JPH04348940A - 化粧板 - Google Patents

化粧板

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Publication number
JPH04348940A
JPH04348940A JP3123541A JP12354191A JPH04348940A JP H04348940 A JPH04348940 A JP H04348940A JP 3123541 A JP3123541 A JP 3123541A JP 12354191 A JP12354191 A JP 12354191A JP H04348940 A JPH04348940 A JP H04348940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
decorative
resin film
thermoplastic resin
decorative board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3123541A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Ogawa
小川 啓至
Koji Sawada
沢田 考司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ibiden Co Ltd filed Critical Ibiden Co Ltd
Priority to JP3123541A priority Critical patent/JPH04348940A/ja
Publication of JPH04348940A publication Critical patent/JPH04348940A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧層上に透明性の熱可
塑性樹脂フィルム層が形成されて成る化粧板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、主にレストラン、ホテル、デ
パート、病院、事務所等の壁面やカウンター等に使用さ
れる化粧板においては、表面に模様や種々の色調を有す
る化粧紙により形成された化粧層上に、厚さが100μ
m前後の表面紙層が形成されて成るものが多く採用され
ている。
【0003】ところが、この表面紙層は、透明性に劣る
ために折角の化粧層の模様等がボケてしまって鮮明さに
欠けるという欠点があった。そこで、昨今では、少しで
も化粧層が鮮明に見えるようにするために、できる限り
厚さの薄い表面紙層が形成されて成るものが提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように厚さの薄い表面紙層が形成された従来のものは、
表面紙層自身が透明性に劣るという根本的な問題を解消
するものではなく、またこの表面紙層により紫外線等の
侵入を抑制するという効果もなく、このため化粧層が変
色したり、劣化し易くなるという耐光性の問題があった
【0005】そこで案出されたのが本発明であり、その
目的とするところは、透明性の熱可塑性樹脂フィルム層
が形成されているため、この化粧層面に表された模様等
が鮮明に見え、かつ紫外線等の侵入を抑制することによ
り耐光性にも優れる化粧板を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の採った手段について、実施例に対応する図
面に用いた符号を付して以下に説明する。すなわち、本
発明に係る化粧板の構成は、図1及び図2に示す如く、
「化粧層20が形成された化粧板100において、化粧
層20上に、厚さが10μm〜200μmの透明性の熱
可塑性樹脂フィルム層10が形成されて成ることを特徴
とする化粧板100」を内容とする。
【0007】ここで、熱可塑性樹脂フィルム10の厚さ
を、10μm〜200μmに限定しているが、これは以
下の理由による。つまり、厚さが10μm未満だと薄す
ぎ、このため熱可塑性樹脂フィルム層10を透して見え
る化粧層20の深み感に劣り、これは外観上好ましくな
く、さらには同フィルム層10により外から侵入する紫
外線等を十分に抑制することができないからである。ま
た200μmを越えると厚すぎて化粧板100自身の重
量が大きく、このため実用性に欠けるばかりでなく、経
済的にも望ましくないからである。
【0008】つまり、熱可塑性樹脂フィルム層10は、
厚さが10μm〜200μmの透明性で、化粧層20上
に形成されるものであれば良く、これには例えばアクリ
ル、ポリエステル、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン等を採用することができる。また前記形成方法
の代表的なものとして、熱接着によるものがあるが、化
粧層20の素材によっては熱可塑性樹脂フィルム層10
と熱接着し難いものがある。この場合は、化粧層20面
側の熱可塑性樹脂フィルム層10面の融点を下げたり、
或いは化粧層20上等に別途例えば、透明性の2液タイ
プの接着剤を塗布したり、また同フィルム層10面等を
コロナ放電処理したりして接着性を向上させることがで
きる。
【0009】
【作用】上記の手段により、本発明に係る化粧板は、図
1及び図2に示す如く、その化粧層20上に厚さが10
μm〜200μmの熱可塑性樹脂フィルム層10が形成
されているので、化粧層20上に表された模様等が鮮明
に見え、また同時に深み感がでる。そして熱可塑性樹脂
フィルム層10上から紫外線等が照射されても、同フィ
ルム層10によりこの紫外線等の侵入が抑制され、この
ため化粧層の紫外線等による劣化等が抑制される。
【0010】
【実施例】以下図面について本発明の実施例に係る化粧
板について詳細に説明するが、これは代表的なものを示
したものであり本実施例によって本発明が限定されるも
のではない。
【0011】実施例1 図1及び図2に示す如く、実施例1に係る化粧板100
は、フェノール樹脂含浸紙より成る芯材層30と、この
上に形成された木目模様を有するメラミン樹脂含浸紙よ
り成る化粧層20と、さらにその上に接着形成された透
明性のアクリル樹脂フィルムより成る厚さ10μmの熱
可塑性樹脂フィルム層10とにより構成してある。
