JPH04346920A - 機能性外用材 - Google Patents

機能性外用材

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JPH04346920A
JPH04346920A JP14669991A JP14669991A JPH04346920A JP H04346920 A JPH04346920 A JP H04346920A JP 14669991 A JP14669991 A JP 14669991A JP 14669991 A JP14669991 A JP 14669991A JP H04346920 A JPH04346920 A JP H04346920A
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JP
Japan
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adhesive layer
adhesive
water
support
absorbing
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Application number
JP14669991A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Yamamoto
克弘 山本
Masaki Sunami
正記 角南
Tetsuji Sugii
杉井 哲次
Toshiyuki Yamamoto
敏幸 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の医療用途、特に
傷用包帯、失禁及び人工肛門治療の分野に用途があり、
特に、慢性皮膚潰瘍のような治癒の困難な創傷への使用
に特に有効な機能性外用材に関する。
【0002】
【従来の技術】ハイドロコロイド型接着剤組成物は、多
年にわたり公知である。即ち、チェン(Chen)は、
米国特許第3,339,549号公報にポリイソブチレ
ンのようなゴムエラストマー及びペクチン、ゼラチン更
にカルボキシメチルセルロースの粉末混合物のような1
種以上の水溶性または水膨潤性のハイドロコロイドから
なるハイドロコロイド型接着剤組成物を開示している。
【0003】このハイドロコロイド型接着剤組成物にお
いては、ポリイソブチレンが接着性を提供し、又、ハイ
ドロコロイド粉末が液体や液状体を吸収する機能を有す
る。
【0004】このハイドロコロイド型接着剤組成物は、
皮膚の潰瘍、火傷及び他の滲出性傷用の包帯として次第
に注目されている。
【0005】例えば、特開昭58−190446号公報
には、外部水分不浸透性ポリマーフィルムの片面に半連
続気泡ポリマーフォーム製の中間層を介在させて接着剤
層を形成してなる密封多層包帯であって、上記接着剤層
は1種もしくはそれ以上の感圧接着材料及び必要に応じ
て1種もしくはそれ以上の熱可塑性エラストマーと、1
種もしくはそれ以上の水分散性ハイドロコロイドと、必
要に応じて、1種もしくはそれ以上の水膨潤性凝集補強
剤及び/又は1種もしくはそれ以上の水和性ポリマーと
の均質ブレンドで本質的に構成されていることを特徴と
する密封多層包帯が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このも
のは密封型の包帯であり、ハイドロコロイド型の接着層
は傷滲出液及び体液と接触し、この傷滲出液等は接着層
中に吸収、固定されるが、この傷滲出液等の吸収に伴っ
て経時的に接着層の組成変化、つまり水分の上昇が生じ
、この結果、過度に体液を吸収しすぎると接着層の凝集
力が低下して接着剤全体が液化、流出する事になる。
【0007】又、体液を吸収しない接着剤組成物であれ
ば、接着剤層と包帯の適用部位との間に滲出液が滞留し
てバクテリアが増殖し、この結果、痒み、治癒が遅れる
等の原因となる。
【0008】本発明は、上記技術的課題に鑑み完成され
たものであって、吸水性及び/又は水膨潤性の接着層を
、創傷部等の人体の適用部位に接着する第1接着層と、
該第1接着層から吸収、移行してきた傷滲出液及び体液
を吸収、貯留する第2接着層に分割し、しかも第1接着
層より第2接着層の層厚を大にして、つまり第1接着層
の層厚を薄くして当該第1接着層が吸収した傷滲出液等
の第2接着層への移行を速やかにすると共に第2接着層
における傷滲出液等の吸収量を大にし、これによって、
傷滲出液等の吸収による第1接着層の組成変化を抑制し
て人体の適用部位との密着性を維持させ、常に、第1接
