JPH04342948A - メタルハライドランプ装置 - Google Patents
メタルハライドランプ装置Info
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- JPH04342948A JPH04342948A JP3144195A JP14419591A JPH04342948A JP H04342948 A JPH04342948 A JP H04342948A JP 3144195 A JP3144195 A JP 3144195A JP 14419591 A JP14419591 A JP 14419591A JP H04342948 A JPH04342948 A JP H04342948A
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- metal halide
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- halide lamp
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- Pending
Links
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、メタルハライドラン
プ装置、特に外管を設けずに発光管のみで構成されたメ
タルハライドランプと該ランプの冷却用の送風手段とを
備えたメタルハライドランプ装置に関する。
プ装置、特に外管を設けずに発光管のみで構成されたメ
タルハライドランプと該ランプの冷却用の送風手段とを
備えたメタルハライドランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外管を設けずに発光管のみで用い
られる小型メタルハライドランプは、オーバーヘッドプ
ロジェクタ(OHP)や映写機などに使用されて徐々に
普及しつつある。また液晶を用いた映像機器の光源とし
ても近年普及しつつある。かかる小型のメタルハライド
ランプは、蒸気圧の低いメタルハライドを封入した発光
管の壁面負荷を大にして、それによりメタルハライドの
蒸気圧を上げて所望の発光を得るようにしており、そし
て発光管の最高温部に送風手段により送風を行って耐熱
性を計っている。
られる小型メタルハライドランプは、オーバーヘッドプ
ロジェクタ(OHP)や映写機などに使用されて徐々に
普及しつつある。また液晶を用いた映像機器の光源とし
ても近年普及しつつある。かかる小型のメタルハライド
ランプは、蒸気圧の低いメタルハライドを封入した発光
管の壁面負荷を大にして、それによりメタルハライドの
蒸気圧を上げて所望の発光を得るようにしており、そし
て発光管の最高温部に送風手段により送風を行って耐熱
性を計っている。
【0003】かかるメタルハライドランプとして、本件
発明者は先に特願平2−106348号において、発光
管の封入物質として、ハロゲン化ネオジム,ハロゲン化
ディスプロシウム,ハロゲン化セシウムを選定し、且つ
適切な封入比率や封入量を設定し、OHP型TV用光源
に適した黒体軌跡に近似した色度座標を有する長寿命で
分光特性のよいメタルハライドランプを提案した。
発明者は先に特願平2−106348号において、発光
管の封入物質として、ハロゲン化ネオジム,ハロゲン化
ディスプロシウム,ハロゲン化セシウムを選定し、且つ
適切な封入比率や封入量を設定し、OHP型TV用光源
に適した黒体軌跡に近似した色度座標を有する長寿命で
分光特性のよいメタルハライドランプを提案した。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発光管中に
ディスプロシウムのような希土類金属を用いると、石英
で形成されている発光管の失透が著しく、その失透によ
り発光管が保温されて、更に蒸気圧が増大することによ
って、当初適確に設定された色度座標が、色度図上右上
方へ大きく移動し、この色度座標のずれにより色再現性
が変わってしまうという問題点があった。
ディスプロシウムのような希土類金属を用いると、石英
で形成されている発光管の失透が著しく、その失透によ
り発光管が保温されて、更に蒸気圧が増大することによ
って、当初適確に設定された色度座標が、色度図上右上
方へ大きく移動し、この色度座標のずれにより色再現性
が変わってしまうという問題点があった。
【0005】本発明は、従来のメタルハライドランプに
おける上記問題点を解消するためになされたもので、ラ
ンプ寿命中色度座標の変動が少ない色再現性のよいメタ
ルハライドランプ装置を提供することを目的とする。
おける上記問題点を解消するためになされたもので、ラ
ンプ寿命中色度座標の変動が少ない色再現性のよいメタ
ルハライドランプ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】上記問題点を解
決するため、本発明は、少なくとも希土類金属ハロゲン
化物を封入しランプ電力と内容積比が300 W/cc
以上の発光管を外管を設けずに用いたメタルハライドラ
ンプと、該メタルハライドランプを冷却するための風速
可変の送風装置と、該送風装置の風速をランプ寿命中に
徐々に増大させるように制御する制御装置とでメタルハ
ライドランプ装置を構成する。
決するため、本発明は、少なくとも希土類金属ハロゲン
化物を封入しランプ電力と内容積比が300 W/cc
