JPH04368782A - 有人宇宙機用貫通コネクタ - Google Patents
有人宇宙機用貫通コネクタInfo
- Publication number
- JPH04368782A JPH04368782A JP3144743A JP14474391A JPH04368782A JP H04368782 A JPH04368782 A JP H04368782A JP 3144743 A JP3144743 A JP 3144743A JP 14474391 A JP14474391 A JP 14474391A JP H04368782 A JPH04368782 A JP H04368782A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- spacecraft
- air
- outside
- seal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000035515 penetration Effects 0.000 claims description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000005493 welding type Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
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- 238000009419 refurbishment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、有人宇宙機内の空気を
船外に大量放出することなく交換可能な有人宇宙機用貫
通コネクタに関する。
船外に大量放出することなく交換可能な有人宇宙機用貫
通コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の有人宇宙機等に適用される貫通コ
ネクタは、図4及び図6に示すように機内側のハーフ1
がファスナー6又は溶接7により与圧壁3に固定されシ
ール5又は溶接7により密閉性を保つものであった。
ネクタは、図4及び図6に示すように機内側のハーフ1
がファスナー6又は溶接7により与圧壁3に固定されシ
ール5又は溶接7により密閉性を保つものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置においては
、以下に示す課題があり、宇宙機が地球軌道上等の真空
環境を航行している際に、コネクタ全体を交換すること
が困難であった。 (1)図4に示すシールタイプの場合 コネクタ全体の交換を行おうとすると、図5に示すよう
に宇宙機内外の密閉を保つことができず、コネクタを交
換する度に機内の空気の放出、再充填が必要となり空気
補給量を増大させ、多大の作業時間を必要とする。 (2)図6に示す溶接タイプの場合 図7に示すように溶接されていない機外側のハーフ2は
交換可能であるが、宇宙機の与圧壁3に溶接されている
機内側ハーフ1は容易に交換できない。これを交換する
ためには、宇宙機を地上に帰還させ、宇宙機の与圧壁3
の改修を含んだ大規模な交換工事が必要となる。
、以下に示す課題があり、宇宙機が地球軌道上等の真空
環境を航行している際に、コネクタ全体を交換すること
が困難であった。 (1)図4に示すシールタイプの場合 コネクタ全体の交換を行おうとすると、図5に示すよう
に宇宙機内外の密閉を保つことができず、コネクタを交
換する度に機内の空気の放出、再充填が必要となり空気
補給量を増大させ、多大の作業時間を必要とする。 (2)図6に示す溶接タイプの場合 図7に示すように溶接されていない機外側のハーフ2は
交換可能であるが、宇宙機の与圧壁3に溶接されている
機内側ハーフ1は容易に交換できない。これを交換する
ためには、宇宙機を地上に帰還させ、宇宙機の与圧壁3
の改修を含んだ大規模な交換工事が必要となる。
【0004】本発明は、上記課題を解決するため、宇宙
機を地上に帰還させず航行中に、機内空気の漏洩を非常
に少量に押え、全構成品の交換が可能な貫通コネクタを
提供することを目的とする。
機を地上に帰還させず航行中に、機内空気の漏洩を非常
に少量に押え、全構成品の交換が可能な貫通コネクタを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の有人宇宙機用貫
通コネクタは、有人宇宙機の与圧壁の貫通孔に機内側よ
り配設され一方のシールを介し一方のファスナーにより
上記与圧壁の機内面に固定された一方のコネクタハーフ
、および上記貫通孔に機外側より配設され他方のシール
を介し他方のファスナーにより上記与圧壁の機外面に固
定された他方のコネクタハーフを備えたことを特徴とし
ている。
通コネクタは、有人宇宙機の与圧壁の貫通孔に機内側よ
り配設され一方のシールを介し一方のファスナーにより
上記与圧壁の機内面に固定された一方のコネクタハーフ
、および上記貫通孔に機外側より配設され他方のシール
