JPH04355839A - トレースデータ選択蓄積方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、計算機上で動作する各
種、制御プログラムの動作状況のトレースデータを採取
するとき、制御プログラムの動作状況のトレースデータ
を効率的に採取を行うトレースデータ選択蓄積方式に関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来の制御プログラムの動作状況のトレ
ースデータの採取方法を図面を参照して説明する。

【０００３】図３は、従来技術での制御プログラムの動
作状況のトレースデータの採取と蓄積方法を表す図であ
る。

【０００４】制御プログラム１６の動作状況のトレース
データの採取はトレースデータ採取プログラム１７内の
トレースデータ採取指示受け取り手段１８によって、制
御プログラム１６からのトレースデータ採取指示で、制
御プログラム１６から渡される制御プログラム１６の動
作状況のトレースデータを受け取り、トレースデータ蓄
積手段１９によって、制御プログラム１６から渡された
トレースデータを受け取った順にトレースデータ蓄積メ
モリ２０に蓄積を行っている。

【０００５】

【発明が解決しようとする問題点】前記した従来のトレ
ースデータの採取と蓄積方法では、トレースデータの発
生の基となった事象の関連に関係なく、異なる事象のト
レースデータが発生した順で採取され、また、異なる事
象のトレースデータが混在して蓄積されるため、採取／
蓄積したトレースデータから、ある一つの事象に対する
制御プログラムの処理の流れ及び処理の結果を解析する
のに時間がかかるという問題がある。

【０００６】また、事象に対する制御プログラムの処理
が正常に完結した場合でも、途中、異常が発生し、異常
で終了した場合でも、制御プログラムの処理結果に関係
なく、トレースデータを蓄積するため、トレースデータ
を主記憶域に蓄積する場合は主記憶域が、外部記憶装置
に蓄積する場合は外部記憶装置の記憶域が、それぞれ無
駄に使用されるという問題がある。

【０００７】更に、上記のように蓄積されたトレースデ
ータの編集／出力を行うと、莫大な量のトレースデータ
情報が出力されるという問題がある。

【０００８】本発明は上記の問題点を解消するためにな
されたもので、その目的は制御プログラムの処理で異常
の発生した事象に関連するトレースデータのみを蓄積す
る方法でトレースデータの解析がスピードアップされ記
憶域に無駄を生じないトレースデータ選択蓄積方式を提
供することである。

【０００９】

【問題点を解決するための手段】本発明のトレースデー
タ選択蓄積方式は、制御プログラムの動作状況のトレー
スデータを採取するトレースデータ採取プログラムにお
ける、システムの運用を開始するとき、制御プログラム
の動作状況のトレースデータの採取並びに、制御プログ
ラムの動作で異常終了したトレースデータのみを選択し
て、トレースデータ蓄積メモリに蓄積を行うために、採
取したトレースデータを一時的に格納及び管理を行うト
レースデータ一時格納管理テーブルの初期化し、採取し
た該トレースデータを一時的に格納するトレースデータ
一時格納メモリ及び選択したトレースデータを蓄積する
トレースデータ蓄積メモリの初期化を行うトレースデー
タ採取初期化手段と前記制御プログラムからの該トレー
スデータの採取指示と制御プログラムの動作状況のトレ
ースデータを受け取り、トレースデータ一時格納メモリ
領域に格納するトレースデータ採取指示受け取り手段と
前記制御プログラムから渡された該トレースデータに、
そのトレースデータの発生の基となった事象を識別する
キーが付与されているか、いないかの判断を行い、その
トレースデータに、トレースデータの発生の基となった
事象を識別するキーが付与されていないとき、すなわち
、新しい事象に対するトレースデータのとき、制御プロ
グラムから渡された該トレースデータに事象を識別する
キーを付与するトレースデータ事象識別キー付与手段と
該トレースデータに格納／付与されている、そのトレー
スデータの発生の基となった事象を識別するキー毎にト
レースデータをトレースデータ一時管理テーブルあるい
は、同一キーを持つトレースデータの最後にリンクを行
うトレースデータリンク手段と前記トレースデータリン
ク手段によって、トレースデータ一時管理テーブルある
いは、同一キーを持つトレースデータの最後にリンクさ
れたトレースデータが、そのトレースデータの発生の基
となった事象に関連する最後のトレースデータであるか
判断し、最後のトレースデータであるとき、その事象に
関連する制御プログラムの動作が正常に終了しているか
、異常で終了しているか、その事象に関連する全てのト
レースデータをチェックし、異常で終了している場合は
、その事象に関連するトレースデータの保存、正常で終
了している場合は、その事象に関連するトレースデータ
に付与されているキーの無効化と前記トレースデータ一
時格納メモリからの廃棄を行うトレースデータ選択／廃
棄手段と前記トレースデータ選択／廃棄手段によって、
選択／保存された制御プログラムの動作で異常の発生し
た事象に関連する該トレースデータをトレースデータ蓄
積メモリに蓄積を行うトレースデータ蓄積手段と前記ト
レースデータ蓄積メモリに蓄積したトレースデータに付
与されているキーの無効化、並びにトレースデータ一時
格納メモリに格納されている同一のトレースデータの破
棄を行うトレースデータ無効化手段とを有している。

