JPH0436686Y2 - - Google Patents

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JPH0436686Y2
JPH0436686Y2 JP1988017210U JP1721088U JPH0436686Y2 JP H0436686 Y2 JPH0436686 Y2 JP H0436686Y2 JP 1988017210 U JP1988017210 U JP 1988017210U JP 1721088 U JP1721088 U JP 1721088U JP H0436686 Y2 JPH0436686 Y2 JP H0436686Y2
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water
bag
hanging member
hanging
waterbed
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は水を内蔵したウオーターベツドに関
する。
〔従来の技術〕
ポリ塩化ビニル樹脂シート等の可撓性水密性シ
ートにて形成された密閉袋体に適量の水を封入し
てその水による浮力、緩衝効果、体圧均一分散効
果を利用した数種のウオーターベツドが広く知ら
れている。これらのウオーターベツドは集中的に
加重が加わつた時、集中的に沈み、底付きし易い
ものであり、この欠点を解消するためにはかなり
の厚さを必要とし、必然的に封入する水の量が増
えて重量の増大をきたし、これを支持する装置及
び場所等についても特別の配慮を要した。
そこでウオーターベツド内部に吊布を設け、人
が横たわつた時の水の移動を抑え、厚味を薄くし
ても底付きしない重量軽減されたウオーターベツ
ドが提案されている。(例えば実開昭61−167857
号公報) 〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、従来の吊布を設けたウオーター
ベツドにあつては吊布とウオーターバツグとの接
合部に力が集中して、吊布が剥離したりバツグが
破損したりする危険があつた。特に、吊布とバツ
グとの接合強度或いは作業性の為に吊布をバツグ
と同素材として高周波ウエルダー加工にて接合し
たものにあつては、第3図に示す様にウエルダー
加工特性上、ウオーターバツグVと吊布Wとの接
合部のシートが薄くなり易くてしかも溶融樹脂は
み出し部Xに亀裂が形成され、長期間の使用に耐
えられずに破れ易いという問題があつた。
また、バツグが破損して封入された水が流出し
たり、規定の封入水量以下で使用された場合には
着床して本来のウオーターベツドの機能を損な
い、特にバツグの下部に発熱体を設けた場合にあ
つては仰床者が直接発熱体に触れて低温火傷をす
る危険すらあた。
この考案はかかる欠点を解消し、本来の機能を
損なうことのない重量軽減されたウオーターベツ
ドを提供せんとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案のウオーターベツドは、ウオーターバ
ツグ内に吊り部材を貼設して成るウオーターベツ
ドであつて、前記吊り部材を連通する気泡を有す
る軟質合成樹脂発泡体としたものである。
ウオーターバツグの素材としては、ポリ塩化ビ
ニル樹脂シート、ポリ塩化ビニルレザー、ターポ
リン、ゴム引布などの合成樹脂シート或いは合成
樹脂と織布等との積層体が使用でき、軟質で可撓
性があり防水性のある素材であればよい。
吊り部材としては、軟質ポリウレタンフオーム
等の連通する気泡を有する軟質な合成樹脂発泡体
で吸水性のある素材であればよく、この合成樹脂
発泡体に編布等の補強材を組み合わせて使用でき
る。この吊り部材の断面形状は矩形、円形等いか
なる形状であつても良いが、その上下面は平面で
あることが望ましく、好ましくは幅5〜15cm、高
さ3〜10cmの正方形若しくは長方形である。ま
た、吊り部材をウオーターバツグ内に貼着する位
置は縦方向横方向いずれでもよく、その間隔は適
宜選定できるが10〜30cmが好ましい。
〔作用〕
ウオーターバツグ内に連通する気泡を有する合
成樹脂発泡体から成る吊り部材が貼設されている
ので人が横たわつた時、この吊り部材に張力が作
用して底付きを防止し、水が合成樹脂発泡体の連
通する気泡を通して移動するので揺動も防止され
る。またウオーターバツグ内の注水量が少ないか
或いは水が流出した場合でも身体と底との間に吊
り部材が介在することになり、身体が直接床に触
れることがなくしかもこの吊り部材がクツシヨン
材として作用する。
〔実施例〕
以下にこの考案の一実施例を示す図面に基づき
説明する。
ウオーターベツド1はウオーターバツグ(以下
単にバツグと言う)2と、ライナー3及び発熱体
4から構成されており、吊り部材5がバツグ2内
でその縦方向に貼設されている。
バツグ2はポリ塩化ビニル樹脂シートを素材と
する表面シートaと裏面シートbとを重ね合わ
せ、その周縁を高周波ウエルダー加工して水密袋
状に形成してある。このバツグ2を形成する手段
としては水密に接合できればよく、高周波融着に
限ず熱溶着、接着等採用する素材により選定でき
る。
吊り部材5は、軟質ポリウレタンフオームから
なる断面形状が長方形の棒状部材であり、その上
下面をそれぞれ表裏面シートa,bに貼着してあ
る。この実施例では同一サイズの3本の吊り部材
5をバツグ2へ貼着し、その位置はバツグ2の縦
方向で等間隔(ピツチ幅25cm)とし、それぞれが
略平行となるように貼着してある。このウオータ
