JPH04367651A - 体動検出シート - Google Patents

体動検出シート

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JPH04367651A
JPH04367651A JP3144539A JP14453991A JPH04367651A JP H04367651 A JPH04367651 A JP H04367651A JP 3144539 A JP3144539 A JP 3144539A JP 14453991 A JP14453991 A JP 14453991A JP H04367651 A JPH04367651 A JP H04367651A
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JP
Japan
Prior art keywords
pressure sensitive
body movement
sheet
state
movement
Prior art date
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Pending
Application number
JP3144539A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Funakoshi
宣博 舩越
Hatsuo Hoshino
星野 肇夫
Masami Kakuchi
覚知 正美
Hiroshi Hosaka
寛 保坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPH04367651A publication Critical patent/JPH04367651A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、睡眠時の状態あるいは
横臥した病人などの体動を検知することによって状態検
出を行い、これから得られる情報を利用することによっ
て、例えば急な病変などに対応することが可能な技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】睡眠の状態でレム睡眠とノンレム睡眠が
あることが知られており、睡眠の状態によって脳の活動
状況が異なることが分かっている。レム睡眠時には眼球
の運動、体動、寝言などが特徴的な現象であることが分
かっており、一回の睡眠時に4回ないし5回のレム睡眠
状態があることが分かっている。
【0003】睡眠の状態を検出する方法としては脳波の
検出あるいは眼球の運動に伴った眼球周辺の微弱電流変
化などを検出することが一般的に行われている。また、
心拍の計測なども電気的に計測することが一般的である
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の測定手段は、使用する装置がかなり大がかりである
る。また、電極を直接人体表面に設置することが必要で
あることなど、設備が必要であり、一般人にとっては簡
単に利用できる方法とは言えないのが現状である。
【0005】睡眠時の体の移動あるいは寝返りの状態を
簡単に検出する方法があるならば、例えば、睡眠の状態
の検出においては、厳密な意味でレム、ノンレムの状態
を研究する場合以外では、単にどちらの状態にあるのか
を判断できるデータが得られることになり、この程度の
データで充分と考えられる。単純に体動の時間変動を検
出しておくだけでも充分意味があることになる。
【0006】従来、この種の装置としては、病人がベッ
ドに寝ているかどうかを検出し、他の場所へ行ってしま
うような病気の人の監視を行う目的のシートは、実際に
販売されている。この目的には装置としての性能として
重量感度が必要であり、市販のものでは230g/cm
2程度の感度が最高であった。また、この感度は、実際
に物がのっているかどうかによって変化する抵抗値の絶
対値を知るためのものである。従って人体の重量の検出
を行えば充分であるので、体動そのものを測定するもの
ではなく、感度の定義が異なっている。
【0007】前述のように、実際に人がいるかいないか
を検出しようとするものではなく、体動を検出する目的
としては、重量の変化分、すなわち微分量を検出する必
要があるので、従来のようなトータルの重量の測定とは
考え方を変える必要がある。
【0008】本発明の目的は、睡眠時の状態あるいは横
臥した病人などの体動を検知することが可能な技術を提
供することにある。
【0009】本発明の前記ならびその他の目的および新
規な特徴は、本明細書の記述および添付図面によって明
