JPH04368840A - 自動車内装部品前駆体の製法、内装部品の製法 - Google Patents

自動車内装部品前駆体の製法、内装部品の製法

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JPH04368840A
JPH04368840A JP3173058A JP17305891A JPH04368840A JP H04368840 A JPH04368840 A JP H04368840A JP 3173058 A JP3173058 A JP 3173058A JP 17305891 A JP17305891 A JP 17305891A JP H04368840 A JPH04368840 A JP H04368840A
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mold
polyol
interior
foaming
foam
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JP3173058A
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Takakazu Toyoda
豊田 高和
Fumio Nonobe
二三夫 野々部
Kohei Maeda
浩平 前田
Isao Ishikawa
功 石川
Keiichi Akimoto
秋本 啓一
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Toyota Boshoku Corp
Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
Toyota Kakoh Co Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/40High-molecular-weight compounds
    • C08G18/48Polyethers
    • C08G18/4804Two or more polyethers of different physical or chemical nature
    • C08G18/4816Two or more polyethers of different physical or chemical nature mixtures of two or more polyetherpolyols having at least three hydroxy groups

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車内装部品前駆体の
製法および自動車内装部品の製法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車内装部品を製造する方法と
しては、薄くスライスしたウレタンフォームと表皮材・
強化材との間に接着剤を塗布してサンドイッチ状に重ね
て熱プレスする製造方法(例えば英国特許第20287
14号明細書)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの製造法では
低密度の部品が製造できない、数回の接着剤の塗布工程
が必要となる、起伏の激しい複雑な形状の内装部品を製
造する際、得られる成形品が形状に対応できずに破れる
などの問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記問題点
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に到達した
。すなわち本発明は、40〜80℃に加温されており、
表皮材または表皮材とその内側のマット状強化材が内壁
面に設置されている予備発泡用金型(I)中に、有機ポ
リイソシアネート(A)と、水酸基価が50〜150の
ポリオール(a)および水酸基価が250〜700のポ
リオール(b)からなり、(a)と(b)の重量比が1
:9〜9:1のポリオール成分(B)と、ウレタン化お
よび/またはイソシアヌレート化触媒(C)と、発泡剤
(D)と、必要により他の添加剤(E)とを同時に注入
し、予備発泡させることを特徴とするポリウレタンフォ
ーム系および/またはポリイソシアヌレートフォーム系
自動車内装部品前駆体の製法;並びにこの前駆体を、内
装部品の最終形状と同じ型内形状を有し、90〜160
℃に加温された金型(II)中で2次発泡させつつプレ
ス成形することを特徴とする自動車内装部品の製法であ
る。
【0005】本発明で使用する表皮材としては、通常自
動車内装部品に使用されるもの、例えば熱可塑性合成樹
脂からなるシート、ファブリック、不織布、紙等で良い
が、好ましいものは熱プレスの際に変質や変色を起こし
難い不織布である。
【0006】マット状強化材は、剛性、衝撃強度を向上
