JPH04349415A - カメラ及びカメラの交換レンズ - Google Patents

カメラ及びカメラの交換レンズ

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JPH04349415A
JPH04349415A JP12366991A JP12366991A JPH04349415A JP H04349415 A JPH04349415 A JP H04349415A JP 12366991 A JP12366991 A JP 12366991A JP 12366991 A JP12366991 A JP 12366991A JP H04349415 A JPH04349415 A JP H04349415A
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camera
lens
interchangeable lens
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power
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Yasuaki Serita
保明 芹田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズに関する情報が
読出可能に記憶されたメモリを有する着脱可能なレンズ
をカメラ本体に装着し、前記メモリから読み出されたレ
ンズに関する情報に基づき撮影動作が制御されるカメラ
システムのカメラ本体と交換レンズとに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、1眼レフレックスカメラにおいて
は、カメラ本体に種類の異なる交換レンズを装着して種
々のカメラシステムを構成するようになされている。か
かるカメラシステムでは、交換レンズは、その交換レン
ズ特有のレンズデータ、例えば焦点距離、開放F値、デ
フォーカス量をレンズの駆動量に変換するための変換係
数(K値)等のデータを記憶したメモリを内蔵し、カメ
ラ本体は、この交換レンズのメモリから読み出したレン
ズデータに基づいて撮影動作を制御するようになってい
る。
【0003】また、近年の新しいカメラシステムにおい
ては、交換レンズ側に前記メモリだけでなく、レンズを
駆動するアクチュエータや該アクチュエータの制御回路
を内蔵し、アクティブな交換レンズとカメラ本体とを組
み合わせたものが開発されている。例えばズームレンズ
を有する交換レンズ内に該ズームレンズの駆動モータと
その駆動を制御する駆動制御回路とを内蔵し、カメラ本
体側の中央制御回路間でデータを交信しつつ前記駆動制
御回路によりズームレンズがモータ駆動される、いわゆ
るパワーズーム機能を有する交換レンズが開発されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、交換レンズ
及びカメラ本体の機能を向上させて新しいクラスのカメ
ラシステムを構築する一方で、新システム用の交換レン
ズと旧システム用のカメラ本体或いは新システム用のカ
メラ本体と旧システム用の交換レンズとの結合を可能に
し、新旧両カメラシステムのカメラ本体と交換レンズと
の互換性を備えておくことが望ましい。
【0005】しかし、上記従来のカメラシステムにおい
ては、交換レンズの機能に対応してカメラ本体の機能が
構成されているので、新システムのカメラ本体(又は交
換レンズ)を旧システムの交換レンズ(又はカメラ本体
)と接続させることは困難となっている。
【0006】例えば駆動モータやその制御回路が搭載さ
れたパワーズーム機能を有する新システムの交換レンズ
は、交換レンズ内のメモリに記憶されたレンズデータを
カメラ本体内の集中制御回路に送出するとともに、前記
制御回路は、該集中制御回路とデータを交信しつつ駆動
モータの駆動を制御してズーム動作を行うが、これらの
動作は集中制御回路からの制御信号に基づいて行われる
ようになっている。すなわち、交換レンズは、集中制御
回路からの選択信号に応じて交信相手をメモリ又は制御
回路に切り換えるようになっている。
【0007】一方、この交換レンズが旧システムのカメ
ラ本体に装着されたとき、カメラ本体内の集中制御回路
からはメモリのデータ読出信号が送出され、前記選択信
号は送出されない。このため、前記集中制御回路は、メ
モリからレンズデータを読み出すことができないという
不具合が生じる。
【0008】また、新システムのカメラ本体は、装着さ
れた交換レンズが旧システムのものか新システムのもの
かを判別し、旧システムの場合は、レンズデータの読出
制御のみを行い、新システムの場合は、必要に応じて前
記メモリと前記制御回路とで交信相手を切換え、レンズ
データを読出したり該制御回路とのデータ交信によりズ
ームレンズの駆動を制御するという2種類の制御を使い
分けなければならず、制御が複雑になる。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、交換レンズの有する機能の種類に関係なく接続
することのできるカメラと該カメラ本体の有する機能に
関係なく接続することのできる交換レンズを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、レンズに関する情報が読出