【００１０】

【作用】本発明のトレースデータ選択蓄積方式における
、トレースデータ事象識別キー付与手段はトレースデー
タ発生事象を識別するキーを付与してトレースデータの
事象の識別を行ない、トレースデータリンク手段がトレ
ースデータ発生事象を識別するキー毎か、同一キーを持
つトレースデータの最後にリンクして、トレースデータ
一時管理テーブルに一時格納しておいて、制御プログラ
ムの処理が終了したらトレースデータ選択／廃棄手段は
正常終了の場合はその事象に関連するトレースデータの
キーを無効化しトレースデータ一時格納メモリからの廃
棄を行ない、また異常終了の場合はその事象に関連する
トレースデータをトレースデータ蓄積メモリに保持する
ので、異常発生した事象のトレースデータのみを選択し
蓄積することができる。

【００１１】

【実施例】次に本発明について、図面を参照して説明す
る。

【００１２】図１は本発明の一実施例であるトレースデ
ータ選択蓄積方式の構成図である。本発明は、トレース
データの採取指示を行う制御プログラム１とトレースデ
ータの採取と選択蓄積を行うトレースデータ採取プログ
ラム２内のトレースデータの事象を判断するトレースデ
ータ採取初期化手段３、トレースデータ採取指示受け取
り手段４、トレースデータの識別チェックを行なうトレ
ースデータ事象識別キー付与手段５、トレースデータを
事象単位に一時格納手続の処理をするトレースデータリ
ンク手段６、トレースデータで正常、異常終了を分けて
処理するトレースデータ選択／廃棄手段７、トレースデ
ータ蓄積手段８、トレースデータ無効化手段９及び、ト
レースデータ一時格納管理テーブル１０、トレースデー
タ一時格納メモリ１１、トレースデータ蓄積メモリ１２
とから構成される。

【００１３】図２は本発明のトレースデータの形式を表
す図である。

【００１４】図中１３はトレースデータの事象を識別す
るための事象識別キー１４はトレースデータの位置を示
すトレースデータ継続情報、１５は制御プログラムの処
理結果を示す処理結果情報である。

【００１５】次に動作について説明する。

【００１６】システムの運用を開始するとき、トレース
採取プログラム２内のトレースデータ採取初期化手段３
によって、制御プログラム１から時系列に採取指示が行
われる制御プログラム１の動作状況の図２に示すような
トレースデータをどの事象に関連するトレースデータな
のかを判断し、かつ、事象毎にトレースデータをリンク
するトレースデータ一時格納管理テーブル１０、トレー
スデータを一時的に格納するトレースデータ一時格納メ
モリ１１及びトレースデータを蓄積するトレースデータ
蓄積メモリ１２の初期化を行う。