させるために必要により使用するものである。このマッ
ト状強化材としては、例えばガラス繊維、炭素繊維、芳
香族ポリアミド繊維など剛直な繊維を不連続にバインド
したものまたは織り合わせた構造のものが挙げられる。
【0007】本発明で使用する予備発泡用金型(I)と
しては、該金型(II)の型内サイズに対する比率が、
長さ方向は(II)と同じサイズ、厚さ方向は30〜7
0%(容積では30〜70%となる)の型内サイズを有
するものが使用できる。予備発泡用金型(I)の型内の
形状は、内装部品最終形状が起伏の激しい複雑な形状を
有するものであってもシート状の起伏のない単純な形状
でよい。また予備発泡用金型の温度は通常40〜80℃
、好ましくは50〜70℃である。この範囲より低い場
合は予備発泡段階での反応性が遅く、十分に硬化した内
装部品前駆体が得られない。高い場合は予備発泡段階で
の発泡が急激に生じるため、内装部品前駆体にボイド・
セル荒れなどの不具合を生じる。
【0008】本発明で2次発泡に使用する金型(II)
は内装部品の最終形状と同じ型内形状を有するものであ
り、温度は通常90〜160℃、好ましくは100〜1
40℃である。この範囲より低い場合は2次発泡時の硬
化反応が不十分であり、最終形状を得ることができない
。高い場合は表皮材が温度により変質や変色の問題を生
じる他、発泡層が急激な温度上昇にともないワレやクラ
ックが入りやすくなる。
【0009】本発明で使用するポリウレタンおよび/ま
たはポリイソシアヌレートフォーム原料について以下に
その詳細を記載する。
【0010】有機ポリイソシアネート(A)としては、
従来からポリウレタン製造に使用されているものが使用
できる。このようなポリイソシアネートとしては、炭素
数(イソシアネート基中の炭素を除く)6〜20の芳香
族ポリイソシアネート〔例えば2,4−および/または
2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、粗製T
DI、2,4’−および/または4,4’−ジフェニル
メタンジイソシアネート(MDI)、粗製MDI{粗製
ジアミノフェニルメタン(ホルムアルデヒドと芳香族ア
ミンまたはその混合物との縮合生成物)のホスゲン化物
、ジアミノジフェニルメタンと少量(例えば5〜20重
量%)の3官能以上のポリアミンとの混合物のホスゲン
化物、ポリアリルポリイソシアネートなど}〕;炭素数
2〜18の脂肪族ポリイソシアネート(例えばヘキサメ
チレンジイソシアネート、リジンジイソシアネートなど
);炭素数4〜15の脂環式ポリイソシアネート(例え
ばイソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタ
ンジイソシアネート);炭素数8〜15の芳香脂肪族ポ
リイソシアネート(例えばキシリレンジイソシアネート
など);これらの変性物(ウレタン基、カルボジイミド
基、アロファネート基、ウレア基、ビューレット基、ウ
レトジオン基、ウレトンイミン基、イソシアヌレート基
、オキサゾリドン基含有変性物など);特願昭59−1
99160号公報記載の上記以外のポリイソシアネート
;並びにこれらの2種以上の混合物が挙げられる。これ
らのうち好ましいものは、商業的に容易に入手できるポ
リイソシアネート、例えば2,4−および/または2,
6−TDI、4,4’−および/または2,4’−MD
I、粗製MDI、並びにこれらの変性物(ウレタン基、
カルボジイミド基、アロファネート基、ウレア基、ビュ
ーレット基またはイソシアヌレート基含有変性物)であ
る。
【0011】ポリオール成分(B)を構成する水酸基価
が50〜150のポリオール(a)および水酸基価が2
50〜700のポリオール(b)としては、ポリエーテ
ルポリオール、ポリエステルポリオールなどで、水酸基
価が(a)、(b)各々の値となるものが挙げられる。
【0012】ポリエーテルポリオールとしては多価アル
コール、多価フェノール、アミン類、ポリカルボン酸な
どの活性水素含有化合物にアルキレンオキサイドが付加
した構造の化合物が挙げられる。
【0013】多価アルコールとしては例えば、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジ
オール、1,6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコ
ール、ネオペンチルグリコールなどの2価アルコール;
グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロール
エタン、ヘキサントリオール、トリエタノールアミンな
どの3価アルコール;ペンタエリスリトール、メチルグ
リコシド、ジグリセリンなどの4価アルコール;アドニ
トール、アラビトール、キシリトールなどの5価アルコ
ール;ソルビトール、マンニトールなどの6価アルコー
ル;グルコース、マンノース、フラクトースなどの単糖
類;ショ糖、クレハロース、ラクトース、ラフィノース
などの多糖類;ポリオール(エチレングリコール、プロ
