JPH04367434A - 薄壁容器 - Google Patents
薄壁容器Info
- Publication number
- JPH04367434A JPH04367434A JP3159940A JP15994091A JPH04367434A JP H04367434 A JPH04367434 A JP H04367434A JP 3159940 A JP3159940 A JP 3159940A JP 15994091 A JP15994091 A JP 15994091A JP H04367434 A JPH04367434 A JP H04367434A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical ribs
- thin
- recess
- thin wall
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 abstract description 8
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 abstract description 8
- 238000012856 packing Methods 0.000 abstract description 3
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 235000013527 bean curd Nutrition 0.000 description 1
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
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- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
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- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Stackable Containers (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、豆腐、果実、野菜、
鮮魚のような食品のほか、各種の品物を詰める合成樹脂
などの薄壁容器に関し、特に、重ね合わせても1枚づつ
剥離し易いように構成したものである。
鮮魚のような食品のほか、各種の品物を詰める合成樹脂
などの薄壁容器に関し、特に、重ね合わせても1枚づつ
剥離し易いように構成したものである。
【0002】
【従来の技術】従来の薄壁容器1は、合成樹脂シートな
どをブロー成型して作ったものであって、図3の斜視図
に示すように、平坦な周縁部2で囲まれた凹部3を有し
、この凹部3に品物を詰めたのち、他の平らな合成樹脂
のシート(図示せず)で閉じ、この合成樹脂のシートを
薄壁容器1の周縁部2に封着している。
どをブロー成型して作ったものであって、図3の斜視図
に示すように、平坦な周縁部2で囲まれた凹部3を有し
、この凹部3に品物を詰めたのち、他の平らな合成樹脂
のシート(図示せず)で閉じ、この合成樹脂のシートを
薄壁容器1の周縁部2に封着している。
【0003】薄いシートで作った薄壁容器1には、変形
を防ぎ、ある程度の強度を確保するために、凹部3の側
壁には複数の平行な縦リブ5が形成されている。
を防ぎ、ある程度の強度を確保するために、凹部3の側
壁には複数の平行な縦リブ5が形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような合成樹脂の
シートで作った新しい薄壁容器は、所定の枚数づつ重ね
合わせた状態で流通しており、品物を詰め込む際には、
薄壁容器を1枚づつ正確に剥離しなければならない。特
に、自動化された包装装置により詰め込み作業を行なう
場合には、静電気が発生したり、隙間に空気が入り難い
ために、薄壁容器の剥離性が悪く、1度に複数枚の薄壁
容器が取り出される頻度が高かった。
シートで作った新しい薄壁容器は、所定の枚数づつ重ね
合わせた状態で流通しており、品物を詰め込む際には、
薄壁容器を1枚づつ正確に剥離しなければならない。特
に、自動化された包装装置により詰め込み作業を行なう
場合には、静電気が発生したり、隙間に空気が入り難い
ために、薄壁容器の剥離性が悪く、1度に複数枚の薄壁
容器が取り出される頻度が高かった。
【0005】そこで、この発明は、重ね合わされた薄壁
容器における剥離性の問題点を解決するために考えられ
たものである。
容器における剥離性の問題点を解決するために考えられ
たものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】平坦な周縁部および品物
を詰める凹部から成り、凹部の側壁面に複数の平行な縦
リブを内側に突出して形成した薄壁容器において、各縦
リブは、底部より上方に伸びて終端しており、中心から
みて点対称に位置する縦リブの終端部の高さを相違せし
める。
を詰める凹部から成り、凹部の側壁面に複数の平行な縦
リブを内側に突出して形成した薄壁容器において、各縦
リブは、底部より上方に伸びて終端しており、中心から
みて点対称に位置する縦リブの終端部の高さを相違せし
める。
【0007】凹部の側壁に形成する複数の平行な縦リブ
を外側に突出させる場合には、縦リブは、平坦な周縁部
より下方に伸びて終端しており、中心からみて点対称に
位置する縦リブの終端部の高さを相違せしめる。