らかにする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の体動検出シートにおいては、二枚の保護シ
ートの間に、睡眠の状態、あるいはベッドで休憩もしく
は病臥している状態での体動を検出する感圧抵抗素子が
複数個アレー状に配置され、それぞれが並列接続されて
いることを特徴とする体動検出シートである。
【0011】また、フレキシブルな圧電シートの表面お
よび裏面に電極が配置され、該圧電シートの屈曲により
体動に伴う電圧を検出するための出力導電線が接続され
ていることを特徴とする体動検出シートである。
【0012】
【作用】前述の手段によれば、アレー状又はマトリクス
に配置された感圧抵抗体(感圧抵抗素子を考える。この
場合、重量物が乗っているかどうかを判断するのは、無
加重抵抗値が無限大に設定されていれば乗ることによっ
て抵抗の減少があるので、検知することは比較的簡単で
ある。すなわち、無加重時の抵抗は大きいため、電流は
ほとんど流れない。従って、抵抗変化を検出することは
容易である。これに対して、本来物体が乗っており、こ
の乗った部位が変化することによって、部分的に抵抗値
が変化することを検出することは、基準の抵抗値が低く
なっている状況からの差分を検出することになるので、
抵抗変化量自体の検出は比較的難しくなる。
【0013】この部分変化量の検出を行うことを考える
。この場合、抵抗変化量の検出素子の構造としはxyの
二次元マトリクス状に配列した素子群を基本とする。
【0014】まず、簡単のために二個の抵抗の接続を考
える。この二個の抵抗は常態では同一の有限の抵抗値を
有し、圧力が加わると抵抗がその圧力に比例して減少す
るものとする。この二個の抵抗を直列接続し、一方の抵
抗に圧力をかける。この圧力を徐々にもう一方の抵抗に
移し変えてゆく操作を想定する。この場合、全圧力は一
定である。簡単な計算によれば直列接続したこの場合の
全抵抗値は、圧力の移動に対して感度を持っていないこ
とが分かる。これに対して、この二個の抵抗を並列接続
し、直列接続と同様の圧力移動を行って簡単な計算から
全抵抗を求めた場合には、二個の抵抗に均等に圧力がか
かった状態において最大となる加圧位置依存性を有し、
このことによって移動状態が監視できることを意味して
いる。
【0015】また、前記抵抗マトリクスではなく、圧電
素子を用いることもできる。圧電素子は、通常は加圧操
作によって電圧を生じる素子であるが、シート状になっ
ている場合においては屈曲操作によっても電圧を生じる
。この現象を利用することによってシートを加圧するの
ではなく体の移動を伴うシート屈曲部位の変化によって
体動を検出できることになる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0017】〔実施例1〕図1は、本発明の体動検出シ
ートの実施例1の概略構成を示す平面図、図2は、図1
のAーA線で切った断面図である。
【0018】本実施例1の体動検出シートは、図1に示
すように、上部保護シート1と下部保護シート2との間
に感圧抵抗素子3を複数本アレー状に配列し、それらを
導電線4で並列に接続し、これらの感圧抵抗素子群に直
列に電源5と電流計6を接続した構成になっている。
【0019】前記感圧抵抗素子3は、図2に示すように
、下部保護シート2の上に下部電極3Aが設けられてい
る。この下部電極3Aの上に感圧抵抗体3Bが設けられ
ている。この感圧抵抗体3Bは、例えば、ゴム中に炭素
繊維を混入させて導電性を持たせたものを用いる。感圧
抵抗体3Bの上面は波状になっており、その上に上部電
極3Cが設けられている。したがって、抵抗体3Bと上
部電極3Cとの間には空間3Dが形成され、感圧抵抗体
3Bに弾性力を持たせている。本実施例1の体動検出シ
ート10をふとん11の上に配置して使用する状態を図
3に示す。図3中、12は枕である。
【0020】このように、感圧抵抗体3Bを複数個アレ
ー状又はxyの二次元マトリクス状に配列した検出素子
の場合においては、複数個の感圧抵抗体3Bを直列接続
した場合には、体重の移動に関しては感度がないため、
図1に示すように、本実施例においては、並列接続にな
っている。そして、感圧抵抗体3Bの並べ方向は、体動
と直交する方向であるのが望ましい。体動の方向は横方
向が主であり、縦方向の移動には必ず横移動が伴った形
で行われるので、微細な体動による抵抗値の変化をも検
出することができる。これにより、睡眠時の状態あるい
は横臥した病人などの体動を検知することができ、覚醒
の制御あるいは睡眠傷害の把握および状態監視などを行
うことが可能となる。
【0021】〔実施例2〕図4は、本発明の体動検出シ
ートの実施例2の概略構成を示す平面図、図5は、図4
のBーB線で切った断面図、図6は、本実施例2の体動
