JPH04344606A - 受光モジュール - Google Patents
受光モジュールInfo
- Publication number
- JPH04344606A JPH04344606A JP3116432A JP11643291A JPH04344606A JP H04344606 A JPH04344606 A JP H04344606A JP 3116432 A JP3116432 A JP 3116432A JP 11643291 A JP11643291 A JP 11643291A JP H04344606 A JPH04344606 A JP H04344606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- lens
- light
- central axis
- light receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 claims abstract description 45
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバと受光素子と
がレンズを介して光学的に結合されるピグテール型の受
光モジュールに関する。
がレンズを介して光学的に結合されるピグテール型の受
光モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のピグテール型の受光モジュールに
ついて、図4に示す概念図を用いて説明する。
ついて、図4に示す概念図を用いて説明する。
【0003】従来の受光モジュールは、光ファイバ1と
、光ファイバ1から入射された光ビームaをレンズ2を
介して光学的に結合し受光する受光素子3とを有してい
る。ここで、図示されていないが、一般に、光ファイバ
1はフェルールに挿入されており、受光素子3はパッケ
ージに気密封止されており、レンズ2は円筒状のホルダ
に低融点のガラス等で融着されている。そして、パッケ
ージとホルダ、ホルダとフェルールがそれぞれ溶接等に
よって固着されて、ピグテール型の受光モジュールを構
成している。受光素子3としては、フォトダイオードや
アバランシェフォトダイオード等が使用されている。
、光ファイバ1から入射された光ビームaをレンズ2を
介して光学的に結合し受光する受光素子3とを有してい
る。ここで、図示されていないが、一般に、光ファイバ
1はフェルールに挿入されており、受光素子3はパッケ
ージに気密封止されており、レンズ2は円筒状のホルダ
に低融点のガラス等で融着されている。そして、パッケ
ージとホルダ、ホルダとフェルールがそれぞれ溶接等に
よって固着されて、ピグテール型の受光モジュールを構
成している。受光素子3としては、フォトダイオードや
アバランシェフォトダイオード等が使用されている。
【0004】このような従来の受光モジュールにおいて
は、光ファイバ1の中心軸bとレンズ2の中心軸cは、
共に光ビームaの中心と一致させられ、この中心軸b,
c上に受光素子3が固定されていた。
は、光ファイバ1の中心軸bとレンズ2の中心軸cは、
共に光ビームaの中心と一致させられ、この中心軸b,
c上に受光素子3が固定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の受光モジュ
ールでは、光ファイバから入射した光ビームの一部は、
受光素子の受光面で反射され、再び光ファイバと結合し
て戻り光として光の送信器に戻り、送信器に悪影響をお
よぼす。特に、送信器がレーザダイオードである場合に
は、レーザダイオードの発振状態が乱され、レーザダイ
オードから出力される光に雑音が増加するという問題が
あった。
ールでは、光ファイバから入射した光ビームの一部は、
受光素子の受光面で反射され、再び光ファイバと結合し
て戻り光として光の送信器に戻り、送信器に悪影響をお
よぼす。特に、送信器がレーザダイオードである場合に
は、レーザダイオードの発振状態が乱され、レーザダイ
オードから出力される光に雑音が増加するという問題が
あった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の受光モジュール
は、光ファイバと前記光ファイバから入射する光ビーム
をレンズを介して受光する受光素子とを有するピグテー
ル型の受光モジュールにおいて、前記光ファイバの中心
軸と前記レンズの中心軸とは、前記光ファイバの端面と
前記レンズの主平面との距離をL1とし、前記ピグテー
ル型受光モジュールの光学系における像倍率をmとし、
前記光ファイバの開口数をNAとするとき、Δx>{L
1/2(m+1)}tan(NA)なる距離Δxをもっ
て平行に配置されている。
は、光ファイバと前記光ファイバから入射する光ビーム
をレンズを介して受光する受光素子とを有するピグテー
ル型の受光モジュールにおいて、前記光ファイバの中心
軸と前記レンズの中心軸とは、前記光ファイバの端面と
前記レンズの主平面との距離をL1とし、前記ピグテー
ル型受光モジュールの光学系における像倍率をmとし、
前記光ファイバの開口数をNAとするとき、Δx>{L
1/2(m+1)}tan(NA)なる距離Δxをもっ
て平行に配置されている。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
。
。
【0008】図1は、本発明の第1の実施例の概念図で
ある。
ある。
【0009】この受光モジュールは、光ファイバ1と、
光ファイバ1から入射された光ビームAをレンズ2を介
して光学的に結合し受光する受光素子3とを有している
。ここで、図示されていないが、一般に、光ファイバ1