【0012】実施例2 図1及び図2に示す如く、実施例2に係る化粧板100
は、フェノール樹脂含浸紙より成る芯材層30と、この
上に形成された細かな斑点柄を有するメラミン樹脂含浸
紙より成る化粧層20と、さらにその上に接着形成され
た透明性のポリエステル樹脂フィルムより成る厚さ10
0μmの熱可塑性樹脂フィルム層10とにより構成して
ある。
【0013】上記実施例1及び2において、熱可塑性樹
脂フィルム層10には、耐光性を向上させるために紫外
線吸収剤を添加してある。この紫外線吸収剤には、ベン
ゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、サリチル酸フェ
ニル系等のものを採用すれば良い。
【0014】ここで、上記実施例1に係る化粧板100
の製造方法について以下に説明する。  まず、図3に
示す如く、熱圧着機40の加圧板41b上に、5枚のフ
ェノール樹脂含浸紙31を配置し、この上からメラミン
樹脂含浸紙21、次にアクリル樹脂フィルム11の順で
積層し、さらにこの上に表面が平滑なステンレス板50
を配置する。そしてこれらを、表面温度165℃の加圧
板41a,41bにより圧力80kg/cm2にて熱圧
着して一体化することにより化粧板を製造するのである
【0015】また、これとは別の製造方法として、図4
に示す如く、表面が平滑なスチールベルト70を有する
連続加圧成形機60の上下のスチールベルト70の間に
、下から5枚のフェノール樹脂含浸紙31、次にメラミ
ン樹脂含浸紙21、そしてアクリル樹脂フィルム11の
順で積層されるように、この連続加熱加圧成形機60の
入口61より挿入する。そしてこれらを、表面温度17
0℃のスチールベルト70により圧力50kg/cm2
にて連続的に熱圧着して化粧板100を製造するのであ
る。
【0016】このようにして得られた実施例1及び2に
係る化粧板と、そしてこれらの実施例と比較するための
比較例1及び2について、以下の試験及び判定を行った
ところ表に示す結果が得られた。
【0017】
【0018】比較例1に係る化粧板は、フェノール樹脂
含浸紙より成る芯材層と、この上にメラミン樹脂含浸紙
より成る化粧層と、さらにその上にアクリル樹脂フィル
ムにより形成された厚さ5μmの熱可塑性樹脂フィルム
層とにより構成してある。そして比較例2に係る化粧板
は、従来の化粧板であって、フェノール樹脂含浸紙より
成る芯材層と、この上にメラミン樹脂含浸紙より成る化
粧層と、さらにその上にメラミン樹脂含浸紙より成る厚
さ10μmの表面紙層とにより構成してある。
【0019】なお、表中の鮮明度は、化粧層中の模様等
がいかに鮮明に見えるかを肉眼により判定した。深みは
、熱可塑性樹脂フィルム層又は表面紙層を透して見える
化粧層の深み感を肉眼により判定した。耐光性はJIS
K6902−1963に基づき試験し、暴露部分のヒビ
、割れ、色調の変化について総合的に判定した。表中の
○、△、×は、上記判定結果の良いものから順に表した
ものである。
【0020】上記表より明らかなように、実施例1及び
2に係る化粧板については、鮮明度、耐光性及び深みの
いずれもが優れた判定結果を示している。これに対し、
比較例1に係る化粧板については、鮮明度には優れるも
のの、フィルム層の厚さが薄すぎるため、耐光性及び深
みの点で劣っている。また比較例2に係る従来の化粧板
については、鮮明度、耐光性及び深みのいずれもが劣っ
ている。
【0021】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係る化粧板
を採用すると以下の効果を奏する。
【0022】化粧層上に透明性の熱可塑性樹脂フィルム
層が形成されているので、化粧層面に表された模様等が
鮮明に見え、所謂塗装感に優れると共に化粧層の深み感
を現出させることができる。
【0023】また、熱可塑性樹脂フィルム層により紫外
線等が侵入するのを抑制するので、化粧層の耐光性に優
れる。従って、日当りの良い場所でも安心して化粧板を
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1又は2に係る化粧板の斜視図
である。
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図である。
【図3】本発明の実施例1に係る化粧板の製造方法を示
す正面図である。
【図4】図3とは別の製造方法を示す正面図である。
【符号の説明】
10  熱可塑性樹脂フィルム層 20  化粧層 80  流体加圧部 100  化粧板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  化粧層が形成された化粧板において、
    前記化粧層上に、厚さが10μm〜200μmの透明性
    の熱可塑性樹脂フィルム層が形成されて成ることを特徴
    とする化粧板。
JP3123541A 1991-05-28 1991-05-28 化粧板 Pending JPH04348940A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3123541A JPH04348940A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 化粧板

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JP3123541A JPH04348940A (ja) 1991-05-28 1991-05-28 化粧板

Related Child Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000229602A Division JP2001058385A (ja) 2000-01-01 2000-07-28 化粧板
JP2000308266A Division JP2001158062A (ja) 2000-10-06 2000-10-06 化粧板

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JPH04348940A true JPH04348940A (ja) 1992-12-03

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