着層による傷滲出液等の吸収を効果的に行って創傷部位
等の適用箇所表面に滲出液が滞留するのを防止し、更に
支持体を透湿性のフィルムやシートで形成することによ
り、第2接着層に吸収、貯留された傷滲出液等中の水分
の外部への蒸散を図ることによって第1接着層と第2接
着層の密着性を良好にし、衛生的で、しかも剥離の際に
創傷部等の適用箇所を破壊することがない、安全な機能
性外用材を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の機能性外用材は支持体の片面に第2接着層
を介在させて第1接着層を形成してなる外用材であって
、上記支持体が透湿性であり、しかも上記第1及び第2
の接着層が吸水性及び/又は水膨潤性の接着剤組成物か
らなり、且つ第1接着層より第2接着層の層厚が大であ
ることを特徴とするものである。
【0010】本発明の機能性外用材においては、用いら
れる接着層を第1接着層と第2接着層に分割し、しかも
この第1及び第2の接着層は吸水性及び/又は水膨潤性
の接着剤組成物からなり、第1接着層は、適用部位との
密着性を保持すると共に傷滲出液及び体液を吸収しつつ
第2接着層に伝搬する機能を有し、又、第2接着層が主
に傷滲出液等を貯留し、該傷滲出液等中の水分を透湿性
支持体の表面から外部に蒸散させて第1接着層と人体及
び第2接着層との密着性を維持したり、第2接着層と透
湿性支持体との接着性を確保するように構成されている
【0011】本発明で用いられる支持体としては透湿性
のフィルムやシートで形成されたものであれば特に限定
されるものではなく、天然材料や合成材料で形成された
ものが挙げられるが、これらのうち特に合成樹脂で形成
されフィルムやシートを多孔質に形成し、これによって
、フィルムやシートの透湿性を確保した支持体が、強度
、価格及び優れた伸縮性を確保し易い等の観点より望ま
しい。
【0012】又、この透湿性支持体の厚さとしては10
〜100μm、特に20〜50μmとするのが望ましく
、この厚さが、10μm未満と薄すぎると強度や取り扱
い性に問題が生じる上、場合によっては、創傷面が湿潤
状態を保つ事が出来ず、傷の治癒を遅らせる事になるの
で好ましくなく、又、100μmを超えると厚くなり過
ぎて人体の適用部位との密着性が低下したり、取り扱い
性に問題が生じる上、透湿性不良、その為、接着層の液
状化を招くので好ましくない。
【0013】上記合成樹脂製の多孔質支持体としては、
合成樹脂で形成したフィルムやシートを、極細針で穿孔
したり、一軸延伸又は二軸延伸により直接多孔質に形成
したり或いは延伸により多孔質に形成し、次いで、これ
を更に、酸、アルカリ又は水等で充填剤を溶出して形成
した多孔質の支持体でもよいのである。
【0014】上記合成樹脂製の多孔質支持体としては特
に限定されるものではないが、例えばポリエチレン樹脂
、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタ
ン樹脂、ポリアミドポリエーテルウレタン樹脂、ポリ塩
化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリアミド樹
脂等からなる群より選ばれた少なくとも一種の樹脂で形
成された多孔質のフィルムやシート、つまりこれらの樹
脂で形成された単層、2層或いは3層以上に積層された
多孔質のフィルムやシートのいずれでもよいのである。 この多孔質支持隊としては、実際には、バクテリアの遮
断機能が必要になるため、連続発泡体であれば穴径は1
μm以下が望ましい。
【0015】上記合成樹脂製の多孔質支持体において、
ポリエチレン樹脂、特に線状低密度ポリエチレン樹脂を
用いたものが支持体の生産・加工性に優れ生産コストが
安価であり、しかも、得られた多孔質支持体は、伸縮性
が大である上、強度が大きいことより最も好ましい。
【0016】上記線状低密度ポリエチレン樹脂はエチレ
ンとα−オレフィンとの共重合体であり、α−オレフィ
ンとしては、ブテン、ヘキセン、オクテン等が挙げられ
る。
【0017】上記合成樹脂製の多孔質支持体には、所望
により、充填剤が配合されたものも含まれるが、かかる
充填剤としては炭酸カルシウム、タルク、クレー、カオ
リン、シリカ、硫酸バリウム、硫酸カオリン、水酸化ア
ルミニウム、酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸化チタン、
アルミナ、マイカ等が挙げられる。
【0018】この充填剤の平均粒径は30μm以下のも
のが用いられ、特に0.1〜10μmの範囲のものが望
ましい。
【0019】粒径が30μmを超えると粒径が大き過ぎ