はフェルールに挿入されており、受光素子3はパッケー
ジに気密封止されており、レンズ2は円筒状のホルダに
低融点のガラス等で融着されている。そして、パッケー
ジとホルダ、ホルダとフェルールがそれぞれ溶接等によ
って固着されて、ピグテール型の受光モジュールを構成
する。受光素子3としては、フォトダイオードやアバラ
ンシェフォトダイオード等が使用される。
光ファイバ1から入射された光ビームAをレンズ2を介
して光学的に結合し受光する受光素子3とを有している
。ここで、図示されていないが、一般に、光ファイバ1
はフェルールに挿入されており、受光素子3はパッケー
ジに気密封止されており、レンズ2は円筒状のホルダに
低融点のガラス等で融着されている。そして、パッケー
ジとホルダ、ホルダとフェルールがそれぞれ溶接等によ
って固着されて、ピグテール型の受光モジュールを構成
する。受光素子3としては、フォトダイオードやアバラ
ンシェフォトダイオード等が使用される。
【0010】ここで、光ファイバ1の中心軸Bとレンズ
2の中心軸Cとは、光ファイバ1の端面1aとレンズ2
の主平面2aとの距離をL1とし、このピグテール型の
受光モジュールの光学系における像倍率をmとし、光フ
ァイバ1の開口数をNAとするとき、(1)式を満足す
る距離Δx,即ち、中心軸Bと中心軸Cとの間隔Δxを
もって、平行になるように配置されている。
2の中心軸Cとは、光ファイバ1の端面1aとレンズ2
の主平面2aとの距離をL1とし、このピグテール型の
受光モジュールの光学系における像倍率をmとし、光フ
ァイバ1の開口数をNAとするとき、(1)式を満足す
る距離Δx,即ち、中心軸Bと中心軸Cとの間隔Δxを
もって、平行になるように配置されている。
【0011】
Δx>{L1/2(m+1)}tan(NA)…(1)
そして、受光素子3は、光ファイバ1から出射した光ビ
ームAがレンズ2によって結像する位置に固定される。
そして、受光素子3は、光ファイバ1から出射した光ビ
ームAがレンズ2によって結像する位置に固定される。
【0012】次に、図2に示す図1の実施例の光学系の
作用図を参照して説明する。
作用図を参照して説明する。
【0013】光ビームAは、レンズ2の中心軸Cから距
離Δxにある、光ファイバ1の端面1a上の、出射点D
から出射される。光ビームAは、レンズ2の中心軸Cと
は平行である光ファイバ1の中心軸B上を距離L1だけ
進み、レンズ2の主平面2aに到る。そして、光ビーム
Aは、レンズ2の中心軸CからmΔxの距離にある結像
点Eに到る。光ビームAの他の一部は、結像点Eに配置
されている受光素子3によって光電変換される。しかし
ながら、光ビームAの一部は、受光素子3の受光面、即
ち結像点Eにおいて反射される。そして反射した光ビー
ムAは、反射光Fとなって再びレンズ2を通ったあと、
光ファイバ1の中心軸Bに対して(2)式に示す角度θ
をもって、出射点Dより光ファイバ1内へ入射する。
離Δxにある、光ファイバ1の端面1a上の、出射点D
から出射される。光ビームAは、レンズ2の中心軸Cと
は平行である光ファイバ1の中心軸B上を距離L1だけ
進み、レンズ2の主平面2aに到る。そして、光ビーム
Aは、レンズ2の中心軸CからmΔxの距離にある結像
点Eに到る。光ビームAの他の一部は、結像点Eに配置
されている受光素子3によって光電変換される。しかし
ながら、光ビームAの一部は、受光素子3の受光面、即
ち結像点Eにおいて反射される。そして反射した光ビー
ムAは、反射光Fとなって再びレンズ2を通ったあと、
光ファイバ1の中心軸Bに対して(2)式に示す角度θ
をもって、出射点Dより光ファイバ1内へ入射する。
【0014】
θ=tan−1{2(m+1)Δx/L1}…(2)今
、(1)式を(2)式に代入すると、(3)式の関係が
成り立つ。
、(1)式を(2)式に代入すると、(3)式の関係が
成り立つ。
【0015】θ>NA…(3)
すなわち、光ビームAの一部が受光素子3の受光面(結
像点E)で反射された反射光Fは、光ファイバ1の開口
数NAより大きな角度で光ファイバ1に入射するので、
光ファイバ1と結合する戻り光とはならない。
像点E)で反射された反射光Fは、光ファイバ1の開口
数NAより大きな角度で光ファイバ1に入射するので、
光ファイバ1と結合する戻り光とはならない。
【0016】図3は本発明の第2の実施例の概念図であ
る。
る。
【0017】図3の実施例は、光ファイバ1A,レンズ
2,受光素子3が、図1の実施例に示したと同様の位置
関係になるように、即ち、光ファイバ1Aの中心軸Bと
レンズ2の中心軸Cとの距離Δxが(1)式に示す関係
を満足するように配置されている。しかしながら、光フ
ァイバ1Aの端面1bは、光軸(中心軸B)に垂直な面
に対して数度傾斜している。光ファイバ1Aをこのよう
な構造とすると、端面1bからの反射による戻り光も防
止でき、光ファイバ1Aへの戻り光防止効果は、図1の
実施例よりさらに大きくなる。
2,受光素子3が、図1の実施例に示したと同様の位置
関係になるように、即ち、光ファイバ1Aの中心軸Bと
レンズ2の中心軸Cとの距離Δxが(1)式に示す関係
を満足するように配置されている。しかしながら、光フ
ァイバ1Aの端面1bは、光軸(中心軸B)に垂直な面
に対して数度傾斜している。光ファイバ1Aをこのよう
な構造とすると、端面1bからの反射による戻り光も防
止でき、光ファイバ1Aへの戻り光防止効果は、図1の
実施例よりさらに大きくなる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光ファイ
バとレンズの中心軸をずらせることにより、受光素子の
