JPH04343787A - シリンダ―ドライヤ― - Google Patents
シリンダ―ドライヤ―Info
- Publication number
- JPH04343787A JPH04343787A JP14093191A JP14093191A JPH04343787A JP H04343787 A JPH04343787 A JP H04343787A JP 14093191 A JP14093191 A JP 14093191A JP 14093191 A JP14093191 A JP 14093191A JP H04343787 A JPH04343787 A JP H04343787A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dryer
- cylinder dryer
- annular groove
- groove
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 abstract description 8
- 238000007599 discharging Methods 0.000 abstract description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 108010085603 SFLLRNPND Proteins 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000004753 textile Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製紙工場や繊維工場等
において被生産物を乾燥するために用いられるシリンダ
―ドライヤ―に関し、特に、ドライヤ―内で発生するド
レンを速やかに外部へ排出することのできるシリンダ―
ドライヤ―に関する。シリンダ―ドライヤ―においては
、乾燥効率を高めたり、被乾燥物としての製品の品質を
一定に維持するために、ドライヤ―内部で発生するドレ
ンは速やかに外部に排出しなければならない。特にシリ
ンダ―内壁面に滞留しているドレンは、蒸気の潜熱がシ
リンダ―内面に伝わることを防止し、熱伝達率の低下を
来すために、極力速やかに排除することが望ましい。
において被生産物を乾燥するために用いられるシリンダ
―ドライヤ―に関し、特に、ドライヤ―内で発生するド
レンを速やかに外部へ排出することのできるシリンダ―
ドライヤ―に関する。シリンダ―ドライヤ―においては
、乾燥効率を高めたり、被乾燥物としての製品の品質を
一定に維持するために、ドライヤ―内部で発生するドレ
ンは速やかに外部に排出しなければならない。特にシリ
ンダ―内壁面に滞留しているドレンは、蒸気の潜熱がシ
リンダ―内面に伝わることを防止し、熱伝達率の低下を
来すために、極力速やかに排除することが望ましい。
【0002】
【従来の技術】従来のシリンダ―ドライヤ―として、例
えば特公昭44−279号公報に示されたものがある。 これは、ドライヤ―11内に、案内壁18を備えたバケ
ット19が先端に取り付けられたサイフォン管16を設
け、バケット19の一端をドライヤ―11の内壁面に接
触して配置したものである。遠心力によりシリンダ―の
内壁面に滞留するドレンは、バケットからサイフォン管
を経て外部に排除される。
えば特公昭44−279号公報に示されたものがある。 これは、ドライヤ―11内に、案内壁18を備えたバケ
ット19が先端に取り付けられたサイフォン管16を設
け、バケット19の一端をドライヤ―11の内壁面に接
触して配置したものである。遠心力によりシリンダ―の
内壁面に滞留するドレンは、バケットからサイフォン管
を経て外部に排除される。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは
、使用時間と共にドライヤ―内壁面上の薄層のドレンを
排除できなくなり、加熱効率の低下や、加熱ムラを生じ
る問題があった。即ち、ドレンを排除するためのバケッ
トを、内壁に接触して配置しているために、長時間の使
用による摩耗や経年変化により、バケットと内壁の間に
隙間を生じ、この隙間部にドレンが滞留して排除できな
くなるためである。
、使用時間と共にドライヤ―内壁面上の薄層のドレンを
排除できなくなり、加熱効率の低下や、加熱ムラを生じ
る問題があった。即ち、ドレンを排除するためのバケッ
トを、内壁に接触して配置しているために、長時間の使
用による摩耗や経年変化により、バケットと内壁の間に
隙間を生じ、この隙間部にドレンが滞留して排除できな
くなるためである。
【0004】従って本発明の技術的課題は、長期間の使
用に渡って、ドライヤ―内壁面にドレンの滞留が生じな
いシリンダ―ドライヤ―を得ることである。
用に渡って、ドライヤ―内壁面にドレンの滞留が生じな
いシリンダ―ドライヤ―を得ることである。
【0005】
【課題を解決する為の手段】本発明のシリンダ―ドライ
ヤ―の構成は次の通りである。ドライヤ―内部に蒸気を
供給する蒸気供給口と、ドライヤ―内部で発生したドレ
ンを外部に排出するためのサイフォン管を設けたドライ
ヤ―において、ドライヤ―内壁面に少なくとも1本の凹
溝部を形成し、該凹溝部と連通する環状溝を形成し、該
環状溝をドライヤ―回転軸と同軸に配置して、上記サイ
フォン管の一端を該環状溝内に配置したものである。
ヤ―の構成は次の通りである。ドライヤ―内部に蒸気を
供給する蒸気供給口と、ドライヤ―内部で発生したドレ
ンを外部に排出するためのサイフォン管を設けたドライ
ヤ―において、ドライヤ―内壁面に少なくとも1本の凹
溝部を形成し、該凹溝部と連通する環状溝を形成し、該