て貫通孔が大きくなるので透湿度が大きくなり過ぎるの
であり、逆に0.1μm未満と小さ過ぎると凝集が起こ
り分散性が劣るから好ましくない。
【0020】又、本発明において、ポリエチレン樹脂や
ポリプロピレン樹脂を用いる場合には、充填剤の混練性
、分散性を向上させたり、整形・加工性を向上させたり
、或いはフィルムの機能的強度を向上させるために、オ
レフィンターポリマーや軟化剤が配合されていてもよい
のである。
【0021】上記オレフィンターポリマーとしては、数
平均分子量が5000〜200000のゴム状物質であ
れば、特に限定されるものではなく、具体的な代表例と
しては、エチレン、α−オレフィンおよび非共役二重結
合を有する環状または非環状からなる共重合物(以下E
PDMという)が用いられる。
【0022】上記EPDMは、エチレン、プロピレンも
しくはブテン−1および以下に列挙するポリエンモノマ
ーからなるターポリマーであり、該ポリエンモノマーと
しては、ジシクロペンタジエン、1,5−シクロオクタ
ジエン、1,1−シクロオクタジエン、1,6−シクロ
ドデカジエン、1,7−シクロドデカジエン、1,5,
9−シクロドデカトリエン、1,4−シクロヘプタジエ
ン、1,4−シクロヘキサジエン、1,6−ヘプタジエ
ン、ノルボルナジエン、メチレンノルボルネン、2−メ
チルペンタジエン−1,4、1,5−ヘキサジエン、メ
チル−テトラヒドロインデン、1,4−ヘキサジエンな
どである。各モノマーの共重合割合は好ましくはエチレ
ンが30ないし80モル%、ポリエンが0.1ないし2
0モル%で残りがα−オレフィンとなるようなターポリ
マーでムーニー粘度ML14(100℃)1ないし60
のものがよい。
【0023】又、上記軟化剤としては、数平均分子量が
1000〜30000の軟化剤であれば特に限定される
ものではなく、具体的な代表例としては、低粘度軟化剤
として石油系プロセスオイル、流動パラフィン、脂肪族
系油、低分子量可塑性剤があり、比較的高粘度軟化剤と
して、ポリブテン、低分子量ポリイソブチレン、液状ゴ
ムなどの軟化剤が好適に用いられる。
【0024】尚、上記熱可塑性の方向性多孔質フィルム
には、通常用いられる酸化防止剤、紫外線安定剤、帯電
防止剤、顔料、滑剤、蛍光剤等を添加して成るものでも
よいのである。
【0025】本発明で用いられる透湿性支持体としては
透湿度が300〜2000g/m2・24hr、特に5
00〜1500g/m2・24hrのものが望ましく、
透湿度が300g/m2・24hr未満であると透湿度
が小さ過ぎて傷滲出液等中の水分の蒸散が悪くなって第
1や第2の接着層の成分変化が生じるので好ましくない
のであり、一方、透湿度が2000g/m2・24hr
を超えると透湿度が大き過ぎて外部からバクテリア等の
異物が侵入したり、第1や第2の接着層中の成分が滲み
出たり、蒸散して組成変化が生じたり、更に、創傷面が
乾燥、治癒が遅れる原因となる等の問題が生じるので好
ましくない。
【0026】本発明において透湿度とはペインズカップ
法により測定した値である。
【0027】又、本発明で用いられる第1及び第2の接
着層は吸水性及び/又は水膨潤性の接着剤組成物で形成
された層であれば特に限定されるものではない。
【0028】この第1接着層は創傷部等の人体の適用部
位に接着され、該創傷部等から発生した傷滲出液等を吸
収して上記第2接着層に移行するためのものであり、又
、上記第2接着層はこの第1接着層から移行してきた傷
滲出液等を吸収、貯留するためのものである。したがっ
て、上記の第1接着層より第2接着層の層厚を大にして
、つまり第1接着層の層厚を薄くして当該第1接着層が
吸収した傷滲出液等を第2接着層へ速やかに移行すると
共に第2接着層における傷滲出液等の吸収、貯留量を大
にし、これによって、傷滲出液等の吸収による第1接着
層の組成変化を抑制して人体の適用部位との密着性を維
持させ、常に、第1接着層による傷滲出液等の吸収を効
果的に行って創傷部位等の適用箇所表面に滲出液が滞留
するのを防止するのである。
【0029】この場合において、第1接着層の厚さとし
ては一般に100〜1000μm、特に300〜700
μmとするのが望ましく、この厚さが、100μm未満
と薄すぎると接着力が低下し、人体の適用部位との密着
性に問題が生じたり、製造が困難となるので好ましくな
く、又、1000μmを超えると厚くなり過ぎて吸収さ
れた滲出液の移行性が低下するので好ましくない。
【0030】又、第2接着層の厚さとしては一般に50
0〜3000μm、特に1000〜2000μmとする
のが望ましく、この厚さが、500μm未満と薄すぎる
