JPH04363625A - 絶対値式エンコーダ - Google Patents

絶対値式エンコーダ

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JPH04363625A
JPH04363625A JP13760891A JP13760891A JPH04363625A JP H04363625 A JPH04363625 A JP H04363625A JP 13760891 A JP13760891 A JP 13760891A JP 13760891 A JP13760891 A JP 13760891A JP H04363625 A JPH04363625 A JP H04363625A
Authority
JP
Japan
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pitch
code
signal
output
absolute
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13760891A
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English (en)
Inventor
Kazuto Nagata
永田 和人
Shigeo Ueda
茂夫 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
M H I KOSAKU KIKAI ENG KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
MHI Machine Tool Engineering Co Ltd
Original Assignee
M H I KOSAKU KIKAI ENG KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
MHI Machine Tool Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は絶対値式エンコーダに関
し、分解能を高くするよう工夫したものである。
【0002】
【従来の技術】従来の絶対値式エンコーダの一例を、図
8に示す。図8に示す光学式の絶対値式ロータリエンコ
ーダ01では、回転コード円板02を挾んで、複数の発
光素子03と複数の受光素子04とが対向しつつ径方向
にならんで配置されている。発光素子03と受光素子0
4の数は、それぞれ、分割数の2進桁数だけ備えている
。回転コード円板02には、同心円状の多数の円周位置
に、周方向にならんで長短のスリットが形成されており
、回転コード円板02が回転することにより、各発光素
子03からの光が通過または遮断される。各受光素子0
4は、回転コード円板02のスリットを通過してきた発
光素子03の光を受けると出力1(ON)となり受光し
ないときには出力0(OFF)となる。よって全ての受
光素子04からの信号を受けることにより、回転角度に
対応した2進コードを得ることができる。
【0003】回転につれてコードが変化する場合、各ビ
ットに対応する受光素子04は、その内の1つしか変化
(ONからOFFまたはOFFからON)をしないよう
に、回転コード円板02のスリットが形成されているの
が一般である。このため、コードの変り目で誤ったコー
ドを発生することはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで図8に示す従
来技術では、分割の桁数が多くなりビット数が多くなっ
てくると、直径の大きな回転コード円板が必要となって
くる。このため高分解能な絶対値式エンコーダは作りに
くい。
【0005】コード板の幅を小さくするには、コードを
示すパターンをコード板に1列配列する手法をとればよ
い。しかしコードを一列配列したコード板の場合、コー
ドの変化する位置での不正コードの発生やコードの不確
実性は避けられない。また一列配列の場合では、繰返し
性の無いビットになるため、高分解能化しようとしてビ
ットの幅が小さくなるにつれて検出の信頼性が悪くなる
【0006】本発明は、上記従来技術に鑑み、機械的に
ビット幅を狭めることなく分解能を高くした絶対値式エ
ンコーダを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構成は、固定部に対し移動部が移動し、移動部の絶
対位置を示す信号を出力する絶対値式エンコーダであっ
て、移動部が移動すると、所定ピッチで同一の信号を繰
り返し出力し、この信号からピッチ内での移動部の位置
を検出する第1の検出装置と、前記ピッチを単位とした
ビットシーケンスを示すビットパターンが移動方向に沿
い一列に配置されるとともに、前記ビットパターンを検
出して移動部の絶対位置を検出する2つの検出器組を半
ピッチずらして備えた第2の検出装置と、第1の検出装
置の信号を基に前記2つの検出器組の出力を交互に選択
するとともに、選択した検出器組の信号と、第1の検出
装置の信号を組合せて移動部の絶対位置を求める手段と
、を備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】或るピッチでパターンが並んでいる位置検出装
置は、全体ストロークの中での絶対値を知ることはでき
ないが、ピッチ内のどの位置かを知ることのできる位置
検出装置は存在する。この様な検出装置に、全体ストロ
ーク中の何番目のピッチであるかを判断できる様にする
ために、ピッチを単位とする絶対値検出装置を追加した
【0009】この絶対値検出装置は、従来の様な桁数分
だけの並行するビット列を同時並列的に読みとるのでは
なく、1列のみのビット列を、直列に並べられた検出器
