JPH04346938A - 気−液反応の増進 - Google Patents

気−液反応の増進

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JPH04346938A
JPH04346938A JP1685291A JP1685291A JPH04346938A JP H04346938 A JPH04346938 A JP H04346938A JP 1685291 A JP1685291 A JP 1685291A JP 1685291 A JP1685291 A JP 1685291A JP H04346938 A JPH04346938 A JP H04346938A
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JP
Japan
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reaction
liquid
oxygen
gas
reactor system
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JP1685291A
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English (en)
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Kurth Weise Mark
マーク・クルト・ワイゼ
Addis Michel
ミチェル・アディス
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Union Carbide Industrial Gases Technology Corp
Original Assignee
Union Carbide Industrial Gases Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
【0002】
【産業上の利用分野】この発明は、気体と液体との反応
に関係し、特に、それらの反応を増進させることに関係
する。
【0003】
【従来の技術】気体と液体との混合及び反応を達成する
ための様々な技術及びシステムが知られている。バブル
カラム反応器は気−液反応システムの一つの単純な型で
ある。そのようなシステムにおいては、気体は、気泡の
形態で、液体を収容する容器の底から注入される。気泡
は液体中を上昇し、所望の混合及び反応を達成する。他
のシステムにおいては、機械的な攪拌手段が、このよう
な気−液混合及び反応を改善するためにしばしば用いら
れる。こうして、表面通風機、噴流及び羽根車を持つ攪
拌タンクが、この目的のために用いられてきた。
【0004】攪拌タンク反応器(STR)が、普通、気
−液混合及び反応のために、バッチ方式又は連続方式で
、数分以上の滞留時間を有する用途において用いられる
。Litz氏は、1985年11月の36−39頁”A
 Mixed Gas−Liquid Stirred
 Tank Reactor ”、CEP、で、気体を
通常、従来からのSTRの底の、スパージャーに供給し
、そして、液相中に分散させるために、平羽根のRus
hton タービン又は他のそのようなミキサーシステ
ムを使用して気体を小さい気泡にすることを開示した。 軸流羽根車(axial flow impeller
s)が、普通、気体の溶解を容易にするために用いられ
る。気泡が液体中を上昇するにつれて、更なる溶解が起
きる。STRの上部の気−液界面に達する未溶解気体は
、普通、失われる。
【0005】Litz氏の発表は、Advanced 
Gas Reactor(AGR)と呼ばれる新しいデ
ザインのSTRに関するが、それは、気体の溶解及び化
学反応速度を増大させることができ、他方、気体及び電
力の消費は減少される。このAGRシステムにおいては
、ダウンポンピング羽根車(down−pumping
 impeller )を、中空のドラフトチューブ内
で使用し、該チューブは、上部にじゃま板を配置し、そ
の入口はドラフトチューブの上端に流入する液体にうず
を生じさせる。これらのうずは、液体の上のオーバーヘ
ッドガスからの供給気体を、再循環液体と共にドラフト
チューブ内を下降させる。これについては、Roeck
el ラ 、 米国特許第4,328,175号及びL
itz氏の米国特許第4,454,077号及びその再
発行特許32,562号に記載されている。
