JPH0436080A - 揚水ポンプの運転方法 - Google Patents
揚水ポンプの運転方法Info
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- JPH0436080A JPH0436080A JP13838190A JP13838190A JPH0436080A JP H0436080 A JPH0436080 A JP H0436080A JP 13838190 A JP13838190 A JP 13838190A JP 13838190 A JP13838190 A JP 13838190A JP H0436080 A JPH0436080 A JP H0436080A
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Landscapes
- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は高架水槽に揚水するために、複数の揚水ポンプ
を並列に接続して使用する際の揚水ポンプの運転方法に
関するものである。
を並列に接続して使用する際の揚水ポンプの運転方法に
関するものである。
〈従来の技術〉
水を使用する各種の設備において、給水用の高架水槽が
使用されている。この高架水槽は、用水の使用先での圧
力がほぼ一定になることや、使用水量(以下給水ff1
)の変動幅が大きくても槽内水量で吸収できる等の利点
がある。
使用されている。この高架水槽は、用水の使用先での圧
力がほぼ一定になることや、使用水量(以下給水ff1
)の変動幅が大きくても槽内水量で吸収できる等の利点
がある。
従来、高架水槽に揚水するために用いられる揚水ポンプ
は、通常複数台を並列に接続して運転するが、この場合
、高架水槽内の水位や圧力を検出して必要とする台数の
みを始動、停止させる台数自動制御を行うことが一般的
であり、この方法は省エネルギの面からの効果が大きい
。
は、通常複数台を並列に接続して運転するが、この場合
、高架水槽内の水位や圧力を検出して必要とする台数の
みを始動、停止させる台数自動制御を行うことが一般的
であり、この方法は省エネルギの面からの効果が大きい
。
この高架水槽は一定給水圧力を得るために、給水圧力に
応した高さの架台上に設置された開放型高架水槽、また
は水槽を圧力容器型にして高さを低く設置した圧力型高
架水槽が用いられるが、これら水槽の容量は大きい程運
用に便利である反面、投資が真人となることから一般的
には小容量のものが設置される。
応した高さの架台上に設置された開放型高架水槽、また
は水槽を圧力容器型にして高さを低く設置した圧力型高
架水槽が用いられるが、これら水槽の容量は大きい程運
用に便利である反面、投資が真人となることから一般的
には小容量のものが設置される。
そのため、高架水槽の容量に比較し、給水量の変動が大
きい場合や、揚水ポンプの単機容量が大きい場合は、運
転する揚水ポンプの始動、停止回数が多くなることは避
けられない。
きい場合や、揚水ポンプの単機容量が大きい場合は、運
転する揚水ポンプの始動、停止回数が多くなることは避
けられない。
また、並列に接続された揚水ポンプを運転する際に、必
要給水量に応じてその運転台数および特定の1台のポン
プの回転数を変化させる如き並列運転方法が特開昭54
−112001号公報により開示されている。
要給水量に応じてその運転台数および特定の1台のポン
プの回転数を変化させる如き並列運転方法が特開昭54
−112001号公報により開示されている。
この方法は、高架水槽に設けた水位計のレベル信号によ
り、特定の1台のポンプの回転数を制御するとともに他
のポンプを適宜始動、停止させるものである。
り、特定の1台のポンプの回転数を制御するとともに他
のポンプを適宜始動、停止させるものである。
〈発明が解決しようとするtia>
上記従来の技術のうち、台数自動制御を行う場合は高架
水槽内の水位に応じて揚水ポンプの始動停止を繰り返す
ものであり、高架水槽はその使用目的から当然、常時高
水位で水位変動幅も狭く維持されることが望まれるため
、高架水槽の容量に比較し、給水量の変動が大きい場合
や、揚水ポンプの単機容量が大きい場合、必然的に前記
始動停止の回数も多くなる。
水槽内の水位に応じて揚水ポンプの始動停止を繰り返す