【００１７】トレースデータ一時格納管理テーブル１０
の初期化とは、トレースデータ一時格納管理テーブル１
０からリンクされているトレースデータが全く無いとい
う状態にすることを表す。

【００１８】また、トレースデータ一時格納メモリ１１
及びトレースデータ蓄積メモリ１２の初期化とは、トレ
ースデータ一時格納メモリ１１領域及びトレースデータ
蓄積メモリ１２領域にトレースデータが全く無いという
状態にすることを表す。

【００１９】制御プログラム１からのトレースデータの
採取指示をトレースデータ採取指示受け取り手段４で受
付け、トレースデータ採取指示受け取り手段４は、制御
プログラム１から渡される制御プログラム１の動作状況
のトレースデータを引き取る。

【００２０】トレースデータ採取指示受け取り手段４は
、制御プログラム１から渡されたトレースデータをトレ
ースデータ一時格納メモリ１１領域の未使用域に転送を
行い、その先頭アドレス、すなわち、制御プログラム１
から渡されたトレースデータをトレースデータ事象識別
キー付与手段５に渡す。

【００２１】トレースデータ事象識別キー付与手段５は
、トレースデータ採取指示受け取り手段４から渡された
、制御プログラム１の動作状況のトレースデータの中に
、そのトレースデータがどの事象に属するものかを識別
する事象識別キー１３が格納されているかのチェックを
行う。

【００２２】トレースデータの中に事象を識別する事象
識別キー１３が格納されているとき、トレースデータ事
象識別キー付与手段５は、トレースデータリンク手段６
にトレースデータを渡し、制御プログラム１に制御を戻
す。

【００２３】トレースデータの中に事象を識別する事象
識別キー１３が格納されていないとき、トレースデータ
事象識別キー付与手段５は、新規の事象に関連する最初
のトレースデータであると判断し、新たな事象識別キー
１３を算出し、トレースデータの中に格納し、トレース
データリンク手段６にトレースデータを渡す。

【００２４】さらに、トレースデータ事象識別キー付与
手段５は、制御プログラム１に制御を戻す際、トレース
データに割り当てられた事象識別キー１３を制御プログ
ラム１に渡し、以後、その事象に関連する制御プログラ
ム１の動作状況のトレースデータを採取するとき、その
事象識別キー１３をトレースデータに格納することを通
知する。

【００２５】トレースデータ事象識別キー付与手段５は
、事象識別キー１３を算出する際、事象識別キー１３が
システム一意となるように、トレースデータ一時格納管
理テーブル１０上でトレースデータがリンクされていな
い領域のアドレスを検索し、さらに現在時刻を求め、検
索したトレースデータ一時格納管理テーブル１０上のア
ドレスと求めた現在時刻との組み合わせを行い、その値
を事象識別キー１３とする。

【００２６】トレースデータリンク手段６は、トレース
データ事象識別キー付与手段５から渡されたトレースデ
ータの中に格納されている、そのトレースデータの発生
の基となった事象を識別する事象識別キー１３からトレ
ースデータ一時格納管理テーブル１０上のアドレスを求
める。

【００２７】トレースデータリンク手段６は、トレース
データ一時格納管理テーブル１０上の当該アドレス域に
トレースデータがリンクされていなければ、トレースデ
ータ一時格納管理テーブル１０上の当該アドレス域に、
既にトレースデータがリンクされていれば、既にリンク
されているトレースデータ群の最後に、トレースデータ
採取指示受け取り手段４から渡されたトレースデータを
一時的に格納しているトレースデータ一時格納メモリ１
１上のアドレスを格納することによって、トレースデー
タ一時格納管理テーブル１０とトレースデータとのリン
クあるいは、既にリンクされているトレースデータ群と
トレースデータとのリンクを行う。

【００２８】トレースデータリンク手段６は、トレース
データが一時的に格納されているトレースデータ一時格
納メモリ１１上のアドレス、すなわち、トレースデータ
をトレースデータ選択／廃棄手段７に渡す。