と人体から発生した滲出液の貯留量が低下して透湿性支
持体や第1接着層との密着性に問題が生じたり、創傷面
に滲出液が貯留する原因となるので好ましくなく、又、
3000μmを超えると厚くなり過ぎて人体の適用部位
との密着性が低下したり、取り扱い性に問題が生じるの
で好ましくない。
【0031】本発明で用いられる接着層においては、第
2接着層が第1接着層より単位容積当たりの吸水量が大
であるものが、人体から発生した滲出液の貯留量が大と
なるだけでなく、第1接着層が吸収した滲出液等の移行
性が向上し、この結果、第1接着層の液状化を防ぐこと
になるので望ましい。
【0032】本発明で好適に用いられる接着層としては
第1接着層がゴム系接着剤と、吸水性及び/又は水膨潤
性のハイドロコロイドを必須成分とする接着剤組成物か
らなり、又、第2接着層がゴム系接着剤と、高吸水性ポ
リマーを必須成分とする接着剤組成物からなるものであ
る。
【0033】上記の第1及び第2の接着層で用いられる
ゴム系接着剤としては、乾燥時の接着性を付与するもの
であれば特に限定されるものではなく、天然または合成
の粘性ゴム状物質、例えば、天然ゴム、ポリイソブチレ
ンゴム、ポリウレタンゴム、シリコンゴム、アクリル系
ゴム、酢酸ビニルポリマー、エチレン/酢酸ビニル共重
合物等から選ばれた少なくとも1種が挙げられるが、こ
れらのうち粘度平均分子量が約10000〜10000
0、特に35000〜60000の低分子量ポリイソブ
チレンが感圧接着性を有するので望ましい。
【0034】又、第1接着層に用いられる吸水性及び/
又は水膨潤性のハイドロコロイドとしては特に限定され
ないが、特に生理食塩水に浸した場合、浸透性が速く、
且つ体積膨張の小さいポリマーが望ましい。
【0035】このハイドロコロイドとしては特に限定さ
れるものではなく、水に容易に溶解するものでなければ
よく、例えば多糖類としてカルボキシメチルメチルセル
ロース(ナトリウム塩やカルシウム塩を含む。)、カラ
ヤゴム、ペクチン、ゼラチン、グアーゴム、ローカスト
ビーンガム、コラーゲン、カラギーナン、アルギン酸ナ
トリウム、キサンタンガム等から選ばれた少なくとも1
種が挙げられるのであり、又、合成ポリマーとしてはポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチ
レングリコール、ポリアクリルアミド等から選ばれた少
なくとも1種が挙げられる。
【0036】上記第2接着層に用いられる高吸水性ポリ
マーとしては、生理食塩水に浸した場合でも、自重の1
0以上、特に自重の50倍以上の吸水能を有するもので
あり、ポリマー構造としてはカルボキシル基、水酸基、
アミド基等のイオン基、極性基の比較的多いポリマーが
よい。例としては、メチルビニルエーテル/マレイン酸
の長鎖ポリマー、アクリル酸/ビニルアルコールコポリ
マー、澱粉−アクリル酸塩グラフトポリマー、水不溶性
澱粉−アクリロニトリルグラフトポリマー、架橋カルボ
キシメチルメチルセルロース(ナトリウム塩やカルシウ
ム塩を含む。)、カルボキシセルロース−アクリル酸塩
グラフトポリマー、水不溶性架橋デキストリン、アクリ
ル酸−アクリルアミドコポリマー、アクリル酸ソーダポ
リマー等から選ばれた少なくとも1種が挙げられる。
【0037】本発明で用いられる第1接着層におけるゴ
ム系接着剤(A)と、吸水性及び/又は水膨潤性のハイ
ドロコロイド(B)の配合割合は、人体の適用部位との
接着性や、吸水ないし水膨潤の速度や量、更に吸収した
滲出液の第2接着層への移行性等の観点より、上記(A
)が25〜60重量%の範囲、特に30〜50重量%の
範囲とし、一方、上記(B)が40〜75重量%、特に
50〜70重量%とするのが望ましい。
【0038】又、本発明で用いられる第2接着層におけ
るゴム系接着剤(A)と、高吸水性ポリマー(C)の配
合割合は、透湿性支持体や第1接着層との接着性や更に
第1接着層から移行した滲出液の貯留度等の観点より、
上記(A)が30〜70重量%の範囲、特に40〜60
重量%の範囲とし、一方、上記(C)が30〜70重量
%、特に40〜60重量%とするのが望ましい。
【0039】本発明においては、所望により、上記第1
及び/又は第2の接着層に、これらの接着層の接着性や
伸縮性を改善するために熱可塑性エラストマーを配合す
ることが可能である。
【0040】この熱可塑性エラストマーとしては、具体
的には、スチレン−ブタジエン−スチレン(S−B−S
)及びスチレン−イソプレン−スチレン(S−I−S)
及びスチレン−エチレン/ブチレン−スチレン(S−E
B−S)などのスチレンブロックポリマーが挙げられる
