大きさに対して単調減少し、位相差の絶対値が0のときはシンボル尤度の最大値をとり、位相差が多値変調で送信する固有の隣り合う2つの位相の中間となる位相のとき位相尤度の最小値をとる関数により、前記データ判定手段により振り分けられた情報位相データの位相尤度を算出する第1の位相尤度生成手段と、
    前記第1の位相尤度生成手段により算出された情報位相データの位相尤度と、前記ビット重み付け手段により算出されたビット重み付け係数と、前記位相選択手段により選択された固有の位相データから軟判定ビットデータを生成するビット尤度生成手段と、
    前記データ判定手段により振り分けられた既知位相データの位相尤度を算出する第2の位相尤度生成手段と、
    前記第2の位相尤度生成手段により算出された既知位相データの位相尤度からフレームに対する尤度を算出するフレーム尤度算出手段と、
    前記ビット尤度生成手段により生成された軟判定データビットと、前記フレーム尤度算出手段により算出されたフレーム尤度データとを乗算することにより、フレーム尤度付き軟判定データを算出する乗算手段と、
    前記乗算手段により算出されたフレーム尤度付き軟判定ビットデータを軟判定復号する復号手段とを、
    有する軟判定復号装置。
  2. 前記ビット重み付け手段は、検出された位相と、検出された位相と多相位相変調方式で送信する固有の位相との位相差と、外部から設定されるパラメータからグレイ符号化の性質を利用して、ビット重み付け係数を算出するよう構成された請求項1に記載の軟判定復号装置。
  3. 前記復号手段は、前記乗算手段により算出されたフレーム尤度付き軟判定ビットデータを軟判定ビタビ復号又はブロック復号するよう構成された請求項1又は2に記載の軟判定復号装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の軟判定復号装置を有する無線通信装置。
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