【0006】蒸気に酸素に富む気体が混和されると、燃
焼又は爆発し得る様々な有機化合物について、オーバー
ヘッドガス空間内の潜在的に爆発性の蒸気−酸素混合物
の生成を防ぐことを確実にするのに、うず特性に頼るこ
とを避けるために、更なる開発がなされかつ特許付与さ
れた。この開発は、Liquid Organic R
eactor(LOR)Systemと呼ばれるが、空
気、酸素又は酸素富化空気を再循環の再循環液体に直接
導入する流れパターンを作るために、羽根車手段を液体
の部分の中に位置させる様に設備する。この液体の再循
環部分は、上記反応容器内のオーバーヘッドガス空間と
気−液界面を持つ上記の液体の静止部分から離れている
が、流体連絡している。再循環流れパターン及び速度は
、気体が静止液体中を通って上部空間へ通過するのを効
果的に妨げる様にする。
【0007】STR、AGR及びLORシステムを特定
の用途に用いることにより、酸素と有機液体との混合及
び反応は増大され得るが、有機液体と酸素との反応過程
を更に向上させたいとする要求がある。従って、今日の
工業運転の常に増大する技術的及び経済的な要求を満足
させるために、反応速度、生成物収率などで測定される
ような反応の効率の増大が、一般的に、この分野におい
て望まれる。
【0008】それ故、この発明の目的は、有機液体と酸
素との改良された反応方法を提供するにある。この発明
の他の目的は、有機液体と酸素との反応の効率を増大さ
せる方法を提供するにある。これらの及び他の目的を心
に留めて、この発明を以下に詳述し、その新しい特徴を
特に上記の特許請求の範囲に示す。
【0009】
【発明の構成】酸素と有機液体との反応の反応速度及び
/又は生成物収率は、攪拌タンク型反応容器内の反応温
度を、非攪拌式反応容器において用いられる温度に比較
して、下げることにより、相当に増大される。
【0010】発明の詳細な説明この発明の目的は、反応
温度と用いる反応システムの型の間の予期しない相互作
用を見出すことにより達成される。即ち、より低い反応
温度とSTR、AGR又はLORなどの機械的に攪拌さ
れるタンク型の反応システムの有利な組み合わせが予想
外に反応速度及び生成物収率を増大させる。
【0011】化学反応は反応温度が上昇するにつれてよ
り早く進行するということは一般的に受け入れられる。 良く知られたArrhenius の式は、反応速度定
数を温度と関係づけ、温度の上昇に伴って反応速度が指
数関数的に増加することを示す。経験法は、温度が10
°K上昇するごとに、単純反応の反応速度は2倍になる
というものである。より複雑な反応はこの一般化から離
れるが、殆ど常に温度が上昇すると共に反応速度の増大
を示すであろう。反応器システムの工程デザインは、そ
れ故に、普通、適切な安全性、経済性及び生成物の特性
因子と両立する可能な最も高温の反応温度における運転
に基づいている。
【0012】機械的攪拌タンク型反応器の気−液物質移
動特性は、一般的に、非機械的攪拌バブリング型反応器
よりも優れている。これは、用いられる混合用羽根車の
剪断エネルギー入力及びその結果生じる液体のバルク混
合から生じる。物質移動速度が大きいことは、酸素など
の気体反応物質が液体反応物質に非機械的攪拌型反応器
より早い速度で溶解することを意味する。気体は、典型
的には反応を起こすためには液体に溶解されなくては成
らない。気体が早く溶解するほど、反応速度も速くでき
る。機械的攪拌反応器は、また、一般的に、高い気体利
用効率をも有するが、それは、純粋酸素などの比較的高
価な純気体を用いる操作において非常に重要な因子であ
る。LORシステムは、特に、非常に良好な液−液混合
を提供し、それは全反応路に強い影響を与え得る。
【0013】より複雑で、あまり理解されていない理由
により、反応温度の低下が収率又は反応効率の増大を、
特にフリーラジカルなどの反応中間体を含む操作の場合
に生じるということが発見された。そのような中間体は
反応物質自体よりも反応性が高く、分解するか又は所望
の生成物を形成する機会を得る前に副反応を受ける傾向
を有し得る。温度を上昇させると、そのような反応中間
体の分解速度又は副反応を増大させるシステムがいくつ
かあり得る。これらの影響は、攪拌タンク型反応器の高
い物質移動の環境において増大され得る。そのような望
ましくない結果は、この発明の実施において、攪拌タン
ク型反応器内の低い反応温度を有利に利用することを知
ることによって、回避される。
【0014】機械的攪拌反応器システムとより低い運転
温度を組み合わせることの有利なかつ予想外の利点は、
