JPH04358492A - 立体画像表示装置 - Google Patents
立体画像表示装置Info
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- JPH04358492A JPH04358492A JP3133116A JP13311691A JPH04358492A JP H04358492 A JPH04358492 A JP H04358492A JP 3133116 A JP3133116 A JP 3133116A JP 13311691 A JP13311691 A JP 13311691A JP H04358492 A JPH04358492 A JP H04358492A
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- JP
- Japan
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- cell
- light
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Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 28
- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims description 22
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 abstract description 21
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 abstract description 4
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 17
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 5
- 238000009125 cardiac resynchronization therapy Methods 0.000 description 2
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 2
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は立体画像表示装置、特に
左右視差像により変調された偏光方向の異なる光像を時
分割で表示または投影手段により生成し、それぞれの光
像の偏光に対応する検光子を介して観察者の左右の眼で
観察させることにより立体画像を表示する立体画像表示
装置に関するものである。
左右視差像により変調された偏光方向の異なる光像を時
分割で表示または投影手段により生成し、それぞれの光
像の偏光に対応する検光子を介して観察者の左右の眼で
観察させることにより立体画像を表示する立体画像表示
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】立体画像の原理は、よく知られているよ
うに、観察者の左右の視野を隔離し、観察者の左右の視
野にそれぞれ右眼用と左眼用の視差を持つ画像を入射さ
せることにより、立体画像を観察させるものである。
うに、観察者の左右の視野を隔離し、観察者の左右の視
野にそれぞれ右眼用と左眼用の視差を持つ画像を入射さ
せることにより、立体画像を観察させるものである。
【0003】右眼用および左眼用の画像を分離する方法
として、左右の画像の色を異ならせ、これとそれぞれ補
色関係にある色に着色した光透過材料を左右レンズとし
て装着した眼鏡を用いる方法が古く知られているが、こ
の方法ではカラー画像を扱うことができない。
として、左右の画像の色を異ならせ、これとそれぞれ補
色関係にある色に着色した光透過材料を左右レンズとし
て装着した眼鏡を用いる方法が古く知られているが、こ
の方法ではカラー画像を扱うことができない。
【0004】カラー立体画像を得るための左右画像の分
離方法としては、観察者に左右でそれぞれ異なる偏光方
向をもつ偏光板を装着した眼鏡をかけさせる方法が知ら
れている。
離方法としては、観察者に左右でそれぞれ異なる偏光方
向をもつ偏光板を装着した眼鏡をかけさせる方法が知ら
れている。
【0005】たとえば、左右の眼のための画像の偏光方
向を互いに直交方向とするか、円偏光の場合にはそれぞ