ものであり、高架水槽はその使用目的から当然、常時高
水位で水位変動幅も狭く維持されることが望まれるため
、高架水槽の容量に比較し、給水量の変動が大きい場合
や、揚水ポンプの単機容量が大きい場合、必然的に前記
始動停止の回数も多くなる。
例えば、高架水槽の容量が500m’ 、揚水ポンプ2
000m /llr X 11台(内予備1台)、給水
量12,700m″/Hr ±1 + 800 m
3/ llrの設備で台数自動制御を行った場合、揚水
ポンプの始動間隔は8〜9分/回であり、計算上の始動
(停止)回数は年間約60.000回となるが、この制
御には各揚水ポンプを平均化して使用する回路が組み込
まれていることが多いため、1台当たりの年間始動(停
止)回数は約12.000回となる。
000m /llr X 11台(内予備1台)、給水
量12,700m″/Hr ±1 + 800 m
3/ llrの設備で台数自動制御を行った場合、揚水
ポンプの始動間隔は8〜9分/回であり、計算上の始動
(停止)回数は年間約60.000回となるが、この制
御には各揚水ポンプを平均化して使用する回路が組み込
まれていることが多いため、1台当たりの年間始動(停
止)回数は約12.000回となる。
さらに、第4図に示すように使用先工場等の操業停止中
と操業中では、給水量はHI、! + H3+ 4の
如く2段階で変化するため、実際の始動(停止)回数は
約12.000〜20,000回にもなる。
と操業中では、給水量はHI、! + H3+ 4の
如く2段階で変化するため、実際の始動(停止)回数は
約12.000〜20,000回にもなる。
従って、この方法においては揚水ポンプ駆動用電動機を
高頻度で始動、#止させなければならない。
高頻度で始動、#止させなければならない。
通常、電動機が始動する場合、定格運転時の5〜8倍の
大電流が流入するため、高頻度の始動を行うとこの大電
流に起因する電気的1機械的ストレスが頻繁に繰り返え
され、その結果、電動機固定子巻線の過熱、回転子のバ
ー切れ、電気回路開閉23の接点損耗、溶着等のトラブ
ルを惹起する。
大電流が流入するため、高頻度の始動を行うとこの大電
流に起因する電気的1機械的ストレスが頻繁に繰り返え
され、その結果、電動機固定子巻線の過熱、回転子のバ
ー切れ、電気回路開閉23の接点損耗、溶着等のトラブ
ルを惹起する。
前述の如く、揚水ポンプは年間1台当たり12,000
〜20,000回の始動(停止)を繰り返すが、この回
数は電動機および開閉器の設計条件から考えると、非常
に過酷な使用条件であり、従来から大きな問題となって
いた。
〜20,000回の始動(停止)を繰り返すが、この回
数は電動機および開閉器の設計条件から考えると、非常
に過酷な使用条件であり、従来から大きな問題となって
いた。
また前場特開昭54−112001号公報により開示さ
れた方法は、高架水槽に設けた水位計のレベル信号によ
り特定の1台の揚水ポンプの回転数を制御するものであ
るが、単に水位計のレベル信号のみではポンプの回転数
制御を正確に行うことが困難である。
れた方法は、高架水槽に設けた水位計のレベル信号によ
り特定の1台の揚水ポンプの回転数を制御するものであ
るが、単に水位計のレベル信号のみではポンプの回転数
制御を正確に行うことが困難である。
すなわち、高架水槽内の水位は高架水槽の容量Qo、揚
水量QP、給水IQ、の相関により大幅に昇降する。そ
のため、高架水槽内の水位が上限に達した場合は他の運
転中の揚水ポンプを停止し、逆に下限に達した場合は停
止中の揚水ポンプを始動する必要がある。従って、揚水
ポンプの始動停止回数を少なくするためには、高架水槽
の水位が前記上限と下限の間で特定の1台の揚水ポンプ
の回転数を制御する必要があるが、この場合、制御を指
令する水位において現在水位が上昇中か、あるいは上陸
中かを知る必要がある。例えば、他の運転中の揚水ポン
プの停止を指令する上限水位より若干下方の水位で特定
の1台の揚水ポンプの回転数を減少させる指令を出力す
るようにした場合、もしもその時点で水位が下降中であ
ったとすれば、前記回転数の減少指令は逆効果となる。
水量QP、給水IQ、の相関により大幅に昇降する。そ
のため、高架水槽内の水位が上限に達した場合は他の運
転中の揚水ポンプを停止し、逆に下限に達した場合は停
止中の揚水ポンプを始動する必要がある。従って、揚水