受光面の反射による光ファイバへの戻り光が低減される
効果がある。従って、光の送信器への反射による悪影響
を減少させることができ、特に送信器としてレーザダイ
オードが用いられている場合には、発振状態が安定して
雑音が低減されるという効果を有する。
バとレンズの中心軸をずらせることにより、受光素子の
受光面の反射による光ファイバへの戻り光が低減される
効果がある。従って、光の送信器への反射による悪影響
を減少させることができ、特に送信器としてレーザダイ
オードが用いられている場合には、発振状態が安定して
雑音が低減されるという効果を有する。
【図1】本発明の第1の実施例の概念図である。
【図2】図1の実施例の光学系の作用図である。
【図3】本発明の第2の実施例の概念図である。
【図4】従来例の概念図である。
1,1A 光ファイバ
1a,1b 端面
2 レンズ
2a 主平面
3 受光素子
A,a 光ビーム
B,b 光ファイバ1,1Aの中心軸C,c
レンズ2の中心軸 D 出射点 E 結像点 F 反射光
レンズ2の中心軸 D 出射点 E 結像点 F 反射光
Claims (1)
- 【請求項1】 光ファイバと前記光ファイバから入射
する光ビームをレンズを介して受光する受光素子とを有
するピグテール型の受光モジュールにおいて、前記光フ
ァイバの中心軸と前記レンズの中心軸とは、前記光ファ
イバの端面と前記レンズの主平面との距離をL1とし、
前記ピグテール型受光モジュールの光学系における像倍
率をmとし、前記光ファイバの開口数をNAとするとき
、Δx>{L1/2(m+1)}tan(NA)なる距
離Δxをもって平行に配置されていることを特徴とする
受光モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3116432A JPH04344606A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 受光モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3116432A JPH04344606A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 受光モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04344606A true JPH04344606A (ja) | 1992-12-01 |
Family
ID=14686961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3116432A Pending JPH04344606A (ja) | 1991-05-22 | 1991-05-22 | 受光モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04344606A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010055056A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-03-11 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置、画像形成装置及び光走査方法 |
WO2021059390A1 (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 三菱電機株式会社 | 受光素子モジュール |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62235909A (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-16 | Fujitsu Ltd | 光コリメ−タ部の調整構造 |
JPH0359504A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-14 | Nec Corp | 受光モジュール |
-
1991
- 1991-05-22 JP JP3116432A patent/JPH04344606A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62235909A (ja) * | 1986-04-04 | 1987-10-16 | Fujitsu Ltd | 光コリメ−タ部の調整構造 |
JPH0359504A (ja) * | 1989-07-28 | 1991-03-14 | Nec Corp | 受光モジュール |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010055056A (ja) * | 2008-07-28 | 2010-03-11 | Ricoh Co Ltd | 光走査装置、画像形成装置及び光走査方法 |
WO2021059390A1 (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 三菱電機株式会社 | 受光素子モジュール |
JPWO2021059390A1 (ja) * | 2019-09-25 | 2021-10-14 | 三菱電機株式会社 | 受光素子モジュール |
CN114402242A (zh) * | 2019-09-25 | 2022-04-26 | 三菱电机株式会社 | 受光元件模块 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970729 |