そのような攪拌型反応器システム内で処理する気−液反
応の範囲を拡大させようとするプログラムの中で発見さ
れた。攪拌反応器システム、例えばAGRシステムは、
実験室、パイロットプラント及び商業的規模での運転に
おいて、バッチ及び連続方式で、水性酸化及び有機薬品
水素添加について用いられて好結果が得られてきた。そ
してそれらの、例えばAGR又はLORシステムにおけ
る利用を広げて、有機薬品の酸化を含めることが望まれ
た。
【0015】商業的運転において行われる既知の有機的
酸化方法は、2−エチルカプロンアルデヒドの2−エチ
ルカプロン酸への酸化である。この方法は、一般に、バ
ブルカラム型反応器内でのこの反応に必要な酸素を供給
するために、空気を120psig(8.4kg/cm
2 G)で散布することにより行われる。その反応速度
は毎分の液体1リットル当たりの酸素のミリモル(ミリ
モル/l/分)で表して、直列の三つの反応器の第一の
ものにおいて名目上約104である。純粋酸素を、3リ
ットルのLOR実験用反応器中で匹敵し得る80℃の温
度及び大気圧で空気と比較した。空気と比較して純粋酸
素では、このような実験室的試験において反応速度の増
加は見られなかった。しかしながら、実験室での酸素又
は空気を用いた反応速度は8−14ミリモル/l/分で
あることが認められたが、これは、商業的なバブルカラ
ムの実施において達成されるよりもかなり小さい速度で
ある。たとえ実験室的運転における酸素分圧が低いとし
ても、それはこの反応速度における著しい差異の説明に
ならない。
【0016】更に、この実験室的試験の生成物のガスク
ロマトグラフィー分析は、生成物の酸の収率が上記の商
業的実施におけるよりも低いことを示した。商業的実施
における生成物収率が約85%であり、100%転換に
近いのに、実験室的試験で得られた収率は、化学両論的
に、同じ転換において約60%であった。更に、所望の
8炭素の2−エチルカプロン酸生成物の形成に加えて、
この試験の反応は、好ましくないことに、相当量の、n
−ヘプタン、n−ヘプタナール及びn−ヘプタノールな
どの7炭素の生成物を形成した。これは、この反応方法
において1炭素原子の分割を必要とすることが理解され
るものと思う。
【0017】このような結果から見て、直径1インチ(
2.5cm)長さ12インチ(30cm)のガラスろ板
付きのガラスバブルカラムが、反応システムを試験する
ための、攪拌反応器に要求される大容積を伴わない都合
の良い反応器として用いられた。純粋酸素を用いて、3
リットルの装置と同じ温度及び圧力で行われた試験は、
約25ミリモル/l/分の反応速度、即ち、攪拌反応器
の2.5倍の反応速度を与えた。攪拌反応容器内の汚染
が、最初に、結果に差異を生じさせるものとして疑われ
たので、攪拌反応器又は反応物質貯蔵容器からの様々な
可能な汚染物が、それらの反応速度に与える影響を測定
するためにバブラー容器に加えられた。それによっては
、何ら有意の変化は生じなかった。商業的なバブルカラ
ムシステムは剪断力の弱い反応器であるので、3リット
ルのLOR実験室用システムを、普通はLORシステム
でダウンポンピング羽根車のらせんの下で用いられる下
部の板羽根タービン羽根車を除くことにより弱い剪断力
で作動させた。この構成を用いた試験は、しかしながら
、結果に何の差異も生じなかった。羽根車の速度を落と
す、増す、反応物質の濃度を変える、或いは従来からの
反応触媒を除去するなどの他の様々な変化を試みたが、
結果に何の改善も見られなかった。
【0018】そのような比較の試験の過程の間に、しか
しながら、実験室的試験のある時点で、反応容器内の反
応温度が80℃から約60℃に下がったことが注目され
た。オーバーヘッドガス空間内の酸素含有量は、有意に
、1.5体積%から0.5体積%に低下した。これは、
反応容器に供給された酸素が、従来の80℃におけるよ
りも大きい速度で消費されていることを示した。
【0019】続いての試験で、2.5lの100%の2
−エチルカプロンアルデヒドを実験室用LOR容器に、
純粋酸素による大気圧での酸化のために装入した。この
システムには熱は加えられなかった。この酸素との反応
は周囲の温度、即ち76°F(約24.5℃)で始めら
れた。このバッチ反応の間の反応速度は、平均33.3
、ピークで47.7ミリモル/l/分であった。冷却水
が、最初の1時間、反応温度を115°F(46℃)よ
り低く制御するために用いられた。そのバッチは、それ
から96°F(35.5℃)に冷却され、そしてその速
度は同じままであった。主題の反応のそのような一連の