れの回転方向を逆方向とする。そして、左右の眼に対応
する偏光方向を有する画像のみをそれぞれ入射すること
により、立体画像を観察させることができる。
向を互いに直交方向とするか、円偏光の場合にはそれぞ
れの回転方向を逆方向とする。そして、左右の眼に対応
する偏光方向を有する画像のみをそれぞれ入射すること
により、立体画像を観察させることができる。
【0006】立体画像の表示、あるいは投影手段として
は、フィルム、プロジェクタを用いる方法の他、CRT
や、LCD(液晶表示器)を用いる方法が知られている
。
は、フィルム、プロジェクタを用いる方法の他、CRT
や、LCD(液晶表示器)を用いる方法が知られている
。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の立体画像表示装
置では、左右の視差画像を同時に観察させるために、光
学系を介して左右の視差画像を合成したり、スクリーン
上に重ねて投影したりする構造が知られている。ところ
が、このような方式では、左右の視差画像を合成したり
、同期投影するために、少なくとも2つの表示素子や光
学系などを含む複雑かつ、専用のハードウェア構成が必
要であった。
置では、左右の視差画像を同時に観察させるために、光
学系を介して左右の視差画像を合成したり、スクリーン
上に重ねて投影したりする構造が知られている。ところ
が、このような方式では、左右の視差画像を合成したり
、同期投影するために、少なくとも2つの表示素子や光
学系などを含む複雑かつ、専用のハードウェア構成が必
要であった。
【0008】従って、既存のVCRおよびビデオモニタ
によるシステムや、フィルム、ビデオのプロジェクタを
用い、簡単な外付け装置などの手段により手軽に立体映
像を表示することは不可能であった。
によるシステムや、フィルム、ビデオのプロジェクタを
用い、簡単な外付け装置などの手段により手軽に立体映
像を表示することは不可能であった。
【0009】また、従来の立体映像用のVCRでは、左
右視差像の分離のため、また、通常のビデオモニタを使
用するために、左右のレンズに交互に開放される液晶シ
ャッタを装着した観察眼鏡を観察者にかけさせ、観察眼
鏡の液晶に同期して時分割で左右視差像を交互にビデオ
モニタに表示する構成が提案されている。
右視差像の分離のため、また、通常のビデオモニタを使
用するために、左右のレンズに交互に開放される液晶シ
ャッタを装着した観察眼鏡を観察者にかけさせ、観察眼
鏡の液晶に同期して時分割で左右視差像を交互にビデオ
モニタに表示する構成が提案されている。
【0010】この構成では、観察眼鏡の構成が高価にな
り、また、複数の観察者がいるときはその全てを同期駆
動しなければならず、また、観察者にとっては駆動のた
めのワイヤリングが煩わしいなどの問題がある。
り、また、複数の観察者がいるときはその全てを同期駆
動しなければならず、また、観察者にとっては駆動のた
めのワイヤリングが煩わしいなどの問題がある。
【0011】本発明の課題は、以上の問題を解決し、手
軽に既存の機器構成を利用して立体画像表示が可能であ
り、装着感に優れた観察眼鏡を使用でき、簡単安価に実
現できる立体画像表示装置の構成を提供することにある
。
軽に既存の機器構成を利用して立体画像表示が可能であ
り、装着感に優れた観察眼鏡を使用でき、簡単安価に実
現できる立体画像表示装置の構成を提供することにある
。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、本発明においては、左右視差像により変調された
偏光方向の異なる光像を時分割で表示または投影手段に
より生成し、それぞれの光像の偏光に対応する検光子を
介して観察者の左右の眼で観察させることにより立体画
像を表示する立体画像表示装置において、前記表示また
は投影手段から観察者に向かう光路に入射直線偏光をそ
のまま透過させる第1のモードと、入射直線偏光の偏光
方向を所定量回転させて透過させる第2のモードを有す
る光学素子を配置し、この光学素子を前記表示または投
影手段の時分割表示または投影に同期して、前記第1お
よび第2のモードに制御する構成を採用した。
めに、本発明においては、左右視差像により変調された
偏光方向の異なる光像を時分割で表示または投影手段に
より生成し、それぞれの光像の偏光に対応する検光子を
介して観察者の左右の眼で観察させることにより立体画
像を表示する立体画像表示装置において、前記表示また
は投影手段から観察者に向かう光路に入射直線偏光をそ
