JPH04368344A - 塩化メチルの分離精製方法 - Google Patents

塩化メチルの分離精製方法

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JPH04368344A
JPH04368344A JP16877291A JP16877291A JPH04368344A JP H04368344 A JPH04368344 A JP H04368344A JP 16877291 A JP16877291 A JP 16877291A JP 16877291 A JP16877291 A JP 16877291A JP H04368344 A JPH04368344 A JP H04368344A
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JP
Japan
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methyl chloride
carbon dioxide
gas
methanol
carbon
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JP16877291A
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English (en)
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Tsutomu Ogiwara
勤 荻原
Takaaki Shimizu
孝明 清水
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は塩化メチルの分離精製方
法、とくには四塩化炭素の塩化メチル等への変換工程で
生成する、二酸化炭素と塩化メチルとの混合ガスから二
酸化炭素を効率よく分離除去して塩化メチルを精製する
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、オゾン層の破壊が大きな社会問題
となっており、1990年6月のロンドン会議において
オゾン層破壊物質の今世紀中の全廃が決定され、産業界
もこれに従う計画を進めている。このオゾン層破壊物質
の1つに四塩化炭素(CCl4)がある。この四塩化炭
素の最も代表的な工業的製法にメタンまたは塩化メチル
の塩素化法がある。この方法は下式に示すように、CH
4 →  CH3Cl →  CH2Cl2  →  
CCl4と経由してCCl4が作られる逐次併発反応で
あり、その生成物は未反応メタンまたは塩化メチル(C
H3Cl )から四塩化炭素に至るクロロメタン類の混
合物となる。 CH4   +  Cl2 →  CH3Cl + H
ClCH3Cl +  Cl2 →  CH2Cl2+
 HClCH2Cl2+  Cl2 →  CHCl3
 + HClCHCl3 +  Cl2 →  CCl
4  + HClこのため四塩化炭素の副生なしに、こ
の反応を行なわせることは理論的に不可能である。しか
し、四塩化炭素を除くこれらのクロロメタン類はそれぞ
れ大きく有用なマーケットをもっているので、この製造
法を廃止した場合の他に及ぼす影響は極めて大きい。そ
れ故、副生する四塩化炭素を速やかに他の無害な有用物
質に変換する手段の開発が望まれている。
【0003】その一つの方法として、本発明者らは、先
に塩化亜鉛等の金属塩化物等を活性炭に担持させた触媒
を使用して、四塩化炭素、水、メタノールの気相反応法
を提案した。この反応を熱化学反応式を用いて表わすと
、 CCl4+  2H2O →  4HCl + CO2
4×(HCl +  CH3OH →  CH3Cl 
+ H2O)  であり、これを集約すると、CCl4
+4CH3OH →4CH3Cl + CO2  +2
H2O  となり、工業原料として有用な塩化メチルと
不要な二酸化炭素との混合物が得られる。
【0004】そこで、この混合物を次の工程の原料とし
て使用するには不要な二酸化炭素を除去しなければなら
ない。このような二酸化炭素の分離除去方法には以下の
方法が知られている。 1)吸収法:有機溶媒、アルカノールアミン水溶液、炭
酸カリウム水溶液などを用いて二酸化炭素を吸収除去す
る方法であるが、いずれの溶液も吸収効率が悪く、吸収
後の主ガス中には二酸化炭素と共に使用された吸収液の
蒸気が分圧相当分だけ残留する。このため、これを高純
度のガスにするには、さらに操作が必要となり工程が複
雑になる。また、この方法では二酸化炭素が混合してい
る主ガスが吸収液と反応して変質する場合もある。実際
に二酸化炭素−塩化メチル系ではアルカノールアミンと
塩化メチルが反応付加物を形成するので、アルカノール
