JPH0436411Y2 - - Google Patents

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JPH0436411Y2
JPH0436411Y2 JP10749886U JP10749886U JPH0436411Y2 JP H0436411 Y2 JPH0436411 Y2 JP H0436411Y2 JP 10749886 U JP10749886 U JP 10749886U JP 10749886 U JP10749886 U JP 10749886U JP H0436411 Y2 JPH0436411 Y2 JP H0436411Y2
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JP
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level gauge
rubber plug
oil
guide
enlarged part
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JP10749886U
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JPS6314122U (ja
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ブリーザを設けてなる内燃機関用
及び変速機用などのオイルレベルゲージの改良に
関する。
(従来の技術) 従来、オイルレベルゲージは、オイルパン内に
ある空気が熱により膨張し、油面を低下させ油量
の計測が不正確になることがあり、これを防ぐた
め、第4図に示すようにラバープラグAとそれを
被覆するキヤツプBにブリーザCを設けたものを
使用し、このブリーザにより、オイルパン内の空
気膨張を緩和したりレベルゲージ圧入によるパン
内部の又はレベルゲージのガイド内の圧力上昇を
逃がし、又ラバープラグAからの異物の混入を防
ぐため、ブリーザCだけをオイルパンと別設する
ことでオイルレベルゲージの計量に誤差を与えな
いようにしている。ここでDはつまみ、Eは杆
体、Fは座金、Gはキヤツプを支承するかしめ部
である。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のものの場合、すなわ
ち、オイルレベルゲージのキヤツプBとラバープ
ラグAにブリーザを設ける場合では、水溜りや、
雨中における高速走行、あるいは、洗車時に、ブ
リーザCを有するキヤツプBやラバープラグAに
雨水、洗車用水がかかり易く、そのブリーザCか
ら雨水等がオイルパンへ侵入し、そのオイル性能
を低下させてしまう危険があり、また、ブリーザ
をオイルパンと別に設け、延長ホースで雨水等が
侵入しないようにする時には、パイプからの分枝
および延長ホースの追加が必要であるため、その
コストが上昇してしまうという問題がある。そこ
で、この考案は、上記従来のもののもつ欠点を改
善するものであり、油量測定時の誤差を容易にか
つ確実に解消するものであり、それに必要とされ
るコストを最小限にしようとするものである。
(問題点を解決するための手段) レベルゲージ本体にキヤツプとその計量部分寄
りに先端に行くにしたがい径小とした膨大部を固
定し、上記膨大部を包囲し、かつ、膨大部が軸方
向に摺動自在となるように、上記膨大部より径小
部分を有し先端に向い開口した有底孔を形成する
ラバープラグをオイルレベルゲージガイドに遊嵌
装着したものである。
(作用) 上記構成を具えるので、測定時には、ラバープ
ラグの内径がガイド部の内径より若干小さいため
レベルゲージを挿入しても、ラバープラグ内をレ
ベルゲージの杆が摺動しないうちはガイド部との
間に間隙を残して挿入されるが、ラバープラグ
が、レベルゲージの杆とともにガイド内へ挿入さ
れ、さらにオイルレベルゲージを押し込むと内部
のレベルゲージとともに先端に行くにしたがい径
小とした膨大部がラバープラグ内を摺動し、それ
によつてラバープラグの外周部分が押し拡げら
れ、オイルパンにおけるオイルレベルゲージの挿
入開口部であるガイド内壁にラバープラグ外壁が
密着し、閉塞して雨水等の異物の侵入を防止する
ものであり、これによりレベルゲージのラバープ
ラグ挿入によるオイルパン内の圧力増大と油面の
低下を阻止できるのである。
(実施例) この考案を図に示す実施例により更に説明す
る。1はオイルレベルゲージの杆体であり、先端
に計量部、後端につまみ部を設ける。これにキヤ
ツプ2はオイルパンのオイルレベルゲージ挿入開
口部であるレベルゲージガイド7の開口端を覆
い、膨大部4は、先端に行くにしたがい径小と
し、ラバープラグ3内の膨大部4より径小部分を
有する有底孔5内収容されかつ摺動自在なように
取付けられる。一方、レベルゲージのラバープラ
グ3が挿入を停止できるようにレベルゲージガイ
ド6に段部7を設け、適宜大径部とされる。ま
ず、レベルゲージをキヤツプ2と膨大部4を収容
するラバープラグ3とともにレベルゲージガイド
6に挿入し、ラバープラグ3が、段部7に係止さ
れる位置まで進入する。さらに、レベルゲージを
挿入すると、ラバープラグ3は段部7に係止され
ているので、レベルゲージの杆体1に固定されて
いる膨大部4がラバープラグ3の有底孔5内の内
径を押し拡げながらキヤツプ2がラバープラグ3
の外端面に当接するまで、膨大部4がラバープラ
グ3に挿入される。これと同時に、レベルゲージ
ガイド6の内壁にラバープラグ3の外周が密着す
る。こうしてラバープラグ3の径と、レベルゲー
ジガイド6の内径との間のパン内の空気と外気と
の連通路が閉ざされることとなる。そこで油量測
定時には、オイルパンの内圧と外気圧が均一とな
り、測定誤差を最小限にすることができる。又、
第3図に示すように、ラバープラグ3の先端及び
レベルゲージ6の先端に鍔部8,9を設け、外部
よりの雨水の侵入をより効果的にすることもでき
る。そして、オイルレベルゲージをオイルパンよ
り引抜き、油量を測定するが、膨大部4は有底孔
5内をラバープラグ3内に収容されるので、ガイ
ド6とラバープラグ3との密嵌状態が解かれ、容
易に引抜きができることとなる。
(考案の効果) 以上のとおり、ラバープラグをレベルゲージガ
イドの内壁に密着させることで、雨水等などの異
物の侵入を防止するとともにオイルパン内の空気
をあらかじめ外気と連通することにより、レベル
ゲージの挿入時オイルパン又はガイド内の空気膨
張を阻止して正確な油面レベルの測定を実施で
き、しかも、コストを最小限にできる優れた効果
をもつものである。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は、この考案の1実施例である
レベルゲージの挿入前及び挿入後の断面図であ
り、第3図は、この考案の他の実施例を示し、第
4図a,bは、従来のものの一部断面図とその
〜横断面図である。 1……レベルベージの杆体、2……キヤツプ、
3……ラバープラグ、4……膨大部、5……有底
孔、6……レベルゲージガイド、7……段部、
8,9……鍔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 杆体に、キヤツプとその軽量部分寄りに先端に
    行くにしたがい径小とした膨大部を設け、上記膨
    大部を包囲し、かつ膨大部が軸方向に摺動できる
    ように上記膨大部より径小部分を有し、先端に向
    い開口した有底孔を形成するラバープラグを、レ
    ベルゲージガイドに遊嵌装着してなるオイルレベ
    ルゲージ。
JP10749886U 1986-07-15 1986-07-15 Expired JPH0436411Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10749886U JPH0436411Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

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JP10749886U JPH0436411Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

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Publication Number Publication Date
JPS6314122U JPS6314122U (ja) 1988-01-29
JPH0436411Y2 true JPH0436411Y2 (ja) 1992-08-27

Family

ID=30983836

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JP10749886U Expired JPH0436411Y2 (ja) 1986-07-15 1986-07-15

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JPS6314122U (ja) 1988-01-29

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