検出シートを枕の下に設置して心拍状態を検出する例を
説明するための体動波と心電図(心拍)との対応を示す
図である。
【0022】本実施例2の体動検出シートは、体動検出
素子として圧電素子を利用したものであり、図4に示す
ように、圧電素子20が保護シート27に包み込まれて
いる。そして、圧電素子20のそれぞれ出力信号は、電
圧計26により検出される構成になっている。
【0023】前記圧電素子20の部分の構成は、図5に
示すように、上部電極21と下部電極22との間に圧電
シート23が配置され、前記上下電極21,22にそれ
ぞれ導電線24,25が接続されている。この導電線2
4と導電線25との間に電圧計26が接続され、圧電シ
ート23の体動に伴う屈曲による電圧信号は、この電圧
計26で検出される。
【0024】前記圧電シート23の厚さは、例えば1m
m程度のもが使用される。また、上下電極21,22と
しては、0.2μm程度の厚さのアルミニウム箔が使用
される。
【0025】このように構成した本実施例2においても
、前記実施例1と同様の体動検出信号が得られた。この
場合、衝撃圧力による電圧発生ではなく、圧電シート2
3の屈曲によって充分大きな信号値が得られた。これに
より、実施例1と同様の電圧信号の頻度によって睡眠の
状態を判断できることが分かった。
【0026】非常に微弱な体動の検出例として、心臓の
動きすなわち脈拍に応じて検出された信号の様子を図6
に示す。図6によれば、最下位置に示した通常の心電図
と同期した信号が出現していることが分かる。心電図は
脈動に伴う筋肉の駆動電流を検出するものであるが、こ
の圧電素子20からの信号は、実際に心室や心房にある
弁の動きによる体動をも含んである可能性があり、この
解析は今後に待つことになろう。
【0027】図7に本実施例2の圧電型の体動検出シー
トの設置の様子を示す。図7中、30は本実施例2の圧
電型の体動検出シート、11はふとん、12は枕である
【0028】なお、前記実施例では圧電素子20を保護
シート27に包み込む構成したが、保護シート27を省
略して、直接人体に触れないように、ふとん11の下や
枕12の下に配置してもよい。
【0029】以上、本発明を実施例に基づいて具体的に
説明したが、本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更し
得ることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれば
、体の移動を伴うシート抵抗値又はシート屈曲部位の変
化によって微細な体動をも検出することができる。これ
により、睡眠の状態が把握できるため、覚醒の制御ある
いは睡眠傷害の把握および状態監視などが行えるので、
健康快復、あるいは快眠によって健康な生活を維持する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  本発明の体動検出シートの実施例1の概略
構成を示す平面図、
【図2】  図1のAーA線で切った断面図、
【図3】
  本実施例1の体動検出シートをふとんの上に配置し
て使用する状態を示す説明図、
【図4】  本発明の体動検出シートの実施例2の概略
構成を示す平面図、
【図5】  図4のBーB線で切った断面図、
【図6】
  本実施例2の圧電型の体動検出シートを枕の下に設
置して心拍状態を検出した例の体動波と心電図(心拍)
との対応を示す図、
【図7】  本実施例2の圧電型の体動検出シートを枕
の下に設置して使用する状態を示す説明図。
【符号の説明】
1…上部保護シート、2…下部保護シート、3…感圧抵
抗素子、3A…下部電極、3B…感圧抵抗体、3C…上
部電極、3D…空間、4…導電線、5…電源、6…電流
計、21…上部電極、22…下部電極、23…圧電シー
ト、24,25…導電線、26…電圧計。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  二枚の保護シートの間に、睡眠の状態
    、あるいはベッドで休憩もしくは病臥している状態での
    体動を検出する感圧抵抗素子が複数個アレー状に配置さ
    れ、それぞれが導電線で並列接続されていることを特徴
    とする体動検出シート。
  2. 【請求項2】  フレキシブルな圧電シートの表面およ
    び裏面に電極が配置され、該圧電シートの屈曲により体
    動に伴う電圧を検出するための出力導電線が接続されて
    いることを特徴とする体動検出シート。
JP3144539A 1991-06-17 1991-06-17 体動検出シート Pending JPH04367651A (ja)

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