JPH0434937B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0434937B2
JPH0434937B2 JP8152685A JP8152685A JPH0434937B2 JP H0434937 B2 JPH0434937 B2 JP H0434937B2 JP 8152685 A JP8152685 A JP 8152685A JP 8152685 A JP8152685 A JP 8152685A JP H0434937 B2 JPH0434937 B2 JP H0434937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
winding
rolls
abutment member
tension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8152685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60259433A (ja
Inventor
Myuureruueruitsuhi Horusuto
Buranto Uiruherumu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KraussMaffei Extrusion GmbH
Original Assignee
Hermann Berstorff Maschinenbau GmbH
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Filing date
Publication date
Application filed by Hermann Berstorff Maschinenbau GmbH filed Critical Hermann Berstorff Maschinenbau GmbH
Publication of JPS60259433A publication Critical patent/JPS60259433A/ja
Publication of JPH0434937B2 publication Critical patent/JPH0434937B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特許請求の範囲第1項の上位概念に
記載の装置に関する。
本出願人の西独国特許公開第3128111号公報に
は、既に加硫されたスリーブ状巻体から、側面が
開放したVベルト、すなわち側面が加硫または保
護された層で覆われていないVベルトを製造する
ための装置が記載されている。この場合、巻体が
平行な2本のロールに巻掛けられ、その後一方の
ロールが他方のロールから離されて巻体が緊張さ
れ、そしてこの緊張状態で巻体が個々のVベルト
に切断される。このVベルトは切断後それ以上の
加工を必要としない。
スリーブ状巻体の形をした加硫済のVベルト素
材を切断する場合には、切断過程の精度に関して
高度の要求がなされる。切断過程は10分の1mmの
誤差で行わなければならない。なぜなら、さもな
いと、例えば自動車で用いる際にVベルトが大き
な運転騒音を生じるからである。
更に、既に加硫された、すなわち抵抗が大きな
Vベルト素材の切断は非常に困難である。なぜな
ら、非常に硬くて摩耗が小さいゴム層によつて素
材が形成されているからである。従来のVベルト
は非加硫状態で、非常に摩耗しにくいゴム塗り織
物からなる外皮が被せられる。このような製造方
法は非常にコストがかかる。なぜなら、後の加硫
過程で型に供給するために、個々のVベルトに外
皮を形成しなければならないからである。切断時
の寸法誤差が型内での加硫工程の際に除去される
ので、まだ加硫されていないVベルトの切断工程
時には精度をあまり必要としない。
この不利な方法のために、加硫済巻体の切断に
よる側面開放Vベルトの製造に益々移行してきて
いる。
しかし、正確な切断を行うことができるように
するために、個々のVベルトを切断形成すべき加
硫済回転巻体を、その回転時にきわめて安定した
静かな状態で案内することは非常に困難である。
本発明の課題は、高速度で回転する切断すべき
スリーブ状素材を非常に安定した静かな状態で案
内することができ、それによつて最後のベルトま
で素材を正確に案内し、緊張しそして切断するこ
とができる装置を提係することである。
この課題は、特許請求の範囲に記載された特徴
によつて解決される。
テンシヨンロールを使用できることによつて、
巻体は外側へ揺動される端面側が伸長し、そして
ロールを中心とした回転方向のため(巻体は1000
回転/分以下の速度で回転する)、当接部材の方
向の運動成分が巻体に作用する。なぜなら、巻体
が、垂直平面から側方へ揺動したロール(例えば
右側へ揺動したロール)を中心に回転する際にロ
ール外壁によつて連行されるからである。巻体が