組で読みとる様にした方式を採用している。この場合、
前者では同時には1ビットしか符号が変化しない様なグ
レイコードとなる方式が採用されていて、コードの変り
目における不確実性はないが、1列ビット列から発生す
るコードはその様にならない。
【0010】よって、直列に読みとる検出器組をもう1
組設けて先の検出器組と半ピッチずらしておく様にする
と、片方の検出器組がコードの変り目にあるときはもう
一方の検出器組はコードの中心位置となることから、常
にどちらかは正しい確実なコードを検出することができ
る。従ってこれらを切換えて用いる様にした。
【0011】切換の方法は、先のピッチ毎に繰返すパタ
ーンを持つ検出装置のピッチ内での位置と、上記2組の
検出器組のコードの変り目の位置とを対応させており、
このピッチ内位置の値を用いて2組の検出器組を切換え
る様にしている。
【0012】この事によって或る任意の位置が、全スト
ロークの中のどのピッチにあるかを知り、また同時にピ
ッチ内の位置を知り、この両者の数値から現在の位置の
絶対値を細密に知ることができる様にした。
【0013】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。実施例として絶対値式ロータリエンコーダを
説明する。この絶対値式ロータリエンコーダは、図1に
示すロータ1aと図2に示すステータ2aが向い合った
状態に配置されて構成される。
【0014】ロータ1aの内側のパターン1bは銅でで
きており、電磁誘導コイルの役目をなす。本例では一例
として24°ピッチのパターンとなっている。その外側
には、24°を単位として或るビットシーケンスにもと
づく切欠き10が設けてあり、光の通過できる部分(信
号として1を表す)と通過できない部分(信号として0
を表す)とからなっている。
【0015】一方、ステータ2aは内側に、図1に示す
パターン1bと向い合う形で2組の銅のパターン2b,
2cがあり電磁誘導コイルの役をなし、銅パターン2b
,2cは相互に1/4ピッチ位相のずれた位置になって
いる。又、この外側には4ケ1組として2組の光の通過
を検出できる第1検出器組2dと第2検出器組2eとが
あり、これが相互に半ピッチづれて配置されている。 この様に配置された内側の検出系(1b,2b,2c)
と外側の検出系(1c,2d,2e)との組合により高
分解能の絶対値式エンコーダとなっている。
【0016】先ず、内側の検出系の検出方式から述べる
。今、ロータ1aの方のパターン1bに交流信号を流す
と、ステータ2aのパターン2b,2cに電磁誘導電流
が発生する。その1つのパターン2bの振幅変化はステ
ータ2aに対するロータ1aの回転につれて、三角関数
的に変化する。又同時にパターン2cも同様であるがこ
の2つのパターン2b,2cから発生する電圧の振幅の
変化の仕方は、1/4ピッチずれていることから、相互
にサインとコサインの関係となっている。この様子を図
3に示す。従っての2つのパターン2b,2cの信号を
利用すれば、1ピッチ内での位置を一義的に測定できる
ことは、一般に市販されているレゾルバーの原理と同様
である。このことは本論でないので詳細は省略するが、
要は1ピッチ内でのリファレンス点又は格子点からの距
離を知ることが重要で、この値をオフセット値と言う。
【0017】しかし、この電圧変化信号は、上記ピッチ
で繰返していくので、何番目のピッチであるか判定しな
ければ、全体での絶対値を知ることができない。それを
知るために外側の検出器があり、これについて次に述べ
る。
【0018】ロータ1aには切欠き1cができているが
、円周を、内側の検出器のピッチと同じ24°づつで等
分割された単位となっている。光を通す単位部分を1、
通さない単位部分を0とし、この1と0のビットシーケ
ンスが最長シーケンスになっており、一例を図4に示す
【0019】一方、ステータ2aの方には、ロータ1a
の切欠き1cの光の通過・不通過を検出できる様に、2
組の検出器組2d,2eが図2に示すように配置されて
いる。各検出器組2d,2eの検出素子はこの例では4
個づつとなっているが、これは円周の15区分を判別す
るために24 =16>15から割出された数である。 先に述べたロータ1aの最長シーケンスビットにもとづ
く、切欠き1cは、これを4個1組の検出器組で連続す
るビットを検出して、コードとして認識する場合、1回
転の中で24°毎に変化するコードは同じものが繰返さ
ない性質のものである。そのコードを図5に示す。この
コードは同じものがないので、24°毎のどの位置を検
出しているかを判定することができる。
【0020】ただこの場合、コードの変り目に於いては
、不正コードを発生するおそれがある。例えば第1検出
器組2dの発生コードがコード1000からコード00
01に変化するきわどい位置では、各検出ビットが同時
に変化していくことは期待できず、コード0000やコ
ード1001と言う不正コードが発生することはさけら
れない。しかしこのとき、もう一方の第2検出器組2e
は半ピッチずらしてあるため、ビットの中央付近を検出
しており正しくコードが読みとれるはずである。従って
この様な場合では、第2検出器組2eのコードを正とし
て使用すれば良い。又、もう半ピッチ回転した位置では
、こんどは逆に第2検出器組2eが不安定領域に入り、
第1検出器組2dが安定検出位置に来る。すなわちこの
両者を回転につれて交互に切換えて用いれば良いことに
なる。
【0021】この切換方法について次に述べる。今、内
側の検出系(1b,2c,2d)の内挿(細分化)は2
4等分しているものとすると、オフセット値は0〜23
の数値のいずれかを示すはずである。今、オフセット値
0の近傍と、第1検出器組2dのコード変化点とが一致
しているものとする。その様子を図6に示す。一方、第