可能に記憶されたメモリを有する交換レンズが装着され
るカメラにおいて、電源供給手段と、前記交換レンズ側
に小容量の電源を供給するための第1の電源出力手段と
、前記交換レンズ側に大容量の電源を供給するための第
2の電源出力手段と、交換レンズ間でデータの入出力を
行うためのデータ入出力手段と、読み込んだ前記レンズ
に関する情報から、前記交換レンズが前記大容量の電源
で駆動される駆動手段と前記小容量の電源で駆動される
駆動制御手段とを有し、該駆動制御手段の制御に基づき
前記駆動手段によりレンズが駆動されるレンズ駆動機構
を有しているか否かの判別を行う判別手段と、交換レン
ズが前記レンズ駆動機構を有していると判断されると、
前記駆動制御手段との交信を可能にすべく前記交換レン
ズに所定の交信制御信号を出力する制御信号出力手段と
を備えたものである。
【0011】また、請求項2記載の発明は、レンズに関
する情報が読出可能に記憶されたメモリを有し、装着さ
れたカメラとのデータ交信により前記レンズに関する情
報がカメラ側に読み出されるカメラの交換レンズにおい
て、前記レンズを駆動する駆動手段と、該駆動手段の駆
動を制御する駆動制御手段と、前記カメラから供給され
る電源を前記駆動手段へ入力するための第1の電源入力
手段と、前記カメラから供給される電源を前記駆動制御
手段へ入力するための第2の電源入力手段と、前記カメ
ラ間とデータの入出力を行うためのデータ入出力手段と
、前記カメラからの前記駆動手段への電源供給の有無を
判別する判別手段と、前記駆動手段へ電源が供給されて
いると判別され、かつ、カメラ側から所定の交信制御信
号が入力されたとき、前記第2の電源入力手段から入力
される電源を前記駆動制御手段に供給し、前記カメラと
の交信相手を該駆動制御手段に切換設定する交信制御手
段とを備えたものである。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、カメラ側から交
換レンズ側にレンズを駆動する駆動手段のための大容量
電源と該駆動手段の駆動制御手段を駆動するための小容
量電源が供給される。前記駆動手段及び駆動制御手段を
有する交換レンズは、前記大容量電源により駆動手段が
駆動され、前記小容量電源により駆動制御手段が駆動さ
れる。
【0013】カメラに交換レンズが装着されると、デー
タ入出力手段を介して交換レンズ内のメモリからレンズ
に関する情報が読み出され、該レンズに関する情報から
交換レンズが前記駆動手段により駆動されるレンズ駆動
機構を有しているか否かが判別される。そして、交換レ
ンズが前記レンズ駆動機構を有していると判断されると
、該交換レンズに所定の交信制御信号が出力され、カメ
ラとの交信相手が前記メモリから前記駆動制御手段に切
換設定される。これによりカメラは、前記駆動制御手段
とデータ交信を行い、該駆動制御手段及び前記駆動手段
を介してレンズの駆動の制御が可能となる。
【0014】一方、交換レンズが前記レンズ駆動機構を
有していないと判断されると、カメラとの交信相手は前
記メモリに保持される。
【0015】請求項2記載の発明によれば、駆動制御手
段の制御に基づき駆動手段によりレンズが駆動される。 前記駆動制御手段及び駆動手段は、カメラから供給され
る電源によりそれぞれ駆動される。そして、カメラから
前記駆動手段への電源が供給されている状態でカメラか
ら所定の交信制御信号が入力されると、カメラから供給
された電源を前記駆動制御手段へ導いて起動させ、更に
カメラとの交信相手を前記メモリから該駆動制御手段に
切換設定する。
【0016】すなわち、交換レンズは、前記駆動手段へ
の電源供給の有無により装着されたカメラの種類を判別
し、交信制御信号に基づき該カメラの要求している交信
相手を設定する。
【0017】一方、カメラから前記駆動手段への電源が
供給されていないときは、前記駆動制御手段は起動され
ず、カメラとの交信相手は前記メモリに保持される。
【0018】
【実施例】図1は、本発明に係るカメラ及び交換レンズ
からなるカメラシステムのシステム構成図である。
【0019】同図は、交換レンズLEがカメラBDに装
着された状態を示しており、カメラBD及び交換レンズ
LEの両結合面に設けられた電源供給用の接続端子及び
データ交信用の接続端子の接点がそれぞれ正常に接触さ
れている状態を示している。
【0020】同図において、11〜18はカメラBD側
に設けられた電気接点であり、19〜26は交換レンズ
LE側に設けられた電気接点である。そして、(11,
19)及び(17,25)はカメラBD側から交換レン
ズLE側に電源を供給するための電気接点であって、電
気接点11,19は、後述するインターフェース回路2
7及びスレーブマイコン28の電源を供給する電気接点
である。この電気接点11,19からは、例えば電源電
圧5Vの小容量の電源が供給されるようになっている。 また、電気接点17,25は、後述するズームモータ3
0の駆動回路29の駆動電源を供給する電気接点であっ
て、数A程度の大容量の電源が供給されるようになって
いる。
【0021】また、(12,20)及び(18,26)
は、前記2種類の電源系統に対応して設けられた接地ラ
イン用の電気接点であって、電気接点12,20は小電
力ライン用、電気接点18,26は、大電力ライン用で
ある。
【0022】また、(13,21)〜(16,24)は
