JPH04349948A - 留取型遠心分離機の集中統合排出法 - Google Patents

留取型遠心分離機の集中統合排出法

Info

Publication number
JPH04349948A
JPH04349948A JP18708691A JP18708691A JPH04349948A JP H04349948 A JPH04349948 A JP H04349948A JP 18708691 A JP18708691 A JP 18708691A JP 18708691 A JP18708691 A JP 18708691A JP H04349948 A JPH04349948 A JP H04349948A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
centralized
separating tank
centrifugal separator
tank
discharging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18708691A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2569388B2 (ja
Inventor
Shinichi Watanabe
新一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP3187086A priority Critical patent/JP2569388B2/ja
Publication of JPH04349948A publication Critical patent/JPH04349948A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2569388B2 publication Critical patent/JP2569388B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術的分野】本発明は遠心分離機に関する。特
に前回実用新案登録願の出願番号「2−127010」
留取型遠心分離機における留積分離固形物の排出法に係
るものである。
【0002】
【技術の背景】分離分野においては、分離物の排出廃棄
作業の難易性は現実的に非常に重要な問題で、分離機の
操作性を左右するものである。本発明は、分離物の散在
排出を集中統合排出処理へと一挙に解決できると同時に
、排出機能の向上と機構のシンプル化により機械の性能
、操作性、及びメンテナンス不要性の画期的改善をもた
らすものである。
【0003】
【従来技術と問題点】従前の留取型遠心分離機の分離タ
ンクは上・下タンクを対合させ、一方の可動タンクを操
作して中央合致部に間隙を作り、留積した分離固形物が
、寸時回転による遠心力で放出排除するため、本体内壁
の受皿に散在するので、取り出し処理が極めて困難であ
る。
【0004】高速回転運動をする分離タンクは、一体構
造としてシンプル化を図る必要がある。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記従来技術の問題点を解消す
るもので、分離固形物の集中統合排出処理の達成と同時
に分離タンクを始め、排出廃棄系構造の簡略化を計り全
体的構造のシンプル化を以てメンテナンスの不要性と操
作性の画期的な向上を目的とする。
【0006】
【発明の構成】本発明は分離タンク内で遠心力により分
離留積した分離固形物は運転を中止すると分離タンクの
下方に流下集中する。中空回転軸の中空孔の下端の密閉
栓を開栓すると対タンク流入口を逆流して中空孔から統
合排出する構造を特徴とする。
【0007】従前の留取型遠心分離機の上部・下部両タ
ンクで構成された分割型分離タンクを一体型とし、中空
回転軸は完全に中空孔を貫通させ、下端の開孔部は密閉
栓を以て閉栓状態で運転し、留積した分離固定物の排出
時のみ運転を中止して開栓すれば中空孔下端に集中統合
排出する。
【0008】一体型分離タンク内中央部に留積した分離
固形物が種類によってはその内壁に吸着して、排出不能
となる場合もあり得るので、吸着剥離板を内壁中央に配
備してある。
【0009】留積した分離固形物の排出処理は運転を停
止すると、分離タンク内下部に自然流下して集中するの
で、密閉栓を開栓すると、対タンク流入口から逆流した
分離固形物は集中統合されて回転中空軸の中空孔下端よ
り本体下底に設置された固形物受けに排出される。
【0010】
【実施例】第1図は本発明の留取型遠心分離機の立面図
で、本体(1)内の構造を明示した破断面図で、中心線
右側は本発明に係る回転体の内部構造を明示した第2図
のA〜A矢視図である。
【0011】図面について説明する。本体(1)の上底
(2)と中底(3)とのベアリング(4)に保持された
回転中空軸(5)は中空孔が貫通し、ソロバン玉状の分
離タンク(6)を保持し、分離タンク(6)の下部に位
置する対タンク流入口(7)を有し、下端に密閉栓(8
)を保持する保持ナット(9)を締結した回転体系を構
成して、モータ(10)でVベルト駆動等により回転運
動する構造をもつものである。
【0012】ここに分離タンク(6)の内壁中央に配備
した前記(
【0008】)の吸着剥離板(11)は分離タンク(6
)の中央最大内壁全周に配備された三角形をした弾力性
のある薄板で、分離タンク(6)と共に高速回転すると
遠心力で、その内壁に吸着するが、停止すると所定の角
度まで弾力により復帰するので、留積吸着した分離固定
物(16)を内壁より剥離する。
【0013】
【機能操作】本発明に係る集中統合排出法について説明
する。分離対象液(実線矢印)を、回転中の回転中空軸
(5)の上部から中空孔へ供給して運転開始する。分離
対象液は中空孔から対タンク流入口(7)より遠心力で
分離タンク(6)に流入し、遠心分離作用により混有微
粒子(固形物)は分離タンク内(6)の内壁に分離留積
し、分離固形物(16)の留積層を形成する。一方浄化
液(点線  矢印)は分離タンク(6)の上部の浄化液
放出口(12)へ上流して放出され、浄化液回収路(1
3)を流れて、浄化液流動口(14)に流出する。分離
固形物(16)の留積限界は分離タンク(6)の浄化放
出口(12)までである。
【0014】本留取型遠心分離機の分離タンク(6)の
内壁に留積した分離固形物(16)の排出除去の手順を
説明する。対象液の供給を停止して運転を停止すると、
分離タンク(6)の内壁に留積した分離固形物(16)
は吸着剥離板(11)の剥離機能により、分離タンク(
6)の下部に落下集中し、回転中空軸(5)の対タンク
流入口(7)を介して逆流して回転中空軸(5)の中空
孔下部に集中統合(二重実線矢印)し、下端の密閉栓(
8)が保留する。
【0015】回転中空軸(5)下端の密閉栓(8)上に
集中統合した固形物(ある少量の液との混合)は保留状
態で2〜3回寸動運転を与えて排出性を高めてから保留
ナット(9)を解除し、密閉栓(8)を抜いて固形物受
け(15)に排出する。
【0016】
【発明の効果】遠心分離機においては分離固形物の排出
処理廃棄の手段は困難を極めている分野である。従前の
留取型遠心分離機の散在排出構造では散在排出の事後処
理の改良が強く望まれていた。本発明の集中統合排出法
により、留取型遠心分離機の操作に画期的な改善を得て
、簡単に廃棄出来る事になった。同時に分離タンクを一
体化、本体内の周囲の受皿の不要化、本体の簡略化、等
々による全体的構造のシンプル化が顕著でメンテナンス
の不要性及び操作性が極めて向上し、分離産業分野にそ
の独立性を築く存在となるものと思う。
【図面の簡単な説明】
【図1】は立面図の破断面図
【図2】は平面図
【符号の説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転中空軸(5)を中心に持つ一体化され
    たソロバン玉状の分離タンク(6)は最下部の位置に中
    空孔から開通した複数個の対タンク流入口(7)で内通
    し、回転中空軸(5)の貫通中空孔の下端には密閉栓(
    8)を装着した構造を特徴とする留取型遠心分離機。
  2. 【請求項2】上記一体化分離タンク(6)の内壁最大径
    全周部に吸着剥離板(11)を配備した構造を特徴とす
    る留守型遠心分離機。
JP3187086A 1990-11-29 1991-04-10 留取型遠心分離機の集中統合排出法 Expired - Lifetime JP2569388B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3187086A JP2569388B2 (ja) 1990-11-29 1991-04-10 留取型遠心分離機の集中統合排出法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2-127010 1990-05-18
JP12701090 1990-11-29
JP3187086A JP2569388B2 (ja) 1990-11-29 1991-04-10 留取型遠心分離機の集中統合排出法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04349948A true JPH04349948A (ja) 1992-12-04
JP2569388B2 JP2569388B2 (ja) 1997-01-08