ポンプの始動停止回数を少なくするためには、高架水槽
の水位が前記上限と下限の間で特定の1台の揚水ポンプ
の回転数を制御する必要があるが、この場合、制御を指
令する水位において現在水位が上昇中か、あるいは上陸
中かを知る必要がある。例えば、他の運転中の揚水ポン
プの停止を指令する上限水位より若干下方の水位で特定
の1台の揚水ポンプの回転数を減少させる指令を出力す
るようにした場合、もしもその時点で水位が下降中であ
ったとすれば、前記回転数の減少指令は逆効果となる。
また、給水量の変動幅が揚水ポン1l台当たりの能力よ
り大きい場合には高架水槽の水位変動が激しくなり、特
定の1台の揚水ポンプの回転敵側?il 6i域水位を
越えることがしばしば発生するが、上述の如くこの運転
方法では対処できないものである。
り大きい場合には高架水槽の水位変動が激しくなり、特
定の1台の揚水ポンプの回転敵側?il 6i域水位を
越えることがしばしば発生するが、上述の如くこの運転
方法では対処できないものである。
本発明は上記従来の技術の課題を解決し、高架水槽にお
ける揚水ポンプの始動、停止回数を減少させ、電動機な
らびにその他の電気部品の寿命を延長し、さらに揚水ポ
ンプの回転数制御が滑らかに行える運転方法を提供する
ことを目的とする。
ける揚水ポンプの始動、停止回数を減少させ、電動機な
らびにその他の電気部品の寿命を延長し、さらに揚水ポ
ンプの回転数制御が滑らかに行える運転方法を提供する
ことを目的とする。
く課題を解決するための手段〉
本発明は、高架水槽に揚水するために、複数のポンプを
並列に接続して使用する際の揚水ポンプの運転方法であ
って、高架水槽内の所定の位置における用水の有無を検
出してON、OFF信号を発信する信号発信器と、高架
水槽内の水位の昇降状況を検出するための水位計とを設
けるとともに、前記揚水ポンプの少くとも1台を回転数
制御可能とし、前記信号発信器のON、OFF信号と、
前記水位計により検出した高架水槽内水値の昇降状況と
に基づき前記回転数制御可能なポンプの回転数を制御し
、かつ、水位計の上限設定水位検出信号で他の稼動中の
揚水ポンプの所定台数を停止させ、水位計の下限設定水
位検出信号で停止中の揚水ポンプの所定台数を始動させ
るようにして前記従来の技術の課題を解決した。
並列に接続して使用する際の揚水ポンプの運転方法であ
って、高架水槽内の所定の位置における用水の有無を検
出してON、OFF信号を発信する信号発信器と、高架
水槽内の水位の昇降状況を検出するための水位計とを設
けるとともに、前記揚水ポンプの少くとも1台を回転数
制御可能とし、前記信号発信器のON、OFF信号と、
前記水位計により検出した高架水槽内水値の昇降状況と
に基づき前記回転数制御可能なポンプの回転数を制御し
、かつ、水位計の上限設定水位検出信号で他の稼動中の
揚水ポンプの所定台数を停止させ、水位計の下限設定水
位検出信号で停止中の揚水ポンプの所定台数を始動させ
るようにして前記従来の技術の課題を解決した。
く作用〉
本発明による揚水ポンプの運転方法は、高架水槽内の所
定の位置における用水の有無を検出してON、OFF信
号を発信する信号発信器により該位置における用水の有
無をi!認する。一方水位計により、その時点の高架水
槽内水値の昇降状況を検出する。この昇降状況は、所定
の間隔で2回水位を測定し、両側定水位を比較して上昇
中か、または下降中かを判断する。
定の位置における用水の有無を検出してON、OFF信
号を発信する信号発信器により該位置における用水の有
無をi!認する。一方水位計により、その時点の高架水
槽内水値の昇降状況を検出する。この昇降状況は、所定
の間隔で2回水位を測定し、両側定水位を比較して上昇
中か、または下降中かを判断する。
一方、並列に接続された揚水ポンプのうち少なくとも1
台を回転数制御が可能なものとしておく。
台を回転数制御が可能なものとしておく。
そして、前記信号発信器のON、OFF信号と高架水槽
内の水位の昇降状況とに基づき通常は前記回転数制御が
可能な揚水ポンプのみを制御し、他の揚水ポンプは現状
を維持させる。
内の水位の昇降状況とに基づき通常は前記回転数制御が
可能な揚水ポンプのみを制御し、他の揚水ポンプは現状
を維持させる。
このように、回転数制御可能とした揚水ポンプの回転数
を制御することにより、揚水ポンプを度々始動、停止さ
せることなく、高架水槽内水値を確実に制御することが