を介し他方のファスナーにより上記与圧壁の機外面に固
定された他方のコネクタハーフを備えたことを特徴とし
ている。
【0006】
【作用】上記において、貫通コネクタの交換は、機内側
に配設された一方のコネクタハーフを交換する場合には
、一方のコネクタハーフの一方のファスナーをゆるめて
取外すが、機外側の他方のコネクタハーフが他方のシー
ルにより機内の気密性を保つため、搭乗員が機内より一
方のファスナーの交換を行うことができる。
に配設された一方のコネクタハーフを交換する場合には
、一方のコネクタハーフの一方のファスナーをゆるめて
取外すが、機外側の他方のコネクタハーフが他方のシー
ルにより機内の気密性を保つため、搭乗員が機内より一
方のファスナーの交換を行うことができる。
【0007】また、機外側に配設された他方のコネクタ
ハーフを交換する場合には、他方のコネクタハーフの他
方のファスナーをゆるめて取外すが、機内側の一方のコ
ネクタハーフが一方のシールにより機内の気密性を保つ
ため、搭乗員は宇宙服を着用して機外作業を行うことに
より、機内の気密性を保ちながら、他方のコネクタハー
フを交換することができる。
ハーフを交換する場合には、他方のコネクタハーフの他
方のファスナーをゆるめて取外すが、機内側の一方のコ
ネクタハーフが一方のシールにより機内の気密性を保つ
ため、搭乗員は宇宙服を着用して機外作業を行うことに
より、機内の気密性を保ちながら、他方のコネクタハー
フを交換することができる。
【0008】上記により、貫通コネクタを交換する場合
、宇宙機を地上に帰還させることなく交換作業が可能と
なり、また、宇宙機内の空気を抜く必要がないため、作
業時間の大幅短縮と再充填用空気の補給の大幅削減が可
能となる。
、宇宙機を地上に帰還させることなく交換作業が可能と
なり、また、宇宙機内の空気を抜く必要がないため、作
業時間の大幅短縮と再充填用空気の補給の大幅削減が可
能となる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例に係る貫通コネクタを示す
。図1に示す本実施例は、有人宇宙機の与圧壁3の貫通
孔3aに機内側より配設されシール5aを介しファスナ
ー6aにより上記与圧壁3の機内面に固定されリソース
ライン4aが接続されたコネクタハーフ1、および上記
貫通孔3aに機外側より配設されシール5bを介しファ
スナー6bにより上記与圧壁3の機外面に固定されリソ
ースライン4bが接続されたコネクタハーフ2を備えて
いる。
。図1に示す本実施例は、有人宇宙機の与圧壁3の貫通
孔3aに機内側より配設されシール5aを介しファスナ
ー6aにより上記与圧壁3の機内面に固定されリソース
ライン4aが接続されたコネクタハーフ1、および上記
貫通孔3aに機外側より配設されシール5bを介しファ
スナー6bにより上記与圧壁3の機外面に固定されリソ
ースライン4bが接続されたコネクタハーフ2を備えて
いる。
【0010】上記において、シール5a,5bはそれぞ
れコネクタハーフ1,2と与圧壁3に密着し、宇宙機内
外の気密を保持する。コネクタハーフ1,2の内部構造
は一般の貫通コネクタと同様であり、リソースライン4
a,4bを流れるリソース(流体,電気信号,光信号等
)を船内外間で流通させる。
れコネクタハーフ1,2と与圧壁3に密着し、宇宙機内
外の気密を保持する。コネクタハーフ1,2の内部構造
は一般の貫通コネクタと同様であり、リソースライン4
a,4bを流れるリソース(流体,電気信号,光信号等
)を船内外間で流通させる。
【0011】本実施例の貫通コネクタの交換について、
以下に説明する。宇宙機内側のハーフ1を交換する場合
は、図2に示すように内側のハーフ1を取外した際、外
側のハーフ2及びシール5bにより密閉性を保持するこ
とが可能であるため、搭乗員は宇宙機内の空気のある与
圧環境で内側のハーフ1の交換を実施することができる
。
以下に説明する。宇宙機内側のハーフ1を交換する場合
は、図2に示すように内側のハーフ1を取外した際、外
側のハーフ2及びシール5bにより密閉性を保持するこ
とが可能であるため、搭乗員は宇宙機内の空気のある与
圧環境で内側のハーフ1の交換を実施することができる
。
【0012】また、宇宙機外側のハーフ2を交換する場
合は、図3に示すように外側のハーフ2を取外した際、
内側のハーフ1及びシール5aにより密閉性を保持する
ことが可能であるため、搭乗員は宇宙服を着用しての船
外活動等により外側のハーフ2の交換を実施することが
できる。この際、船外に放出される空気は、宇宙機の与
圧壁3の貫通孔3aと貫通コネクタのすき間のわずかな
体積分のみである。
合は、図3に示すように外側のハーフ2を取外した際、
内側のハーフ1及びシール5aにより密閉性を保持する
ことが可能であるため、搭乗員は宇宙服を着用しての船
外活動等により外側のハーフ2の交換を実施することが
できる。この際、船外に放出される空気は、宇宙機の与
圧壁3の貫通孔3aと貫通コネクタのすき間のわずかな
体積分のみである。
【0013】上記により、貫通コネクタを交換する場合
