JPH0435300Y2 - - Google Patents

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JPH0435300Y2
JPH0435300Y2 JP1985066904U JP6690485U JPH0435300Y2 JP H0435300 Y2 JPH0435300 Y2 JP H0435300Y2 JP 1985066904 U JP1985066904 U JP 1985066904U JP 6690485 U JP6690485 U JP 6690485U JP H0435300 Y2 JPH0435300 Y2 JP H0435300Y2
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JP
Japan
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plate
liner
sealing material
branch road
elastic sealing
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JP1985066904U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、投入された粉粒体等を管状シユー
トの途中等に設けた2又分岐路に切換送出するの
に用いる粉粒体移送管路における2又ゲート装置
に関する。
従来の技術 第4図、第5図は従来の2又ゲート装置を示
し、ケース1は平行に相対する1対の分岐路側板
2の上部両側に斜板3を、また下部斜辺間にV形
の底板4をそれぞれ溶接して形成され、上部の四
角状投入口5と下部の2又状分岐路6とを有す
る。
底板4のV形斜面の交差線である分岐路交差線
7と同心に回転軸8を軸受9によつてケース1に
軸承し、ケース1内において回転軸8に半径方向
のプレート10を固定し、その両側部と外周部と
に夫々ゴム板等のシール材11,12を取付け
る。
回転軸8は図示しないモータにより左右に揺動
し、その間シール材11は側板2の内面に密に摺
接し、またシール材12は揺動終端に設けた受け
部材13に当接する。
投入口5にはフランジ14によつて側板2と面
一に整列するシユート15が接続され、これから
投入口5に投入された粉粒体等がプレート10の
揺動位置に従つて所望の分岐路6に選択送出され
る。
従来装置は概略上記構造を有し、シール材11
は常に側板2の内面に弾性的に摺接するので摩耗
し易いばかりでなく、側板2の製作誤差や歪によ
り側板2との間に間〓が生じてシール性が不充分
となるという問題があり、更に、シユート15の
断面寸法が投入口5と同じであるため、シユート
15から投入された粉粒体が、シール材11を直
撃してこれを摩耗させるという問題があつた。
考案が解決しようとする問題点 本案の目的はケース側板に接するシール材の上
記原因による摩耗を防止した2又ゲート装置を提
供するにある。
問題点を解決するための手段 本案は、上部に投入口を有する閉鎖形2又分岐
路の分岐路交差線を中心として該交差線に垂直な
1対の分岐路側板の間を揺動し、分岐路を交互開
閉するプレートの両側部に、前記分岐路側板の内
面との間に間〓を有する弾性シール材を取付け、
プレートの各分岐路閉鎖位置における分岐路内壁
に、前記弾性シール材の外側端面が摺接するライ
ナを取付けたことを特徴とし、さらに、投入口に
取付けた接続用フランジの開口部側縁をケース側
板より内方に偏せしめることを特徴とする。
作 用 プレートが分岐路閉鎖位置間を揺動するとき、
プレート両側部に取付けた弾性シール材の外側端
面は、前記閉鎖位置においてはライナに摺接して
分岐路を密閉するが、その他の揺動位置において
はケース側板との間にほぼライナの厚さ程度の間
〓を存し、ケース側板との摺接による摩耗は防止
される。
また投入口より落下した粉粒体はプレート両側
部に取付けた弾性シール材を直撃することがない
から、該直撃による弾性シール材の摩耗も防止さ
れる。
実施例 第1図、第2図は本案の実施例を示し、第4
図、第5図と同符号のものは同一構成部分を示
す。本案においては、プレート10の分岐路閉鎖
位置における側板2の内面に、該閉鎖位置におい
てプレート10と平行する細長いライナ16を固
定し、プレート10の両側部にはライナ16と端
面が摺接する弾性シール材17を取付ける。また
前記閉鎖位置には、プレート10の頂部及び該頂
部に取付けた弾性シール材18が夫々当接する受
け部材19a,19bを側板3に固定する。弾性
シール材17,18としては芯入りコンベヤベル
トを用いる。
ライナ16の投入口5に面する側面の角は大き
く面取り20され(第3図)、また回転軸8の付
近ではライナ16の前記側面と面取り20がプレ
ート10の揺動中心面21に沿つて屈曲してお
り、これにより弾性シール材17,18の端面が
ライナ16の表面に円滑に乗り上げうるように構
成されている。ライナ16は5mm前後の厚さを有
し、したがつて、弾性シール材17,18は分岐
路閉鎖位置以外では側板3との間に充分な間〓を
持つことになり、両者が摺接することはない。
ライナ16を固定するには、側板2を貫通する
ボルトをライナ16に螺入して締めつけると共
に、別に側板2に螺入したボルトをライナ16に
当接させ、両ボルトの調節によりライナ16を側
板2から僅か浮き上らせて、弾性シール材との摺
接圧力を適当値に調節する。調節量は2mm程度と
する。この場合ライナ16と側板2との間〓は充
填材で塞ぐ。
また投入口5には、それより開口が小なる継枠
21、特に開口の回転軸方向の寸法が側板2の間
隔よりほぼ弾性シール材17の幅の2倍以上小な
る継枠21を用い、投入口5から落下した粉粒体
が弾性シール材17を直撃しないように構成す
る。
考案の効果 本案は上記のように構成されているので、2又
ゲート装置のケースと揺動するプレートとの間を
密閉する弾性シール材の摩耗を防止して、使用寿
命を長からしめ、また側板に凹凸がある寸法精度
の低いケースを用いても充分にゲート機能を発揮
させ得る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の一実施例の一部欠切立面図、第
2図は第1図のA−A線断面図、第3図はライナ
基部の部分拡大立面図、第4図は従来装置の概略
立面図、第5図は第4図のB−B線断面図であ
る。 2……分岐路側板、5……投入口、6……分岐
路、7……分岐路交叉線、10……プレート、1
6……ライナ、17,18……弾性シール材、1
9a,19b……受け部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に投入口を有する閉鎖形2又分岐路の分岐
    路交差線を中心として該交差線に垂直な1対の分
    岐路側板の間を揺動し、分岐路を交互開閉するプ
    レートの両側部に前記分岐路側板の内面との間に
    間〓を有する弾性シール材を取付け、プレートの
    各分岐路閉鎖位置における分岐側板内壁に、前記
    弾性シール材の外側端面が摺接するライナを取付
    けた、粉粒体移送管路における2又ゲート装置。
JP1985066904U 1985-05-08 1985-05-08 Expired JPH0435300Y2 (ja)

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JP1985066904U JPH0435300Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

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JP1985066904U JPH0435300Y2 (ja) 1985-05-08 1985-05-08

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Publication Number Publication Date
JPS61183319U JPS61183319U (ja) 1986-11-15
JPH0435300Y2 true JPH0435300Y2 (ja) 1992-08-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0711046Y2 (ja) * 1988-07-07 1995-03-15 山九株式会社 投入方向切換シュート
JP5958704B2 (ja) * 2012-08-29 2016-08-02 Jfeスチール株式会社 コンベア搬送設備用シュート

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573997U (ja) * 1980-06-06 1982-01-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54133575U (ja) * 1978-03-08 1979-09-17
JPS54153692U (ja) * 1978-04-19 1979-10-25

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JPS573997U (ja) * 1980-06-06 1982-01-09

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JPS61183319U (ja) 1986-11-15

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