、カメラBDと交換レンズLE間のデータ交信用の電気
接点である。電気接点13,21は、カメラ本体BDか
ら交換レンズLEに出力される交信相手を指定するため
のチップセレクト信号用であり、電気接点14,22は
、データの入出力のための同期クロック信号用であり、
電気接点15,23は、交換レンズLEからカメラBD
にデータを入力するためのデータ入力ライン用であり、
電気接点16,24は、カメラBDから交換レンズLE
にデータを出力するためのデータ出力ライン用である。
【0023】次に、カメラBD側及び交換レンズLE側
の各回路について説明する。図1において、前記電気接
点(11,18)〜(19,26)の右側の部分は、カ
メラBD側の回路構成を示し、左側の部分は、交換レン
ズLE側の回路構成を示している。
【0024】カメラBD側において、1はDC/DCコ
ンバータであり、入力端子IN1,IN2に入力された
メイン電源である電池3の電池電圧から安定した電圧(
5V)を生成してVOUT端子から出力するものである
。この出力電圧はカメラBD内の電気回路の電源として
各回路に供給されるとともに、前記電気接点11,19
を介して交換レンズLE内のインターフェース回路27
及びスレーブマイコン28に供給される。
【0025】2はカメラBDで、前記交換レンズLE内
のインターフェース回路27及びスレーブマイコン28
とのデータ交信を行い、カメラの撮影動作を統括制御す
る集中制御回路(以下、メインマイコンという)である
。メインマイコン2は、交換レンズLEの装着の有無を
検出するP01端子を有し、該P01端子は、後述する
レンズ装着検出スイッチ5の一方側の接点に接続されて
いる。
【0026】また、メインマイコン2は、前記チップセ
レクト信号を出力するCSLNS端子、同期クロックを
出力するSCK端子、データを入力するSIN端子及び
データを出力するためのSOUT端子を有し、それぞれ
前記電気接点12〜15に接続され、更に後述する電源
供給制御回路4の制御信号を出力するVC1端子及びV
C2端子を有し、それぞれ電源供給制御回路4のCIB
端子とCIA端子とに接続されている。
【0027】電源供給制御回路4は、前記電気接点11
,19及び17,25を介して交換レンズLE側へ供給
する電源の出力を制御する回路である。前記電源は、前
記電気接点11,17のライン上に設けられたトランジ
スタ6〜8により供給が制御されるようになされ、前記
電源供給制御回路4は、前記メインマイコン2からの制
御信号に基づき前記トランジスタ6〜8のオン・オフを
制御する制御信号をCL1端子,CL2端子から出力す
る。
【0028】レンズ装着検出スイッチ5は、交換レンズ
LEがカメラBDに完全装着されたことを検出するため
のスイッチで、一方側の接点はメインマイコン2のP0
1端子と前記電源供給制御回路4のCIC端子とに接続
され、他方側の接点は接地されている。このスイッチ5
は、交換レンズLEが未装着のときはオフ状態にあり、
交換レンズLEが完全に装着されると、オン状態になる
。従って、メインマイコン2は、P01端子がローレベ
ルに反転することにより交換レンズLEが装着状態にあ
ることを確認することができる。
【0029】10は、前記DC/DCコンバーター1か
ら交換レンズLE側に供給される電流を制限するための
抵抗である。この抵抗10は、例えば電気接点11が短
絡された場合に過電流が流れないように電源を保護する
ためのものである。
【0030】トランジスタ6は、交換レンズLEにイン
ターフェース回路27及びスレーブマイコン28の駆動
電源を供給する際に、スルーの電源供給ラインを形成す
るためのバイパス用トランジスタである。トランジスタ
6のエミッタ・コレクタ間に前記電流制御抵抗10が接
続され、ベースは抵抗12を介して前記電源供給制御回
路4のCL1端子に接続されている。
【0031】前記インターフェース回路27のみを駆動
させる場合は、前記電流制限抵抗10により制限された
微少電流を交換レンズLE側に供給すれば足りるが、ス
レーブマイコン28を駆動させ場合は、電流容量が不足
するので、前記抵抗10を電源供給ラインから切離し、
スルー状態にして必要な容量の電流を供給可能にするも
のである。
【0032】トランジスタ7は、電気接点17から交換
レンズLE側に供給される電池3の電池電圧の出力を制
御するためのスイッチ回路である。また、トランジスタ
8は、トランジスタ7のベース電流を引くためのもので
、トランジスタ8のコレクタは抵抗11を介してトラン
ジスタ7のベースに接続されている。従って、トランジ
スタ8がONになると、トランジスタ7にベース電流が
流れてトランジスタ7がONとなり、電気接点17に電
池3の電源電圧が直接供給される。
【0033】トランジスタ8のベースは、抵抗13を介
して電源供給制御回路4のCL2端子に接続され、該電
源供給制御回路4の制御信号により前記電源の供給が制
御されるようになっている。
【0034】次に、レンズ側の回路について説明する。
【0035】インターフェース回路27は、カメラBD
のメインマイコン2とスレーブマイコン28間に介在さ
れるインターフェース回路であり、内部に光学的特性の
情報や機械的定数及びレンズの種類や機能を表わす情報
が書き込まれたROM(ReadOnly Memor
y)を備えている。インターフェース回路27は、前記