、宇宙機を地上に帰還させることなく交換作業が可能と
なり、また、宇宙機内の空気を抜く必要がないため、作
業時間の大幅短縮と再充填用空気の補給の大幅削減が可
能となった。
、宇宙機を地上に帰還させることなく交換作業が可能と
なり、また、宇宙機内の空気を抜く必要がないため、作
業時間の大幅短縮と再充填用空気の補給の大幅削減が可
能となった。
【0014】なお、本実施例は、流体コネクタ、電気コ
ネクタ、光コネクタ等あらゆるコネクタに適用可能であ
り、潜水艇等有人宇宙機以外の機器にも適用することが
できる。
ネクタ、光コネクタ等あらゆるコネクタに適用可能であ
り、潜水艇等有人宇宙機以外の機器にも適用することが
できる。
【0015】
【発明の効果】本発明の有人宇宙機用貫通コネクタは、
一方と他方のコネクタハーフをそれぞれ機内側及び機外
側より貫通孔に配設し与圧壁にそれぞれシールを介しフ
ァスナーにより固定することによって、貫通コネクタを
交換する場合、宇宙機を地上に帰還させることなく交換
作業が可能となり、また、宇宙機内の空気を抜く必要が
ないため、作業時間の大幅短縮と再充填用空気の補給の
大幅削減が可能となる。
一方と他方のコネクタハーフをそれぞれ機内側及び機外
側より貫通孔に配設し与圧壁にそれぞれシールを介しフ
ァスナーにより固定することによって、貫通コネクタを
交換する場合、宇宙機を地上に帰還させることなく交換
作業が可能となり、また、宇宙機内の空気を抜く必要が
ないため、作業時間の大幅短縮と再充填用空気の補給の
大幅削減が可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係る貫通コネクタの説明図
である。
である。
【図2】上記一実施例に係る機内側のコネクタハーフ交
換時の説明図である。
換時の説明図である。
【図3】上記一実施例に係る機外側のコネクタハーフ交
換時の説明図である。
換時の説明図である。
【図4】従来のシールタイプ貫通コネクタの説明図であ
る。
る。
【図5】上記従来のシールタイプ貫通コネクタ交換時の
説明図である。
説明図である。
【図6】従来の溶接タイプ貫通コネクタの説明図である
。
。
【図7】上記従来の溶接タイプ貫通コネクタ交換時の説
明図である。
明図である。
1,2 コネクタハーフ
3 与圧壁
3a 貫通孔
4a,4b リソースライン
5a,5b シール
6a,6b ファスナー
Claims (1)
- 【請求項1】 有人宇宙機の与圧壁の貫通孔に機内側
より配設され一方のシールを介し一方のファスナーによ
り上記与圧壁の機内面に固定された一方のコネクタハー
フ、および上記貫通孔に機外側より配設され他方のシー
ルを介し他方のファスナーにより上記与圧壁の機外面に
固定された他方のコネクタハーフを備えたことを特徴と
する有人宇宙機用貫通コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144743A JPH04368782A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 有人宇宙機用貫通コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144743A JPH04368782A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 有人宇宙機用貫通コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04368782A true JPH04368782A (ja) | 1992-12-21 |
Family
ID=15369332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3144743A Withdrawn JPH04368782A (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 有人宇宙機用貫通コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04368782A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103344498A (zh) * | 2013-06-21 | 2013-10-09 | 上海航天精密机械研究所 | 密封舱外压试验的数据接口及系统 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP3144743A patent/JPH04368782A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103344498A (zh) * | 2013-06-21 | 2013-10-09 | 上海航天精密机械研究所 | 密封舱外压试验的数据接口及系统 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980903 |