を外側に突出させる場合には、縦リブは、平坦な周縁部
より下方に伸びて終端しており、中心からみて点対称に
位置する縦リブの終端部の高さを相違せしめる。
【0008】
【作用】このように構成された薄壁容器を積み重ねる際
に、1枚ごとに交互に方向を変えて重ね合わせることに
より、縦リブの終端部の高さの相違分だけ、薄壁容器の
相互間に隙間が形成されて剥離性が向上する。
に、1枚ごとに交互に方向を変えて重ね合わせることに
より、縦リブの終端部の高さの相違分だけ、薄壁容器の
相互間に隙間が形成されて剥離性が向上する。
【0009】
【実施例】この発明の薄壁容器は、合成樹脂シートをブ
ロー成型して作られるものであって、図1の側面図に示
すように、平坦な周縁部2で囲まれた凹部3を有し、凹
部3の周囲4つの側壁面には、内側に突出した複数の平
行な縦リブ51〜55が形成されている。
ロー成型して作られるものであって、図1の側面図に示
すように、平坦な周縁部2で囲まれた凹部3を有し、凹
部3の周囲4つの側壁面には、内側に突出した複数の平
行な縦リブ51〜55が形成されている。
【0010】この凹部3の周囲4つの側壁面に形成され
た複数の平行な各縦リブ51〜55は、底部4より平坦
な周縁部2の近傍まで伸びており、周縁部2の近傍にお
いて平坦な面61〜65で終端している。
た複数の平行な各縦リブ51〜55は、底部4より平坦
な周縁部2の近傍まで伸びており、周縁部2の近傍にお
いて平坦な面61〜65で終端している。
【0011】凹部3の周囲4つの側壁面に形成された複
数の平行な各縦リブ51〜55が成す模様は、隣接する
2面(A)は同じであるが、他の隣接する2面(B)と
は少し異ならせて、いずれの面の模様も、中心からみて
点対称にならないように形成する。すなわち、図1(A
)、(B)の2種の側面図に示すように、凹部3の周囲
4つの側壁面において内側に突出して形成された複数の
平行な縦リブ51〜55の配列は、中心からみて点対称
になっているが、少なくとも2つの縦リブ51、55が
終端している各平坦な面61、65の高さをhだけ異な
らせて、中心からみて点対称に位置する縦リブ51、5
5の終端部の高さが異なるように形成されている。
数の平行な各縦リブ51〜55が成す模様は、隣接する
2面(A)は同じであるが、他の隣接する2面(B)と
は少し異ならせて、いずれの面の模様も、中心からみて
点対称にならないように形成する。すなわち、図1(A
)、(B)の2種の側面図に示すように、凹部3の周囲
4つの側壁面において内側に突出して形成された複数の
平行な縦リブ51〜55の配列は、中心からみて点対称
になっているが、少なくとも2つの縦リブ51、55が
終端している各平坦な面61、65の高さをhだけ異な
らせて、中心からみて点対称に位置する縦リブ51、5
5の終端部の高さが異なるように形成されている。
【0012】このように構成された正方形の薄壁容器を
重ね合わせる場合、次の表1に示すように、薄壁容器X
の上に薄壁容器Yを重ねる方向に4種類の組み合わせが
あり、4つの面の各模様(A)、(B)が完全に一致す
る状態の他に、点対称にならない3種類の組み合わせが
存在する。
重ね合わせる場合、次の表1に示すように、薄壁容器X
の上に薄壁容器Yを重ねる方向に4種類の組み合わせが
あり、4つの面の各模様(A)、(B)が完全に一致す
る状態の他に、点対称にならない3種類の組み合わせが
存在する。
【0013】
【0014】この3種類の組み合わせにおいて、面Aを
面Bの上に重ねると、面Bの縦リブ55の平坦な面65
が、面Aの縦リブ55の平坦な面65を押し上げ、反対
に、面Bを面Aの上に重ねると、面Aの縦リブ51の平
坦な面61が、面Bの縦リブ51の平坦な面61を押し
上げるので、薄壁容器1の底面4および平坦な周縁部2
に隙間hが形成される。
面Bの上に重ねると、面Bの縦リブ55の平坦な面65
が、面Aの縦リブ55の平坦な面65を押し上げ、反対
に、面Bを面Aの上に重ねると、面Aの縦リブ51の平
坦な面61が、面Bの縦リブ51の平坦な面61を押し
上げるので、薄壁容器1の底面4および平坦な周縁部2
に隙間hが形成される。
【0015】以上で説明した実施例においては、薄壁容
器の凹部3の周囲4つの側壁面に形成された複数の各縦
リブ51〜55は内側に突出しているが、各縦リブを外
側に突出させる場合には、図3の側面図に示すように、
各縦リブ51〜55を平坦な周縁部2より底部4の近傍
まで伸ばし、底部4の近傍において平坦な面61〜65
で終端させ、少なくとも2つの縦リブ51、55が終端
している各平坦な面61、65の高さをhだけ異ならせ
て、中心からみて点対称にならないように形成すればよ
いのである。
器の凹部3の周囲4つの側壁面に形成された複数の各縦
リブ51〜55は内側に突出しているが、各縦リブを外
側に突出させる場合には、図3の側面図に示すように、
各縦リブ51〜55を平坦な周縁部2より底部4の近傍
まで伸ばし、底部4の近傍において平坦な面61〜65
で終端させ、少なくとも2つの縦リブ51、55が終端
している各平坦な面61、65の高さをhだけ異ならせ
て、中心からみて点対称にならないように形成すればよ
いのである。
【0016】以上で説明した実施例においては、各縦リ
ブ51〜55が終端する終端部を平坦な面61〜65に
形成しているが、図4に示すリブ5のように円みを持た
せてもよいのである。
ブ51〜55が終端する終端部を平坦な面61〜65に
形成しているが、図4に示すリブ5のように円みを持た
せてもよいのである。
【0017】また、長方形の薄壁容器に適用する場合に
は、凹部の対向する2面に設けられた縦リブの終端する
平坦な面が、中心からみて点対称にならないように形成