アミン水溶液は吸収媒体として使用することができない
。 2)PSA法:ガスを加圧してモレキュラーシーブや活
性炭に吸着させた後、減圧して脱着させることによりガ
スを分離精製する方法であるが、主ガス中の二酸化炭素
濃度が20%以下の場合や高純度化が求められる場合に
は装置の多段化や大型化が必要となり、脱着ガスが回収
しきれず高収率は望めない。その上、二酸化炭素−塩化
メチル系では二酸化炭素だけでなく塩化メチル自身も極
性を持つことから両者の吸着能の差が小さく、したがっ
て両者を選択的に分離することは困難である。 3)膜分離法:この技術自体が開発段階で未完成なため
、ガス中の二酸化炭素濃度を充分に下げることができな
いので、高純度化が求められるときには別のプロセスと
の併用となり複雑かつ不経済である。 4)蒸留法:一般には、混合ガスの組成上、二酸化炭素
を高沸成分として取り扱う場合が多い。二酸化炭素−塩
化メチル系では二酸化炭素が低沸成分なので塩化メチル
への溶解度が高く、高純度で収率よく分離精製すること
が難しい。このように塩化メチルと二酸化炭素との混合
物から二酸化炭素だけを効率よく除去して塩化メチルを
分離精製する方法はこれまで知られていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は塩化メチルと二酸化炭素との混合物から二酸化炭
素だけを効率よく分離除去して塩化メチルを精製する方
法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による塩化メチル
の分離精製方法は、二酸化炭素と塩化メチルとの混合ガ
スを圧力10〜30kg/cm2−G、塔頂分縮コンデ
ンサー温度−10〜40℃で蒸留して塩化メチル濃度2
0モル%以下の未分縮ガスと精製塩化メチルとに分離し
た後、前記未分縮ガスを圧力2〜7kg/cm2−Gで
、液温−10〜10℃のメタノールに吸収させてガス中
の塩化メチル分を回収することを特徴とするものである
【0007】以下、本発明による塩化メチルの分離精製
方法を、前記クロロメタン類の製造に伴って副生する四
塩化炭素を塩化メチルに変換する際に生ずる、二酸化炭
素と塩化メチルとの混合ガスからの塩化メチルの分離精
製プロセスを例示した図1に基づいて説明する。四塩化
炭素の塩化メチルへの変換プロセスPでは原料として四
塩化炭素、メタノールおよび水を供給して二酸化炭素と
塩化メチルとの混合物1として得る。これを圧縮液化し
て蒸留塔Aに供給する。蒸留塔Aでは二酸化炭素と塩化
メチルとの混合ガスを圧力10〜30kg/cm2−G
、塔頂分縮コンデンサー温度−10〜40℃で蒸留して
、塩化メチル濃度20モル%以下の未分縮ガスと二酸化
炭素濃度が0.01モル%以下の高純度の精製塩化メチ
ル2とに分離する。前者の二酸化炭素と塩化メチルの混
合蒸気からなる未分縮ガスは、塔頂より分縮コンデンサ
ーBに導いて分縮した後、得られた気液混合物を気液分
離器Cにおいて分離し、液体は還流液3として蒸留塔A
の上部に戻され、ガス分4は吸収塔Dの底部に送られる
。また後者の精製塩化メチル2は塔底から系外に排出さ
れる。
【0008】吸収塔Dで用いられる吸収剤にはメタノー
ルが適している。これはメタノール以外の吸収剤を使用
すると、吸収剤に塩化メチルのほか二酸化炭素も相当量
溶解するので、二酸化炭素の分離収率が低下するためと
、四塩化炭素変換プロセスを付設している場合にはメタ
ノールも反応原料として使用されるため、塩化メチルと
の分離工程が不要になるためである。メタノール7は熱
交換器Eで液温−10〜10℃に冷却されて吸収塔Dの
上部に供給され、その底部より上昇してくる圧力2〜7
kg/cm2−Gのガス4中の塩化メチルを選択的に吸
収して下降し、塔底液5として抜き出された後、四塩化
炭素変換プロセスPの原料として使用される。吸収塔D
で吸収されなかった二酸化炭素を主体とするガス分6は
塔頂より排出される。吸収塔Dで使用されるメタノール
の量は、四塩化炭素変換プロセスPの原料としての反応
条件によって決まってしまう。したがって、分離収率を
上げるために反応原料として消費される以上の量のメタ
ノールを使用すると、新たにメタノールと塩化メチルを
分離するための操作が必要になるので好ましくない。実
際には四塩化炭素変換プロセスPの反応条件にもよるが
、塩化メチルに対して重量比で10〜 100倍、好ま
しくは20〜50倍である。この範囲内であれば四塩化
炭素変換プロセスPの原料として量の決められているメ
タノールを全て吸収塔に使用しなくても、一部を吸収に
使用し残りを直接四塩化炭素変換プロセスPの原料とし
て使用することが可能となる。吸収塔Dに送られるガス
4に含まれる塩化メチルの濃度は20モル%以下、好ま
しくは10モル%以下である。これが20モル%を超え
