JPH04342426A - ガラスゴブディストリビュータ - Google Patents
ガラスゴブディストリビュータInfo
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- JPH04342426A JPH04342426A JP11358791A JP11358791A JPH04342426A JP H04342426 A JPH04342426 A JP H04342426A JP 11358791 A JP11358791 A JP 11358791A JP 11358791 A JP11358791 A JP 11358791A JP H04342426 A JPH04342426 A JP H04342426A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scoop
- glass gob
- gob distributor
- gears
- operating rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 title claims abstract description 20
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 3
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000007496 glass forming Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B7/00—Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
- C03B7/14—Transferring molten glass or gobs to glass blowing or pressing machines
- C03B7/16—Transferring molten glass or gobs to glass blowing or pressing machines using deflector chutes
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製ビン機等のガラスゴ
ブディストリビュータに係り、特にスクープの作動機構
に関する。
ブディストリビュータに係り、特にスクープの作動機構
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
、製ビン機等のガラス成形装置は、ガラスゴブを送出す
る一機のフィーダとそのフィーダの複数のオリフイスか
らゴブを受け取って成形する複数個のモールドを有し、
フィーダの下方にゴブを受取る弧状のスクープを配設し
、これを所定角度回動させることによって、放射状に配
列された各セクションの固定シュートと上記フィーダと
を連結し、ゴブを適宜所定の順序で各セクションに分配
配給するディストリビュータが設けられている。
、製ビン機等のガラス成形装置は、ガラスゴブを送出す
る一機のフィーダとそのフィーダの複数のオリフイスか
らゴブを受け取って成形する複数個のモールドを有し、
フィーダの下方にゴブを受取る弧状のスクープを配設し
、これを所定角度回動させることによって、放射状に配
列された各セクションの固定シュートと上記フィーダと
を連結し、ゴブを適宜所定の順序で各セクションに分配
配給するディストリビュータが設けられている。
【0003】ところで、従来上記ゴブディストリビュー
タのスクープを揺動する機構としては、スクープの回動
保持部外周にギャーを設け、そのギャーに噛合するラッ
クにサーボモータによって揺動するレバーを連結するこ
とが行なわれている。
タのスクープを揺動する機構としては、スクープの回動
保持部外周にギャーを設け、そのギャーに噛合するラッ
クにサーボモータによって揺動するレバーを連結するこ
とが行なわれている。
【0004】ところが、このようなものにおいてはギャ
ー及びラックの激しい磨耗のために誤差が生じスクープ
の振り角に誤差が生じやすく、また耐久性に欠ける等の
問題がある。
ー及びラックの激しい磨耗のために誤差が生じスクープ
の振り角に誤差が生じやすく、また耐久性に欠ける等の
問題がある。
【0005】また、各スクープの回動保持部にそれぞれ
レバーの一端を装着し、そのレバーの他端をサーボモー
タによって往復動される作動杆に枢着し、その作動杆の
往復によってレバーを介して各スクープを回動させるこ
とも提案されている。
レバーの一端を装着し、そのレバーの他端をサーボモー