し、1枚ごとに交互に方向を変えて積み重ねればよいの
である。
は、凹部の対向する2面に設けられた縦リブの終端する
平坦な面が、中心からみて点対称にならないように形成
し、1枚ごとに交互に方向を変えて積み重ねればよいの
である。
【0018】
【発明の効果】以上の実施例による説明から明らかなよ
うに、この発明によると、合成樹脂シートをブロー成型
して作られた薄壁容器を積み重ねる際に、1枚ごとに交
互に方向を変えることにより剥離性が著しく向上すると
いう従来の薄壁容器にはみられない優れた効果を奏する
ことができる。
うに、この発明によると、合成樹脂シートをブロー成型
して作られた薄壁容器を積み重ねる際に、1枚ごとに交
互に方向を変えることにより剥離性が著しく向上すると
いう従来の薄壁容器にはみられない優れた効果を奏する
ことができる。
【図1】この発明の薄壁容器の一実施例を示す側面図、
【図2】この発明の薄壁容器の他の実施例を示す側面図
、
、
【図3】従来の薄壁容器の一例を示す斜視図である。
1 薄壁容器
2 平坦な周縁部
3 凹部
4 底部
51〜55 縦リブ
61〜65 縦リブの終端部
Claims (2)
- 【請求項1】 平坦な周縁部および品物を詰める凹部
から成り、上記凹部の側壁面に複数の平行な縦リブを内
側に突出して形成した薄壁容器において、上記縦リブは
、底部より上方に伸びて終端しており、中心からみて点
対称に位置する上記縦リブの終端部の高さを相違せしめ
たことを特徴とする薄壁容器。 - 【請求項2】 平坦な周縁部および品物を詰める凹部
から成り、上記凹部の側壁面に複数の平行な縦リブを外
側に突出して形成した薄壁容器において、上記縦リブは
、平坦な周縁部より下方に伸びて終端しており、中心か
らみて点対称に位置する上記縦リブの終端部の高さを相
違せしめたことを特徴とする薄壁容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3159940A JPH04367434A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 薄壁容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3159940A JPH04367434A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 薄壁容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04367434A true JPH04367434A (ja) | 1992-12-18 |
Family
ID=15704485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3159940A Pending JPH04367434A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 薄壁容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04367434A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008116667A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Shin Etsu Chem Co Ltd | ペリクル収納容器 |
JP2015067340A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 積水化成品工業株式会社 | 物流容器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548018A (en) * | 1978-09-07 | 1980-04-05 | Hartness Thomas | Article reduction gear for case filling machine |
JPS5612192U (ja) * | 1979-07-09 | 1981-02-02 |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP3159940A patent/JPH04367434A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5548018A (en) * | 1978-09-07 | 1980-04-05 | Hartness Thomas | Article reduction gear for case filling machine |
JPS5612192U (ja) * | 1979-07-09 | 1981-02-02 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008116667A (ja) * | 2006-11-02 | 2008-05-22 | Shin Etsu Chem Co Ltd | ペリクル収納容器 |
JP4672636B2 (ja) * | 2006-11-02 | 2011-04-20 | 信越化学工業株式会社 | ペリクル収納容器 |
JP2015067340A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 積水化成品工業株式会社 | 物流容器 |
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