JPH0436250Y2 - - Google Patents

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JPH0436250Y2
JPH0436250Y2 JP1984108519U JP10851984U JPH0436250Y2 JP H0436250 Y2 JPH0436250 Y2 JP H0436250Y2 JP 1984108519 U JP1984108519 U JP 1984108519U JP 10851984 U JP10851984 U JP 10851984U JP H0436250 Y2 JPH0436250 Y2 JP H0436250Y2
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JP
Japan
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conveyor
rubber sheet
conveyors
belt
guide belt
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JP1984108519U
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JPS6122615U (ja
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  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 a 産業上の利用分野 本考案は、ゴムシートの冷却装置に関するもの
である。
b 従来の技術 従来、ゴムシートの冷却および乾燥は、例え
ば、特開昭58−222832号に開示されるように、成
形工程から搬送されてきたシート材を、離型剤タ
ンク内に設置した押えコンベアと搬送コンベアと
によりサンドイツチ状に挾持し、該離型剤タンク
内の離型剤に浸したのち、乾燥コンベアのラツク
バーに順次搬出するようにし、搬出されたシート
材を乾燥コンベアによつて水平方向に移送しなが
ら冷却、乾燥装置に入れ、装置から出たシート材
を折りたたんでパレツトに積載する方式によつて
行われていた。
また別の方法としては、ゴムシートの両面に離
型剤を噴霧して、コンベアで移送しながら、冷却
装置に入れ、冷却、乾燥する方式のものなどがあ
つた。
c 考案が解決しようとする課題 上記のごとき公知方式のものは、いずれもコン
ベアによつてゴムシートを水平方向に移送させ乍
ら冷却する方式であるため、長大なコンベア通路
と大きな占有面積を要し、また平板なコンベアに
シート片を載せて移送させる方式であるため、冷
却、乾燥効率の悪いものであつた。
そこで本考案は、装置の占有面積が可及的に小
さくなり、かつ乾燥冷却効率に著しく優れたゴム
シートの冷却装置を提供することを目的とするも
のである。
d 課題を解決するための手段 本考案は、上記課題を解決するために、離型剤
をゴムシートの表裏に付着させる手段と、進行方
向が交互に異なる、上下に間隔を置いて積み重ね
た複数段のコンベアと、上記ゴムシートを連続し
て最上段のコンベアに給送する手段と、該コンベ
アから順次下段のコンベアにゴムシートを移送す
るために、各コンベアの送出側端にあつてゴムシ
ートを下方に誘導するガイドベルトと、ガイドベ
ルトの下部にあつてゴムシートを上段のコンベア
とは逆方向に誘導する受けベルトを備え、全部の
コンベアまたは最上段のコンベアを除く他のコン
ベアを樹脂製メツシユコンベアベルトによつて構
成し、各コンベアに沿つて冷却流体供給手段を配
設し、ゴムシートを最上段のコンベアから最下段
のコンベアに移送するときに、上記冷却流体供給
手段によつてゴムシートに冷却流体を送るように
したことを特徴とするゴムシートの冷却装置を提
供するものである。
e 実施例 以下に、本考案を図面を参照しつつ実施例によ
りさらに詳しく説明するが、本考案はこれに限定
されるものではない。
第1図はゴムシートの冷却装置の全体を示す
が、同図において、1は押出しロールであり、こ
れは、供給されるゴム2をゴムシート3に成形す
る。押出されたゴムシート3は搬送コンベア4と
押えコンベア5に挾持されて斜め上方に移送され
る。
搬送コンベア4は駆動プーリ6、中間プーリ
7,8および従動プーリ9によつて支持され、エ
ンドレスに回動することができる。また、押えコ
ンベア5は従動プーリ10,11および中間ブー
リ12によつて支持され、エンドレスに回動する
ことができる。
13および14は離型剤を噴射するノズルであ
り、ノズル13はストレーナ131を備えている。
各ノズルはパイプラインを介してポンプ15に連
結されている。16は離型剤タンク、17は攪拌
機、18はゴムシート3に凹み19を作るための
補助ロールである。
第2図には、ゴムシートに凹みを形成する機構
が示されており、押えコンベア5の巾をやや狭く
形成し、ロール18でコンベア4を両側から部分
