JPH0434721Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0434721Y2 JPH0434721Y2 JP9452088U JP9452088U JPH0434721Y2 JP H0434721 Y2 JPH0434721 Y2 JP H0434721Y2 JP 9452088 U JP9452088 U JP 9452088U JP 9452088 U JP9452088 U JP 9452088U JP H0434721 Y2 JPH0434721 Y2 JP H0434721Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- footwear
- japanese
- clothing
- wearing
- sole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000002683 foot Anatomy 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 3
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 3
- 210000003423 ankle Anatomy 0.000 claims description 2
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 2
- 241000237858 Gastropoda Species 0.000 description 1
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 210000003371 toe Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、特に和装に適しているが、和装をし
た時も、洋装をした時にも履ける、両用可能な靴
状の履物に関するものである。
た時も、洋装をした時にも履ける、両用可能な靴
状の履物に関するものである。
通常、和装をした時は足袋を履いて草履か下駄
を履くことが多いが、草履や下駄は最近の日常生
活では用いられることが少なくなつており、箱に
いれて片付けてあつたり、下駄箱の奥に仕舞つて
あるので、いちいちこれを取出して着用するのは
面倒であるし、また出したまゝにしておいても、
洋装をした時に草履や下駄を履いて正規に外出す
ることはないから、場所を取つて邪魔になるだけ
であり、和装専用の履物はますます使われなくな
る傾向がある。
を履くことが多いが、草履や下駄は最近の日常生
活では用いられることが少なくなつており、箱に
いれて片付けてあつたり、下駄箱の奥に仕舞つて
あるので、いちいちこれを取出して着用するのは
面倒であるし、また出したまゝにしておいても、
洋装をした時に草履や下駄を履いて正規に外出す
ることはないから、場所を取つて邪魔になるだけ
であり、和装専用の履物はますます使われなくな
る傾向がある。
一方、洋装専用の革靴やスニーカーなどは、薄
い靴下やストツキングで履くようにピツタリした
寸法に合せてあるから、和装をして足袋を履いた
ら、きつくて足が入らない。
い靴下やストツキングで履くようにピツタリした
寸法に合せてあるから、和装をして足袋を履いた
ら、きつくて足が入らない。
また、僧侶などが着る和装、例えば作務衣の場
合は、作業をするのが本来であるが、この時草履
や下駄を履くと、運動性、作業性が必ずしも良く
ないので、調和性が悪くても、靴を履いたりする
ことがある。
合は、作業をするのが本来であるが、この時草履
や下駄を履くと、運動性、作業性が必ずしも良く
ないので、調和性が悪くても、靴を履いたりする
ことがある。
本考案はこのような背景に鑑みてなされたもの
で、和装時、特に足袋を履いた時も、また洋装時
の薄いストツキングや靴下を履いた時にも、いず
れもピツタリしたフイツト感で履くことができ、
特に和装の雰囲気に対し不調和感や違和感を生じ
ることがない、和装調履物を提供することを目的
とするものである。
で、和装時、特に足袋を履いた時も、また洋装時
の薄いストツキングや靴下を履いた時にも、いず
れもピツタリしたフイツト感で履くことができ、
特に和装の雰囲気に対し不調和感や違和感を生じ
ることがない、和装調履物を提供することを目的
とするものである。
上記目的を達成するため、本考案は、和装時の
足袋を履いた場合に最も邪魔になるコハゼの当り
を緩衝する緩衝パツドを履物の内部、特に踵の内
側に相当する部分に内装すると共に、足袋を履か
ないで薄い靴下だけの時に履物がゆるくならない
ように内則寸法を詰める詰物を和装調履物に付属
させたものである。
足袋を履いた場合に最も邪魔になるコハゼの当り
を緩衝する緩衝パツドを履物の内部、特に踵の内
側に相当する部分に内装すると共に、足袋を履か