可能となる。
を制御することにより、揚水ポンプを度々始動、停止さ
せることなく、高架水槽内水値を確実に制御することが
可能となる。
しかし、このように揚水ポンプのうちの少なくとも1台
の揚水ポンプの回転数(揚水量)を制御しても、給水量
の大幅な変動には追従できない場合がある。
の揚水ポンプの回転数(揚水量)を制御しても、給水量
の大幅な変動には追従できない場合がある。
この場合は従来と同様に、水位計に設定された上限水位
の検出信号により一定回転数で稼動中の揚水ポンプの所
定台数を停止させる。また水位計に設定された下限水位
の検出信号で停止中の揚水ポンプの所定台数を始動させ
る。
の検出信号により一定回転数で稼動中の揚水ポンプの所
定台数を停止させる。また水位計に設定された下限水位
の検出信号で停止中の揚水ポンプの所定台数を始動させ
る。
従って、使用先工場等の操業開始とか、操業中断とかの
ように大きく給水量が変動するとき以外は、揚水ポンプ
を始動させたり停止させたりすることがほとんどなくな
る。
ように大きく給水量が変動するとき以外は、揚水ポンプ
を始動させたり停止させたりすることがほとんどなくな
る。
〈実施例〉
第1図に本発明方法を実施するための設備の例を示す、
第1図において、1は複数の揚水ポンプのうちの回転数
制御が可能な揚水ポンプ(以下回転数制御対象揚水ポン
プ)であり、2は一定回転数(定格回転数)で運転され
る揚水ポンプ(以下回転数制御対象外揚水ポンプ)であ
る、そして揚水ポンプ1.2はそれぞれの電動機3.4
で駆動される。また5、6は吐出電動弁であり、揚水ポ
ンプ1.2により加圧された用水は管路7を介して高架
水槽8に補給される。
第1図において、1は複数の揚水ポンプのうちの回転数
制御が可能な揚水ポンプ(以下回転数制御対象揚水ポン
プ)であり、2は一定回転数(定格回転数)で運転され
る揚水ポンプ(以下回転数制御対象外揚水ポンプ)であ
る、そして揚水ポンプ1.2はそれぞれの電動機3.4
で駆動される。また5、6は吐出電動弁であり、揚水ポ
ンプ1.2により加圧された用水は管路7を介して高架
水槽8に補給される。
そして、高架水槽8に貯留された用水は給水管9により
使用先である工場11に送給され、分岐開閉弁12を介
して分岐管13により各使用先膜a(図示せず)に給水
される。なお、10は給水流量計でありこれ等の構成は
、揚水ポンプlが回転数制御可能なこと以外は従来と変
ることはない。
使用先である工場11に送給され、分岐開閉弁12を介
して分岐管13により各使用先膜a(図示せず)に給水
される。なお、10は給水流量計でありこれ等の構成は
、揚水ポンプlが回転数制御可能なこと以外は従来と変
ることはない。
この回転数制御対象揚水ポンプ1の台数決定は、第4図
に示した給水パターンのイメージにおいて、給水量変動
幅H1,,とHl、4とのうちの大きい変動幅(この例
ではH,1,)と同等またはそれ以上の揚水能力となる
最適揚水ポンプ台数を決定する。
に示した給水パターンのイメージにおいて、給水量変動
幅H1,,とHl、4とのうちの大きい変動幅(この例
ではH,1,)と同等またはそれ以上の揚水能力となる
最適揚水ポンプ台数を決定する。
14は所定位置に設置した高架水槽8内の用水の有無を
検出してON、OFF信号を発信する信号発信器であり
、15は高架水槽内の水位を測定し、その水位の昇降状
況を検出するための水位計である。この水位計は高架水
槽8内の上限水位HL下限LLを検出するための水位計
も兼用させであるが、これらは別個の水位計でも差支え
ない。
検出してON、OFF信号を発信する信号発信器であり
、15は高架水槽内の水位を測定し、その水位の昇降状
況を検出するための水位計である。この水位計は高架水
槽8内の上限水位HL下限LLを検出するための水位計
も兼用させであるが、これらは別個の水位計でも差支え
ない。
このように構成された回転数制御対象揚水ポンプ1と、
信号発信器14および水位計15との関係について説明
する。
信号発信器14および水位計15との関係について説明
する。
信号発信器14はあらかじめ設定されている間隔のタイ
ミング(例えば2分間隔・・・以下ON、OFF検出間
隔)で該信号発信器14の設置位置における用水の有無
を検出し、ON(用水あり)、またはOFF (用水な
し)信号を演算装置20の選定機能22に伝達する。