が、好ましくはスチレン−イソプレン−スチレンブロッ
クポリマーなどが挙げられる。
【0041】この場合、第1接着層において、熱可塑性
エラストマーの配合割合は、第1接着層全体の3〜30
重量%、特に、10〜20重量部%の範囲とするのが望
ましく、熱可塑性エラストマーの配合割合が3重量%未
満では配合する意味がなく、一方、30重量%を超える
とゴム系接着剤や吸水性及び/又は水膨潤性のハイドロ
コロイドの濃度が相対的に低下し、接着力が低下したり
、滲出液の吸収特性が低下する恐れがあるから望ましく
ない。
【0042】又、第2接着層において、熱可塑性エラス
トマーの配合割合は、第2接着層全体の3〜15重量%
、特に、5〜10重量部%の範囲とするのが望ましく、
熱可塑性エラストマーの配合割合が3重量%未満では配
合する意味がなく、一方、15重量%を超えるとゴム系
接着剤や高吸水ポリマーの濃度が相対的に低下し、接着
力や滲出液の貯留量が低下する恐れがあるから望ましく
ない。
【0043】本発明においては、所望により、上記第1
及び/又は第2の接着層に、可塑剤または溶剤、例えば
鉱油またはペトロラタム、鉱油やテルペン樹脂等の粘着
性付与剤を配合することが可能である。
【0044】この可塑剤または溶剤、或いは粘着性付与
剤の配合割合は、第1又は第2の接着層全体の3〜50
重量%、特に、10〜30重量部%の範囲とするのが望
ましく、この配合割合が3重量%未満では配合する意味
がなく、一方、50重量%を超えるとゴム系接着剤や吸
水性及び/又は水膨潤性のハイドロコロイド更に高吸水
性ポリマーの濃度が相対的に低下し、接着特性や、滲出
液の吸収特性が低下する恐れがあるから望ましくない。
【0045】本発明においては、第1接着層に抗菌性物
質、例えばヒビテン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベン
ゼトニウム、ポビドンヨードなどのヨード系物質、フル
ファダイヤジン銀、サルファー剤や抗生物質、例えば硫
酸フラジオマイシン、硫酸ゲンタマイシンなどのうちか
ら1種又は組み合わせて添加することができ、その添加
量は0.01〜20%、好ましくは0.05〜5%の範
囲で添加し、人体の適用部位の消毒や殺菌更にバクテリ
アの増殖を防止するのが望ましい。
【0046】
【作用】本発明の機能性外用材においては、上記構成を
有し、用いられる接着層を第1接着層と第2接着層に分
割し、しかもこの第1及び第2の接着層は吸水性及び/
又は水膨潤性の接着剤組成物からなり、この第1接着層
は創傷部等の人体の適用部位に接着され、該創傷部等か
ら発生した傷滲出液等を吸収して上記第2接着層に移行
するためのものであり、又、上記第2接着層はこの第1
接着層から移行してきた傷滲出液等を吸収、貯留するた
めのものである。したがって、上記の第1接着層より第
2接着層の層厚を大にして、つまり第1接着層の層厚を
薄くして当該第1接着層が吸収した傷滲出液等を第2接
着層へ速やかに移行すると共に第2接着層における傷滲
出液等の吸収、貯留量を大にし、これによって、傷滲出
液等の吸収による第1接着層の組成変化を抑制して人体
の適用部位との密着性を維持させ、常に、第1接着層に
よる傷滲出液等の吸収を効果的に行って創傷部位等の適
用箇所表面に滲出液が滞留するのを防止する作用を有す
るのである。
【0047】又、本発明においては、支持体を透湿性の
材料で形成し、第1接着層から移行し、且つ第2接着層
に貯留された傷滲出液等中の水分を透湿性支持体の表面
から外部に蒸散させて第1接着層と人体及び第2接着層
との密着性を維持したり、第2接着層と透湿性支持体と
の接着性を確保するように構成されている作用を有する
のである。
【0048】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0049】図1は本発明の機能性外用材の一実施例を
示す斜視図、図2はその断面図である。
【0050】本発明の機能性外用材の構造例。図1及び
図2において、本発明の機能性外用材1は支持体2の片
面に第2接着層4を介在させて第1接着層3を形成して
なり、上記支持体2が透湿性であり、しかも上記第1及
び第2の接着層3、4が吸水性及び/又は水膨潤性の接
着剤組成物からなり、且つ第1接着層3より第2接着層
4の層厚が大きく構成されている。尚、5はセパレータ
ーであり、該セパレーター5により第1接着層3の露出
面が被覆されている。
【0051】この場合、上記支持体2は透湿度が300
〜2000g/m2・24hr、特に500〜1500
g/m2・24hrのものが望ましく、透湿度が300