以上の発光管を外管を設けずに用いたメタルハライドラ
ンプと、該メタルハライドランプを冷却するための風速
可変の送風装置と、該送風装置の風速をランプ寿命中に
徐々に増大させるように制御する制御装置とでメタルハ
ライドランプ装置を構成する。
【0007】このように構成したメタルハライドランプ
装置においては、風速可変の送風装置が制御装置により
ランプ寿命中徐々に風速を増大し、それにより発光管の
失透による保温効果を低減させて発光管内の蒸気圧を初
期状態に戻し、それにより色度座標の変動を阻止して良
好な色再現性を維持することができる。
装置においては、風速可変の送風装置が制御装置により
ランプ寿命中徐々に風速を増大し、それにより発光管の
失透による保温効果を低減させて発光管内の蒸気圧を初
期状態に戻し、それにより色度座標の変動を阻止して良
好な色再現性を維持することができる。
【0008】
【実施例】次に実施例について説明する。図1は、本発
明に係るメタルハライドランプ装置の実施例を示す斜視
図である。図において、1は内容積0.4ccの石英製
発光管で、沃化ディスプロシウム,沃化ネオジム及び沃
化セシウムを重量比で4:2:3とした沃化物の混晶を
0.8mg、水銀を10mg、アルゴンを200 トー
ル封入し、アーク長を5mmとし、矩形波点灯のできる
安定器を用いて定格電力150 Wで点灯されるもので
ある。そして該発光管1は放物面を有するコールドミラ
ー付反射鏡2にセメント等で取り付けてあり、該反射鏡
2の端縁部には通風孔2a,2bが設けられている。そ
して前記反射鏡2の通風孔2a,2bの一方の通風孔2
aには送風ダクト3の吹き出し口3aが挿入され、送風
ダクト3の基部には風速可変型の送風ファン4が配置さ
れている。5は制御装置で、タイマーを備え送風ファン
4に印加する電圧をランプ寿命中徐々に上昇させ、送風
ファン4の風速を増大させるように制御するものである
。なお図1において、6はメタルハライド発光管を設置
する光学機器の本体であり、7は光路変更用の全反射ミ
ラーである。
明に係るメタルハライドランプ装置の実施例を示す斜視
図である。図において、1は内容積0.4ccの石英製
発光管で、沃化ディスプロシウム,沃化ネオジム及び沃
化セシウムを重量比で4:2:3とした沃化物の混晶を
0.8mg、水銀を10mg、アルゴンを200 トー
ル封入し、アーク長を5mmとし、矩形波点灯のできる
安定器を用いて定格電力150 Wで点灯されるもので
ある。そして該発光管1は放物面を有するコールドミラ
ー付反射鏡2にセメント等で取り付けてあり、該反射鏡
2の端縁部には通風孔2a,2bが設けられている。そ
して前記反射鏡2の通風孔2a,2bの一方の通風孔2
aには送風ダクト3の吹き出し口3aが挿入され、送風
ダクト3の基部には風速可変型の送風ファン4が配置さ
れている。5は制御装置で、タイマーを備え送風ファン
4に印加する電圧をランプ寿命中徐々に上昇させ、送風
ファン4の風速を増大させるように制御するものである
。なお図1において、6はメタルハライド発光管を設置
する光学機器の本体であり、7は光路変更用の全反射ミ
ラーである。
【0009】このように構成したメタルハライドランプ
装置において、発光管1の表面温度は最高温部で無風状
態では約1000℃であるが、送風ファン4により初期
時には0.4m/sec 程度の送風が行われ、発光管
表面温度を最高温部で約930 ℃に下げて耐熱性を計
っている。
装置において、発光管1の表面温度は最高温部で無風状
態では約1000℃であるが、送風ファン4により初期
時には0.4m/sec 程度の送風が行われ、発光管
表面温度を最高温部で約930 ℃に下げて耐熱性を計
っている。
【0010】従来は、送風ファンの風速は寿命期間中一
定にされているため、先に述べたように発光管の失透に
基づく発光管の保温効果により、蒸気圧が上昇して色変
化が発生するが、本発明においては、送風ファン4は風
速可変型に構成され、制御装置5により寿命期間中徐々
に風速が増大するように制御される。本実施例では、3
00 時間点灯後には、風速は0.6m/sec にな
るように設定されており、このように風速が増大するこ
とにより、色度座標は初期設定値に戻り、その変動は生
じないことが確認された。
定にされているため、先に述べたように発光管の失透に
基づく発光管の保温効果により、蒸気圧が上昇して色変
化が発生するが、本発明においては、送風ファン4は風
速可変型に構成され、制御装置5により寿命期間中徐々
に風速が増大するように制御される。本実施例では、3
00 時間点灯後には、風速は0.6m/sec にな
るように設定されており、このように風速が増大するこ
とにより、色度座標は初期設定値に戻り、その変動は生
じないことが確認された。
【0011】上記実施例ではランプ寿命中に変化する色
度座標を想定し、動作時間に応じて送風ファンへの印加
電圧を変化させて風速を設定するようにしたものを示し
たが、装置内にランプ発光をR,G,B成分に分離して
測定できるセンサーを組み込み、センサー検出信号を制
御装置に入力させ、動作時間に応じてR成分がG,B成
分より増加したとき、その増加に対応して制御装置が送
風ファン印加電圧を変えるように構成してもよい。
度座標を想定し、動作時間に応じて送風ファンへの印加
電圧を変化させて風速を設定するようにしたものを示し
たが、装置内にランプ発光をR,G,B成分に分離して