ロールに180度巻付いた後で反対側でロール外壁
から離れる際(巻体が再び上方へ案内されると
き)、巻体はロール端部の当接部材の方へ少しだ
け連行される(巻体が傾斜しているため)。
この連行により、回転巻体はその回転方向とは
無関係に、当接部材に向つて揺動ロールの軸線方
向にロール上を移動する。
巻体が当接部材に抗して回転することによつ
て、巻体の回転はきわめてスムースとなる。
定置されたロールに対して平行な平面内で、テ
ンシヨンロールの揺動しない端面にある回転点を
中心に一方のロールをいろいろな角度だけ揺動さ
せることによつて、巻体の摩擦抵抗を片側で変更
増大させることができる。それによつて、例えば
壁厚、補強、長さ、巻体のいろいろな層状構造、
巻体のその都度の弾力性等のいろいろな巻体特性
に、摩擦抵抗を合わせることができる。
従つて、特許請求の範囲第2項記載の如く当接
部材を巻体の送り装置として形成すると、非常に
好ましい。なぜなら、この当接部材を同時に、切
断装置の方への回転巻体の送りのために使用する
ことができるからである。Vベルトが巻体から切
離されて、重力で取外されるときに、当接部材と
して形成された送り装置は、回転する巻体の反対
側縁部を再び新しい切断位置へ運ぶために利用さ
れる。
この過程の後で、巻体はきわめてスムースに回
転する。なぜなら、巻体が各作業相において、片
側伸長および回転方向に基づいてストツパーとし
て形成された送り装置に逆らつて始動し、その結
果正確に案内されるからである。
特許請求の範囲第2,3項記載の如く、例えば
線形スライダとして送り装置を形成することがで
きる。この線形スライダはスピンドル装置によつ
て移動し得るように形成され、かつ圧力測定装置
を備えている。
更に、特許請求の範囲第4項記載の送り装置
は、手前に配置されたローラを有する線形スライ
ダによつて形成される。このローラは巻体に抗し
て移動し得るように支承されている。
送り装置として形成された線形スライダを、測
定値増巾器を介して圧力側作装置に接続すること
によつて、テンシヨンの度合ひいては片側への巻
体の延長に関する他の値を測定することができ
る。この値は、再生できるようにするために例え
ばコンピユータに供給される。更に、この値に基
づいてコンピユータによつてその都度の揺動角度
を検出し、適当な装置を介してこの揺動角度を調
節することができる。
更に、回転する巻体をVベルトの巾だけ歩進的
に送ることをコンピユータによつて制御すると、
本発明による装置を自動的に運転することができ
る。
装置の実施例が図面に示してある。
巻体3をロール1,2に巻掛け、ロール2によ
つて張力をかけ、そして回転させる。
そして回転点4を中心にロール2を揺動させ
る。それによつて巻体3は一方の側が強い摩擦抵
抗を受ける。同時に、ロール2を駆動することに
よつて、巻体3は外側へ揺動したロール2の外面
2aに沿つて移動する。
ロール2は2個の軸受6によつて支承され、か
つ反対側は軸受を備えておらず浮動している。
軸受6はテーブル状の台7の上に設けられてい
る。この台は2個の車輪8,9により沈設された
レールに沿つて揺動可能である。ロール1は片側
において軸受され、揺動も高さ調節も不可能であ
る。
当接部材5は好ましくは回転する巻体3の送り
装置として形成されている。この送り装置は高速
度で回転する両円形刃10の方へ巻体3を送る。
送り過程は、Vベルトが回転巻体3から切離され
た後でその都度行われる。それによつて、巻体3
はベルトの巾だけ切刃10の方へ運ばれる。
回転する巻体に体して所望の摩擦で当接させる
ために、当接ヘツドは軸受されたローラ5aによ
つて形成されてる。
当接部材5には、測定装置11が測定値増巾器
12を介して接続されている。それによつて巻体
3の縁3aに対する当接部材5の再生可能な圧力
値を求めることができる。
当接部材5または送り装置5は例えば、スピン
ドル装置により移動可能な線形スライダ13によ
つて双方向矢印14の方へ移動する。
経験的に検出された角度だけ台7に適当に調節
することによつて、巻体3は例えば厚さと補強部
に応じて片側が伸び、所定の回転方向に動かせ
れ、そして当接部材5のローラ5aに抗して回転
する。巻体3が安定した静かな状態で回転した後
で、個々のVベルトが丸刃10によつて切断形成
される。切断が行われた後でその都度、1ステツ
プの送りが送り装置または当接部材5によつて開
始される。
巻体3は外側へ揺動したロール2の外面2aに
沿つて回転する。ロール2は平行な平面内で回転
点4を中心に定置のロールの方へ揺動する。この
回転点はロール2の反対側の端面に設けられてい
る。
巻体3の前述の回転方向に基づいて、この巻体
はロール2の外面2aに接し、このロールに巻付
く間ロールによつて連行され、従つて約180度巻
付く間当接部材5の方へ移動しようとする。この
状態はロール2上で破線16によつて示されてい
る。ロール2を図示の如く揺動させると、巻体は
Xだけ当接部材5の方へ移動する。この状態は、