g/m2・24hr未満であると透湿度が小さ過ぎて傷
滲出液等中の水分の蒸散が悪くなって第1や第2の接着
層3、4の成分変化が生じるので好ましくないのであり
、一方、透湿度が2000g/m2・24hrを超える
と透湿度が大き過ぎて外部から異物が侵入したり、第1
や第2の接着層3、4中の成分が蒸散して組成変化が生
じるので好ましくない。
【0052】また、本発明においては、第2接着層4が
第1接着層3より単位容積当たりの吸水量が大であるも
のが、人体から発生した滲出液の貯留量が大となるだけ
でなく、第1接着層3が吸収した滲出液等の移行性が向
上するので望ましい。
【0053】本発明で好適に用いられる接着層としては
第1接着層3がゴム系接着剤と、吸水性及び/又は水膨
潤性のハイドロコロイドを必須成分とする接着剤組成物
からなり、又、第2接着層4がゴム系接着剤と、高吸水
性ポリマーを必須成分とする接着剤組成物からなるもの
である。
【0054】上記の第1及び第2の接着層3、4で用い
られるゴム系接着剤としては、乾燥時の接着性を付与す
るものであれば特に限定されるものではなく、天然また
は合成の粘性ゴム状物質から選ばれた少なくとも1種が
挙げられるが、これらのうち特に粘度平均分子量が約3
6000〜58000の低分子量ポリイソブチレンが感
圧接着性を有するので望ましい。
【0055】又、第1接着層3に用いられる吸水性及び
/又は水膨潤性のハイドロコロイドとしては特に限定さ
れないが、特に生理食塩水に浸した場合、浸透性が速く
、且つ体積膨張の小さいポリマーが望ましい。
【0056】このハイドロコロイドとしては濡れた際の
接着性を発現するものであれば特に限定されるものでは
なく、種々の吸水性及び/又は水膨潤性のハイドロコロ
イドから選ばれた少なくとも1種が挙げられる。
【0057】上記第2接着層4に用いられる高吸水性ポ
リマーとしては、生理食塩水に浸した場合でも、自重の
20以上、特に自重の50倍以上の吸水能を有するもの
であれば特に限定されるものではなく、種々の高吸水性
ポリマーから選ばれた少なくとも1種が挙げられる。
【0058】本発明で用いられる第1接着層3における
ゴム系接着剤(A)と、吸水性及び/又は水膨潤性のハ
イドロコロイド(B)の配合割合は、人体の適用部位と
の接着性や、吸水ないし水膨潤の速度や量、更に吸収し
た滲出液の第2接着層4への移行性等の観点より、上記
(A)が25〜60重量%の範囲、特に30〜50重量
%の範囲とし、一方、上記(B)が40〜75重量%、
特に50〜70重量%とするのが望ましい。
【0059】又、本発明で用いられる第2接着層4にお
けるゴム系接着剤(A)と、高吸水性ポリマー(C)の
配合割合は、透湿性支持体2や第1接着層3との接着性
や更に第1接着層から移行した滲出液の貯留度等の観点
より、上記(A)が30〜70重量%の範囲、特に40
〜60重量%の範囲とし、一方、上記(C)が30〜7
0重量%、特に40〜60重量%とするのが望ましい。
【0060】本発明においては、所望により、上記第1
及び/又は第2の接着層3、4に、これらの接着層3、
4の接着性や伸縮性を改善するために熱可塑性エラスト
マーを配合したり、或いは可塑剤または溶剤、例えば鉱
油またはペトロラタム、鉱油やテルペン樹脂等の粘着性
付与剤を配合することが可能である。
【0061】これらの配合量については、接着層の保形
性、接着特性や、滲出液の吸収特性、更に滲出液の移行
性や貯留量等、種々の特性面に配慮して決定しなければ
ならない。
【0062】本発明においては、第1接着層4に抗菌性
物質、例えばヒビテン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベ
ンゼトニウム、ポビドンヨードなどのヨード系物質、フ
ルファダイヤジン銀、サルファー剤や抗生物質、例えば
硫酸フラジオマイシン、硫酸ゲンタマイシンなどのうち
から1種又は組み合わせて添加することができ、その添
加量は0.01〜20%、好ましくは0.05〜5%の
範囲で添加し、人体の適用部位の消毒や殺菌更にバクテ
リアの増殖を防止するのが望ましい。
【0063】実施例1 予め、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩20
g、ペクチン20g及びゼラチン20gの各粉末をよく
混合して吸水性及び/又は水膨潤性のハイドロコロイド
を得た。
【0064】次に、この混練物60gと、ゴム系接着剤
であるポリイソブチレン(粘度平均分子量4万)60g
を、小型ニーダーにて充分に混練して接着剤組成物を得
た。更に、この接着剤組成物120gをプレスにて0.