的に持ち上げ、それによつて凹未19が形成され
ている。
第1図において、20は搬送コンベア4の上部
に連接するようにして水平に設けられた上段のコ
ンベアであり、該コンベアの下段には順次間隔を
置いてコンベア21,22,23が配設されてい
る。
24,25,26,27は各コンベア20,2
1,22,23の駆動モータであり、これらは伝
導要素28,29,30,31を介して駆動プー
リ32,33,34,35を駆動させるように連
結されている。36,37,38,39は従動プ
ーリであり、このうち従動プーリ36は上記駆動
プーリ6に伝送要素49を介して連結されてい
る。
全部のコンベアまたは上記コンベア20,2
1,22,23のうち、上段のコンベア20を残
して、他のコンベア21,22,23は、第3図
に図解したような樹脂製メツシユコンベアベルト
41を備えている。該ベルトは例えばポリアミド
系樹脂製のもので、サニーライトチエーン(商品
名)が好適である。
60は、上段のコンベア20の上方に設けられ
たフアンであり、コンベアの長手方向に間隔を置
いて所望台数設けられる。
42,43,44はコンベア21,22,23
に沿つて設けられた風管であり、各管には所望数
のノズル46が設けられている。
第3図は風管42を備えたコンベア21を例示
したものであり、コンベアベルト41はフレーム
47によつて支持され、風管42は、フレーム4
7の側板上端に取付けられ、そのノズル46はベ
ルト上のゴムシート3に設けて冷風を送ることが
できるように構成されている。
第1図において、50,52,54はコンベア
20,21,22の一端部に配設されたゴムシー
トのガイドベルト、51,53,55は各ガイド
ベルトの下方に設けられたゴムシートの受けベル
トである。
第4図は、その詳細な構造を示すもので、ガイ
ドベルト50、受けベルト51を例にとつて説明
すると、各ベルトは、支持フレーム56または5
7上に駆動プーリ58,58または59,59を
配設し、これらに掛け渡すことにより、エンドレ
スに回動することができるように構成されてい
る。
上記実施例のゴムシートの冷却装置において
は、まず各モータ24,25,26,27を駆動
し、コンベア4,5,20,21,22,23を
始動させる。この場合ゴムシートの搬送を円滑に
行わしめるため、駆動モータとしては可変速モー
ターを採用し、マスター速度に比例して制御す
る。
ついでゴム2を押出しローラ1によつて所定の
厚さをもつゴムーシート3に形成し、これを搬送
コンベア4と押えコンベア5によつて挾持して上
方に移送する。そのさい、ポンプ15によつてタ
ンク16中のスラリー状離型剤をノイズ13,1
4から噴射する。ノズル13から出た離型剤は、
ストレーナ131によつて液中に混入しているゴ
ムシートの細片などが除去され、上述の凹み19
にたまり、ゴムシート3の表面に十分に塗布され
る。一方、ノズル14から出た離型剤はコンベア
4の表面に塗布され、ゴムシート3の裏面に転写
される形で塗布される。
かくして、両面に離型剤が塗布されたゴムシー
ト3は、上段のコンベア20上に移送され、ここ
で、フアン60によつて冷風を受ける。
コンベア20の右端に到達したゴムシート3は
ガイドベルト50の突き当たり、該ベルトによつ
て誘導されて受けベルト51に落ち、該ベルトに
よつて案内されて下段のコンベア21に移送され
る。
コンベア21上において、ゴムシートは、風管
42より乾燥冷風を受ける。対いで、コンベア2
1の左端において、ガイドベルト52と案内ベル
ト53によつて、下段のコンベア22上に移送さ
れる。ここで、風管43により冷却され、同様に
して下段のコンベア23に移送され、コンベア2
3により下降して、折り畳まれる。
上記実施例においては、離型剤としてスラリー
状のものを用いたので、蒸発によりゴムシートの
冷却速度を高め、循環式に用いることができるの
で、均一な塗布が可能である。
また、離型剤の供給位置に対応するゴムシート
上面に補助ローラによつて凹みを設けたので、必
要な塗布量の塗布を効率良く行なうことができ
る。
また、ガイドベルトおよび受けベルトからなる
案内手段を各コンベアの端部に配設したので、各
コンベアを間隔を置いて積み重ねる形に配設した
にもかかわらず、上段コンベアから下段コンベア
へのゴムシートの移送を円滑に行なうことができ
る。
f 考案の効果 本考案においては、コンベアを多段に配置し、
ゴムシートをまず最上段のコンベアに移送したの
ち、順次下段のコンベアに移送させるようにした
ので、装置の占有面積を小さくするこができる。
一般に、コンベアを間隔を置いて積み重ねる構
造の装置においては、ゴムシートをコンベアに載
せて水平方向に搬送し、ついで進行方向が逆の下
段のコンベアに移すとき、ゴムシートが直ちに下
段に移らないで上段の進行方向に伸びて行つた
り、たわみを生じたりして、装置の円滑な連続運
転ができないという問題がある。ところが本考案
のゴムシートの冷却装置によれば、コンベアの送
出側端にガイドベルトを備えているので、ゴムシ