2検出器組2eのコード変化点はオフセット値12の近
傍になる。この様な関係の場合、オフセット値が6〜1
8の区間は第1検出器組2dのコードを用い、19〜2
3,0〜5の区間は第2検出器組2eのコードを用いる
様に、このオフセット値をみて切換えることにより、常
に安定したコード値を得ることができる。
【0022】このコードは2進法などの昇順などになっ
ていないが、適当なコード変換器を用いれば、如何様に
も目的に応じて変換できる。この数値とオフセット値を
組合せて、全体回転の中での高分解能絶対値を得る。
【0023】図7は実施例の全体構成を示すブロック図
である。発振器10の信号は励振アンプ11で増幅され
ロータ1aのパターン1bを励振する。パターン1bの
励振により、ステータ2aのパターン2b,2cからは
電磁誘導により生じた出力信号A,Bが出力され、出力
信号A,Bは波形合成器12にて合成され、位相検波器
13にて出力信号A,Bの振幅差が検出される。出力信
号A,Bの振幅差は、1ピッチ内での位置を示すピッチ
内位置信号Cとなり、A/D変換器14にてデジタル信
号に変換される。
【0024】ステータ2aの検出器組2b,2cからは
、ステータ2aの絶対位置を、1ピッチを単位として示
す絶対位置データD,Eが出力される。図6のようにし
た例では、切換器15により、オフセット値が6〜18
のときに第1検出器組2dの位置データDが選択されて
出力され、オフセット値が0〜5,19〜23のときに
第2検出器組2eの位置データEが選択されて出力され
る。位置データD,Eはコード変換器16にてコード変
換される。精粗データ組合せ器17は、デジタル信号と
なったピッチ内位置信号Cと、コード交換された絶対位
置データD,Eとを組合せて、正確な位置データFを出
力する。
【0025】先に述べた実施例は一例であって、分割数
が増せば一組の検出器組の中の検出素子の数も増加する
し、1ピッチ内の内挿分割数が増しても本発明を適用す
ることができる。
【0026】実施例では光学式と電磁誘導式の検出装置
を組合せているが、静電式,磁気式,接触式等の他の各
方式の検出器を組合せて本発明のエンコーダを構成する
こともできる。
【0027】また本発明は、ロータリエンコーダのみな
らずリニヤエンコーダにも適用することができる。
【0028】
【発明の効果】以上実施例とともに具体的に説明したよ
うに本発明によれば、異なるタイプの検出装置を組み合
せることにより、高分解能な絶対値式エンコーダを実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る絶対値式エンコーダのロ
ータを示す構成図である。
【図2】本発明の実施例に係る絶対値式エンコーダのス
テータ示す構成図である。
【図3】実施例の内側の検出系から出力される出力信号
を示す波形図である。
【図4】切欠きにより表したビットシーケンスパターン
の一例を示す説明図である。
【図5】実施例の検出器組が出力するコードパターンを
示す説明図である。
【図6】検出器組の出力パターンとオフセット値との関
係を示す説明図である。
【図7】実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図8】従来のエンコーダを示す構成図である。
【符号の説明】
1a  ロータ 1b  パターン 1c  切欠き 2a  ステータ 2b,2c  パターン 2d  第1検出器組 2e  第2検出器組 10  発振器 11  励振アンプ 12  波形合成器 13  位相検波器 14  A/D変換器 15  切換器 16  コード変換器 17  精粗データ組合せ器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  固定部に対し移動部が移動し、移動部
    の絶対位置を示す信号を出力する絶対値式エンコーダで
    あって、移動部が移動すると、所定ピッチで同一の信号
    を繰り返し出力し、この信号からピッチ内での移動部の
    位置を検出する第1の検出装置と、前記ピッチを単位と
    したビットシーケンスを示すビットパターンが移動方向
    に沿い一列に配置されるとともに、前記ビットパターン
    を検出して移動部の絶対位置を検出する2つの検出器組
    を半ピッチずらして備えた第2の検出装置と、第1の検
    出装置の信号を基に前記2つの検出器組の出力を交互に
    選択するとともに、選択した検出器組の信号と、第1の
    検出装置の信号を組合せて移動部の絶対位置を求める手
    段と、を備えたことを特徴とする絶対値式エンコーダ。
JP13760891A 1991-06-10 1991-06-10 絶対値式エンコーダ Withdrawn JPH04363625A (ja)

Priority Applications (1)

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JP13760891A JPH04363625A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 絶対値式エンコーダ

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JP13760891A JPH04363625A (ja) 1991-06-10 1991-06-10 絶対値式エンコーダ

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JPH04363625A true JPH04363625A (ja) 1992-12-16

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19980903