5mm厚シートに成形して第1接着層3を得た。
【0065】次に、澱粉−アクリル酸塩グラフトポリマ
ー60gと、ゴム系接着剤であるポリイソブチレン(粘
度平均分子量4万)60gを、小型ニーダーにて充分に
混練して接着剤組成物を得た。更に、この接着剤組成物
120gを用い、同様の方法で、これをプレスにて1m
m厚シートに成形し、第2接着層4を得た。
【0066】次に、支持体2として透湿性のポリウレタ
ンフィルム(透湿度800g/m2・24hr)を用い
、該支持体2の片面に上記第2接着層4を介在させて第
1接着層3を積層、形成して、本発明の機能性外用材1
を得た。
【0067】実施例2 予め、カルボキシメチルセルロースのナトリウム塩20
g、ペクチン20g及びゼラチン20gの各粉末をよく
混合して吸水性及び/又は水膨潤性のハイドロコロイド
を得た。
【0068】次に、この混練物60gと、ゴム系接着剤
であるポリイソブチレン(粘度平均分子量4万)60g
を、小型ニーダーにて充分に混練して接着剤組成物を得
た。更に、この接着剤組成物120gを、実施例1と同
様にプレスして0.5mm厚シートに成形して第1接着
層3を得た。
【0069】一方、同様の方法で、高吸水性ポリマーで
あるアクリル酸−ビニルアルコール共重合体(吸水量は
自重の500倍)100gと、ゴム系接着剤であるポリ
イソブチレン(粘度平均分子量4万)100gの均一混
練物を、実施例1と同様にプレスして1mm厚シートに
成形し、第2接着層4を得た。
【0070】次に、支持体2として透湿性のポリウレタ
ンフィルム(透湿度800g/m2・24hr)を用い
、実施例1と同様に積層、形成して、本発明の機能性外
用材1を得た。
【0071】比較例1 実施例1で用いたものと同様の第1接着層3、第2接着
層4を用いた。次に、支持体2としてポリエチレンフィ
ルム(透湿度15g/m2・24hrを用い、実施例1
と同方法にて、積層、成形して厚さ100μmのものを
得た。
【0072】比較例2 実施例1で用いたものと同様の第1接着層3、第2接着
層4を用いた。次に、支持体2としてポバールフィルム
(透湿℃2500g/m2・24hr)を用い、実施例
と同方法にて積層、成形して得たものを用いた。
【0073】比較例3 第1接着層3として、実施例1と同組成の組成物を得、
これを実施例1と同様の方法で1.5mm厚シートに成
形し、第1接着層3を得た。次に、第2接着層4として
、実施例1と同組成の組成物を得、これを実施例1と同
様の方法で0.5mm厚シートにし第2接着層4を得た
。次に、支持体2として、実施例1と同様のものを用い
、上記第1及び第2の接着層を実施例1と同様に積層、
成形したものを用いた。
【0074】比較例4 予め、カルボキシルメチルセルロースのナトリウム塩2
0g、ペクチン20g及びゼラチン20gの各粉末をよ
く混合して吸水性及び/又は水膨潤性のハイドロコロイ
ドを得た。次に、この混練物60gとゴム系接着剤であ
るポリイソブチレン(粘度平均分子量4万)60gを小
型ニーダーにて充分に混練して接着剤組成物を得た。更
に、この接着剤組成物120gを用いこれをプレスにて
1.5mm厚シートに成形し、接着層を得た。次に、透
湿性のポリウレタンフィルム(透湿度500g/m2・
24hr、厚さ30μm)と連続発泡ポリウレタン(1
mm厚)を、熱ロールにて積層した後、次に発泡ポリウ
レタン面と上記接着層を積層、成形して得たものを用い
た。
【0075】上記の各実施例及び各比較例を用い、結着
力及び吸収量を測定した結果を表1に示す。
【0076】
【表1】
【0077】表1において、結着力は、予め秤量した2
.5cm×2.5cmの試験片(W1g)を50mlの
生理食塩水溶液に24時間入れ、その間、50rpmの
条件下撹拌機上に放置した後取り出し、これを、熱風乾
燥機にて、100℃で1時間乾燥させる。
【0078】乾燥後の重量を(W2g)として、結着力
を以下の方法で測定した。
【0079】結着力=W2/W1×100(%)
【00
80】表1において、吸収量は、予め秤量した2.5c
m×2.5cmの試験片(Wag)を50mlの生理食
塩水溶液に24時間入れ、その後取り出し、余分な水分
はガーゼ等により除去した後秤量する。
【0081】乾燥後の重量を(Wbg)として、吸収量
を以下の方法で測定した。
【0082】 吸収量=(WbgーWag)/Wag×100(%)

0083】実施例1と比較例1を用い、ラットによる2
4時間貼付比較試験を行ったところ、実施例1は保型性
を有し、変化がなかったが、比較例1は滲出液により接
着層が溶解に近い状態となり、創傷部位よりの流出が確
認された。