ミング(例えば2分間隔・・・以下ON、OFF検出間
隔)で該信号発信器14の設置位置における用水の有無
を検出し、ON(用水あり)、またはOFF (用水な
し)信号を演算装置20の選定機能22に伝達する。
同時に前記タイミングにより水位計15は高架水槽8内
の初の水位WL、を測定し、続いて所定の間隔(例えば
10秒後・・・以下水位測定間隔)で後の水位WL、の
測定を行う。この両側定水位信号WL、、WLzを演算
装置1Z20の演算機能21に入力して両者を比較し、
初の水位に対し後の水位が高ければ高架水槽8内の水位
は上昇中と判断、後の水位が低ければ水位は下降中と判
断し、この水位の昇降状況信号WLを選定機能22に渡
す。
の初の水位WL、を測定し、続いて所定の間隔(例えば
10秒後・・・以下水位測定間隔)で後の水位WL、の
測定を行う。この両側定水位信号WL、、WLzを演算
装置1Z20の演算機能21に入力して両者を比較し、
初の水位に対し後の水位が高ければ高架水槽8内の水位
は上昇中と判断、後の水位が低ければ水位は下降中と判
断し、この水位の昇降状況信号WLを選定機能22に渡
す。
さらに選定機能22では、信号発信814の0NOFF
信号と前記演算機能21より得られた高架水槽8内水位
の昇降状況信号WLから以下の選定を行う。
信号と前記演算機能21より得られた高架水槽8内水位
の昇降状況信号WLから以下の選定を行う。
(1)信号発信器の信号がON(用水あり)の場合、a
、水位が上昇中であれば回転数制御対象揚水ポンプの回
転数を下げる。
、水位が上昇中であれば回転数制御対象揚水ポンプの回
転数を下げる。
b、水位が下降中であれば回転数制御対象揚水ポンプの
回転数をそのまま維持する。
回転数をそのまま維持する。
(2)信号発信器の信号がOFF (用水なし)の場合
、 a、水位が上昇中であれば回転数制御対象揚水ポンプの
回転数をそのまま維持する。
、 a、水位が上昇中であれば回転数制御対象揚水ポンプの
回転数をそのまま維持する。
b、水位が下降中であれば回転数制御対象揚水ポンプの
回転数を上げる。
回転数を上げる。
以上の如く選定された制御指令信号Wは、後述の回転数
制御値信号N pvとともに回転数制御対象揚水ポンプ
1,1の電動機3.3を制御するための動力盤23に出
力し、その指令に沿って電動機33の回転数を制御する
。
制御値信号N pvとともに回転数制御対象揚水ポンプ
1,1の電動機3.3を制御するための動力盤23に出
力し、その指令に沿って電動機33の回転数を制御する
。
なお、前記信号発信器14のON、OFF検出間隔と、
水位計15の水位測定間隔は、高架水槽8の内径や給水
量の変動幅等により決定され、図示外のタイマにあらか
じめ設定しである。
水位計15の水位測定間隔は、高架水槽8の内径や給水
量の変動幅等により決定され、図示外のタイマにあらか
じめ設定しである。
また、信号発信器14の設置位置は該信号発信器14の
ON、 ○FF検出間隔と、高架水槽8内水位の変動
速度等により決まるが、あまり低い位置では高架水槽と
しての機能が損なわれるので、水槽の上部位置になるよ
う前記信号発信器のON、OFF検出間隔との双方を考
慮して決定するがよい。
ON、 ○FF検出間隔と、高架水槽8内水位の変動
速度等により決まるが、あまり低い位置では高架水槽と
しての機能が損なわれるので、水槽の上部位置になるよ
う前記信号発信器のON、OFF検出間隔との双方を考
慮して決定するがよい。
さらにまた、回転数制御対象揚水ポンプ1.1の回転数
制御は、簡単に行う場合、例えば電動機3.3の定格1
00%回転数と、定格90%回転数の2値で制御する。
制御は、簡単に行う場合、例えば電動機3.3の定格1
00%回転数と、定格90%回転数の2値で制御する。
この回転数の設定値は回転数制御対象揚水ポンプ1の締
切り運転を防止するために第2図のポンプ全揚程Hの変
動幅で決めればよい。
切り運転を防止するために第2図のポンプ全揚程Hの変
動幅で決めればよい。
さらに、高架水槽8の水位変化の速さ(前記水位WL、
とWL、の差)から回転数制御対象揚水ポンプ1.1の
回転数を制御することもできる。
とWL、の差)から回転数制御対象揚水ポンプ1.1の
回転数を制御することもできる。
例えば信号発信器14の信号がON(用水あり)でかつ
、水位が上昇中の場合、回転数制御対象揚水ポンプ1.