測定できるセンサーを組み込み、センサー検出信号を制
御装置に入力させ、動作時間に応じてR成分がG,B成
分より増加したとき、その増加に対応して制御装置が送
風ファン印加電圧を変えるように構成してもよい。
【0012】本発明は、ランプ電力と発光管内容積比が
300 W/cc以上のメタルハライドランプを用いた
ものを対象とするものであるが、発光管サイズを種々変
更し、ランプ電力と内容積について検討した結果、30
0 W/cc未満では、壁面負荷が低いため本来送風に
よる冷却が不用であることが判明した。したがって本発
明では300W/cc以上のメタルハライドランプを用
いたものを対象とするものである。
300 W/cc以上のメタルハライドランプを用いた
ものを対象とするものであるが、発光管サイズを種々変
更し、ランプ電力と内容積について検討した結果、30
0 W/cc未満では、壁面負荷が低いため本来送風に
よる冷却が不用であることが判明した。したがって本発
明では300W/cc以上のメタルハライドランプを用
いたものを対象とするものである。
【0013】
【発明の効果】以上実施例に基づいて説明したように、
本発明によれば、風速可変の送風装置が制御装置により
ランプ寿命中徐々に風速を増大し、発光管の失透による
保温効果を低減させて発光管内の蒸気圧を初期状態に戻
し、それにより色度座標の変動を阻止して良好な色再現
性を維持すると共に、光束維持率がよく長寿命のメタル
ハライドランプ装置が得られる。
本発明によれば、風速可変の送風装置が制御装置により
ランプ寿命中徐々に風速を増大し、発光管の失透による
保温効果を低減させて発光管内の蒸気圧を初期状態に戻
し、それにより色度座標の変動を阻止して良好な色再現
性を維持すると共に、光束維持率がよく長寿命のメタル
ハライドランプ装置が得られる。
【図1】本発明に係るメタルハライドランプ装置の一実
施例を示す斜視図である。
施例を示す斜視図である。
1 発光管
2 反射鏡
2a,2b 通風孔
3 送風ダクト
4 風速可変型送風ファン
5 制御装置
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも希土類金属ハロゲン化物を
封入しランプ電力と内容積比が300 W/cc以上の
発光管を外管を設けずに用いたメタルハライドランプと
、該メタルハライドランプを冷却するための風速可変の
送風装置と、該送風装置の風速をランプ寿命中に徐々に
増大させるように制御する制御装置とを備えていること
を特徴とするメタルハライドランプ装置。 - 【請求項2】 前記制御装置はタイマーを備え、ラン
プ動作時間に応じて送風装置の風速を増大させるように
制御することを特徴とする請求項1記載のメタルハライ
ドランプ装置。 - 【請求項3】 前記制御装置は色分離センサーを備え
、ランプ寿命中の色変化を検知して送風装置の風速を増
大させるように制御することを特徴とする請求項1記載
のメタルハライドランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144195A JPH04342948A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | メタルハライドランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3144195A JPH04342948A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | メタルハライドランプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04342948A true JPH04342948A (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=15356426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3144195A Pending JPH04342948A (ja) | 1991-05-21 | 1991-05-21 | メタルハライドランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04342948A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7766519B2 (en) | 2006-08-04 | 2010-08-03 | Qisda Corporation | Illumination devices with cooling fans and cooling methods thereof |
-
1991
- 1991-05-21 JP JP3144195A patent/JPH04342948A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7766519B2 (en) | 2006-08-04 | 2010-08-03 | Qisda Corporation | Illumination devices with cooling fans and cooling methods thereof |
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