メインマイコン2からのデータ交信の要求に応答して前
記ROMからレンズに関するデータをメインマイコン2
に送出する。
【0036】また、インターフェース回路27は、前記
メインマイコン2との交信用にCS端子、CLK1端子
、TxD1端子及びRxD1端子を有し、それぞれ前記
電気接点(12,20)〜(15,23)介してメイン
マイコン2のCSLNS端子、SCK端子、SIN端子
及びSOUT端子に接続されている。
【0037】また、インターフェース回路27は、MR
端子、SE端子、CLK2端子、RxD2端子及びTx
D2端子を有し、それぞれスレーブマイコン28のRE
SET端子、CE端子、CK端子、DO端子及びDI端
子に接続され、該スレーブマイコン28のリセット制御
やメインマイコン2とスレーブマイコン28間のデータ
交信の中継を行うようになっている。後述するようにM
R端子からスレーブマイコン28のRESET端子にリ
セット信号が入力され、必要に応じてスレーブマイコン
28の初期リセットが行われる。
【0038】また、後述するようにスレーブマイコン2
8がメインマイコン2との交信相手に選択されたときは
、インターフェース回路27内の前記CS,SE端子間
、CLK1,CLK2端子間、TxD1,RxD2間、
及びRxD1,TxD2端子間はスルー状態となり、ス
レーブマイコン28のCE端子、CK端子、DO端子及
びDI端子が直接、メインマイコン2のCSLNS端子
、SCK端子、SIN端子及びSOUT端子に接続され
るようになっている。
【0039】また、インターフェース回路27はVC端
子を有し、スレーブマイコン28への電源供給の制御を
も行う。スレーブマイコン28への電源供給ラインには
、電源供給をスイッチするトランジスタ31が設けられ
、該トランジスタ31のオン・オフ制御は、前記VC端
子からの制御信号により行われる。抵抗33は、トラン
ジスタ31のベース抵抗、抵抗34はトランジスタ31
のベース・エミッタ間抵抗で、前記VC端子がローレベ
ルに設定されると、トランジスタ31がオンし、スレー
ブマイコン28に電源が供給される。
【0040】また、インターフェース回路27はMV端
子を有し、後述するズームモータ30の駆動回路29へ
の電源が供給されているか否かの判別が可能になってい
る。トランジスタ32は、カメラBDから供給されるモ
ータ駆動用電源が供給状態にあるか否かを検出するため
のトランジスタで、そのコレクタはインターフェース回
路27のMV端子に接続されている。また、トランジス
タ32のベースは抵抗35を介して電気接点25に接続
され、前記電源が電気接点25に供給されていると、該
トランジスタ32がオン状態になり、前記MV端子にロ
ーレベルの検出信号が入力される。
【0041】スレーブマイコン28は、後述する交換レ
ンズLE内に設けられたズームモータ30の駆動の制御
や光学定数の演算を行う制御回路である。スレーブマイ
コン28は、交換レンズLEの光学情報や機能情報、ズ
ームモータの制御情報等のデータをカメラ側のメインマ
イコン2へ転送したり、或いはメインマイコン2から送
信されるデータを受信して、上記ズームモータ30の駆
動の制御や光学定数の演算を行う。
【0042】ズームモータ30は、不図示のズーム機構
を駆動させてレンズの焦点距離を変更させるモータであ
る。このズームモータ30は、前記スレーブマイコン2
8からの制御信号に基づき前記駆動回路29により制御
される。
【0043】駆動回路29の入力端子IN1,IN2は
、それぞれスレーブマイコン28の端子MC1,MC2
に接続され、駆動回路29は、該端子MC1,MC2か
ら入力される制御信号に基づいてズームモータ30を駆
動する。
【0044】次に、図2のタイミングチャートに基づき
前記カメラBDと交換レンズLEとからなるカメラシス
テムの動作について説明する。
【0045】図中、■のタイミングで交換レンズLEが
カメラBDのマウントに完全に装着されると、交換レン
ズLEの装着検出スイッチ5がオン状態からオフ状態に
切り換わり、電源供給制御回路4のCIC端子とメイン
マイコン2のP01端子はそれぞれ「L」から「H」に
反転する。
【0046】電源供給制御回路4は、入力端子CIA,
CIB,CICの入力状態に応じて出力端子CL1,C
L2の出力状態を決定する論理回路で、表1のような論
理を示すようになっている。なお、CIC端子からの出
力は、制御信号として使用されていないので、以下の制
御の説明においては省略する。
【0047】
【表1】
【0048】表1の[A]の状態では、CIC端子に「
L」が入力されている状態、即ち、交換レンズLEがカ
メラBDのマウントに完全に装着されてなく、装着検出
スイッチ5がオンになっている状態である。この時は、
各端子CL1,CL2は表1のようにそれぞれ「H」、
「L」となってトランジスタ6〜8は全てオフ状態にな
り、電気接点17に電源は供給されない。また、電気接
点11には抵抗10により制限される微少の電力が供給
される。
【0049】図2の■のタイミングまでは、この表1の
[A]の状態になっており、カメラBDから露出された
電源供給に係る端子11,17が外部の金属などに接触
して接地端子12,16とショートし、異常な大電流が
流れて異常動作を起こしたり、カメラBD内の電気回路
部品が破壊されたりしないようになっている。