【0084】又、実施例1と比較例2を用い、創傷面の
治癒日数を調査したところ、実施例1のものでは13日
間で治癒したのに対し、比較例2のものでは19日間か
かり、このように、比較例2のものは、創傷面の湿潤状
態を保つ事が出来ず、治癒を遅らせる結果となった。
【0085】比較例3のように、第2接着層に比べ第1
接着層の厚みが厚すぎると、第2接着層が第1接着層の
貯留液を充分に吸収できず、第1接着層の液化を招く事
が認められた。
【0086】比較例4では、発泡層が介在されているが
、この発泡層は、強制的に、接着層の貯留液を吸いとる
能力がなく、従って、接着層は液化してしまい、流れ出
してしまうことが認められた。実際、ラットによる動物
実験・皮膚欠損創試験において、比較例4のものは、溶
解に近い状態となり創傷部位よりの流出が確認された。
【0087】
【発明の効果】本発明の機能性外用材においては、上記
構成を有し、用いられる接着層を第1接着層と第2接着
層に分割し、しかもこの第1及び第2の接着層は吸水性
及び/又は水膨潤性の接着剤組成物からなり、この第1
接着層は創傷部等の人体の適用部位に接着され、該創傷
部等から発生した傷滲出液等を吸収して上記第2接着層
に移行するためのものであり、又、上記第2接着層はこ
の第1接着層から移行してきた傷滲出液等を吸収、貯留
するためのものである。したがって、上記の第1接着層
より第2接着層の層厚を大にして、つまり第1接着層の
層厚を薄くして当該第1接着層が吸収した傷滲出液等を
第2接着層へ速やかに移行すると共に第2接着層におけ
る傷滲出液等の吸収、貯留量を大にし、これによって、
傷滲出液等の吸収による第1接着層の組成変化を抑制し
て人体の適用部位との密着性を維持させることができる
【0088】又、このように第1接着層と人体の適用部
位との密着性を維持させることができるので、第1接着
層による傷滲出液等の吸収を効果的に行って創傷部位等
の適用箇所表面に滲出液が滞留するのを防止する結果、
至極衛生的であり、又、このように吸水性及び/又は水
膨潤性の接着剤組成物で接着層を形成することにより創
傷部等の適用部位との接着性が適度で、過剰の接着力を
発現しないから剥離の際に創傷部等の適用箇所を破壊し
ないのであり、この観点より、安全性が至極高いもので
ある。
【0089】更に、本発明の機能性外用材においては、
支持体を透湿性の材料で形成し、第1接着層から移行し
、且つ第2接着層に貯留された傷滲出液等中の水分を透
湿性支持体の表面から体温によって、外部に蒸散させて
第2接着層の物性変化を極力小できるので、第1接着層
との密着性を維持したり、第2接着層と透湿性支持体と
の接着性を確保できるのであり、この結果、長時間に亙
って使用できる効果を有するのである。
【0090】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の機能性外用材の一実施例を示す
斜視図である。
【0091】
【図2】図2はその断面図である。
【0092】
【符号の説明】
1  機能性外用材 2  透湿性支持体 3  第1接着層 4  第2接着層 5  セパレーター

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  支持体の片面に第2接着層を介在させ
    て第1接着層を形成してなる外用材であって、上記支持
    体が透湿性であり、しかも上記第1及び第2の接着層が
    吸水性及び/又は水膨潤性の接着剤組成物からなり、且
    つ第1接着層より第2接着層の層厚が大であることを特
    徴とする機能性外用材。
  2. 【請求項2】  支持体の透湿度が300〜2000g
    /m2・24hrである請求項1に記載の機能性外用材
  3. 【請求項3】  第2接着層が第1接着層より単位容積
    当たりの吸水量が大である請求項1又は2に記載の機能
    性外用材。
  4. 【請求項4】  第1接着層がゴム系接着剤と、吸水性
    及び/又は水膨潤性のハイドロコロイドを必須成分とす
    る接着剤組成物からなり、又、第2接着層がゴム系接着
    剤と、高吸水性ポリマーを必須成分とする接着剤組成物
    からなる請求項1ないし3のいずれかに記載の機能性外
    用材。
  5. 【請求項5】  第2接着層に吸水性及び/又は水膨潤
    性のハイドロコロイドが含有されている請求項4に記載
    の機能性外用材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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