【００２９】トレースデータ選択／廃棄手段７は、トレ
ースデータリンク手段６から渡されたトレースデータが
、そのトレースデータの発生の基となった事象に関連す
る最後のトレースデータなのか、途中のトレースデータ
なのかをトレースデータの中に格納されているトレース
データ継続情報１４を参照し、チェックする。

【００３０】トレースデータ選択／廃棄手段７は、トレ
ースデータの中に格納されているトレースデータ継続情
報１４がその事象に関連する最後のトレースデータある
ことの識別を有していれば、そのトレースデータの中に
格納されている事象を識別する事象識別キー１３からト
レースデータ一時格納管理テーブル１０上のアドレスを
求め、当該アドレスからリンクされている一連のトレー
スデータの中に格納されている制御プログラム１の処理
結果情報１５を参照し、その事象に関する制御プログラ
ム１の一連の処理が全て、正常で終了しているか、異常
が発生しているかチェックする。

【００３１】トレースデータ選択／廃棄手段７は、トレ
ースデータ群に格納されている制御プログラム１の処理
結果情報１５が一つでも異常であることの識別を有して
いれば、トレースデータ一時格納メモリ１１領域に格納
されている、その事象に関連する制御プログラム１の動
作状況の一連のトレースデータ群をトレースデータ蓄積
手段８に渡す。

【００３２】トレースデータ選択／廃棄手段７は、トレ
ースデータ群に格納されている制御プログラム１の処理
結果情報１５が全て、正常であることの識別を有してい
れば、その事象に関連する一連のトレースデータが一時
的に格納されているトレースデータ一時格納メモリ１１
領域をトレースデータが格納されていないという状態に
し、トレースデータ一時格納メモリ１１領域からトレー
スデータを破棄する。また、その事象に割り当てられて
いるトレースデータ一時格納管理テーブル１０上のアド
レスをフリーにし、事象識別キー１３の無効化を行う。

【００３３】トレースデータ選択／廃棄手段７は、トレ
ースデータの中に格納されているトレースデータ継続情
報１４がその事象に関連する最後のトレースデータでな
いことの識別を有していれば、そのトレースデータ群を
トレースデータ一時格納メモリ１１に保持する。

【００３４】トレースデータ蓄積手段８は、トレースデ
ータ選択／廃棄手段７から渡された、制御プログラム１
の処理で異常の発生した事象に関連する一連のトレース
データをトレースデータ蓄積メモリ１２に転送する。

【００３５】トレースデータ蓄積手段８は、制御プログ
ラム１の処理で異常の発生した事象に関連する一連のト
レースデータをトレースデータ蓄積メモリ１２に転送後
、その事象に関連するトレースデータを無効とするため
に、その事象に関連するトレースデータ群の先頭のトレ
ースデータをトレースデータ無効化手段９に渡す。

【００３６】トレースデータ無効化手段９は、トレース
データ蓄積手段８から渡された破棄すべきトレースデー
タ群の先頭のトレースデータから順次、そのリンクを検
索して、トレースデータ一時格納メモリ１１の該当領域
をトレースデータが格納されていないという状態にし、
トレースデータ一時格納メモリ１１領域からトレースデ
ータを破棄する。

【００３７】また、その事象に割り当てられてトレース
データ一時格納管理テーブル１０上のアドレスをフリー
にし、事象識別キー１３の無効化を行う。

【００３８】

【発明の効果】制御プログラムの動作状況のトレースデ
ータを蓄積する際、トレースデータの発生の基となった
事象単位に制御プログラムの処理順にトレースデータが
蓄積されることになり、異なる事象のトレースデータが
その発生順に混在して蓄積されないため、トレースデー
タの解析が容易になるという効果がある。

【００３９】また、制御プログラムの動作で異常が発生
した事象に関連するトレースデータのみが選択／蓄積さ
れるため、トレースデータを主記憶域に蓄積している場
合は主記憶域が、外部記憶装置に蓄積している場合は外
部記憶装置の記憶域が有効に使用できるという効果があ
る。