【0050】さて、■のタイミングで交換レンズLEが
カメラBDのマウントに完全に装着されると、電気接点
11、19を介して交換レンズLE側のインターフェー
ス回路27へ抵抗10で制限された微少電力の電源が供
給される。なお、この微少電力量は、インターフェース
回路27が動作するのに十分な電力値になっている。
【0051】インターフェース回路27に前記電源が供
給されると、パワーオンリセットがかかりインターフェ
ース回路27は、初期状態で動作を開始する。この初期
状態では、VC端子に「H」が出力され、トランジスタ
31はオフ状態にあり、スレーブマイコン28には電源
は供給されない。また、インターフェース回路27のス
レーブマイコン28と接続されている端子MR,SE,
CLK2,RxD2,TxD2には「L」が出力されて
いる。
【0052】次に、■のタイミングの状態から、カメラ
BD側のメインマイコン2がPO1端子の「L」から「
H」への変化を検出すると、■のタイミングで出力端子
VC1を「L」から「H」にする。なお、出力端子VC
2は「L」状態に保持されている。
【0053】電源供給制御回路4は、■のタイミングか
ら■のタイミング間では表1の[B]の状態にあり、ト
ランジスタ6〜8は全てオフ状態に保持されているが、
■のタイミングで表1の[C]の状態に変化する。この
時、電源供給制御回路4のCL1,CL2端子は「L」
,「H」になり、これによってトランジスタ6〜8は全
てオン状態に切換わる。これにより電気接点11には、
交換レンズLE側の全ての電気回路が動作するのに十分
な電力が供給される。また、電気接点17には、電池3
の電池電圧が供給される。
【0054】次に、■のタイミングでメインマイコン2
は、交換レンズLE側の回路と交信するためにCSLN
S端子に「L」のチップセレクト信号を出力し、続いて
SCK端子にデータ送受信のための同期クロックを出力
し、交換レンズLEのインターフェース回路27内のR
OMからレンズに関するデータを読み込む。このデータ
の中には、交換レンズLEの機能や種別を表わす情報や
交換レンズLEがスレーブマイコン28を搭載している
か否かを示すものが含まれている。なお、このデータ読
込みでは、当然メインマイコン2のSOUT端子からは
データは出力されず、「L」レベルに保持されている。
【0055】前記データは図7に示すように8bitで
構成され、同期クロックも8個のパルス列ごとに区切ら
れて構成されている。ここでは、同期クロックの立ち上
がりでデータが出力され、立ち下がりで各回路内にデー
タが取り込まれるようになっている。
【0056】図2に戻り、メインマイコン2は、所定の
数(Nバイト)のクロックを出力し、電気接点14を介
してインターフェース回路27内のROMから転送され
てくるデータを取り込むと、■のタイミングでCSLN
S端子に「H」のチップセレクト信号を出力して交信を
終了する。
【0057】メインマイコン2は、交信終了後、読み込
んだデータから交換レンズLEがスレーブマイコン28
を搭載しているか否かを判別する。本カメラシステムで
は、交換レンズLEはマイコンを搭載しているので、マ
イコン有りと判別される。メインマイコン2は、この判
別結果より交換レンズLE側のスレーブマイコン28を
起動させるシーケンスにはいる。
【0058】■のタイミングは、前記スレーブマイコン
28を起動させるシーケンスの開始タイミングである。 メインマイコン2は、■のタイミングでSCK端子に「
H」を出力し、続いて、所定時間遅れてCSLNS端子
を「L」に反転させる。
【0059】なお、データ交信時以外は、図示のように
SCK端子には、通常「L」が出力され、CSLNS端
子には、通常「H」が出力されている。
【0060】続いて、■のタイミングでメインマイコン
2は、SCK端子を「L」に反転させ、更に■のタイミ
ングでCSLNS端子を「H」に反転させる。この■〜
■のタイミングでメインマイコン2がインターフェース
回路27に送出する信号は、スレーブマイコン28を起
動させ、交信相手をインターフェース回路27から該ス
レーブマイコン28に切り換えるための交信制御信号で
ある。
【0061】次に、この交信制御信号を受けたインター
フェース回路27の動作について説明する。
【0062】表2は、インターフェース回路27のMV
,CS,CLK端子とVC,MR端子の信号出力関係を
示したものである。
【0063】
【表2】
【0064】表2に示すようにCLK端子が「L」の状
態でCS端子が「H」から「L」に変化した場合([a
],[c]の状態)、VC端子及びMR端子の出力は変
化しない。これは通常のカメラBDと交換レンズLE間
の交信開始時の状態であるから、VC端子及びMR端子
の出力の変化を禁止するものである。
【0065】一方、CLK端子が「H」の状態でCS端
子が「H」から「L」に変化した場合は([b],[d
]の状態)、VC端子には「H」の信号が、MR端子に
は「L」の信号が出力される。このうち、[d]の状態
がスレーブマイコン28を動作させるための準備段階と
なる。この[d]の状態からCLK端子が「H」から「
L」に立ち下がると(図2の■のタイミング)、VC端
子に「L」の信号が出力され、トランジスタ31がオン
してスレーブマイコン28へ電源が供給される。また、
MR端子は「L」出力に保持され、スレーブマイコン2
8は、リセット状態に保持される。