ないで薄い靴下だけの時に履物がゆるくならない
ように内則寸法を詰める詰物を和装調履物に付属
させたものである。
これにより、本考案の履物は、和装をした時に
も洋装をした時にも両用することができ、いずれ
の場合も寸法のゆるみや、窮屈さ、痛みなどがな
い快適な履物とすることができる。
も洋装をした時にも両用することができ、いずれ
の場合も寸法のゆるみや、窮屈さ、痛みなどがな
い快適な履物とすることができる。
図面を参照して本考案の実施例について具体的
に説明する。
に説明する。
第1図は、本考案の履物の片方の側面図、第2
図は同平面図、第3図は要部を示すため一部を破
断し示す側面図である。
図は同平面図、第3図は要部を示すため一部を破
断し示す側面図である。
図において、本考案の履物は、弾力性、可撓性
ある材質の本底1を扁平に形成し、この後半部、
すなわち土踏まずに相当する部分から踵にかけて
隆起状に緩衝底2を本底1の上面に結合して成
る。本底1を扁平にするのは、和装履物である草
履の底が地面にピツタリ着いていて安定感を出し
ているのと同じ感じを持たせるためであり、和装
との違和感をなくすためには革靴やハイヒールな
どのように土踏まず部分を弯曲して持ち上げない
ことが肝要である。緩衝底2は、扁平な本底に直
接足裏が当つたのでは、履き心地がよくなく、疲
労を生じやすいので、これを避けて、和装との調
和を保ちつつ履き心地を良くするためである。
ある材質の本底1を扁平に形成し、この後半部、
すなわち土踏まずに相当する部分から踵にかけて
隆起状に緩衝底2を本底1の上面に結合して成
る。本底1を扁平にするのは、和装履物である草
履の底が地面にピツタリ着いていて安定感を出し
ているのと同じ感じを持たせるためであり、和装
との違和感をなくすためには革靴やハイヒールな
どのように土踏まず部分を弯曲して持ち上げない
ことが肝要である。緩衝底2は、扁平な本底に直
接足裏が当つたのでは、履き心地がよくなく、疲
労を生じやすいので、これを避けて、和装との調
和を保ちつつ履き心地を良くするためである。
本底1の前半部と緩衝底2の上面にわたつて、
付属中敷3が取外し可能に挿入される。これは、
足袋を履かずに薄いストツキングや靴下などを履
いて、又は素足で履く時に、寸法がゆるく、脱げ
やすくなるのを避ける調節用の詰物である。
付属中敷3が取外し可能に挿入される。これは、
足袋を履かずに薄いストツキングや靴下などを履
いて、又は素足で履く時に、寸法がゆるく、脱げ
やすくなるのを避ける調節用の詰物である。
本底1及び緩衝底2の上縁には、履物本体を構
成する足入れ部分が縫着される。この足入れ部分
は、布製又は皮革製等の表地4と裏地6とを縫合
して形成され、足の爪先部分を覆う前半部は閉じ
ており、後半部は開口0を形成し、ここから足を
履物内に入れる。開口0の内側、特に踝の内側か
ら踵を包む部分にわたつて、第3図に明示するよ
うに緩衝パツド5が表地4と裏地6の間に内装さ
れる。緩衝パツド5は、足袋を履いたまゝ本考案
の履物を履いた時、足袋のハコゼが足に当り、痛
感を生じるのを防ぎ、緩衝作用をするものであ
る。好適に、緩衝パツド5は、踵の内側だけでな
く、対称に外側にも及ぶことが望ましい。
成する足入れ部分が縫着される。この足入れ部分
は、布製又は皮革製等の表地4と裏地6とを縫合
して形成され、足の爪先部分を覆う前半部は閉じ
ており、後半部は開口0を形成し、ここから足を
履物内に入れる。開口0の内側、特に踝の内側か
ら踵を包む部分にわたつて、第3図に明示するよ
うに緩衝パツド5が表地4と裏地6の間に内装さ
れる。緩衝パツド5は、足袋を履いたまゝ本考案
の履物を履いた時、足袋のハコゼが足に当り、痛
感を生じるのを防ぎ、緩衝作用をするものであ
る。好適に、緩衝パツド5は、踵の内側だけでな
く、対称に外側にも及ぶことが望ましい。
踵部分の外側には、装飾用に異色又は異質の飾
り片7が縫着その他により結合され、好適に金色
の飾りボタン8が付けられる。同様に、表地4の
前半部に異色又は異質の飾り片9が結合され、そ
の中央に金色の飾り9′が付設される。飾り片9
を覆うように、リボン又は房10が付設される。
なお、第3図ではリボン又は房10を省略してあ
る。
り片7が縫着その他により結合され、好適に金色
の飾りボタン8が付けられる。同様に、表地4の
前半部に異色又は異質の飾り片9が結合され、そ
の中央に金色の飾り9′が付設される。飾り片9
を覆うように、リボン又は房10が付設される。
なお、第3図ではリボン又は房10を省略してあ
る。
本考案の履物は、さらに緩衝底2の上面2′に
名札入れ11を取付けてある。同様に、中敷3の
相当部分にも名札入れを付けるのが望ましい。
名札入れ11を取付けてある。同様に、中敷3の
相当部分にも名札入れを付けるのが望ましい。
表地4は、特に和装に調和する色調の布地又は
皮革で構成するのが望ましく、この色調と金色飾
り8又は9′、それに表地4の中央を走る縁取1
2とが相俟つて、とりわけ和装に相応しいフイー