Family

ID=26463064

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3187086A Expired - Lifetime JP2569388B2 (ja) 1990-11-29 1991-04-10 留取型遠心分離機の集中統合排出法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2569388B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996031283A1 (fr) * 1995-04-06 1996-10-10 Shinichi Watanabe Separateur centrifuge de lots dont la haute performance est obtenue par l'amelioration technique de ses fonctions

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996031283A1 (fr) * 1995-04-06 1996-10-10 Shinichi Watanabe Separateur centrifuge de lots dont la haute performance est obtenue par l'amelioration technique de ses fonctions

Also Published As

Publication number Publication date
JP2569388B2 (ja) 1997-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3848372B2 (ja) 液体から固体粒子を不連続に分離するための装置及び方法
US5149432A (en) Centrifuge for separating liquids of different specific gravities
RU98103265A (ru) Устройство и способ непрерывного отделения твердых частиц от жидкости
EP1725338A1 (en) Device and method for cleaning a centrifugal separator
EP0809536A1 (en) Inlet device for a centrifugal separator
KR20160125226A (ko) 고체미립자 원심분리장치 및 이를 이용한 고액분리방법
US4534755A (en) Centrifuges
US20140190906A1 (en) Centrifuge separator
WO2015122919A1 (en) Centrifuge separator
US5823937A (en) Low-shear feeding system for use with centrifuges
JPH04349948A (ja) 留取型遠心分離機の集中統合排出法
US4350282A (en) Self-purging centrifuge
CN1033162A (zh) 螺旋卸料沉降离心机
US5674174A (en) Low-shear feeding system for use with bottom feed centrifuges
WO1997016256A9 (en) Low-shear centrifuge feeding system
CN2038028U (zh) 螺旋卸料沉降离心机
GB2121325A (en) Cleaning centrifuge
JP2784900B2 (ja) 各処諸機能の技術的改善による高性能留取型遠心分離機.
GB975041A (en) An improved apparatus for treatment of sewage
GB2115319A (en) Centrifuge and method of operating same
KR200173123Y1 (ko) 원추바켓을 이용한 수평형 고속원심분리장치
EP0208761A1 (en) Centrifugal separator
JPS6229066Y2 (ja)
JP2001179132A (ja) フィルタ付分離板型遠心分離機
JPH04100554A (ja) 液状体の遠心分離装置