環状溝をドライヤ―回転軸と同軸に配置して、上記サイ
フォン管の一端を該環状溝内に配置したものである。
【0006】
【作用】ドライヤ―内に供給された蒸気は熱を奪われて
凝縮し、ドレンとなる。シリンダ―ドライヤ―は通常回
転しながら用いられるために、ドレンには遠心力が作用
し、ドレンはシリンダ―内壁の外周側即ち凹溝部内に溜
る。凹溝部は環状溝と連通しているために、凹溝部内に
溜ったドレンは環状溝に至る。環状溝内にサイフォン管
の一端を配置していることにより、環状溝内に溜ったド
レンはサイフォン管より外部に排除される。サイフォン
管の端部とドライヤ―内壁が接触することはなく、従っ
て、サイフォン管が摩耗したりすることがない。
凝縮し、ドレンとなる。シリンダ―ドライヤ―は通常回
転しながら用いられるために、ドレンには遠心力が作用
し、ドレンはシリンダ―内壁の外周側即ち凹溝部内に溜
る。凹溝部は環状溝と連通しているために、凹溝部内に
溜ったドレンは環状溝に至る。環状溝内にサイフォン管
の一端を配置していることにより、環状溝内に溜ったド
レンはサイフォン管より外部に排除される。サイフォン
管の端部とドライヤ―内壁が接触することはなく、従っ
て、サイフォン管が摩耗したりすることがない。
【0007】
【実施例】図示の実施例を詳細に説明する。シリンダ―
ドライヤ―1にロ―タリ―ジョイント部2を介して、蒸
気供給口3とサイフォン管5を設ける。蒸気供給口3に
は蒸気供給管6を接続し、サイフォン管5の一端は、ド
レン排出接続口7を介してドレン管8を接続し、スチ―
ムトラップ9を取り付ける。シリンダ―ドライヤ―1は
、ロ―タリ―ジョイント部2の中心軸を中心にして回転
し、図示していないがシリンダ―ドライヤ―1の外周に
接する被加熱物を蒸気供給口3から供給した蒸気によっ
て間接的に加熱し、加熱により生じたドレンは、サイフ
ォン管5から蒸気の圧力によって外部に排出される。
ドライヤ―1にロ―タリ―ジョイント部2を介して、蒸
気供給口3とサイフォン管5を設ける。蒸気供給口3に
は蒸気供給管6を接続し、サイフォン管5の一端は、ド
レン排出接続口7を介してドレン管8を接続し、スチ―
ムトラップ9を取り付ける。シリンダ―ドライヤ―1は
、ロ―タリ―ジョイント部2の中心軸を中心にして回転
し、図示していないがシリンダ―ドライヤ―1の外周に
接する被加熱物を蒸気供給口3から供給した蒸気によっ
て間接的に加熱し、加熱により生じたドレンは、サイフ
ォン管5から蒸気の圧力によって外部に排出される。
【0008】シリンダ―ドライヤ―1の内壁面に、図1
及び図2に示すように凹溝部10,11,12,13を
形成する。凹溝は必ずしも4本である必要はなく、ドラ
イヤ―の形状や被加熱物の状態により適宜選択すること
ができる。凹溝部10,11,12,13は、シリンダ
―ドライヤ―1の中心軸に平行に設けると共に、環状溝
15側へ行くに連れて溝深さが深くなるテ―パ状に形成
する。凹溝部10,11,12,13が最も深くなった
端部に環状溝15を設ける。環状溝15は、シリンダ―
ドライヤ―1の内壁面に沿い、シリンダ―ドライヤ―1
の回転軸と同軸に配置する。環状溝15内にサイフォン
管5の一端を挿入する。
及び図2に示すように凹溝部10,11,12,13を
形成する。凹溝は必ずしも4本である必要はなく、ドラ
イヤ―の形状や被加熱物の状態により適宜選択すること
ができる。凹溝部10,11,12,13は、シリンダ
―ドライヤ―1の中心軸に平行に設けると共に、環状溝
15側へ行くに連れて溝深さが深くなるテ―パ状に形成
する。凹溝部10,11,12,13が最も深くなった
端部に環状溝15を設ける。環状溝15は、シリンダ―
ドライヤ―1の内壁面に沿い、シリンダ―ドライヤ―1
の回転軸と同軸に配置する。環状溝15内にサイフォン
管5の一端を挿入する。
【0009】シリンダ―ドライヤ―1内で被加熱物を加
熱したことにより生じたドレンは、シリンダ―ドライヤ
―1が回転することにより、遠心力が作用してシリンダ
―ドライヤ―1の外周側、即ち、凹溝部10,11,1
2,13内に集中的に溜る。凹溝部10,11,12,
13内に溜ったドレンは、同じく遠心力により、テ―パ
状の溝内を環状溝15側に流下して、サイフォン管5か
らスチ―ムトラップ9を経て外部に排除される。
熱したことにより生じたドレンは、シリンダ―ドライヤ
―1が回転することにより、遠心力が作用してシリンダ
―ドライヤ―1の外周側、即ち、凹溝部10,11,1
2,13内に集中的に溜る。凹溝部10,11,12,
13内に溜ったドレンは、同じく遠心力により、テ―パ
状の溝内を環状溝15側に流下して、サイフォン管5か
らスチ―ムトラップ9を経て外部に排除される。
【0010】図3及び図4は、シリンダ―ドライヤ―1
の内壁面に形成する凹溝部の他の実施例を示すもので、
図3の例は、凹溝部20,21,22,23をシリンダ
―ドライヤ―1の回転軸と同軸に形成し、環状溝15に
それぞれの凹溝部20,21,22,23と接続する接
続路29を設け、凹溝部と環状溝を連通したものであり
、図4の例は、1本の凹溝30をシリンダ―ドライヤ―
1内面に螺旋状に形成すると共に、螺旋溝深さが環状溝
15側に行くに従って深くなるように形成したものであ
る。それぞれの作用は図1と図2に示した実施例と同一
のため詳細な説明は省略する。
の内壁面に形成する凹溝部の他の実施例を示すもので、
図3の例は、凹溝部20,21,22,23をシリンダ
―ドライヤ―1の回転軸と同軸に形成し、環状溝15に
それぞれの凹溝部20,21,22,23と接続する接
続路29を設け、凹溝部と環状溝を連通したものであり
、図4の例は、1本の凹溝30をシリンダ―ドライヤ―