のまま透過させる第1のモードと、入射直線偏光の偏光
方向を所定量回転させて透過させる第2のモードを有す
る光学素子を配置し、この光学素子を前記表示または投
影手段の時分割表示または投影に同期して、前記第1お
よび第2のモードに制御する構成を採用した。
【0013】
【作用】以上の構成によれば、前記表示または投影手段
の時分割表示または投影に同期して前記光学素子を前記
第1および第2のモードに制御することにより、左右視
差像にそれぞれ異なる偏光方向を与え、これをそれぞれ
の光像の偏光に対応する検光子を介して観察者の左右の
眼で観察させることにより立体画像を表示することがで
きる。
の時分割表示または投影に同期して前記光学素子を前記
第1および第2のモードに制御することにより、左右視
差像にそれぞれ異なる偏光方向を与え、これをそれぞれ
の光像の偏光に対応する検光子を介して観察者の左右の
眼で観察させることにより立体画像を表示することがで
きる。
【0014】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づき、本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0015】図1に本発明を採用した立体画像表示装置
の構造を示す。図において符号11は、左右視差像の投
影手段としての液晶ビデオプロジェクタで、公知の構成
を有する既存の装置を用いることができる。周知のよう
に、液晶ビデオプロジェクタ11は表示光学系にLCD
を含んでいるので、その投影光は、直線偏光となってい
る。
の構造を示す。図において符号11は、左右視差像の投
影手段としての液晶ビデオプロジェクタで、公知の構成
を有する既存の装置を用いることができる。周知のよう
に、液晶ビデオプロジェクタ11は表示光学系にLCD
を含んでいるので、その投影光は、直線偏光となってい
る。
【0016】液晶ビデオプロジェクタ11は、VCR、
ビデオディスクプレーヤなどのビデオプレーヤ12によ
り駆動される。ビデオプレーヤ12の基本構成も公知の
構成でよい。ビデオプレーヤ12の映像ソフトウェア(
カラー、モノクロのいずれでも可)には、左右の視差像
を1フレーム(あるいは〜数フレーム)ごとに時分割で
録画したものを用いる。
ビデオディスクプレーヤなどのビデオプレーヤ12によ
り駆動される。ビデオプレーヤ12の基本構成も公知の
構成でよい。ビデオプレーヤ12の映像ソフトウェア(
カラー、モノクロのいずれでも可)には、左右の視差像
を1フレーム(あるいは〜数フレーム)ごとに時分割で
録画したものを用いる。
【0017】液晶ビデオプロジェクタ11の投影光学系
の前方にはπセル14を配置し、さらにその前方には、
1/4波長板15を配置する。ただし、この1/4波長
板15は、後述のように必須のものではない。
の前方にはπセル14を配置し、さらにその前方には、
1/4波長板15を配置する。ただし、この1/4波長
板15は、後述のように必須のものではない。
【0018】πセル14は、駆動時、入射直線偏光をそ
のまま透過させる第1のモードに、また非駆動時、入射
直線偏光の偏光方向を90°回転させて透過させる第2
のモードに制御される光学素子である。
のまま透過させる第1のモードに、また非駆動時、入射
直線偏光の偏光方向を90°回転させて透過させる第2
のモードに制御される光学素子である。
【0019】したがって、πセル14のオン/オフを液
晶ビデオプロジェクタ11およびビデオプレーヤ12に
よる左右の視差像の時分割投影に同期して制御すること
により、πセル14の透過後、左右の視差像の投影光は
互いに直交する偏光方向を持つ直線偏光となる。
晶ビデオプロジェクタ11およびビデオプレーヤ12に
よる左右の視差像の時分割投影に同期して制御すること
により、πセル14の透過後、左右の視差像の投影光は
互いに直交する偏光方向を持つ直線偏光となる。
【0020】液晶ビデオプロジェクタ11は表示素子と
してLCDを含んでおり、液晶ビデオプロジェクタ11
の出射光は、すでに直線偏光となっているので、液晶ビ
デオプロジェクタ11〜πセル14の間には偏光板を必
要としない。
してLCDを含んでおり、液晶ビデオプロジェクタ11
の出射光は、すでに直線偏光となっているので、液晶ビ
デオプロジェクタ11〜πセル14の間には偏光板を必
要としない。
【0021】πセル14より出射される左右視差像によ
り変調された互いに直交する偏光方向を持つ光像は、1
/4波長板15によりそれぞれ異なる回転方向を有する
円偏光に変換され、反射型スクリーン26に時分割投影