ピレングリコールなどのグリコール、グリセリン、トリ
メチロールプロパン、ヘキサントリオールなどのアルカ
ンポリオールなど)のグルコシド;トリグリセリン、テ
トラグリセリンなどのポリグリセリン;ジペンタエリス
リトール、トリペンタエリスリトールなどのポリペンタ
エリスリトール;並びにテトラキス(ヒドロキシメチル
)シクロヘキサノールなどのシクロアルカンポリオール
が挙げられる。
【0014】多価フェノールとしては例えば、ピロガロ
ール、ハイドロキノン、フロログルシンなどの単環多価
フェノール;ビスフェノールA、ビスフェノールスルフ
ォンなどのビスフェノール類;フェノールとホルムアル
デヒドの縮合物(ノボラック)米国特許第326564
1号明細書に記載のポリフェノールが挙げられる。
【0015】アミン類としては例えば、アンモニア;モ
ノ−、ジ−、およびトリ−エタノールアミン、イソプロ
パノールアミン、アミノエチルエタノールアミンなどの
アルカノールアミン類;C1 〜C20アルキルアミン
類;C2 〜C6 アルキレンジアミン(エチレンジア
ミン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンな
ど)、ポリアルキレンポリアミン(ジエチレントリアミ
ン、トリエチレンテトラミンなど)などの脂肪族アミン
類;アニリン、フェニレンジアミン、ジアミノトルエン
、キシリレンジアミン、メチレンジアニリン、ジフェニ
ルエーテルジアミンなどの芳香族アミン類;イソホロン
ジアミン、シクロヘキシレンジアミン、ジシクロヘキシ
ルメタンジアミンなどの脂環式アミン類;並びにアミノ
エチルピペラジン等の特公昭55−21044号公報記
載の複素環式アミン類が挙げられる。
【0016】またポリカルボン酸としては例えば、コハ
ク酸、アジピン酸、セバシン酸、マレイン酸、ダイマー
酸などの脂肪族ポリカルボン酸;並びにフタル酸、トリ
メリット酸などの芳香族ポリカルボン酸が挙げられる。
【0017】これら活性水素原子含有化合物は2種以上
併用することもできる。これらのうちで好ましいものは
2価以上の、多価アルコールおよびアミン類であり、さ
らに好ましいものは3価以上の、多価アルコールおよび
アミン類である。
【0018】上記活性水素原子含有化合物に付加させる
アルキレンオキサイドとしては例えば、エチレンオキサ
イド(以下EOと略記)、プロピレンオキサイド(以下
POと略記)、1,2−または1,4−ブチレンオキサ
イド、スチレンオキサイド、およびこれらの2種以上の
併用(ブロック付加でもランダム付加でもよい)が挙げ
られる。
【0019】ポリエステルポリオールとしては、例えば
、下記■〜■が挙げられる。■前記に例示した多価アル
コールおよび/または前記に例示したポリエーテルポリ
オールに、ポリカルボン酸(アジピン酸、セバシン酸、
マレイン酸、フタル酸など)、ポリカルボン酸の無水物
(無水マレイン酸、無水フタル酸など)、ポリカルボン
酸低級エステル(テレフタル酸ジメチルなど)のポリカ
ルボン酸類を反応(縮合)させて得られるポリエステル
ポリオール。■前記ポリカルボン酸無水物にアルキレオ
ンキサイド(EO、POなど)を反応(縮合)させて得
られるポリエステルポリオール。■ラクトン(ε−カプ
ロラクトンなど)を開環重合させることにより得られる
ポリエステルポリオール。
【0020】ポリオール成分(B)は、水酸基価が50
〜150のポリオール(a)と水酸基価が250〜70
0のポリオール(b)から構成される。その平均水酸基
価は200〜400であることが好ましい。(a)と(
b)の重量比は通常1:9〜9:1であり、好ましくは
2:8〜7:3である。この範囲を越えて(a)の量が
多く(b)の量が少ないとフォームが柔軟で耐熱たわみ
性が悪く自動車内装部品としての性能を満たさない。 また(a)の量が少なく(b)の量が多いと予備発泡後
のフォームが硬脆く熱プレスの際われたり裂けたりして
成形に無理がある。また水酸基価が(a)と(b)の間
すなわち150〜250のポリオールを(B)中に30
重量%以下含ませることは可能であるが、30重量%を
越えて使用すると2次発泡が生じ難くなり、本発明の製
造法には好ましくない。なぜなら、水酸基価に大きな差
がある(a)、(b)の各ポリオールを使用することに
より2次発泡が生じ易くなるため、本発明の製造方法が
可能となるからである。
【0021】本発明において、ポリウレタンフォームお
よび/またはポリイソシアヌレートフォームの製造に際
してのイソシアネート指数は、通常80〜500、好ま
しくは85〜400である。
【0022】ウレタン化および/またはイソシアヌレー
ト化触媒(C)として、ポリウレタンフォームを製造す
る際はウレタン化触媒が、ポリイソシアヌレートフォー
ムを製造する際はイソシアヌレート化触媒が使用される
。ウレタン化触媒としては、例えばトリエチレンジアミ
ン、テトラメチルヘキサメチレンジアミン、N−エチル
モルホリンなどの3級アミン類、オクチル酸第1スズ、