低温バッチ運転が、その後、行われ、表1に要約されて
いる。
【0020】
【表1】
【0021】見られる様に、生成物収率或は分離度は、
80℃で60%付近から、示された低温で96%まで有
意に増加した。そのようなバッチ運転において、バッチ
が進行するにつれて温度を上昇及び下降させるなどの幾
つかの実験が、反応速度に与えるそれらの影響を観察す
るために行われた。高い反応速度及び生成物収率即ち分
離度が低温で達成されることが一度確立されると、実験
室用の装置は連続式の攪拌タンク型システムに組み立て
られた。
【0022】5つの連続運転がこのシステムで行われ、
商業的実施での第一の反応器で達成される100%転換
における85%プラント収率をシミュレートした。40
ミリモル/l/分の反応速度及び100%転換における
96%酸生成物収率が40℃及び46℃において得られ
た。バブラー型システムが商業的実施において用いられ
たときは、100%転換における92%の酸生成物収率
において、反応速度は104ミリモル/l/分であった
【0023】反応速度は、生成物収率を減じることなく
、この発明の低温レベルでの操作により、圧力を増加さ
せることにより増大され得ることが、それから、測定さ
れた。この目的のために、1ガロンのオートクレーブL
ORシステムが用いられた。その中での連続及びバッチ
運転の結果は、表2に、比較のための従来の温度での商
業的実施のデータと共に示された。
【0024】
【表2】
【0025】上の結果から、機械的攪拌タンク型反応器
を、非機械的攪拌反応器例えば商業用バブルカラムシス
テムに関する温度より有意に低い反応温度で使用するこ
とが、望ましく高い反応速度及び生成物収率を得ること
を可能にするということが認められるであろう。こうし
て、278ミリモル/l/分に達する反応速度が、この
発明の実施において、100%に達する2−エチルカプ
ロン酸生成物の収率と共に得られた。
【0026】当業者ならば、この発明の実施で得られる
反応速度及び/又は生成物収率の増大が、実施する特定
の気−液反応、実際に用いられる特定の機械的攪拌タン
ク型反応器、反応物質の濃度のレベル、用いられる反応
圧力及び反応温度を、比較のための非攪拌型の運転にお
いて特定の反応速度及び/又は生成物収率を達成するた
めに用いられる温度よりも低くする程度に依存して変わ
るということを認めるものと思う。この発明の予期しな
い利点は、最初、2−エチルカプロンアルデヒドの2−
エチルカプロン酸への空気又は酸素による酸化について
発見されたが、それは、様々な有機薬品の酸化、主とし
て、フリーラジカル機構及び従来の反応温度で分解する
か又は好ましくない副反応を受ける傾向のある反応中間
体の形成を含む反応に一般的に利用できる。この発明は
又、副反応が問題と成っても良い又は成らなくても良い
気体及び液体を含む他のクラスの反応にも適用できる。 所望の酸化反応は、空気、純粋酸素又は任意の所望の酸
素富化空気組成物を用いて行われ得るということも又理
解されるであろう。
【0027】この発明の任意の特定の具体例における反
応温度の低下は、問題の気−液反応に関する総括条件に
よって変わるが、その用る反応温度は、比較のための非
攪拌型反応器システムで用いられる温度よりも有意に低
いはずである。実際、上記のことから認められるであろ
うように、このような有意の反応温度の低下は、実際に
、高い反応速度及び/又は増大された生成物収率の予期
しない利点を達成するだけでなく、非攪拌型反応器シス
テムにおけるよりも低い速度及び収率を得ることを避け
ることをも要求するであろう。この発明の目的のために
は、非攪拌式タンク反応器と比較して反応温度を少なく
とも約20℃低くして用いるべきであり、約40℃又は
それ以上の低下が一般的に好ましい。冷却水を用いてそ
のような反応温度の低下を達成する場合は、温度を約1
0℃に下げることが一般的に可能である。特定の応用に
おいて、更に温度を下げるのが望ましいと認められた場
合、反応温度を約−10℃又はそれ以下まで下げること
は、他の既知の冷却手段を用いて可能である。
【0028】剪断エネルギーが用いる特定の混合用羽根
車手段により与えられ、液体のバルク混合が達成される
任意の攪拌タンク反応器システムを用いることはこの発
明の範囲内であるが、上述のAGR及びLORシステム
などの、相当の体積を持つ剪断エネルギーの比較的高い
システムを高い乱流のレベルで用いることが、一般的に
好ましい。特定の攪拌反応器システムは、任意の特定の
利用について、関与する特定の気−液反応及びその利用
において必要な又は望まれる性能のレベルを考慮して決
