JPH0435198A - 低音用スピーカー装置 - Google Patents

低音用スピーカー装置

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Publication number
JPH0435198A
JPH0435198A JP13417690A JP13417690A JPH0435198A JP H0435198 A JPH0435198 A JP H0435198A JP 13417690 A JP13417690 A JP 13417690A JP 13417690 A JP13417690 A JP 13417690A JP H0435198 A JPH0435198 A JP H0435198A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air chamber
cabinet
sound pressure
air
ventilation port
Prior art date
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Pending
Application number
JP13417690A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Yoshida
俊治 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP13417690A priority Critical patent/JPH0435198A/ja
Publication of JPH0435198A publication Critical patent/JPH0435198A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はキャビネット内に設けたバッフル板の正面と
背面とにそれぞれ外部に連通された空気室を形成させた
低音用スピーカー装置に関するものである。
[従来の技術1 第3図は特開昭60−98793号公報に示された従来
のスピーカー装置を示す断面図であり、スピーカーユニ
ット(1)が取付けられたキャビネット(4)内のバッ
フル板(2)の正面に第1の空気室(3)を形成し、こ
の空気室(3)は上記キャビネット(4)に設けた通気
ポート(5)によりキャビネット外部と結合されており
、またバッフル板(2)の背面にも同様に上記キャビネ
ッ[4)に設けた別の通気ポート(7)でキャビネット
外部と結合された第2の空気室(6)が形成されている
一般にスピーカー装置に低音域のローパスフィルターを
実現するには高次のフィルターを必要とするのであるか
、以上のようにスピーカーユニット(1)からの音を第
1の空気室(3)と通気ポート(5)を通して外部に放
射することにより、通気ホト(5)内の空気のかたまり
が第1の空気室(3)内の空気と作用して共振すること
でローパスフィルターを構成することができる。さらに
スピーカー装置1−(2)の背部にも第2の空気室(6
)と別の通気ポート(7)を構成して各々のカットオフ
周波数を適宜に設定することにより、第4図のように広
い周波数にわたり低音部の周波数特性が得られる。
なおこの第4図において(a)は通気ポート(5)の近
接音圧周波数特性、 (1))は通気ポート(7)の近
接音圧周波数特性を示し、 (c)は通気ポート(5)
と通気ポート(7)の合成された統合音圧周波数特性を
示す。
[発明が解決しようとする課題] 従来の低音用スピーカー装置は以−ヒのように構成され
ているので、各々の通気ポート(5) (7)における
双方の音圧周波数特性(a) (b)の重畳作用により
統合音圧周波数特性(C)の高音域での音圧にビクが生
じ、したがってより効果的なフィルタ特性を得ようとす
るには、さらにネットワークによる別のフィルターを追
加使用しなければならない等の問題点かあった。
この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、上記の重畳作用による統合音圧周波数特性の高音域
での音圧の低下のない低音用スピーカー装置を得ること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る低音用スピーカー装置では、キャビネッ
ト(4)の内部を少なくとも3分割する仕切り壁の1つ
の仕切り壁を成すバッフル板(2)にスピーカー装置ッ
1−(1)を取付け、さらにこのスピーカーユニットを
収容する第2の空気室(9)には、上記キャビネット(
4)内を仕切る他の1つの仕切り壁(lO)に形成され
た内部通気ポー1−(11)で上記第2の空気室(9)
に結合された第3の空気室(12)を形成させ、かつ上
記第1および第3の空気室を上記ギヤビネット(4)に
設けた通気路(5)(13)でそれぞれキャビネット外
部に結合させている。
[作 用] この発明のものでは、スピーカーユニットの正面に形成
した第1の空気室と、さらにこのスビカーユニットの背
部に形成され中間の仕切り壁に設けた内部通気ポートで
結合された第2、第3の空気室とで簡単で、かつ効果的
なローパスフィルター特性をもたせることができる。
[実施例] 以下この発明の一実施例について説明する、すなわち第
1図において(4)はキャビネット、(2)はこのキャ
ビネット(4)内を少な(とも3分割する仕切り壁の1
つの仕切り壁を成すバッフル板、(3)はこのバッフル
板(2)の正面に形成された第1の空気室、 (1)は
上記バッフル板(2)の背面に取付けられたスピーカー
ユニット、 (9)はこのスピーカーユニットを収容し
上記バッフル板(2)の背部に形成された第2の空気室