ると、吸収塔Dにおける塩化メチルの処理能力を超えて
しまって、塩化メチルの分離収率を低下させるので好ま
しくない。
【0009】本発明は、この限られたメタノール量で最
も高い分離収率の得られる塩化メチルのプロセスの下記
運転条件を見出した点に特徴を有するものである。すな
わち、■蒸留工程の圧力を10〜30kg/cm2−G
、塔頂分縮コンデンサー温度を−10〜40℃で蒸留す
ることによって、塔頂未分縮ガス中の塩化メチルの濃度
を20モル%以下にすると共に、■吸収工程の圧力を2
〜7kg/cm2−G、吸収剤として液温−10〜10
℃のメタノールを使用することによって、塩化メチルと
同時に吸収される塔底液5中の二酸化炭素の量を塩化メ
チル量の10%以下にし、反応に関与しない無駄な二酸
化炭素の循環量の増大を抑制し、装置的、エネルギー的
に不経済になるのを防止するものである。この条件で本
プロセスを運転すると、四塩化炭素変換プロセスPから
供給される二酸化炭素と塩化メチルの混合物1からの塩
化メチルの分離収率YM は 0.995以上、二酸化
炭素の分離収率YC は0.95以上となり、両成分を
効率よく分離できる。ただし、1)塩化メチルの分離収
率  YM =(2M+5M )/1M 、ここに、2
M :蒸留塔の塔底からの精製塩化メチル2の量、5M
 :吸収塔の塔底液5中の塩化メチルの量、1M :混
合物1中の塩化メチルの量。2)二酸化炭素の分離収率
  YC =6C /1C 、ここに、6C :吸収塔
の塔頂からのガス分6中の二酸化炭素の量、1C :混
合物1中の二酸化炭素の量。
【0010】これに反し、上記以外の条件で行ったとき
は下記の結果となり、本発明の目的が達成されない。 (a)蒸留工程の圧力が10kg/cm2−G未満のと
き:蒸留塔Aの圧力が低過ぎるため、高沸成分である塩
化メチルを塔頂分縮コンデンサーCで十分に濃縮させる
ことができない。このため未分縮ガス4中の塩化メチル
濃度が高くなり、処理能力を超える量の塩化メチルが吸
収塔Dに流入し、分離効率を悪化させる。 (b)蒸留工程の圧力が30kg/cm2−Gを超える
とき:蒸留塔Aの圧力が高過ぎるため、低沸成分である
二酸化炭素が還流液3中に多量に溶け込んでしまい、蒸
留塔Aより未分縮ガスとして留出すべき量の二酸化炭素
を放出するには還流量3が非常に多くなってしまう(還
流比が大きくなる)ため、エネルギー的に非常に不経済
になる。 (c)蒸留工程の圧力が10〜30kg/cm2−Gで
、塔頂分縮コンデンサー温度が40℃を超えるとき:塔
頂分縮コンデンサーCの温度が高過ぎるため、蒸留塔塔
頂からの蒸気を充分に凝縮し切れず、塔内への還流量が
不足し蒸留塔Aでの分離能力が低下する。このため、処
理能力を超える量の塩化メチルが吸収塔Dに流入するこ
とになるので好ましくない。 (d)蒸留工程の圧力が10〜30kg/cm2−Gで
、塔頂分縮コンデンサー温度が−10℃未満のとき:塔
頂分縮コンデンサーCの温度が低過ぎるため、低沸成分
の二酸化炭素が還流液3中に溶け込んでしまい、上記(
a)の場合と同様に還流比が非常に大きくなってしまう
。そのためエネルギー消費が大きく不経済になる。 (e)吸収工程の圧力が2kg/cm2−G未満のとき
:入口ガス4中の塩化メチルの分圧が低いため、メタノ
ール7の温度が−10℃以上では反応原料として量が限
られているメタノールを全て吸収液として使用しても塩
化メチルを吸収し切れず、6から損失する量が増え分離
効率が低下する。また塩化メチルを吸収するためにメタ
ノール7の温度を−10℃以下にすると、吸収液に吸収
された塩化メチルと二酸化炭素の総量の内二酸化炭素量
が増えてしまい分離収率が低下する。したがって、圧力
が2kg/cm2−G未満では他の条件をどのように変
えても塩化メチルを分離収率よく得ることはできない。 (f)吸収工程の圧力が7kg/cm2−Gを超えると
き:入口ガス4中の二酸化炭素の分圧が高くなり過ぎて
メタノール中の二酸化炭素の溶解量が増加し、反応に無
関係な二酸化炭素の系内循環量が多くなって不経済とな
る。したがって圧力は7kg/cm2−G以下でなけれ
ばならない。 (g)吸収工程の圧力が2〜7kg/cm2−Gで、メ
タノールの温度が10℃を超えるとき:メタノール7の
温度が高過ぎるので塩化メチルを吸収し切れず損失量が
増大する。 (h)吸収工程の圧力が2〜7kg/cm2−Gで、メ
タノールの温度が−10℃未満のとき:メタノール7の
温度が低過ぎるため塩化メチルと同時に二酸化炭素まで
吸収してしまい二酸化炭素の分離効率が低下する。以上
のように、本発明においては上記条件の重要であること
が見出された。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例および比較例により具