【0066】更にこの後、インターフェース回路27の
CS端子が「L」から「H」に立ち上がると(図2の■
のタイミング)、MR端子は「H」に反転し、スレーブ
マイコン28のリセット状態が解除され、スレーブマイ
コン28は内部プログラムに従って起動する。また、こ
のとき、インターフェース回路27のRxD2端子は「
L」出力から入力状態へ、T×D2端子は「L」出力か
らハイインピーダンス状態へ変化する。
【0067】すなわち、上記動作は、インターフェース
回路27において、カメラBD側から電気接点17を介
して電源が供給されているか否かを判別することにより
カメラBDの種類が新システム用のカメラであるか否か
を判別するものであり、カメラBDの種類が新システム
用のカメラであれば、カメラBDから入力される交信制
御信号に基づきスレーブマイコン28を起動させ、該ス
レーブマイコン2をカメラBDの交信相手に切換設定す
るものである。
【0068】なお、表2の[b]の状態は、VC端子,
MR端子の出力としては[d]の状態と同じ状態である
が、MV端子は「H」状態で、交換レンズLE側に電源
が供給されていない状態である。従って、この場合は、
スレーブマイコン2を起動させることはできないので、
上記交信制御信号がカメラBDから入力されてもVC端
子,MR端子は、それぞれ「H」状態と「L」状態とに
保持され、インターフェース回路27の初期リセットの
状態が保持される。
【0069】上記動作は、カメラBD及び交換レンズL
Eの電気回路の動作に異常が検出された時などにカメラ
BDのメインマイコン2側から必要に応じて交換レンズ
LE側回路を初期リセットさせるために行われる。
【0070】さて、図2に戻り、■のタイミングでスレ
ーブマイコン28が起動すると、まず入出力ポートや内
部RAMの初期化が行われ、カメラBD側との交信待ち
の状態になる。
【0071】カメラBD側のメインマイコン2は、■の
タイミングから前記スレーブマイコン28が前記初期化
を行うために必要な所定の時間が経過した後、■のタイ
ミングで該スレーブマイコン28とのデータ交信を開始
する。このデータ交信の基本的な動作は、上述のインタ
ーフェース回路27からレンズに関するデータを読み出
す場合(■のタイミングから■のタイミング間の交信)
と同じであるが、この場合は、メインマイコン2とスレ
ーブマイコン28間で双方向交信が行われる点で異なっ
ている。なお、スレーブマイコン28が動作している状
態では、インターフェース回路27のCLK1端子とC
LK2端子、TxD1端子とRxD2端子、RxD1端
子とTxD2端子及びCS端子とSE端子の間はスルー
状態となり、マイコン2,28間で直接、データ交信が
可能な状態になっている。
【0072】メインマイコン2は、■のタイミングで「
L」のチップセレクト信号をスレーブマイコン28のC
E端子に入力し、データ交信の開始を知らせる。スレー
ブマイコン28は、CE端子への「L」入力を検出して
データ交信の準備を行う。
【0073】続いて、メインマイコン2は、SCK端子
から同期クロックを出力するとともに、SOUT端子か
らスレーブマイコン28のDI端子にデータを出力する
。一方、スレーブマイコン28は、メインマイコン2か
ら送出されるデータを取り込む一方で、CK端子に入力
される前記同期クロックに同期させてDO端子からメイ
ンマイコン2のSIN端子にデータを出力する。この双
方向のデータ交信の場合も図7のタイミングで行われる
【0074】上記メインマイコン2からスレーブマイコ
ン28へ送出される最初のデータ(1バイト目のデータ
Dc1)は、カメラBDの種別等を表わすデータである
。また2バイト目のデータDc2は、交換レンズLEに
対する命令や出力すべきデータを指定する情報である。 一方、スレーブマイコン28からメインマイコン2へ転
送される最初のデータDb1は、ダミーデータであって
、2バイト目のデータDb2は、交換レンズLEの種別
等を表わすデータである。
【0075】メインマイコン2はDb2を受信した後、
交換レンズLEの種別などを判断し、この後、交換レン
ズLEの種類に応じた命令等のデータ送出する。一方、
スレーブマイコン28はデータDc1によりカメラBD
の種別を判断し、データDc2によりメインマイコン2
が必要としているデータを判別する。そして、この判別
結果からスレーブマイコン28は、データDc3以降の
データにメインマイコン2が必要としているデータを出
力する。
【0076】続いて、上記データ交信が終了すると、メ
インマイコン2は、■のタイミングでスレーブマイコン
28に「H」のチップセレクト信号を送出してデータ交
信終了を知らせる。そして、以後、カメラBD側のメイ
ンマイコン2は、周期的に、あるいは必要に応じてスレ
ーブマイコン28とデータ交信を行う。
【0077】交換レンズLE側のスレーブマイコン28
は、メインマイコン2から受信した命令データに基づき
駆動回路29を介して交換レンズLE内のズームモータ
30の駆動を行う。スレーブマイコン28のMc1端子
、Mc2端子から駆動回路29にモータ駆動の制御信号
が出力され、この2つの制御信号の組み合わせによりズ
ームモータ30の正転、反転、ブレーキ、停止等の制御
が行われる。
【0078】次に、本発明に係るカメラBDに従来のマ
イコンを搭載していない交換レンズLEを装着した場合