【００４０】さらに、上記のように蓄積されたトレース
データの編集／出力は少ないトレースデータ情報の出力
で済むという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例であるトレースデータ選択蓄
積方式の構成図である。

【図２】本発明のトレースデータの形式を表す図である
。

【図３】従来のトレースデータの採取と蓄積方法図であ
る。

【符号の説明】

１…制御プログラム、２…トレースデータ採取プログラ
ム、３…トレースデータ採取初期化手段、４…トレース
データ採取指示受け取り手段、５…トレースデータ事象
識別キー付与手段、６…トレースデータリンク手段、７
…トレースデータ選択／廃棄手段、８…トレースデータ
蓄積手段、９…トレースデータ無効化手段、１０…トレ
ースデータ一時格納管理テーブル、１１…トレースデー
タ一時格納メモリ、１２…トレースデータ蓄積メモリ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　本発明は、制御プログラムの動作状況
   のトレースデータを採取するトレースデータ採取プログ
   ラムにおける、システムの運用を開始するとき、前記制
   御プログラムの動作状況のトレースデータの採取並びに
   、制御プログラムの動作で異常終了したトレースデータ
   のみを選択して、トレースデータ蓄積メモリに蓄積を行
   うために、採取したトレースデータを一時的に格納及び
   管理を行うトレースデータ一時格納管理テーブルを初期
   化し、採取した該トレースデータを一時的に格納するト
   レースデータ一時格納メモリ及び選択したトレースデー
   タを蓄積するトレースデータ蓄積メモリの初期化を行う
   トレースデータ採取初期化手段と、前記制御プログラム
   からの該トレースデータの採取指示と制御プログラムの
   動作状況のトレースデータを受け取り、トレースデータ
   一時格納メモリ領域に格納するトレースデータ採取指示
   受け取り手段と、前記制御プログラムから渡された該ト
   レースデータに、そのトレースデータの発生の基となっ
   た事象を識別するキーが付与されているか、いないかの
   判断を行い、そのトレースデータに、トレースデータの
   発生の基となった事象を識別するキーが付与されていな
   いとき、すなわち、新しい事象に対するトレースデータ
   のとき、制御プログラムから渡された該トレースデータ
   に事象を識別するキーを付与するトレースデータ事象識
   別キー付与手段と、該トレースデータに格納／付与され
   ている、そのトレースデータの発生の基となった事象を
   識別するキー毎にトレースデータをトレースデータ一時
   管理テーブルあるいは、同一キーを持つトレースデータ
   の最後にリンクを行うトレースデータリンク手段と、前
   記トレースデータリンク手段によって、トレースデータ
   一時管理テーブルあるいは、同一キーを持つトレースデ
   ータの最後にリンクされたトレースデータが、そのトレ
   ースデータの発生の基となった事象に関連する最後のト
   レースデータであるか判断し、最後のトレースデータで
   あるとき、その事象に関連する前記制御プログラムの動
   作が正常に終了しているか、異常で終了しているか、そ
   の事象に関連する全てのトレースデータをチェックし、
   異常で終了している場合は、その事象に関連するトレー
   スデータの保存、正常で終了している場合は、その事象
   に関連するトレースデータに付与されているキーの無効
   化と前記トレースデータ一時格納メモリからの廃棄を行
   うトレースデータ選択／廃棄手段と、前記トレースデー
   タ選択／廃棄手段によって、選択／保存された制御プロ
   グラムの動作で異常の発生した事象に関連する該トレー
   スデータをトレースデータ蓄積メモリに蓄積を行うトレ
   ースデータ蓄積手段と、前記トレースデータ蓄積メモリ
   に蓄積したトレースデータに付与されている前記キーの
   無効化、並びにトレースデータ一時格納メモリに格納さ
   れている同一の該トレースデータの破棄を行うトレース
   データ無効化手段とを具備したことを特徴とするトレー
   スデータ選択蓄積方式。