タによって往復動される作動杆に枢着し、その作動杆の
往復によってレバーを介して各スクープを回動させるこ
とも提案されている。
【0006】しかし、このようなものにおいては、各レ
バー間の干渉によって、スクープの振り角が制限される
等の問題がある。
バー間の干渉によって、スクープの振り角が制限される
等の問題がある。
【0007】一方、前述のように各セクションの複数の
モールドに2個あるいは3個のゴブを揺動式のスクープ
を利用して順次供給するゴブディストリビュータにおい
ては、一般に図6に示すように、オリフイスピッチxと
各セクションのモールド間ピッチyとが一致していない
ため、各オリフイスと対応するモールドのセンターとを
結ぶ線l1 ,l2 は互いに平行ではない。したがっ
て、上述のように一つの作動杆によってレバーを介して
スクープを揺動させるものにおいて、各スクープを或る
セクションのモールドから他のセクションのモールド方
向にθだけ揺動させると、図6の2点鎖線L2 で示す
ように、少なくとも一方のスクープの軸線が対応するモ
ールドからずれることとなる。
モールドに2個あるいは3個のゴブを揺動式のスクープ
を利用して順次供給するゴブディストリビュータにおい
ては、一般に図6に示すように、オリフイスピッチxと
各セクションのモールド間ピッチyとが一致していない
ため、各オリフイスと対応するモールドのセンターとを
結ぶ線l1 ,l2 は互いに平行ではない。したがっ
て、上述のように一つの作動杆によってレバーを介して
スクープを揺動させるものにおいて、各スクープを或る
セクションのモールドから他のセクションのモールド方
向にθだけ揺動させると、図6の2点鎖線L2 で示す
ように、少なくとも一方のスクープの軸線が対応するモ
ールドからずれることとなる。
【0008】そこで、従来このずれを吸収するため、一
端が各モールドの上方に配設されている固定樋とスクー
プとの間に角度を付けることが行なわれている。この場
合にはゴブがスクープと固定樋を滑りながら落下する場
合に左右に蛇行することとなり、安定したゴブの供給が
妨げられる等の問題がある。
端が各モールドの上方に配設されている固定樋とスクー
プとの間に角度を付けることが行なわれている。この場
合にはゴブがスクープと固定樋を滑りながら落下する場
合に左右に蛇行することとなり、安定したゴブの供給が
妨げられる等の問題がある。
【0009】また、この種装置においては、停電時に成
形機が停止した時、フィーダから送出されたゴブを一時
的に所定個所に直接落下させる必要があり、そのため停
電時にはディストリビュータ本体を所定角度回動させる
ことが提案されているが、この場合各スクープが或る方
向に向いている時停電が発生すると、上記ディストリビ
ュータ本体の回動時にスクープが機械部分に衝突しスク
ープ等の損傷を発生することがある等の問題がある。
形機が停止した時、フィーダから送出されたゴブを一時
的に所定個所に直接落下させる必要があり、そのため停
電時にはディストリビュータ本体を所定角度回動させる
ことが提案されているが、この場合各スクープが或る方
向に向いている時停電が発生すると、上記ディストリビ
ュータ本体の回動時にスクープが機械部分に衝突しスク
ープ等の損傷を発生することがある等の問題がある。
【0010】本発明はこのような点に鑑み、上述の如き
問題が発生しないようにしたガラスゴブディストリビュ
ータを得ることを目的とする。
問題が発生しないようにしたガラスゴブディストリビュ
ータを得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、フィーダから
送出されるゴブを複数個のスクープの回動によってそれ
ぞれ所定の固定シュートに分配するガラスゴブディスト
リビュータにおいて、上記各スクープの回動保持部の外
周にそれぞれ被動歯車を設けるとともに、その各被動歯
車に噛合するアイドル歯車に装着されたレバーの先端を
、サーボモータによって往復動される作動杆にそれぞれ
枢着したことを特徴とする。
送出されるゴブを複数個のスクープの回動によってそれ
ぞれ所定の固定シュートに分配するガラスゴブディスト
リビュータにおいて、上記各スクープの回動保持部の外
周にそれぞれ被動歯車を設けるとともに、その各被動歯
車に噛合するアイドル歯車に装着されたレバーの先端を
、サーボモータによって往復動される作動杆にそれぞれ
枢着したことを特徴とする。
【0012】また、第2の発明は、アイドル歯車は互い
に同軸的に重合された2個の歯車からなり、相対的に周
方向に調節可能としてあることを特徴とする。
に同軸的に重合された2個の歯車からなり、相対的に周
方向に調節可能としてあることを特徴とする。
【0013】また第3および第4の発明は各レバーの長