リングが醸し出される。
皮革で構成するのが望ましく、この色調と金色飾
り8又は9′、それに表地4の中央を走る縁取1
2とが相俟つて、とりわけ和装に相応しいフイー
リングが醸し出される。
また、本底1を草履の底と同様な色感の材料と
することにより、例えば長い袴を履いて本考案の
履物を履いた時に、袴の裾から見える本底が、違
和感を生じることなく、むしろ和服との調和感を
呈するようにすることができる。
することにより、例えば長い袴を履いて本考案の
履物を履いた時に、袴の裾から見える本底が、違
和感を生じることなく、むしろ和服との調和感を
呈するようにすることができる。
以上のような構成であるので、本考案の履物は
足袋を着けたまゝで履いても、コハゼが足に固く
当つて足を痛めるようなことがなく、緩衝パツド
により足が良く締められフイツトするので、むし
ろ運動性が向上し、俊敏な動作をするのに適する
ようになる。また、本考案の履物は、全体が丈の
低い平らな感じであり、特に表地を和風調の布地
で形成した場合は、和装との調和性も良く保たれ
る。特に最近のように草履を履き馴れない若い世
代の女子が多くなつている状況では、和装をした
女子がスニーカーなどと同様な気軽さで違和感な
く常用することができ、着物を着た時のぎごちな
い動きをなくし、行動しやくする効果がある。ま
た、和服を脱いだ時は、付属中敷をいれて寸法を
詰めるように調節することができるので、本考案
の履物は和装を基調としつつ和洋両用に常時着用
することができる利点がある。
足袋を着けたまゝで履いても、コハゼが足に固く
当つて足を痛めるようなことがなく、緩衝パツド
により足が良く締められフイツトするので、むし
ろ運動性が向上し、俊敏な動作をするのに適する
ようになる。また、本考案の履物は、全体が丈の
低い平らな感じであり、特に表地を和風調の布地
で形成した場合は、和装との調和性も良く保たれ
る。特に最近のように草履を履き馴れない若い世
代の女子が多くなつている状況では、和装をした
女子がスニーカーなどと同様な気軽さで違和感な
く常用することができ、着物を着た時のぎごちな
い動きをなくし、行動しやくする効果がある。ま
た、和服を脱いだ時は、付属中敷をいれて寸法を
詰めるように調節することができるので、本考案
の履物は和装を基調としつつ和洋両用に常時着用
することができる利点がある。
第1図は本考案に係る履物の片方を示す側面
図、第2図は同平面図、第3図は一部を破断して
内部構造を示す一部切欠き側面図である。 主要符号、1……本底、2……緩衝底、3……
付属中敷、4……表地、5……緩衝パツド、6…
…裏地。
図、第2図は同平面図、第3図は一部を破断して
内部構造を示す一部切欠き側面図である。 主要符号、1……本底、2……緩衝底、3……
付属中敷、4……表地、5……緩衝パツド、6…
…裏地。
Claims (1)
- 本底1のほゞ土踏まずに相当する部分から、踵
部分にわたつて緩衝底2を設け、本底1上縁と緩
衝底上縁とに沿つて接合した表地4と裏地6とに
よつて、開口0を有する足入れ部分を形成し、表
地4と裏地6との間の踝の内側から踵を包む部分
にわたつて緩衝パツド5を内装し、足入れ部分0
の内部に着脱可能な付属中敷3を敷設して成る和
装調履物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9452088U JPH0434721Y2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9452088U JPH0434721Y2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0219201U JPH0219201U (ja) | 1990-02-08 |
JPH0434721Y2 true JPH0434721Y2 (ja) | 1992-08-18 |
Family
ID=31319051
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9452088U Expired JPH0434721Y2 (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0434721Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5697384B2 (ja) * | 2010-09-06 | 2015-04-08 | ミドリ安全株式会社 | 靴 |
-
1988
- 1988-07-19 JP JP9452088U patent/JPH0434721Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0219201U (ja) | 1990-02-08 |
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