体的に説明する。 実施例1.比表面積が 1,500m2/gの粒状活性
炭に塩化亜鉛を30重量%担持させた触媒を装着した四
塩化炭素変換プロセスに、原料として四塩化炭素を56
.2g/時( 0.365モル/時)、メタノールを1
30.9g/時( 4.091モル/時)、塩化水素を
111.0g/時( 3.042モル/時)、それぞれ
ガス状で供給し、200℃に保ちつつ 100時間反応
させたところ、塩化メチル92モル%、二酸化炭素8モ
ル%からなる混合物が得られた。これを1.43キロモ
ル/時で、内圧:15kg/cm2−G、塔頂分縮コン
デンサー温度:−10℃の蒸留塔に供給し、塔底より純
度99.5モル%以上の塩化メチルを 1.3キロモル
/時で抜き出した。一方、塔頂分縮コンデンサーでの未
分縮ガスを気液分離器に導いて分離したところ、二酸化
炭素:90.5モル%、塩化メチル: 9.5モル%か
らなる未分縮ガスが0.13キロモル/時で得られた。 これを、0℃のメタノールが1.11キロモル/時で供
給されている内圧2kg/cm2−Gの吸収塔に供給し
た。吸収塔出口ガスをガスクロマトグラフィーで分析し
たところ、二酸化炭素:99.5モル%、塩化メチル:
 0.5モル%のガスが得られた。同様に、吸収液であ
るメタノール中の二酸化炭素と塩化メチルの比率を測定
したところ、塩化メチル:二酸化炭素=95:5であっ
た。これらの結果より塩化メチルの分離収率は 99.
96%、二酸化炭素の分離収率は99.95%となった
【0012】比較例1 実施例1において、蒸留塔の内圧を10kg/cm2−
G、塔頂分縮コンデンサー温度を−10℃にして蒸留し
たところ、塩化メチル濃度24.2モル%、二酸化炭素
濃度75.8モル%の未分縮ガスが得られた。これを実
施例1と同じ条件の吸収塔に供給したところ、出口ガス
中の塩化メチル濃度は 5.1モル%、二酸化炭素濃度
は94.9モル%であった。一方、メタノール中の二酸
化炭素と塩化メチルの濃度を同様にして測定したところ
、塩化メチル:二酸化炭素=70:30であった。以上
の結果より塩化メチルの分離収率は99.4%、二酸化
炭素の分離収率は88.4%となった。
【0013】比較例2 実施例1と同じ条件で蒸留を行い、塩化メチル濃度が 
9.5モル%、二酸化炭素濃度が90.5モル%の未分
縮ガスが得られた。これをメタノール温度が20℃で内
圧6kg/cm2−Gの吸収塔に供給した。出口ガス中
の塩化メチル濃度は 0.6モル%、二酸化炭素濃度は
99.4モル%であった。 吸収液中の二酸化炭素と塩化メチルの濃度は、塩化メチ
ル:二酸化炭素=50:50となった。以上の結果より
、塩化メチルの分離収率は 99.95%、二酸化炭素
の分離収率は90.1%になった。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、クロロメタン類の製造
に伴って副生する四塩化炭素を塩化メチルに変換する際
に生ずる、塩化メチルと二酸化炭素の混合物から二酸化
炭素だけを効率よく分離除去して塩化メチルを精製する
ことが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する反応工程の概略を示す
説明図である。
【符号の説明】
P…四塩化炭素変換プロセス、A…蒸留塔、B…塔頂分
縮コンデンサー、C…気液分離器、D…吸収塔、E…熱
交換器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二酸化炭素と塩化メチルとの混合ガスを圧
    力10〜30kg/cm2−G、塔頂分縮コンデンサー
    温度−10〜40℃で蒸留して塩化メチル濃度20モル
    %以下の未分縮ガスと精製塩化メチルとに分離した後、
    前記未分縮ガスを圧力2〜7kg/cm2−Gで、液温
    −10〜10℃のメタノールに吸収させてガス中の塩化
    メチル分を回収することを特徴とする塩化メチルの分離
    精製方法。
JP16877291A 1991-06-13 1991-06-13 塩化メチルの分離精製方法 Pending JPH04368344A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110862296A (zh) * 2019-11-05 2020-03-06 天津大学 一种氯甲烷生产过程中反应产物的分离方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110862296A (zh) * 2019-11-05 2020-03-06 天津大学 一种氯甲烷生产过程中反应产物的分离方法
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