について説明する。
【0079】図3は、本発明に係るカメラBDに従来の
マイコンを搭載していない交換レンズLEを装着したカ
メラシステムのシステム構成図である。同図において、
カメラBD側の回路構成は図1に示したものと同一であ
る。一方、交換レンズLE′は、内部ROMとその内部
ROMからレンズに関するデータをカメラBD側へ送出
する機能のみを有するインターフェース回路27′を有
している。従って、インターフェース回路27′は、電
源端子VDD、チップセレクト信号用端子CS、同期ク
ロック用端子CLK、データ送出用端子TxD1及びG
ND端子のみを有している。
【0080】また、交換レンズLE′は、インターフェ
ース回路27′の構成に伴い電気接点19〜22,24
のみを有している。従って、カメラBDの電気接点15
,17,18は、未接続状態になっている。
【0081】図4は、同カメラシステムの動作を説明す
るためのタイムチャートである。同図において、■′の
タイミングまでの動作は、図2の■のタイミングまでの
動作と同一なので説明は省略する。■′のタイミングで
レンズに関するデータの読み込みが終了すると、メイン
マイコン2は、このレンズに関するデータから交換レン
ズLE′がスレーブマイコン28を有しているか否かを
判別する。このカメラシステムでは、交換レンズLE′
がスレーブマイコンを有していないので、メインマイコ
ン2は、図2の■〜■のタイミングにおける交信制御信
号(スレーブマイコンを起動させ、交信相手を該スレー
ブマイコンに切り換えるための制御信号)を交換レンズ
LE′に送出することなく以後の動作においては、周期
的にあるいは必要に応じて前記インターフェース回路2
7′内のROMからレンズに関するデータを読み取る動
作のみを行う。従って、図4の■′〜■′のタイミング
においては、インターフェース回路27′内のROMか
らレンズに関するデータの読み込みを行っている。
【0082】以上のようにカメラBDは、従来のスレー
ブマイコン28を有していない交換レンズLE′が装着
された場合にもレンズに関するデータから交換レンズの
種類を識別し、該交換レンズに対応した制御信号を送出
してデータの交信を行うので、旧システムの交換レンズ
であってもカメラシステムを構成することができる。
【0083】次に、本発明に係る交換レンズLEを従来
のカメラBD′に装着した場合について説明する。
【0084】図5は、本発明に係る交換レンズLEを従
来のカメラBD′に装着したカメラシステムのシステム
構成図である。同図において、交換レンズLE側の回路
構成は図1に示したものと同一である。一方、カメラB
D′は、交換レンズLE側からレンズに関するデータを
読み取って撮影動作を制御するメインマイコン2′のみ
を有し、交換レンズLE側のズームモータ30を駆動さ
せるための大容量の電源を供給する電気接点17は有し
ていない。また、電気接点11から交換レンズLE側に
供給する電源の容量を切り換える切換機能もなく、この
ため電源の供給を制御するトランジスタ6〜8及び電源
供給制御回路4も有していない。
【0085】このカメラシステムでは、カメラBD側か
ら駆動回路29用の駆動電源が供給されないので、トラ
ンジスタ32は常にオフ状態にあり、インターフェース
回路27のMV端子も「H」状態になっている。このた
め交換レンズLEがカメラBD′に装着され、インター
フェース回路27のパワーオンリセットがスタートした
後は、インターフェース回路27のVC端子は「H」状
態に、MR端子は「L」状態に保持され、スレーブマイ
コン28は電源が供給されず、リセット信号により起動
されることもない。
【0086】従って、インターフェース回路27は、メ
インマイコン2′の要求に応じてカメラBDに内部RO
Mに記憶されたレンズに関するデータを送出する動作の
みを行うこととになる。
【0087】図6は、本カメラシステムの動作を説明す
るためのタイムチャートである。同図に示すように本カ
メラシステムでは、メインマイコン2′は、周期的に交
換レンズLEのインターフェース回路27からレンズに
関するデータを読み出す動作を行う。
【0088】カメラBD′は、交換レンズLEの装着を
検出するスイッチ5を備えていないが、交換レンズLE
が完全に装着されていない間は、インターフェース回路
27からレンズに関するデータを読み出すことができな
いので、これによりメインマイコン2′は交換レンズL
Eの装着状態を検出するようになっている。
【0089】従って、交換レンズLEがカメラBD′に
装着されると、■″のタイミングでメインマイコン2′
からチップセレクト信号がインターフェース回路27に
入力され、■″のタイミングまでの間にインターフェー
ス回路27のROMからレンズに関するデータDa1〜
Dakが読み出される。このデータDa1〜Dakの中
には、交換レンズLEがマイコンを搭載している情報も
含まれているが、メインマイコン2′は、このデータ内
容に対応する機能を有していないので、マイコン搭載情
報は無視される。
【0090】本カメラシステムでは、新カメラシステム
のように交換レンズLEのパワーズーム機能を動作させ
ることはできないが、カメラBD′のメインマイコン2
′の撮影制御に必要なレンズデータを読み取ることは可
能であり、従来の旧カメラシステムとしての機能を果た
すことは可能になっている。