される。
り変調された互いに直交する偏光方向を持つ光像は、1
/4波長板15によりそれぞれ異なる回転方向を有する
円偏光に変換され、反射型スクリーン26に時分割投影
される。
【0022】これを1/4波長板17および左右で互い
に直交する偏光方向を持つ直線偏光板18a、18bを
重ねて配置した観察眼鏡16を介して観察者に観察させ
ることにより、立体画像表示できる。
に直交する偏光方向を持つ直線偏光板18a、18bを
重ねて配置した観察眼鏡16を介して観察者に観察させ
ることにより、立体画像表示できる。
【0023】πセル14の駆動および左右視差像の時分
割投影を同期させるには、種々の方法が考えられる。図
1では、ビデオプレーヤ12のビデオ出力から垂直同期
信号21を取り出し、πセルドライバ13に入力し、左
右視差像の時分割投影に同期したπセル14の駆動信号
22を生成している。
割投影を同期させるには、種々の方法が考えられる。図
1では、ビデオプレーヤ12のビデオ出力から垂直同期
信号21を取り出し、πセルドライバ13に入力し、左
右視差像の時分割投影に同期したπセル14の駆動信号
22を生成している。
【0024】また、ビデオプレーヤ12で時分割再生さ
れる左右視差画像中にマークを記録し、これを光路の一
部に(たとえばπセル14の位置)設けた光学センサに
より検出してπセル14の駆動を同期させてもよい。こ
の方式によれば、πセルドライバ13、πセル14およ
び光学センサを一体化して液晶ビデオプロジェクタ11
に装着する構造も考えられ、よりコンパクトかつ手軽な
システムを構成できる。
れる左右視差画像中にマークを記録し、これを光路の一
部に(たとえばπセル14の位置)設けた光学センサに
より検出してπセル14の駆動を同期させてもよい。こ
の方式によれば、πセルドライバ13、πセル14およ
び光学センサを一体化して液晶ビデオプロジェクタ11
に装着する構造も考えられ、よりコンパクトかつ手軽な
システムを構成できる。
【0025】以上の構成によれば、投影手段を構成する
液晶ビデオプロジェクタ11や、ビデオプレーヤ12に
特別な構造を有するものを必要とせず、πセルドライバ
13、πセル14、1/4波長板15および観察眼鏡1
6、および上述のように構成した立体映像ソフトウェア
を追加するだけでシステムを構成でき、非常に簡単安価
である。偏光素子ドライバ13、πセル14、1/4波
長板15、観察眼鏡16、あるいは立体映像ソフトウェ
アは、別売りのオプション機器、ソフトウェアなどの形
で供給できる。あるいは、πセル14、1/4波長板1
5、πセルドライバ13など、本発明に必要な素子は、
機器の一部として、液晶プロジェクタ11や、ビデオプ
レーヤ12に組み込むこともできる。例えば、πセル1
4や1/4波長板は、液晶プロジェクタ11のLCDに
一体化してもよい。πセルドライバ13はビデオプレー
ヤ12に組み込める。
液晶ビデオプロジェクタ11や、ビデオプレーヤ12に
特別な構造を有するものを必要とせず、πセルドライバ
13、πセル14、1/4波長板15および観察眼鏡1
6、および上述のように構成した立体映像ソフトウェア
を追加するだけでシステムを構成でき、非常に簡単安価
である。偏光素子ドライバ13、πセル14、1/4波
長板15、観察眼鏡16、あるいは立体映像ソフトウェ
アは、別売りのオプション機器、ソフトウェアなどの形
で供給できる。あるいは、πセル14、1/4波長板1
5、πセルドライバ13など、本発明に必要な素子は、
機器の一部として、液晶プロジェクタ11や、ビデオプ
レーヤ12に組み込むこともできる。例えば、πセル1
4や1/4波長板は、液晶プロジェクタ11のLCDに
一体化してもよい。πセルドライバ13はビデオプレー
ヤ12に組み込める。
【0026】さらに、上記構成では、従来の液晶シャッ
タを観察眼鏡に用いる方式よりも観察眼鏡の構成が簡単
で、観察眼鏡の同期駆動系や、ワイヤリングを必要とせ
ず、簡単安価であり、ユーザの観察眼鏡の装着感も優れ
ている。
タを観察眼鏡に用いる方式よりも観察眼鏡の構成が簡単
で、観察眼鏡の同期駆動系や、ワイヤリングを必要とせ
ず、簡単安価であり、ユーザの観察眼鏡の装着感も優れ
ている。
【0027】また、上記構成では、液晶ビデオプロジェ
クタを使用しており、その出射光が既に直線偏光である
ため、立体映像の表示のために追加すべき偏光板が必要
なく、輝度の低下が少なくて済むという利点がある。
クタを使用しており、その出射光が既に直線偏光である