、(10)はこの第2の空気室(9)と中央に設けた内
部通気ポート(11)で結合された第3の空気室(12
)を形成するキャビネッ1−(4)内の他の1つの仕切
り壁、(13)は上記第3の空気室(12)をキャビネ
ット外部に結合するように北記キャビネット(4)に設
けた別の通気ホトである。上記構成においてスピーカー
ユニットと各空気室の関係は次の表■のようになってい
る。
表1 また第2図は上記人工で示されたスピーカー装置の音圧
周波数特性であり、 (a)は通気ポート(5)付近の
音圧周波数特性、 (l〕)は通気ポート(13)付近
の音圧周波数特性、 (c)は(a) (b)の合成さ
れた統合音圧周波数特性である。
要約すれば内部通気ボー1− (111を有する中間の
仕切り壁(10)の存在により通気ポート(13)付近
の音圧周波数特性(a)の低音圧部(a、)をより高い
周波数側にずらすことが可能になり、これにより統合音
圧周波数特性(c)の高音域での音圧の低下の少ない、
すぐれたローパスフィルターを実現させることができる
ことになる。
以上のようにスピーカーユニットの背部空気室を、内部
通気ポート(ll)を有する仕切り壁(10)で−1−
2内容積を持つ第2の空気室(9)と第3の空気室(1
2)とに分割しているので、第2図と第4図との比較か
らオつかるようにキャビネット(4)に設けた双方の通
気ポー1− (5) (1,3+から出る音の共振によ
る統合音圧周波数特性の高音域での音圧の低下の少ない
、すぐれたローパスフィルターが得られる。 なお上記
第1の空気室(3)の体積と第2、第3の空気室(9)
 (12)の総体積との比が1:2から1:4の範囲内
にすることが望ましく、また第■の空気室(3)の共振
周波数と第2、第3の空気室(91(12)の合成共振
周波数との比は1.5 + 1から3:1の範囲内に設
定するのがよい。その他上記実施例ではスピーカーユニ
ットの背部空気室を2分割した場合について説明したか
それ以上であってもよい。
[発明の効果] この発明のスピーカー装置では以−ヒのように、スピー
カーユニットの背部の空気室を中間の仕切り壁に設けた
内部通気ポートで結合された第2の空気室と第3の空気
室とに削成しているので、きわめて簡単な構造で効果的
なローパスフィルタ特性が得られ、低音域が改善された
低音用スピカー装置が容易に得られるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の低音用スピーカー装置の一実施例を
示す垂直断面図、第2図はその音圧周波数特性図、第3
図は従来の低音用スピーカー装置を示す垂直断面図、第
4図はその音圧周波数特性図である。 なお図中(1)はスピーカーユニット、 (2)はバッ
フル板、 (3)は第1の空気室、 (4)はキャビネ
ット、 (5) (13)は通気ポート、 (9)は第
2の空気室、(10)は仕切り壁、(11)は内部通気
ポート、(12)は第3の空気室である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. キャビネット内を少なくとも3分割する仕切り壁の1つ
    の仕切り壁を成すバッフル板に、スピーカーユニットを
    取付け、上記バッフル板の正面に形成した第1の空気室
    を、上記キャビネットに設けた通気ポートによりキャビ
    ネット外部に結合し、さらに上記スピーカーユニットを
    収容する第2の空気室には、上記キャビネット内を仕切
    る他の1つの仕切り壁に形成された内部通気ポートで上
    記第2の空気室に結合された第3の空気室を上記キャビ
    ネット内に形成させ、この第3の空気室も上記キャビネ
    ットに設けた別の通気ポートによりキャビネット外部と
    結合させたことを特徴とする低音用スピーカー装置。
JP13417690A 1990-05-25 1990-05-25 低音用スピーカー装置 Pending JPH0435198A (ja)

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JP13417690A JPH0435198A (ja) 1990-05-25 1990-05-25 低音用スピーカー装置

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JPH0435198A true JPH0435198A (ja) 1992-02-05

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ID=15122223

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JP (1) JPH0435198A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04341097A (ja) * 1991-05-17 1992-11-27 Mitsubishi Electric Corp スピーカシステム
JPH05199581A (ja) * 1991-02-27 1993-08-06 Mitsubishi Electric Corp 壁掛用スピーカシステム
US6907955B2 (en) * 2002-10-28 2005-06-21 Star Micronics Co., Ltd. Electromagnetic electroacoustic transducer
JP2008228259A (ja) * 2007-03-10 2008-09-25 Shigeru Suzuki 並列配置空気室型構造スピーカ再生装置

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