ジブチルチンジラウレートなどの有機錫化合物が挙げら
れる。またイソシアヌレート化触媒としては、米国特許
第4299924号明細書記載の有機酸のアルカリ金属
塩などが挙げられる。触媒は、ポリオール成分(B)の
重量に基づいて、通常0.001〜7重量%の量で使用
できる。
【0023】発泡剤(D)としては、例えばハロゲン化
炭化水素(メチレンクロライド、モノフルオロトリクロ
ロメタン、HCFC−123とよばれるモノクロロトリ
フルオロエタン、HCFC−141bとよばれるジクロ
ロモノフルオロエタンなど)及び水が挙げられる。発泡
剤(D)の使用量を調整することにより、ポリウレタン
および/またはポリイソシアヌレートフォームの密度を
所望の値に変えることができ、2次発泡後のフォーム密
度は、好ましくは0.02〜0.3g/cm3 である
。 予備発泡後のフォーム密度は、金型(II)に対する金
型(I)の容積比により調整すればよい。この密度とす
るための発泡剤(D)の量は、有機ポリイソシアネート
(A)とポリオール成分(B)の合計重量に基づいて、
ハロゲン化炭化水素を使用する場合は通常5〜50重量
%、水を使用する場合は通常0.05〜5重量%の量で
ある。
【0024】本発明において、必要により使用できるそ
の他の添加剤(E)としては、気泡安定剤としての整泡
剤、難燃剤、反応遅延剤、着色剤、老化防止剤、抗酸化
剤、可塑剤、殺菌剤、カーボンブラックおよびその他の
充填剤等公知の添加剤が挙げられる。整泡剤を用いる場
合、好ましいものはシリコーン界面活性剤(ポリシロキ
サン−ポリオキシアルキレン共重合体)である。
【0025】ポリウレタンフォームおよび/またはポリ
イソシアヌレートフォームの各原料の金型(I)への注
入装置としては、例えば、2種以上の成分を低圧あるい
は高圧で混合吐出する装置が挙げられ、この装置により
混合された原料が金型に注入される。
【0026】本発明の自動車内装部品前駆体の製法の具
体例を示すと、40〜80℃に加温されており、表皮材
または表皮材とその内側のマット状強化材が内壁面に設
置されている予備発泡用金型(I)中に、(A)、(B
)、(C)、(D)および必要により(E)の各成分を
上記に例示した混合吐出装置で同時に注入し、予備発泡
させた上で、通常1〜10分後に脱型することにより該
前駆体が得られる。
【0027】また、本発明の自動車内装部品の製法の具
体例を示すと、上記に例示した方法で得られた該前駆体
を、脱型後通常1週間以内に、好ましくは3日以内に、
内装部品の最終形状と同じ型内形状を有し、90〜16
0℃に加温された金型(II)中で、2次発泡させつつ
、通常0.1kg/cm2以上の圧力でプレス成形し、
通常5〜150秒経過後脱型することにより目的とする
自動車内装部品が得られる。
【0028】
【実施例】以下に本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。
【0029】実施例および比較例のポリウレタンフォー
ムおよび/またはポリイソシアヌレートフォーム原料は
次の通りである。 (1)ポリオール1:グリセリンにPOを付加させた水
酸基価56のポリエーテルポリオール。 (2)ポリオール2:グリセリンにPOを付加させた水
酸基価112のポリエーテルポリオール。 (3)ポリオール3:グリセリンにPOを付加させた水
酸基価168のポリエーテルポリオール。 (4)ポリオール4:グリセリンにPOを付加させた水
酸基価420のポリエーテルポリオール。 (5)ポリオール5:グリセリンにPOを付加させた水
酸基価670のポリエーテルポリオール。 (6)ポリオール6:ショ糖にPOを付加させた水酸基
価410のポリエーテルポリオール。 (7)ポリオール7:フタル酸とジプロピレングリコー
ルを反応させた水酸基価282のポリエステルポリオー
ル。 (8)エチレングリコール。 (9)触媒:Polycat  42  サンアプロ(
株)製  。 (10)整泡剤:SH−193  東レ・ダウコーニン
グ・シリコーン(株)製。 (11)発泡剤1:クロロフルオロカーボン11  ダ
イキン工業(株)製ダイフロン11U  。 (12)発泡剤2:水。 (13)発泡剤3:塩化メチレン。 (14)有機ポリイソシアネート:粗製MDI  日本
ポリウレタン工業(株)製ミリオネートMR−100 
 。
【0030】検討に使用したフォーム原料以外の材料お
よび機器は以下のとおりである。 (1)表皮材:200g/m2 の不織布。 (2)マット状強化材:100g/m2 のチョップド
ストランドガラスマット。 (3)成形機:グラスクラフト社製マイクロVR。 (4)予備発泡用金型(I):150cm×120cm
×0.3cmの型内形状を有する鉄製金型(図示せず)
。 (5)自動車内装部品(天井用)金型(II):図1及
び図2に示す自動車内装部品(天井用)用の金型。
【0031】実施例1〜3、比較例1〜3下記(1)〜
(5)の手順で各実施例および比較例の自動車内装部品