ートは強制的に進行方向を下方に修正され、さら
に受けベルトによつて上段コンベアとは逆方向に
誘導されるので、上記の問題が解決される。この
ため、コンベアを間隔を置いて積み重ねる構造が
可能になり、冷却装置の床面積が小さくなり、狭
い場所に設置することができる。
また、本考案の装置においては、全部のコンベ
アまたは少なくとも上段のコンベアを除く他のコ
ンベアに樹脂製メツシユコンベアベルトを用いた
ので、ゴムシートに吹きつけられた冷風はコンベ
アベルトを通過する。このため、冷却、乾燥効率
が詳しく向上し、低騒音であるという効果も得ら
れる。
さらに、上記の樹脂製メツシユコンベアベルト
を用いたことにより、ゴムシートが移送されてい
る間に、ゴムシートにコンベアベルト側からも空
気を接触させることができ、これによりゴムシー
トに付着している離型剤の分散媒の蒸発効率が向
上するという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる実施例のゴムシートの
冷却装置の概念的立面図、第2図はゴムシートに
凹みを形成する機構を示す斜視図、第3図はコン
ベアの一部拡大斜視図、第4図はガイドベルトと
受けベルトからなる案内手段の拡大図である。 3……ゴムシート、4……搬送コンベア、5…
…押えコンベア、13,14……ノズル、20,
21,22,23……コンベア、42,43,4
4……風管、50,52,54……ガイドベル
ト、51,53,55……受けベルト、60……
送風フアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 離型剤をゴムシートの表裏に付着させる手段
    と、進行方向が交互に異なる、上下に間隔を置い
    て積み重ねた複数段のコンベアと、上記ゴムシー
    トを連続して最上段のコンベアに給送する手段
    と、該コンベアから順次下段のコンベアにゴムシ
    ートを移送するために、各コンベアの送出側端に
    あつてゴムシートを下方に誘導するガイドベルト
    と、ガイドベルトの下部にあつてゴムシートを上
    段のコンベアとは逆方向に誘導する受けベルトを
    備え、全部のコンベアまたは最上段のコンベアを
    除く他のコンベアを樹脂製メツシユコンベアベル
    トによつて構成し、各コンベアに沿つて冷却流体
    供給手段を配設し、ゴムシートを最上段のコンベ
    アから最下段のコンベアに移送するときに、上記
    冷却流体供給手段によつてゴムシートに冷却流体
    を送るようにしたことを特徴とするゴムシートの
    冷却装置。
JP10851984U 1984-07-18 1984-07-18 ゴムシ−トの冷却装置 Granted JPS6122615U (ja)

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JP10851984U JPS6122615U (ja) 1984-07-18 1984-07-18 ゴムシ−トの冷却装置

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JP10851984U JPS6122615U (ja) 1984-07-18 1984-07-18 ゴムシ−トの冷却装置

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Publication Number Publication Date
JPS6122615U JPS6122615U (ja) 1986-02-10
JPH0436250Y2 true JPH0436250Y2 (ja) 1992-08-27

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JP10851984U Granted JPS6122615U (ja) 1984-07-18 1984-07-18 ゴムシ−トの冷却装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4916774A (ja) * 1972-06-03 1974-02-14
JPS4990781A (ja) * 1972-12-29 1974-08-29
JPS58222832A (ja) * 1982-06-22 1983-12-24 Yokohama Rubber Co Ltd:The シ−ト材の搬送装置

Patent Citations (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4916774A (ja) * 1972-06-03 1974-02-14
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JPS6122615U (ja) 1986-02-10

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