1の回転数を下げるa・要があるが、この下げ幅を前記
水位変化の速さと高架水槽8の内面積から求めて回転数
の制iIl値とすれば水位変動の比較的少ない管理が行
える。
、水位が上昇中の場合、回転数制御対象揚水ポンプ1.
1の回転数を下げるa・要があるが、この下げ幅を前記
水位変化の速さと高架水槽8の内面積から求めて回転数
の制iIl値とすれば水位変動の比較的少ない管理が行
える。
次に回転数制御対象揚水ポンプ1. Iの回転数をき
め細かく制御する場合の制?11 (I N□の決定方
法について述べる。
め細かく制御する場合の制?11 (I N□の決定方
法について述べる。
まず、給水管9に設けた給水流量計10から給水流量信
号Q、と、それぞれの動力盤23.24から回転数制御
対象揚水ポンプ1,1の運転中の台数信号Pvと、回転
数制御対象外揚水ポンプ2.2の運転中の台数信号P、
とを演算装置20の演!機能21に送信し、次の演算式
で回転数制御対象揚水ポンプ1台当りの必要揚水量Q
rvを演算させる。
号Q、と、それぞれの動力盤23.24から回転数制御
対象揚水ポンプ1,1の運転中の台数信号Pvと、回転
数制御対象外揚水ポンプ2.2の運転中の台数信号P、
とを演算装置20の演!機能21に送信し、次の演算式
で回転数制御対象揚水ポンプ1台当りの必要揚水量Q
rvを演算させる。
ここではQP、は回転数制御対象揚水ポンプ1台当りの
揚水量であり、第2図に示すように全揚程Hの平均(a
HAvvにより求めて定数値として使用するが、さらに
きめ細かな制御を望むときは、高架水槽8および貯水池
30のそれぞれの水位を水位計15.31で測定し、そ
の測定値を演算機能21に取込んで全揚程Hを求め、そ
の時点におけるQPsを選定して演算するがよい、なお
、揚水ポンプ個々の特性が異なる場合はこれを考慮しな
ければならない。
揚水量であり、第2図に示すように全揚程Hの平均(a
HAvvにより求めて定数値として使用するが、さらに
きめ細かな制御を望むときは、高架水槽8および貯水池
30のそれぞれの水位を水位計15.31で測定し、そ
の測定値を演算機能21に取込んで全揚程Hを求め、そ
の時点におけるQPsを選定して演算するがよい、なお
、揚水ポンプ個々の特性が異なる場合はこれを考慮しな
ければならない。
このようにして求めた必要揚水量信号QPvを演算装置
20のの選定機能22に送信し、次の選定式により回転
数制御対象揚水ポンプ1.1の回転数制御値Npvを選
定させる。
20のの選定機能22に送信し、次の選定式により回転
数制御対象揚水ポンプ1.1の回転数制御値Npvを選
定させる。
Nrv= Q p v
ただし、Kは回転数の変動に対する揚水量の変化率で全
揚程Hに依存するが、ここでは上述の如く全揚程Hをそ
の平均値HA□として定数値を使用している。しかし、
さらにきめ細かく制御したいときは、その時点における
実際の全揚程Hを測定してKを補正するがよい。
揚程Hに依存するが、ここでは上述の如く全揚程Hをそ
の平均値HA□として定数値を使用している。しかし、
さらにきめ細かく制御したいときは、その時点における
実際の全揚程Hを測定してKを補正するがよい。
こうして求めた回転数制御値信号N p vは前述のよ
うに回転数詞jn対象揚水ポンプ1,1の動力盤23に
送られる。
うに回転数詞jn対象揚水ポンプ1,1の動力盤23に
送られる。
なお、以上のように回転数制御対象揚水ポンプの回転数
を制御しても、給水量の急激な変動等により高架水槽8
における水位が上限水位HL、または下限水位LLに達
することがある。このときは水位計15の上限水位到達
信号HIlにより、稼動中の回転数制御対象外揚水ポン
プのうち所定台数を停止させ、逆に水位計15の下限水
位到達信号Llにより、停止中の回転数制御対象外揚水
ポンプのうち所定台数を始動させる。
を制御しても、給水量の急激な変動等により高架水槽8
における水位が上限水位HL、または下限水位LLに達
することがある。このときは水位計15の上限水位到達
信号HIlにより、稼動中の回転数制御対象外揚水ポン
プのうち所定台数を停止させ、逆に水位計15の下限水
位到達信号Llにより、停止中の回転数制御対象外揚水