ーベツド1に人が横たわつた時に厚みを保持しよ
うと吊り部材5に作用した張力は、バツグ2と吊
り部材5との接合部で分散される。また、封入さ
れた水は合成樹脂発泡体の連通する気泡を通して
移動するので急激に身体が落ち込むことがなく、
バツグ2の内圧が均一であるので本来のウオータ
ーベツドの機能を損なう事がない。
この実施例でのバツグ2の長さ及び最大幅、吊
り部材5の幅及び高さは以下の通りである。
バツグの長さ 185cm バツグの最大幅 85cm 吊り部材の幅 10cm 吊り部材の高さ 7cm ライナー3はバツグ2と同様な防水性を有する
軟質合成樹脂シートからなるバツグ2より一回り
大きく構成された袋体であり、バツグ2に記載さ
れた注入水の適量を示す水量線を読み取る為に透
明シートを使用してある。このライナー3の下部
にはバツグ2に封入された水を昇温しまた均一に
保温する為の発熱体4を収納する袋状のポケツト
部Cが設けてある。万一の事故等によりバツグ2
内の水が流出したり規定水量以下で使用された場
合には、この発熱体4と身体との間に水が含まれ
た合成樹脂発泡体が介在するので低温火傷する危
険がなく、また合成樹脂発泡体が軟質であるので
クツシヨン効果も得られる。
この考案はこの実施例に示す枠体のないマツト
レスタイプのウオーターベツドに限らず枠体に囲
繞された空間にバツグを収納するウオーターベツ
ドであつても良い。
また吊り部材をバツグの縦方向としたが横方向
に設けても良い。横方向とすれば更に折り曲げ易
くなつて好ましい。更に中央部を高くして両側に
向かつて順次低く成るように高さの異なる吊り部
材を貼設しても良い。この様に構成すれば底付き
がより良好に防止できる。
〔効果〕
この考案は以上の様に構成したので、以下の様
な効果が得られる。
ウオーターベツド内に吊り部材が貼設されてい
るのでバツグの厚みを薄くすることができて重量
軽減がはかれ、しかも薄くてもウオーターベツド
に人が横たわた時の水の急激な移動が制限されて
急激な落ち込み、底付きを防止でき、水の揺動を
も防止できる。
また、傾斜させて使用しても水の移動が少なく
ギヤツジベツドへ適用しても機能を損なう事がな
い。
更に、吊り部材が合成樹脂発泡体であるので使
用時に違和感がなく、しかも水量が少なくてもこ
の吊り部材がクツシヨン材として作用するので身
体が直接底に触れる事がない。
更にまた、吊り部材が貼設されているので長期
間の使用に耐えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す平面図、第
2図は第1図のA−A線部断面図、第3図は従来
のウオーターベツドを示す要部拡大断面図であ
る。 1……ウオーターベツド、2……ウオーターバ
ツグ、5……吊り部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウオーターバツグ内に吊り部材を貼設してなる
    ウオーターベツドであつて、前記吊り部材を連通
    する気泡を有する軟質合成樹脂発泡体としたウオ
    ーターベツド。
JP1988017210U 1988-02-12 1988-02-12 Expired JPH0436686Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988017210U JPH0436686Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988017210U JPH0436686Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12

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JPH01121457U JPH01121457U (ja) 1989-08-17
JPH0436686Y2 true JPH0436686Y2 (ja) 1992-08-28

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ID=31230788

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JP1988017210U Expired JPH0436686Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4497883B2 (ja) * 2003-10-14 2010-07-07 アキレス株式会社 クッション
WO2009094208A2 (en) * 2008-01-22 2009-07-30 Cascade Designs, Inc. Cellular matrix with integrated radiant and/or convection barriers particularly for use with inflatabel bodies

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5942935U (ja) * 1982-09-14 1984-03-21 日本無線株式会社 伝達動力計測装置

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JPH01121457U (ja) 1989-08-17

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