めることができるのは、勿論である。
【0029】この発明の知見においては、高温よりはむ
しろ低温の運転温度を用いて増大された反応速度及び/
又は高い収率を達成することができ、かかる知見は特に
この分野における望ましい進歩を意味する。低温での運
転は経済的及び他の運転上の見地から見て好ましいだけ
でなく、好ましくない中間体生成物の分解及び/又は副
反応がしばしば低い反応温度を用いることにより避けら
れるということも認められるものと思う。この発明は、
非常に望ましい、高い剪断力の気−液混合システムを、
より経済的にそして効果的に様々な有機薬品の酸化及び
他の商業的に重要な気−液反応の運転に適用することを
可能にする。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  有機薬品の酸化のための改良された気
    −液過程で、(a)空気、酸素又は酸素化空気を、機械
    的攪拌型反応器システム内で上記の有機薬品を含む液体
    に導入し、そのシステムでは羽根車装置を用いて剪断エ
    ネルギーを上記の液体に与えかつそのバルク混合を達成
    し;及び (b)攪拌型反応器システムを、非機械的攪拌型反応器
    システム内での同等の気−液混合及び反応に適応し得る
    反応温度よりも少なくとも20℃低い反応温度に維持す
    ることを含み、反応速度及び/又は所望の生成物の収率
    はそのような低い反応温度レベルにより増大され、それ
    によって、低い反応温度と攪拌型反応器システムとの組
    み合わせの結果として、所望の酸化反応が増大された性
    能レベルで行われる、有機薬品の気−液酸化方法。
  2. 【請求項2】  導入される気体が酸素である、請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】  上記の反応システムが内部に羽根車手
    段を持つ攪拌タンク型反応器を含む、請求項1に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】  上記の反応システムが、中空のドラフ
    トチューブ内に置かれたダウンポンピング羽根車を含み
    、上記システムを循環フローパターンで、液体をドラフ
    トチューブ内を下降させそして上記ドラフトチューブの
    外側を上昇させ、液体のドラフトチューブの上端への流
    れがうずを生じ、うずが空気又は酸素を反応器システム
    のオーバーヘッドガス空間から引き出す、請求項1に記
    載の方法。
  5. 【請求項5】  上記の反応器システムが羽根車手段を
    液体の部分中に位置させて循環流れパターンを生じ、空
    気、酸素又は酸素富化空気を上記再循環液体に直接導入
    し、その再循環液は上記の反応システムのオーバーヘッ
    ドガス空間との気−液界面を持つ上記の液体の静止部分
    と離れているが流体連絡はしており、再循環流れパター
    ン及び速度は気体が液体の静止部分を通ってオーバーヘ
    ッドガス空間へ通過することを効果的に阻止するような
    ものである、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】  上記の反応温度が上記の比較のための
    非攪拌型の反応器システムの温度よりも40℃又はそれ
    以上低い、請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】  上記の反応温度が10℃に低下された
    、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】  上記の反応温度が−10℃に低下され
    た、請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】  導入される気体が酸素である、請求項
    4に記載の方法。
  10. 【請求項10】  気体が酸素である、請求項5に記載
    の方法。
  11. 【請求項11】  酸化される有機薬品が2−エチルカ
    プロンアルデヒドであり、反応生成物が2−エチルカプ
    ロン酸である、請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】  導入される気体が酸素である、請求
    項11に記載の方法。
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