1内面に螺旋状に形成すると共に、螺旋溝深さが環状溝
15側に行くに従って深くなるように形成したものであ
る。それぞれの作用は図1と図2に示した実施例と同一
のため詳細な説明は省略する。
【0011】
【発明の効果】本発明は次のような効果を奏する。ドラ
イヤ―内で発生したドレンは、遠心力により凹溝部に集
中的に溜り環状溝を経て外部へ排除されることにより、
ドライヤ―内面に薄層状のドレンが滞留することがなく
、加熱効率の低下や加熱ムラを生じることはない。また
、サイフォン管の端部がドライヤ―内壁に接触すること
がないために、摩耗を生じることもなく、長期間に渡り
所期の性能を維持することができる。
イヤ―内で発生したドレンは、遠心力により凹溝部に集
中的に溜り環状溝を経て外部へ排除されることにより、
ドライヤ―内面に薄層状のドレンが滞留することがなく
、加熱効率の低下や加熱ムラを生じることはない。また
、サイフォン管の端部がドライヤ―内壁に接触すること
がないために、摩耗を生じることもなく、長期間に渡り
所期の性能を維持することができる。
【図1】本発明のシリンダ―ドライヤ―の実施例の断面
図である。
図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】本発明のシリンダ―ドライヤ―の他の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図4】本発明のシリンダ―ドライヤ―の他の実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
1 シリンダ―ドライヤ―
2 ロ―タリ―ジョイント部
3 蒸気供給口
5 サイフォン管
10,11,12,13 凹溝部
15 環状溝
20,21,22,23,30 凹溝部29 接続
路
路
Claims (1)
- 【請求項1】 ドライヤ―内部に蒸気を供給する蒸気
供給口と、ドライヤ―内部で発生したドレンを外部に排
出するサイフォン管を設けたものにおいて、ドライヤ―
内壁面に少なくとも1本の凹溝部を形成し、該凹溝部と
連通する環状溝を形成し、該環状溝をドライヤ―の回転
軸と同軸に配置して、上記サイフォン管の一端を該環状
溝内に配置したシリンダ―ドライヤ―。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14093191A JPH04343787A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | シリンダ―ドライヤ― |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14093191A JPH04343787A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | シリンダ―ドライヤ― |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04343787A true JPH04343787A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=15280149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14093191A Pending JPH04343787A (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | シリンダ―ドライヤ― |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04343787A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62117896A (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-29 | 三菱重工業株式会社 | ドライヤ |
JPS6329759U (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-26 | ||
JPS6331920B2 (ja) * | 1982-09-24 | 1988-06-27 | Shimadzu Corp | |
JPH02175989A (ja) * | 1988-12-24 | 1990-07-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 回転式乾燥ドラム |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP14093191A patent/JPH04343787A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6331920B2 (ja) * | 1982-09-24 | 1988-06-27 | Shimadzu Corp | |
JPS62117896A (ja) * | 1985-11-12 | 1987-05-29 | 三菱重工業株式会社 | ドライヤ |
JPS6329759U (ja) * | 1986-08-08 | 1988-02-26 | ||
JPH02175989A (ja) * | 1988-12-24 | 1990-07-09 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 回転式乾燥ドラム |
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