さ或はアイドル歯車と被動歯車間の歯数比を変えたこと
を特徴とする。
さ或はアイドル歯車と被動歯車間の歯数比を変えたこと
を特徴とする。
【0014】さらに第5の発明は、作動杆の一端部に、
停電時に上記作動杆を軸線方向に押圧移動させるエアシ
リンダを設けるとともに、ディストリビュータ本体を垂
直軸線回りに所定角度を回動させるリトラクタシリンダ
を設けたことを特徴とする。
停電時に上記作動杆を軸線方向に押圧移動させるエアシ
リンダを設けるとともに、ディストリビュータ本体を垂
直軸線回りに所定角度を回動させるリトラクタシリンダ
を設けたことを特徴とする。
【0015】
【作用】サーボモータによって作動杆が往復動されると
、レバーを介してアイドル歯車が正転・逆転方向に回動
し、それに応じて被動歯車が回動し、スクープが左右に
揺動され、ガラスゴブの分配が行なわれる。また、アイ
ドル歯車を2個の歯車によって構成した場合には、両歯
車を相対的に周方向に調節することによって、被動歯車
との間のバックラッシュを解除することができる。さら
に、第3および第4の発明においては、各スクープがそ
れぞれ異なる角度で揺動され、オリフイスとモールドを
結ぶ軸線からのずれが防止される。また第5の発明にお
いては、停電になった場合にエアシリンダが作動し作動
杆が軸線方向に押圧移動される。したがって、各スクー
プが所定位置に揺動され、その後リトラクタシリンダが
作動し、ディストリビュータが回動され、ガラスゴブが
一時的に所定位置に落下せしめられる。
、レバーを介してアイドル歯車が正転・逆転方向に回動
し、それに応じて被動歯車が回動し、スクープが左右に
揺動され、ガラスゴブの分配が行なわれる。また、アイ
ドル歯車を2個の歯車によって構成した場合には、両歯
車を相対的に周方向に調節することによって、被動歯車
との間のバックラッシュを解除することができる。さら
に、第3および第4の発明においては、各スクープがそ
れぞれ異なる角度で揺動され、オリフイスとモールドを
結ぶ軸線からのずれが防止される。また第5の発明にお
いては、停電になった場合にエアシリンダが作動し作動
杆が軸線方向に押圧移動される。したがって、各スクー
プが所定位置に揺動され、その後リトラクタシリンダが
作動し、ディストリビュータが回動され、ガラスゴブが
一時的に所定位置に落下せしめられる。
【0016】
【実施例】図1及び図2は本発明のガラスゴブディスト
リビュータの斜視図及び側面図であって、基盤1上に載
置固定されている基台2には、ディストリビュータ本体
の底盤3が垂直軸4回りに揺動可能に装着されている。
リビュータの斜視図及び側面図であって、基盤1上に載
置固定されている基台2には、ディストリビュータ本体
の底盤3が垂直軸4回りに揺動可能に装着されている。
【0017】上記底盤3上にはその一側部に減速装置5
が装着されており、その減速装置5には電動サーボモー
タ6が連動連結されている。また、減速装置5には上記
電動サーボモータ6によって減速装置5を介して揺動さ
れる駆動レバー7が連結されており、その駆動レバー7
の先端部が作動杆8に枢着されている。
が装着されており、その減速装置5には電動サーボモー
タ6が連動連結されている。また、減速装置5には上記
電動サーボモータ6によって減速装置5を介して揺動さ
れる駆動レバー7が連結されており、その駆動レバー7
の先端部が作動杆8に枢着されている。
【0018】一方、前記底盤3上の他側部にはギヤケー
ス9が一体的に装着してある。そのギヤケース9内には
図3,図4に示すようにその前部に2個の被動歯車10
,11が回動可能に装着されており、各被動歯車10,
11にはそれぞれアイドル歯車12,13が噛合せしめ
られている。上記アイドル歯車12,13の回動軸14
,15は前記ギヤケース9から上方に突出されており、
各回動軸14,15にはそれぞれレバー16,17が固
着され、その各レバー16,17の先端部がそれぞれ前
記作動杆8に枢着されている。この場合、図3に示すよ
うに、レバー16はレバー17より短くしてあり、その
レバー16の先端部は作動杆8の長手軸線に直交するス
リット8aに挿通されたピンに装着され、他方のレバー
17の先端部は作動杆8のアイドル歯車12側と反対側
寄りに枢着されている。
ス9が一体的に装着してある。そのギヤケース9内には
図3,図4に示すようにその前部に2個の被動歯車10
,11が回動可能に装着されており、各被動歯車10,
11にはそれぞれアイドル歯車12,13が噛合せしめ
られている。上記アイドル歯車12,13の回動軸14
,15は前記ギヤケース9から上方に突出されており、
各回動軸14,15にはそれぞれレバー16,17が固
着され、その各レバー16,17の先端部がそれぞれ前