(天井用)を作製した。 自動車内装部品前駆体(天井用)3の作製(図示せず)
(1)下記表2記載の温度に予め調節しておいた予備発
泡用金型(I)を開き、金型と同寸法に裁断した表皮材
とマット状強化材をセットする。 (2)金型(I)に、下記表1記載の調合処方の原料を
合計800g注入し、金型を閉じる。 (3)注入2分後金型(I)を開け、表皮・強化材・フ
ォームが一体となった自動車内装部品(天井用)前駆体
3を取り出す。
【0032】自動車内装部品(天井用)4の作製(図1
、図2に示す) (4)下記表2記載の温度に予め調節しておいた自動車
内装部品金型(II)に、前記内装部品(天井用)前駆
体3を設置し、プレス圧2kg/cm2 で型を閉じる
。 (5)15秒後に金型(II)を開き完成した自動車内
装部品(天井用)4を取り出す。
【0033】
【表1】
【0034】次いで、得られた各自動車内装部品(天井
用)について、下記(1)〜(3)の評価を行った。評
価結果を表2に示す。 (1)予備発泡、2次発泡後密度:上記成形検討手順で
得た自動車内装部品(天井用)前駆体(予備発泡)3お
よび完成した自動車内装部品(天井用)4から約5cm
×5cmのフォームを切り出し、その重量と寸法実測か
ら計算した体積から算出した。
【0035】(2)成形品外観評価:以下に掲げる4項
目についてその有無を評価した。 未充填:金型(II)の内部形状に対しフォームが行き
渡っていない状態。 ボイド:フォーム中に著しく不均一にセルの大きな部分
が存在する状態。 ワレ:フォーム表面に亀裂が入った状態。 クラック:フォーム断面に亀裂が入った状態。
【0036】(3)フォーム物性評価:以下の2項目を
評価した。 曲げ強さ:JIS  A−9514に準拠して測定した
。 サンプルは表皮をはがしたフォーム層(強化材を含む)
から切りだした。 熱垂れ性:表皮をはがしたフォーム層(強化材を含む)
から、25mm×170mmのサンプルを切り出し、そ
の一端を固定して150mmを水平にオーバーハングさ
せ、120℃オーブンに1時間放置した際の垂れ下がり
距離を測定した。
【0037】
【表2】
【0038】
【発明の効果】本発明の各方法により、従来の方法に比
べて、低密度で起伏の激しい複雑な形状の内装部品を製
造することが可能になる上、接着剤の塗布工程も必要な
く工程が単純化でき効率良く製造できる。上記のような
効果を奏することから、本発明の方法は、天井、ドアト
リム、ダッシュボード、コンソールボックスなどの自動
車内装部品の軽量化・高品質化・生産性の向上に有用で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車内装部品(天井用)金型(II)に該金
型用の内装部品(天井用)前駆体3を設置する状態を示
す斜視図である。
【図2】自動車内装部品(天井用)金型(II)、及び
該金型(II)内に自動車内装部品(天井用)4が存在
している状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1  自動車内装部品(天井用)金型(II)上型2 
 自動車内装部品(天井用)金型(II)下型3  自
動車内装部品(天井用)前駆体4  自動車内装部品(
天井用)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  40〜80℃に加温されており、表皮
    材または表皮材とその内側のマット状強化材が内壁面に
    設置されている予備発泡用金型(I)中に、有機ポリイ
    ソシアネート(A)と、水酸基価が50〜150のポリ
    オール(a)および水酸基価が250〜700のポリオ
    ール(b)からなり、(a)と(b)の重量比が1:9
    〜9:1のポリオール成分(B)と、ウレタン化および
    /またはイソシアヌレート化触媒(C)と、発泡剤(D
    )と、必要により他の添加剤(E)とを同時に注入し、
    予備発泡させることを特徴とするポリウレタンフォーム
    系および/またはポリイソシアヌレートフォーム系自動
    車内装部品前駆体の製法。
  2. 【請求項2】  ポリオール成分(B)の平均水酸基価
    が200〜400である請求項1記載の製法。
  3. 【請求項3】  請求項1または2記載の製法で得られ
    た該前駆体を、内装部品の最終形状と同じ型内形状を有
    し、90〜160℃に加温された金型(II)中で2次
    発泡させつつプレス成形することを特徴とする自動車内
    装部品の製法。
  4. 【請求項4】  2次発泡後のフォーム密度が、0.0
    2〜0.3g/cm3 である請求項3記載の製法。
JP3173058A 1991-06-17 1991-06-17 自動車内装部品前駆体の製法、内装部品の製法 Pending JPH04368840A (ja)

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