ポンプのうち所定台数を始動させる。
第3ri!J(A)に本発明を実施した場合の高架水槽
容量位の変動状態を示す、なお、高さとあるのは地上か
らの高さである。この場合は回転数制御対象揚水ポンプ
は定格100%の回転数と定格90%の回転数の2値の
回転数を選定するようにし、この制御はV V V F
(Variavle Voltage+ Varia
vle Frequency )により行った。そして
信号発信器14は38.75mの位置に設置した。
容量位の変動状態を示す、なお、高さとあるのは地上か
らの高さである。この場合は回転数制御対象揚水ポンプ
は定格100%の回転数と定格90%の回転数の2値の
回転数を選定するようにし、この制御はV V V F
(Variavle Voltage+ Varia
vle Frequency )により行った。そして
信号発信器14は38.75mの位置に設置した。
第3図(B)は、比較のために従来の下限水位(38,
25m)と上限水位(39,25m)で揚水ポンプの始
動、停止を行う台数自動制御を実施した際の水位変動状
態を示した。
25m)と上限水位(39,25m)で揚水ポンプの始
動、停止を行う台数自動制御を実施した際の水位変動状
態を示した。
上記実施の条件はいずれも高架水槽容量が500m”、
揚水ポンプ2000 m ’/Ilr X 11台、給
水量12,700m1/Ilr ±1+800 m”
/Hrでである。そして揚水ポンプの運転条件は第1表
に示すとおりである。
揚水ポンプ2000 m ’/Ilr X 11台、給
水量12,700m1/Ilr ±1+800 m”
/Hrでである。そして揚水ポンプの運転条件は第1表
に示すとおりである。
第1表 ポンプの運転条件
第311iIU(A)、 (11)を比較すると、従来
方法では自動■が頻繁に始動しその始動間隔も約8分毎
であることがわかる。一方、本発ザでは単にVVVFに
より回転数制御対象揚水ボンフ2台を定格回転数100
%から同90%と2値制御を行ったのみであるにもかか
わらず、水位の変動はわずか0.5m程度であり、非常
に滑らかに水位が維持されており自動■が始動すること
は皆無であった。
方法では自動■が頻繁に始動しその始動間隔も約8分毎
であることがわかる。一方、本発ザでは単にVVVFに
より回転数制御対象揚水ボンフ2台を定格回転数100
%から同90%と2値制御を行ったのみであるにもかか
わらず、水位の変動はわずか0.5m程度であり、非常
に滑らかに水位が維持されており自動■が始動すること
は皆無であった。
なお、本発明において使用する信号発信器14゜水位計
15については、その種類に特に制限を設けるものでは
なく、例えば圧力により測定するもの等種々のものが使
用でき、また、信号発信器14に代えて水位計15に用
水の有無を検出するための仮想位置を設定し、この仮想
値W(高さ)と水位計15の測定水位とを比較して用水
の有無を検出することもできる。
15については、その種類に特に制限を設けるものでは
なく、例えば圧力により測定するもの等種々のものが使
用でき、また、信号発信器14に代えて水位計15に用
水の有無を検出するための仮想位置を設定し、この仮想
値W(高さ)と水位計15の測定水位とを比較して用水
の有無を検出することもできる。
さらに回転数制御対象揚水ポンプの回転数制御について
もVVVFにこだわるものではない。
もVVVFにこだわるものではない。
また、工場が休日や工事等で給水量0になったときの回
転数制御対象揚水ポンプの始動・停止は、高架水槽8に
おける水位が回転数制御対象外揚水ポンプの始動水位お
よび停止水位よりやや上に設けたそれぞれの水位で行う
とよい。
転数制御対象揚水ポンプの始動・停止は、高架水槽8に
おける水位が回転数制御対象外揚水ポンプの始動水位お
よび停止水位よりやや上に設けたそれぞれの水位で行う
とよい。
〈発明の効果〉
本発明は上述の如く、高架水槽内の水位変動を至極小さ
く抑制することができるため、高架水槽の揚水ポンプが
頻繁に始動、停止することがなくなり、電動機や電気回
路用開閉器等の故障が極端に減少する。また、高架水槽
の水位変動が小さいことから水槽容積を最大限有効に活