記作動杆8に枢着されている。この場合、図3に示すよ
うに、レバー16はレバー17より短くしてあり、その
レバー16の先端部は作動杆8の長手軸線に直交するス
リット8aに挿通されたピンに装着され、他方のレバー
17の先端部は作動杆8のアイドル歯車12側と反対側
寄りに枢着されている。
【0019】ところで、各被動歯車10,11は、図4
に示すように、それぞれギヤケース9にその軸線回りに
回動可能に装着された筒状部材18の外周に形成されて
おり、その各筒状部材18の下端部に樋状のスクープ1
9の上端部が連結されている。すなわち上記スクープ1
9の回動保持部の外周に被動歯車が設けられている。ま
た、上記被動歯車10,11をそれぞれ形成した各筒状
部材18の中心部には上記スクープ19に連通するゴブ
流通筒20が貫挿されている。
に示すように、それぞれギヤケース9にその軸線回りに
回動可能に装着された筒状部材18の外周に形成されて
おり、その各筒状部材18の下端部に樋状のスクープ1
9の上端部が連結されている。すなわち上記スクープ1
9の回動保持部の外周に被動歯車が設けられている。ま
た、上記被動歯車10,11をそれぞれ形成した各筒状
部材18の中心部には上記スクープ19に連通するゴブ
流通筒20が貫挿されている。
【0020】一方、前記アイドル歯車12,13は、と
もにそれぞれ互いに同心的に重ね合わされた2枚の歯車
21a,21bによって形成されており、両歯車21a
,21bは相対的に周方向に調節可能としてある。しか
して、この両歯車21a,21bを互いに相対的に周方
向に回動調節することによって、被動歯車10,11と
の噛合部におけるバックラッシュを除去することができ
る。
もにそれぞれ互いに同心的に重ね合わされた2枚の歯車
21a,21bによって形成されており、両歯車21a
,21bは相対的に周方向に調節可能としてある。しか
して、この両歯車21a,21bを互いに相対的に周方
向に回動調節することによって、被動歯車10,11と
の噛合部におけるバックラッシュを除去することができ
る。
【0021】また、ディストリビュータ本体の底盤3に
は、リトラクタシリンダ21のピストンロッド21aの
先端が連結されており、さらに作動杆8と同一軸線上に
は、図1に示すように、停電時に作動して作動杆8を押
圧移動させ、スクープ19の向きを所定方向に移動させ
るエアシリンダ22が配設されている。
は、リトラクタシリンダ21のピストンロッド21aの
先端が連結されており、さらに作動杆8と同一軸線上に
は、図1に示すように、停電時に作動して作動杆8を押
圧移動させ、スクープ19の向きを所定方向に移動させ
るエアシリンダ22が配設されている。
【0022】しかして、電動サーボモータ6が駆動され
ると、減速装置5を介して駆動レバー7が揺動駆動され
、この駆動レバー7の揺動によって作動杆8が軸線方向
に往復動される。したがって、レバー16,17がアイ
ドル歯車12,13の回動軸14,15の軸線回りに揺
動され、その揺動によってアイドル歯車12,13、及
びそれに伴なって被動歯車10,11が回動され、スク
ープ19が左右に揺動される。そしてこの場合、レバー
16が他方のレバー17より短かくしてあるため、レバ
ー16によってアイドル歯車12、被動歯車10を介し
て揺動されるスクープ19が、他方のスクープより大き
い角度だけ揺動される。したがって、そのレバー比を適
宜選定することによって、一方のスクープが例えば図6
の点線で示す位置まで揺動され、オリフイスとモールド
を結ぶ軸線からのずれが防止される。
ると、減速装置5を介して駆動レバー7が揺動駆動され
、この駆動レバー7の揺動によって作動杆8が軸線方向
に往復動される。したがって、レバー16,17がアイ
ドル歯車12,13の回動軸14,15の軸線回りに揺
動され、その揺動によってアイドル歯車12,13、及
びそれに伴なって被動歯車10,11が回動され、スク
ープ19が左右に揺動される。そしてこの場合、レバー
16が他方のレバー17より短かくしてあるため、レバ
ー16によってアイドル歯車12、被動歯車10を介し
て揺動されるスクープ19が、他方のスクープより大き
い角度だけ揺動される。したがって、そのレバー比を適
宜選定することによって、一方のスクープが例えば図6
の点線で示す位置まで揺動され、オリフイスとモールド
を結ぶ軸線からのずれが防止される。
【0023】このようにして、フィーダから落下したゴ
ブがスクープ19によって複数個の各セクションの固定
シュートに順次分配され各成形部に供給される。
ブがスクープ19によって複数個の各セクションの固定
シュートに順次分配され各成形部に供給される。
【0024】一方、上記成形作動中に何らかの事故によ