ため、立体映像の表示のために追加すべき偏光板が必要
なく、輝度の低下が少なくて済むという利点がある。
【0028】以上では、液晶ビデオプロジェクタ(近年
、市販されている家庭用のものを使用できる)を用いて
いるが、これを液晶TVなどに置換してもよい。この場
合には、反射型スクリーン26を用いず、πセル14、
1/4波長板15、および観察眼鏡16を介して直接、
立体画像を観察できる。また、反射型スクリーン26を
透過型のスクリーンに置き換えてもよい。
、市販されている家庭用のものを使用できる)を用いて
いるが、これを液晶TVなどに置換してもよい。この場
合には、反射型スクリーン26を用いず、πセル14、
1/4波長板15、および観察眼鏡16を介して直接、
立体画像を観察できる。また、反射型スクリーン26を
透過型のスクリーンに置き換えてもよい。
【0029】また、液晶ビデオプロジェクタ11は、ビ
デオプロジェクタや、CRT、あるいはフィルムプロジ
ェクタに置換することも考えられる。この場合には、π
セル14の前段に直線偏光板を挿入する必要がある。ま
た、フィルムプロジェクタの場合には、フィルムにπセ
ル14の同期信号用のトラックを設けてもよい。
デオプロジェクタや、CRT、あるいはフィルムプロジ
ェクタに置換することも考えられる。この場合には、π
セル14の前段に直線偏光板を挿入する必要がある。ま
た、フィルムプロジェクタの場合には、フィルムにπセ
ル14の同期信号用のトラックを設けてもよい。
【0030】なお、πセル14の前方の1/4波長板1
5、および観察眼鏡16の1/4波長板17は省略して
もよい。この場合には、投影光(液晶TVなどを用いる
場合には表示光)の伝送を直線偏光で行なうことになる
が、観察者の頭の傾きにより左右視差像のクロストーク
が発生する可能性がある。
5、および観察眼鏡16の1/4波長板17は省略して
もよい。この場合には、投影光(液晶TVなどを用いる
場合には表示光)の伝送を直線偏光で行なうことになる
が、観察者の頭の傾きにより左右視差像のクロストーク
が発生する可能性がある。
【0031】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、左右視差像により変調された偏光方向の異なる光像
を時分割で表示または投影手段により生成し、それぞれ
の光像の偏光に対応する検光子を介して観察者の左右の
眼で観察させることにより立体画像を表示する立体画像
表示装置において、前記表示または投影手段から観察者
に向かう光路に入射直線偏光をそのまま透過させる第1
のモードと、入射直線偏光の偏光方向を所定量回転させ
て透過させる第2のモードを有する光学素子を配置し、
この光学素子を前記表示または投影手段の時分割表示ま
たは投影に同期して、前記第1および第2のモードに制
御する構成を採用しているので、前記表示または投影手
段の時分割表示または投影に同期して前記光学素子を前
記第1および第2のモードに制御することにより、左右
視差像にそれぞれ異なる偏光方向を与え、これをそれぞ
れの光像の偏光に対応する検光子を介して観察者の左右
の眼で観察させることにより立体画像を表示することが
でき、その場合、前記光学素子と、その制御手段を装着
するだけで手軽に既存の機器、あるいは機器構成を利用
して立体画像表示システムを簡単安価に製造、あるいは
ユーザにおいても簡単安価に構成可能であり、また、同
期駆動の必要ない簡単安価かつ装着感に優れた観察眼鏡
を使用できるなど種々の優れた利点がある。
ば、左右視差像により変調された偏光方向の異なる光像
を時分割で表示または投影手段により生成し、それぞれ
の光像の偏光に対応する検光子を介して観察者の左右の
眼で観察させることにより立体画像を表示する立体画像
表示装置において、前記表示または投影手段から観察者
に向かう光路に入射直線偏光をそのまま透過させる第1
のモードと、入射直線偏光の偏光方向を所定量回転させ
て透過させる第2のモードを有する光学素子を配置し、
この光学素子を前記表示または投影手段の時分割表示ま
たは投影に同期して、前記第1および第2のモードに制
御する構成を採用しているので、前記表示または投影手
段の時分割表示または投影に同期して前記光学素子を前
記第1および第2のモードに制御することにより、左右
視差像にそれぞれ異なる偏光方向を与え、これをそれぞ
れの光像の偏光に対応する検光子を介して観察者の左右
の眼で観察させることにより立体画像を表示することが
でき、その場合、前記光学素子と、その制御手段を装着
するだけで手軽に既存の機器、あるいは機器構成を利用