【0091】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
メラにレンズの駆動手段に対する大容量の電源出力手段
と該駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段に対する小
容量の電源出力手段とを設け、装着された交換レンズか
ら読み出したレンズに関するデータから該交換レンズが
前記駆動制御手段の制御に基づき前記駆動手段によりレ
ンズが駆動されるレンズ駆動機構を有していると判別さ
れると、前記駆動制御手段とのデータ交信を可能にすべ
く交換レンズに所定の交信制御信号を出力するようにし
たので、カメラは前記レンズ駆動機構を有しない交換レ
ンズに対してレンズに関するデータのみの読出制御が可
能になるとともに、前記レンズ駆動機構を有する交換レ
ンズに対しては駆動制御手段との交信によりズームレン
ズの駆動の制御が可能になり、交換レンズの有する機能
に拘らず任意の交換レンズと組み合わせてカメラシステ
ムを構成することが可能となる。
【0092】また、交換レンズにカメラ側から供給され
る電源により駆動されるレンズの駆動手段と該駆動手段
の駆動を制御する駆動制御手段とを設け、カメラ側から
前記駆動手段の電源が供給されている状態で所定の交信
制御信号が入力されたとき、カメラ側とのデータ交信相
手を前記駆動制御手段に切換設定するようにしたので、
交換レンズが前記駆動手段への電源供給機能を有しない
カメラに装着された場合にもカメラの制御機能に応じて
該交換レンズ内のデータの交信相手が好適に設定され、
カメラの制御機能に拘らず任意のカメラと組み合わせて
カメラシステムを構成することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラと交換レンズとを組み合わ
せたカメラシステムのシステム構成図を示す図である。
【図2】前記カメラシステムの動作を説明するためのタ
イムチャートである。
【図3】本発明に係るカメラと従来の交換レンズとを組
み合わせた第2のカメラシステムのシステム構成図を示
す図である。
【図4】第2のカメラシステムの動作を説明するための
タイムチャートである。
【図5】本発明に係る交換レンズと従来のカメラとを組
み合わせた第3のカメラシステムのシステム構成図を示
す図である。
【図6】第3のカメラシステムの動作を説明するための
タイムチャートである。
【図7】交信されるデータの構成を示す図である。
【符号の説明】
1  DC/DCコンバーター 2  メインマイコン 3  電池 4  電源供給制御回路 5  レンズ装着検知スイッチ 6〜8,31,32  トランジスタ 10〜13,33〜35  抵抗 11〜26  電気接点 27  インターフェース回路 28  スレーブマイコン(駆動制御手段)29  駆
動回路(駆動手段) 30  ズームモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  レンズに関する情報が読出可能に記憶
    されたメモリを有する交換レンズが装着されるカメラに
    おいて、電源供給手段と、前記交換レンズ側に小容量の
    電源を供給するための第1の電源出力手段と、前記交換
    レンズ側に大容量の電源を供給するための第2の電源出
    力手段と、交換レンズ間でデータの入出力を行うための
    データ入出力手段と、読み込んだ前記レンズに関する情
    報から、前記交換レンズが前記大容量の電源で駆動され
    る駆動手段と前記小容量の電源で駆動される駆動制御手
    段とを有し、該駆動制御手段の制御に基づき前記駆動手
    段によりレンズが駆動されるレンズ駆動機構を有してい
    るか否かの判別を行う判別手段と、交換レンズが前記レ
    ンズ駆動機構を有していると判断されると、前記駆動制
    御手段との交信を可能にすべく前記交換レンズに所定の
    交信制御信号を出力する制御信号出力手段とを備えたこ
    とを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】  レンズに関する情報が読出可能に記憶
    されたメモリを有し、装着されたカメラとのデータ交信
    により前記レンズに関する情報がカメラ側に読み出され
    るカメラの交換レンズにおいて、前記レンズを駆動する
    駆動手段と、該駆動手段の駆動を制御する駆動制御手段
    と、前記カメラから供給される電源を前記駆動手段へ入
    力するための第1の電源入力手段と、前記カメラから供
    給される電源を前記駆動制御手段へ入力するための第2
    の電源入力手段と、前記カメラ間とデータの入出力を行
    うためのデータ入出力手段と、前記カメラからの前記駆
    動手段への電源供給の有無を判別する判別手段と、前記
    駆動手段へ電源が供給されていると判別され、かつ、カ
    メラ側から所定の交信制御信号が入力されたとき、前記
    第2の電源入力手段から入力される電源を前記駆動制御
    手段に供給し、前記カメラとの交信相手を該駆動制御手
    段に切換設定する交信制御手段とを備えたことを特徴と
    するカメラの交換レンズ。
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