用できる利点もある。
く抑制することができるため、高架水槽の揚水ポンプが
頻繁に始動、停止することがなくなり、電動機や電気回
路用開閉器等の故障が極端に減少する。また、高架水槽
の水位変動が小さいことから水槽容積を最大限有効に活
用できる利点もある。
さらに本発明は、従来の揚水ポンプのうち所要台数のみ
を回転数制御可能に改造することで簡単に実施できるた
め、従来設備にも容易に適用できるものである。
を回転数制御可能に改造することで簡単に実施できるた
め、従来設備にも容易に適用できるものである。
第1図は本発明を実施するための高架水槽の揚水設備の
例であり、第2図は揚水ポンプの全揚程の説明図、第3
図は高架水槽の水位の変動を示す実施例で(八)は本発
明の場合、(B)は従来例の場合である。第4図は使用
先工場における給水バクンのイメージを表わした図面を
示す。 2・・・回転数制御対象外揚水ポンプ 3゜4・・・電動機、 8・・・高架水槽、10・
・・給水液量計、 14・・・信号発信器、15・・
・水位側、 21・・・演算機能、22・・・選
定機能、 23.24・・・動力盤。 I・・・回転数制御対象揚水ポンプ、
例であり、第2図は揚水ポンプの全揚程の説明図、第3
図は高架水槽の水位の変動を示す実施例で(八)は本発
明の場合、(B)は従来例の場合である。第4図は使用
先工場における給水バクンのイメージを表わした図面を
示す。 2・・・回転数制御対象外揚水ポンプ 3゜4・・・電動機、 8・・・高架水槽、10・
・・給水液量計、 14・・・信号発信器、15・・
・水位側、 21・・・演算機能、22・・・選
定機能、 23.24・・・動力盤。 I・・・回転数制御対象揚水ポンプ、
Claims (1)
- 高架水槽に揚水するために、複数のポンプを並列に接
続して使用する際の揚水ポンプの運転方法であって、高
架水槽内の所定の位置における用水の有無を検出してO
N、OFF信号を発信する信号発信器と、高架水槽内の
水位の昇降状況を検出するための水位計とを設けるとと
もに、前記揚水ポンプの少くとも1台を回転数制御可能
とし、前記信号発信器のON、OFF信号と、前記水位
計により検出した高架水槽内水位の昇降状況とに基づき
前記回転数制御可能なポンプの回転数を制御し、かつ、
水位計の上限設定水位検出信号で他の稼動中の揚水ポン
プの所定台数を停止させ、水位計の下限設定水位検出信
号で停止中の揚水ポンプの所定台数を始動させることを
特徴とする揚水ポンプの運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13838190A JPH0436080A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 揚水ポンプの運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13838190A JPH0436080A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 揚水ポンプの運転方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0436080A true JPH0436080A (ja) | 1992-02-06 |
Family
ID=15220610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13838190A Pending JPH0436080A (ja) | 1990-05-30 | 1990-05-30 | 揚水ポンプの運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0436080A (ja) |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP13838190A patent/JPH0436080A/ja active Pending
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