って停電となると、エアシリンダ22が作動し、そのピ
ストンロッド22aによって作動杆8が軸線方向に押圧
移動される。したがって、レバー16,17、アイドル
歯車12,13、被動歯車10,11を介して各スクー
プ19が図1において矢印方向に揺動される。このよう
にして各スクープ19が所定位置まで揺動されると、リ
トラクタシリンダ21が作動され、そのピストンロッド
21aを介してディストリビュータ本体が軸4を中心と
して揺動され、スクープ19の先端が各セクションの固
定シュート位置から外れた位置まで移動される。しかし
て、スクープ19に落下するゴブを作動停止中の各セク
ションの成形部に供給することなく、直接所定位置に落
下させることができる。
って停電となると、エアシリンダ22が作動し、そのピ
ストンロッド22aによって作動杆8が軸線方向に押圧
移動される。したがって、レバー16,17、アイドル
歯車12,13、被動歯車10,11を介して各スクー
プ19が図1において矢印方向に揺動される。このよう
にして各スクープ19が所定位置まで揺動されると、リ
トラクタシリンダ21が作動され、そのピストンロッド
21aを介してディストリビュータ本体が軸4を中心と
して揺動され、スクープ19の先端が各セクションの固
定シュート位置から外れた位置まで移動される。しかし
て、スクープ19に落下するゴブを作動停止中の各セク
ションの成形部に供給することなく、直接所定位置に落
下させることができる。
【0025】なお、上記実施例ではレバーの長さすなわ
ちレバー比を変えるようにしたものを示したが、各アイ
ドル歯車と被動歯車の歯数比をそれぞれ変えることによ
っても同様の効果を得ることができる。
ちレバー比を変えるようにしたものを示したが、各アイ
ドル歯車と被動歯車の歯数比をそれぞれ変えることによ
っても同様の効果を得ることができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
作動杆の往復動によってレバーを揺動させ、そのレバー
の揺動によりアイドル歯車を介してスクープの回動保持
部に設けられた被動歯車を作動させるようにしたので、
各レバー間に干渉作用が発生することがなくスクープの
振り角を大きくすることができる。しかも必要に応じて
上記レバーの長さの比或はアイドル歯車と被動歯車間の
歯数比を変えることによって各スクープの振れ角を変え
ることができ、フィーダのオリフイスピッチとモールド
間のピッチとが異なるにかかわらず、各スクープおよび
固定樋とを同一直線状に位置させることができ、ゴブの
流下中の蛇行を防止することができる。さらに、アイド
ル歯車を相対的に周方向に調節可能とした場合には、被
動歯車との間のバックラッシュを除去することができ、
振り角の誤差発生を確実に防止することができる。また
、停電時に作動杆を一方向に移動させるシリンダ装置を
設けることによって、停電になると不特定位置にある各
スクープを常に所定位置に回動させた後、ディストリビ
ュータ本体を回動させることができ、その回動時に各ス
クープが機械部分に衝突してスクープ等の損傷が発生す
ることを防止することができる。
作動杆の往復動によってレバーを揺動させ、そのレバー
の揺動によりアイドル歯車を介してスクープの回動保持
部に設けられた被動歯車を作動させるようにしたので、
各レバー間に干渉作用が発生することがなくスクープの
振り角を大きくすることができる。しかも必要に応じて
上記レバーの長さの比或はアイドル歯車と被動歯車間の
歯数比を変えることによって各スクープの振れ角を変え
ることができ、フィーダのオリフイスピッチとモールド
間のピッチとが異なるにかかわらず、各スクープおよび
固定樋とを同一直線状に位置させることができ、ゴブの
流下中の蛇行を防止することができる。さらに、アイド
ル歯車を相対的に周方向に調節可能とした場合には、被
動歯車との間のバックラッシュを除去することができ、
振り角の誤差発生を確実に防止することができる。また
、停電時に作動杆を一方向に移動させるシリンダ装置を
設けることによって、停電になると不特定位置にある各
スクープを常に所定位置に回動させた後、ディストリビ
ュータ本体を回動させることができ、その回動時に各ス
クープが機械部分に衝突してスクープ等の損傷が発生す
ることを防止することができる。
【図1】本発明のガラスゴブディストリビュータの全体
構成を示す斜視図。
構成を示す斜視図。
【図2】本発明のガラスゴブディストリビュータの側面
図。
図。
【図3】スクープ駆動機構部の一部断面平面図。
【図4】被動歯車及びアイドル歯車との関係部を示す縦
断面図。
断面図。
【図5】本発明のガラスゴブディストリビュータの概略
を示す平面図。
を示す平面図。