して立体画像表示システムを簡単安価に製造、あるいは
ユーザにおいても簡単安価に構成可能であり、また、同
期駆動の必要ない簡単安価かつ装着感に優れた観察眼鏡
を使用できるなど種々の優れた利点がある。
【図1】本発明を採用した立体画像表示装置の構成を示
した説明図である。
した説明図である。
11 液晶ビデオプロジェクタ
12 ビデオプレーヤ
13 πセルドライバ
14 πセル
15 1/4波長板
16 観察眼鏡
17 1/4波長板
18a,18b 直線偏光板
26 反射型スクリーン
Claims (2)
- 【請求項1】 左右視差像により変調された偏光方向
の異なる光像を時分割で表示または投影手段により生成
し、それぞれの光像の偏光に対応する検光子を介して観
察者の左右の眼で観察させることにより立体画像を表示
する立体画像表示装置において、前記表示または投影手
段観察者に向かう光路に入射直線偏光をそのまま透過さ
せる第1のモードと、入射直線偏光の偏光方向を所定量
回転させて透過させる第2のモードを有する光学素子を
配置し、この光学素子を前記表示または投影手段の時分
割表示または投影に同期して、前記第1および第2のモ
ードに制御することを特徴とする立体画像表示装置。 - 【請求項2】 前記光学素子および観察者の間の光路
に複数の1/4波長板を配置し、前記光学素子および観
察者の間の光路の主要部における光伝送を円偏光で行な
うことを特徴とする請求項1に記載の立体画像表示装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3133116A JPH04358492A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 立体画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3133116A JPH04358492A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 立体画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04358492A true JPH04358492A (ja) | 1992-12-11 |
Family
ID=15097175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3133116A Pending JPH04358492A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 立体画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04358492A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7245430B2 (en) | 2003-04-21 | 2007-07-17 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for displaying three-dimensional stereo image using light deflector |
JP2013122520A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Seiko Epson Corp | 偏光変換装置及びプロジェクターシステム |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP3133116A patent/JPH04358492A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7245430B2 (en) | 2003-04-21 | 2007-07-17 | Ricoh Company, Ltd. | Method and apparatus for displaying three-dimensional stereo image using light deflector |
JP2013122520A (ja) * | 2011-12-12 | 2013-06-20 | Seiko Epson Corp | 偏光変換装置及びプロジェクターシステム |
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