理解しやすくするために大げさに示されている。
【図面の簡単な説明】
第1図は機能上重要な部分だけを示した装置の
概略側面図、第2図は第1図の装置の平面図であ
る。 1……ロール、2……テンシヨンロール、2a
……外側へ揺動したロールの外面、3……ロー
ル、3a……ロール縁、4……回転点、5……当
接部材または送り装置、5a……ローラ、6……
軸受、7……台、8,9……車輪、10……切
刃、11……測定装置、12……測定値増巾器、
13……スピンドル装置、14……双方向矢印、
15……垂直なロール面、16……ロール2回り
の180度の巻付け線、X……送り量。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 巻体が定置されたロールと移動可能な第2の
    テンシヨンロールに巻掛けられ、かつテンシヨン
    ロールを移動させることによつて張力をかけら
    れ、そして巻体がカツターによつて個々のVベル
    トに切断される、加硫されたスリーブ状巻体を切
    断することによつて、側面が開放したVベルトを
    製造するための装置において、 ロール1,2の一方が定置された他のロール1
    に対して平行な面内で回転点4を中心に揺動可能
    に形成され、この回転点が外側へ揺動しない、ロ
    ール2の端面側の端部の近くに設けられ、回転す
    る巻体を支持する当接部材5が、回転点4と反対
    側のロール1,2の端部に設けられていることを
    特徴とする装置。 2 当接部材5が巻体を切断装置10の方へ送る
    ための、スピンドル装置13によつて移動可能な
    送り装置として形成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の装置。 3 当接部材5が線形スライダとして形成され、
    かつ圧力測定装置11を備えていることを特徴と
    する特許請求の範囲第2項記載の装置。 4 回転する巻体の縁3aに側方から作用する送
    り装置が、線形スライダの手前に設けられかつ巻
    体3に当接可能である軸受されたローラ5aによ
    つて形成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第2項または第3項記載の装置。 5 線形スライダが測定値増巾器12を介して圧
    力測定装置11に接続されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2〜4項までのいずれか1つ
    に記載の装置。 6 線形スライダによつて形成された送りユニツ
    ト5が、回転する巻体3をベルトの巾だけカツタ
    ー10の方へ送ることを特徴とする特許請求の範
    囲第2項から第5項までのいずれか1つに記載の
    装置。
JP8152685A 1984-04-18 1985-04-18 加硫済のスリ−ブ状巻体から側面開放vベルトを製造する装置 Granted JPS60259433A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3414673.3 1984-04-18
DE3414673 1984-04-18
DE3443685.5 1984-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60259433A JPS60259433A (ja) 1985-12-21
JPH0434937B2 true JPH0434937B2 (ja) 1992-06-09

Family

ID=6233924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8152685A Granted JPS60259433A (ja) 1984-04-18 1985-04-18 加硫済のスリ−ブ状巻体から側面開放vベルトを製造する装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60259433A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0289628A (ja) * 1988-09-27 1990-03-29 Mitsuboshi Belting Ltd ローエッジvベルトの製造方法
WO1991014567A1 (en) * 1988-09-27 1991-10-03 Mitsuboshi Belting Ltd. Production method of low-edge v belt

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60259433A (ja) 1985-12-21

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