【図6】従来のガラスゴブディストリビュータのスクー
プ作動説明図。
プ作動説明図。
3 ディストリビュータ本体の底盤
4 垂直軸
5 減速装置
6 サーボモータ
7 駆動レバー
8 作動杆
10,11 被動歯車
12,13 アイドル歯車
16,17 レバー
19 スクープ
21 リトラクタシリンダ
22 エアシリンダ
Claims (5)
- 【請求項1】複数のオリフイスから供給されるゴブを複
数個のスクープの回動によってそれぞれ所定のモールド
に分配するガラスゴブディストリビュータにおいて、上
記各スクープの回動保持部の外周にそれぞれ被動歯車を
設けるとともに、その各被動歯車に噛合するアイドル歯
車に装着されたレバーの先端を、サーボモータによって
往復動される作動杆にそれぞれ枢着したことを特徴とす
る、ガラスゴブディストリビュータ。 - 【請求項2】アイドル歯車は互いに同軸的に重合された
2個の歯車からなり、相対的に周方向に調節可能として
あることを特徴とする、請求項1記載のガラスゴブディ
ストリビュータ。 - 【請求項3】各アイドル歯車に装着されているレバーの
長さが、オリフイスピッチとモールド間のピッチの違い
に対応して互いに異なるように構成されていることを特
徴とする、請求項1記載のガラスゴブディストリビュー
タ。 - 【請求項4】各アイドル歯車と被動歯車との歯数比が、
オリフイスピッチとモールド間のピッチの違いに対応し
て互いに異ならしめてあることを特徴とする、請求項記
載のガラスゴブディストリビュータ。 - 【請求項5】作動杆の一端部に、停電時に上記作動杆を
軸線方向に押圧移動させるエアシリンダを設けるととも
に、ディストリビュータ本体を垂直軸線回りに所定角度
を回動させるリトラクタシリンダを設けたことを特徴と
する、請求項1記載のガラスゴブディストリビュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11358791A JPH0764569B2 (ja) | 1991-05-18 | 1991-05-18 | ガラスゴブディストリビュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11358791A JPH0764569B2 (ja) | 1991-05-18 | 1991-05-18 | ガラスゴブディストリビュータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04342426A true JPH04342426A (ja) | 1992-11-27 |
JPH0764569B2 JPH0764569B2 (ja) | 1995-07-12 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5458668A (en) * | 1992-10-06 | 1995-10-17 | Toyo Glass Co., Ltd. | Gob distributing apparatus of bottle forming machine |
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-
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5458668A (en) * | 1992-10-06 | 1995-10-17 | Toyo Glass Co., Ltd. | Gob distributing apparatus of bottle forming machine |
EP1454887A2 (de) * | 2003-03-04 | 2004-09-08 | Heye International GmbH | Tropfenverteiler für eine Glasformmaschine |
EP1454887A3 (de) * | 2003-03-04 | 2006-07-26 | Heye International GmbH | Tropfenverteiler für eine Glasformmaschine |
US7281395B2 (en) | 2003-03-04 | 2007-10-16 | Heye International Gmbh | Gob distributor for a glass forming machine |
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JPH0764569B2 (ja) | 1995-07-12 |
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